■[漫画]さぁ、TS展開の始まりだ…!「SKET DANCE」15巻
SKET DANCE 15 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:篠原 健太
出版社:集英社( 2010-09-03 )
コミック ( 192 ページ )
私は大学進学から一人暮らしを始め、就職して仕事も慣れてきたある日実家の母から
「家引っ越すことになったんであんたのドラゴンボールとか漫画をブックオフに売りに行ったら、
古いから全然売れなくて、邪魔なんで全部捨てといたから」
と告げられるというリアル「すずめすずなり」なトラウマがあります。
捨てられた単行本の9割がドラゴンボールや幽遊白書などの週ジャン単行本だったせいで、
どうしても週ジャン単行本を買い集める気にはなれなかったのですが、
この度そのトラウマを克服して週ジャンの単行本を買うことにしました。
何故なら「SKET DANCE」15巻はTS展開があるからです…!!!
「SKET DANCE」はそれほど熱心に読んでいた作品ではなかったのですが、
ジャンプ本誌でこの展開に入ってから全巻読破して漫画喫茶でジャンプバックナンバー読んで、
その日のうちに追いついたというのが今年の春の出来事。
勿論ジャンプで15巻まで出ていることから判るように内容は充分面白くて、
属性全部盛りのサーヤの登場からその乳揺れなわとび特訓での頑張りとか、
キャラクターの良さが出ているエピソードとか良い感じなんですよね。
それはそれとして、個人的には修学旅行編のTS展開が神だと思うのです。
顧問のチュウさんが作った怪しい薬のせいでボッスンとヒメコの魂が入れ替わるという、
ジャンル的に言うと入れ替わり系TSに属する展開なのですが、
これがもう、週刊少年誌、しかもジャンプという雑誌とは思えないマニアックな描写で、
ディープなファンも大満足で、幼い少年少女に何かを目覚めさせそうな素晴らしさなのです!
ジャンプには「プリティフェイス」という前例があるにはあるのですが、あれは正確には女装モノ。
しかしこちらは単品のエピソードとはいえ間違いなく入れ替わり系のTSモノです。
近年では「僕と彼女の×××」なんかが該当しますが、向こうは倒錯ラブコメがメインで、
それはそれとして好きなのですが、入れ替わることによる男女の性差のアレコレとか、
そういった方面が少なくて少々残園でしたがこの「SKET DANCE」は充実しており大満足です。
まず小手調べにして基本の着替えから入り、
少年誌にしてはマニアックなトイレを忠実に描写し、
そして入浴へ…
パーフェクト…!
いやー、この15巻収録の時点で既に伝説級と言って良いでしょう。
素晴らしい「SKET DANCE」
素晴らしいジャンプ編集部。
このTS編の最後を締めくくる16巻の発売が今から楽しみです!
頭ゴッツンコで人格入れ替わりというのは常套手段ですが、「15も巻数を重ねた週刊少年ジャンプでそれをやるか!?」という衝撃が凄いですよねw 大抵は重く考えずにそれぞれ別行動を行い、生理的欲求(註:尿的なものとか)で初めて事の重大さに気が付くというのが王道パターンですが、トイレは流石にビビりましたよコンチクショウw コレで新たな性癖に目覚めた少年少女が何人いるかと考えるといたたまれないモノの、「ようこそこちら側へ♪」と歓待したい気分でもあります。お赤飯炊いちゃいます。
>レッツ☆ラグーン(1)
……! 今月発売でしたっけ!? あああ、すっかりノーマークでした。買いに行かなければ……!!
>アイであそぶ。
買いました。そして読みました。
……何ですかこのフィニッシュブローの連発は……!? 一作でKO喰らうような作品が連続して押し寄せてくるのですが!?
前回の長期連載「シュガーはお年頃」で私としては「途中まで良かったのですが、最後のオチだけが……」という感覚で、暫く勘を取り戻すべくまた暫く断筆なさるのかしらと思っていたのですがドッコイ、絶好調じゃないですか二宮先生!?(因みに長編「シュガーはお年頃」の構想らしき作品が「オトシゴロ」として本書に掲載されております。となると「オンリーワン」と「ハネムーンサラダ」の関連性も勘繰ってしまいますw)
スピリッツの読み切りはキツかったですねコレー。ズバッと一刀両断しているので「ナイーブ」よりはマシでしたけれど、……でも「また」とか「まだ」とか言っている以上、「また泣かす」つもりなんでしょうねぇ……。Sめッ! 私にはとても真似出来ません……。……二人が幸せならそれで良いのかも知れませんけれど……。
私は「癒着度は極めて低いが接ぎ木として盤石」というカップルが好きなので「観覧車」で完全一ラウンドKO。サバサバしていても仲として鉄壁とか大好物過ぎます。しかもサバサバしているのが女性側とかこれ如何にw そしてカカァ天下というわけでもなく、お互いに無い所を嵌め込んで補い合ってのガッチリした強固な関係。……大好きです!
で、「白昼夜夢」。……私の思想に合いすぎますw 唯、腰を据えて付き合うとなれば「先を知る事が出来る」のははっきりいって長所以外、何でも無いですよね。相手の気持ちが移ろうからこその煩悶でしたから、一挙に打開したのですね。しかし一方で櫓氏に割と浮気性があるのはどうなんだろうと思いつつ、先回り出来るので色々と対処のしようがあるんでしょうねw ……こえぇ……。
さて、「オンリーワン」。……二人が結ばれるとしたら「明るいハネムーンサラダ」ですな。そして個人的な願望として、同窓会の時になっても妙子さんにとって委員チョさんが未だに「オンリーワン」であって欲しい訳で、……しかしながら「オンリーワン」乍らも月日を経て些か恋愛というモノに対して達観出来るようになった妙子さんが委員チョの惚れた弱みに付け込んで尻に敷く、というのがベストですな!
しかしこの単行本を見ますと、二宮先生は読み切りという掲載方式が性に合っているのかも知れませんねー。次巻も期待です!
>D.L.action 55
まさかの黒猫本。あれだけビリビリな女子中学生が好きでたまらないなかじまゆか女史が、「俺の妹~」同人誌で黒猫をチョイスするとは思ってもおりませんでした。来るなら最初は絶対に桐乃と思っていたのですが、逆にビリビリ中学生と桐乃の性格が似ているので、口直しという事でしょうかね? しかし有り難や!
最後、フランさんが購入為された同人誌一覧の写真にこの書がなかったので、私からお薦めです。
・俺の超電磁砲がこんなにエロいわけがない(てへん著/志望推定時刻)註:成年指定
私はこのお話、大好きですが、現実でコレをやると立派な○○罪なので決して三次元で真似しないように! 例え女性でもデス。
コメント by Mya — 2010/9/8 水曜日 @ 1:55:31