■[漫画]まるっと一冊、夏休み三昧!「のんのんびより」2巻
のんのんびより 2 (MFコミックス アライブシリーズ)
著者/訳者:あっと
出版社:メディアファクトリー( 2010-12-22 )
コミック ( ページ )
作者サイト:人生って あっと いう間なので。
2巻になってものんびりのびのびスローライフな田舎っぷりを見せる「のんのんびより」
現在進行形で田舎住まいの人には共感を、過去に住んでいた人には郷愁を、
そしてまだ住んだことない人には憧憬を抱かせたりするのかも知れない、
そんな田舎を舞台にした小中学生の女の子たちのお話です。
今回は初っ端から通知表の不出来っぷりを叱られる夏美に始まりますが、
通知表が出たことから判る通り、今から夏の長期休み、所謂夏休みという訳です。
田舎の夏、朝からラジオ体操やってそのまま越谷家で朝ご飯食べたり、
学校のみんなで電車を乗り継いで海に行ったりと夏休みをエンジョイですよ。
良いなー、楽しそうで。
都会から引っ越してきた蛍ちゃんの目を通して描かれる田舎っぷりが面白いんですよね。
小鞠ちゃんたちは野菜の無人直売所(勿論お金を入れるだけ)が当たり前だと思っているとか、
駅のホームに店があるだけで都会だと思ってる所とかやたら微笑ましいです。
中学2年生なのに140cmに届かない身長でお子様に勘違いされる小鞠ちゃんも微笑ましいですし、
その小鞠ちゃんが愛しくてたまらない小学5年生の蛍ちゃんも微笑ましいのです。
そんなほんわかコメディたっぷりの「のんのんびより」2巻ですが、
ラストにはれんげが新しい友達と出会い、そして別れるちょっといい話があります。
私も祖父母の家の近所に住んでいる子たちと帰省時だけ遊んだりといった思い出があるだけに、
共感できて凄く印象に残りましたね。
田舎があって、その思い出があるってのはそれだけで贅沢なのかも知れないなぁ…
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