■[漫画]浮気した者の末路「うそつきパラドクス」5巻
うそつきパラドクス 5 (ジェッツコミックス)
著者/訳者:きづき あきら サトウ ナンキ
出版社:白泉社( 2010-12-24 )
コミック ( ページ )
作者サイト:GRAIL WabSite[Od]
作者twitter:きづきあきら (kidukira) on Twitter
作者twitter:サトウナンキ (t_rkd) on Twitter
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い…
でも気持ち良い…
そんな痛気持ち良い展開目白押しの「うそつきパラドクス」5巻。
遂にこの5巻からは八日堂視点での物語の時間軸と平行した内容を、
栖祐さんの彼氏、名古屋こと大桑の視点から語られることに。
いやー、私としてはどうしたって八日堂を味方してしまうんですが、
漫画自体は大桑の視点で描かれる訳で、その上手い演出力のせいで、
どうしたって大桑の心理が私の心に訴えかけてしまう訳なんですよ。
だから、浮気の後ろめたさ、嘘をつくことへの忌避感、彼女の言動への疑惑、
そして寝取られることへの腹の底から煮え返る黒い感情と、
そういった諸々がドロドロと塗りたくられるんですよね。
自業自得だと馬鹿にしたいし、実際に馬鹿にするんだけど、
正直、どこか同情しちゃったいるするのもまた事実なんですよね。
そして栖祐さんが可哀想になってくるんだよなぁ。
自分の彼氏が浮気していたと悟ったときの栖祐さんの気持ちを思うとホント居たたまれないですよ。
そして八日堂との仲が深まることで栖祐さんが綺麗になっていくのが、
大桑の視点から語られることで、本当に栖祐さんは八日堂に恋してたんだなぁ…
と、確信させられることに…
それにしても本当に痛いんだけど、何より面白いんだよなぁ。
恋愛ドラマ並にドロドロしてて、凄く痛いんだけど読まずにはいられない。
サトウナンキ+きづきあきらさんの良さである痛さを絶妙な所でキープさせている、
おっぱい大好きO野木さんの手腕は本当に凄いと思います。
彼女無しなのも好感持てますしね。(ぉ
最近のコメント