■[雑記]名作・傑作の最終巻が多い 2010年9月新刊情報
今月は好きな作品の完結巻が多く、嬉しいやら悲しいやら複雑な気分です。
その中でも筆頭は「真月譚月姫 (9)」です!
足がけ7年に及んだTYPE-MOONの処女作「月姫」のコミカライズにして、
多くの「月姫」ファンが納得する素晴らしい物語も遂に完結…!
基本的にアルクェイドルードでありながら、遠野家ルートも補完し、
それでいて原作で描かれてないアルクェイドの魅力を描ききり、
これ以上ないくらいの面白さを見せてくれた佐々木少年さんには感謝の念に堪えません。
追記:全10巻になったそうです。
そしてアニメと同時に完結を迎える「けいおん! (4)」
きらら系4コマの中での一番の出世頭となりましたが、
キャラクターたちの卒業と同時に最終回というのは潔いものがありますね。
あずまんが大王みたいなもんかなー
そしてきらら系4コマと言えば「ふおんコネクト! (4)」も完結です。
こちらもメインキャラたちの卒業と同時に最終回となっております。
当面はgood!アフタヌーンの連載を加速させるみたいなので、
きらら系での新作はもう少し先のようですね。
アフタヌーン言えば「ACONY (3)」が実は完結しまして…
こちらは卒業ではなくて引越での完結という形でしたが、
果たして単行本描き下ろしでのエピローグがあるのかが気になったり。
ちなみに冬目景と言えばちょっと先ですが「イエスタデイをうたって (7)」が11月に出ます。
こちらはポストカード付き特装版が出るので冬目景ファン的には要チェックです。
でー、もう一つ完結するのが「GAMBLE FISH (19)」です。
杜夢vsアヴィの狂気の電気椅子デスマッチが収録されている訳なんですが、
ここ数年の週チャンの人気を支えた作品の一つなだけに寂しいものがあります。
アヴィのクレイジーさとヒロインたちの中学生にあるまじき色気は最高でござった…
完結する作品以外では恋愛モノの「路地恋花 (2)」は楽しみですし、
「うそつきパラドクス (4)」は胃に来る内容でしょうけど楽しみです。
後個人的に楽しみなのがTS展開が描かれる「SKET DANCE (15)」ですね。
普段はジャンプコミックスは買わないんですが、今回だけは信念を曲げざるを得ない…
同じ声の二人によるラジオ漫画「O/A (2)」も楽しみですし、
よく判らない面白さが滲み出る「空想科学X (3)」にも期待です。
ラノベでは「とらドラ!」で名を馳せた竹宮ゆゆこ新作「ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト」
イラストがヤスさんからこつえーさんになってるのがちょっと意外…
電撃文庫では「電波女と青春男 (6)」も出ますねー
富士見ファンタジアの「東京レイヴンズ (2)」も楽しみであります。
そして9月30日発売予定のTYPE-MOON久しぶりの新作「魔法使いの夜」ですが…
延期が決定しました!
\(^o^)/
今月はフランさんの発売予定表に記されている通り、「カブのイサキ」と、「とめはねっ!」もあるんですよねー。後は個人的に「据次タカシの憂鬱(あどべんちゃら著)」と「マコトの王者(福井あしび著)」も。あどべんちゃら先生は特に「ドリーム百合姉」も頑張って戴きたい所存ですハイ。ざら先生と同じスパイラルに陥っている気がするのは私だけでしょうか……(心配)。
そしてそのざら先生の特筆すべき連載「ふおんコネクト」は遂に最終巻ですねー。ざら先生は講談社の方で一区切り付けた後、みちかアクセスも視野に入れて下さるとの事で嬉しい限りです。フランさんのリストに「アクアリウム」が掲載されている点も凄く嬉しかったり。そして茶菓山しん太先生は「チェリーブロッサム!」で初めて知ったと思っていたら同人誌を所持していました……。あれぇ?
しかし「とめはねっ!」。私は書道は大好きですが、書く方に関しては根本的に毛筆に対する才能が欠けていてかつ、しかも美術も感性の上では全般的に駄目ですが硬筆のペン(万年筆+ボールペン。筆圧が高いので鉛筆は下手)と鉛筆画にだけほんの僅かな打開の可能性を見出し、レタリングをそこそこ勉強して個人的な趣味として落款彫りを行っていたら件の「とめはねっ!」にて、
「書道の中でももっともマニアックといわれる篆刻オタク」
とかいわれてしまったで御座るの巻。流石に冤罪だと思います!
一応2.5cm角の印材に白文で姓名四文字を入れられますが(やった事無いですが感覚として五字でもいけると思いますよ。デザインに関しては保証出来ませんが……)、一度、詰め込みすぎてドリフターズ張りに「いっくしっ!」でガリッと削っちゃいけない所を姦通、もとい貫通させた事もありましたけど私は元気です。白文をミスると精神的ダメージはでかい……。画数が多い方が自分用の落款を彫る場合は注意!
因みに「印材は書道具屋さんではなく判子屋さんで買う」点に注意して下さいねー。よく間違える、というか大概は書道具屋さんに印材は売ってないのですわね(大きい所だと扱ってるんでしょうかね?)。しかも書道具店も普通はそう簡単に見つからないので、二重の意味で気をつけて下さいな。
……うん、実は「シャチハタ印が一つ千円もするのに憤慨して、輪を掛け色んな印を造り出した」のが真相なんだ……。趣味と実益を兼ねてます(工業用の大きい万力に固定具を自作して取り付けました)。
余談ですが、夏コミ作品はアイマス部門だと川口翔さんのSPシリーズ(最新作は「SP04」)が今年も安定していて出来が素晴らしいです。川口さんの「好い加減、高音に頼るのはやめないとな」的な発言もありましたが、Bすけさんの作画からも溢れんばかりのあずささんへの愛がほとばしって世界がヤバイ。……私はちーちゃんとりっちゃんが好きです。
コメント by Mya — 2010/9/2 木曜日 @ 20:37:09