■[ラノベ]めでたしめでたし。「オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち」
オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち (電撃文庫)
著者/訳者:沖田雅
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-01-06 )
文庫 ( 344 ページ )
絵師サイト:unaji-mir
絵師twitter:き れ い な u n a jⅰ (unaji) on Twitter
昨年アニメ化もされたオオカミさんシリーズ、半年振りの新刊発売!
そして今回で物語はひとまずの完結ということもあり、
完結に相応しくほぼオールスター出演のラストエピソードとなっております。
まぁ、エロゲのファンディスクよろしく後日談を収録した本が、
もう一冊出るみたいですけど。(笑
という訳で大神さんがデレます。
そりゃー、もう最終回ですからね、デレるってなもんですよ。
亮士くんが冬の遊園地デートに誘ってデレの片鱗を窺わせるのに始まり、
ラストは享楽狂人の羊飼を撃破して完璧にデレさせる訳ですよ。
亮士くんも亮士さんになってホントにめでたしめでたしです。
いやー、しかし大神さんのデレは良いですな。
亮士さんの前だけで見せる可愛い女の子なデレっぷり。
ツンデレの定義は様々で、理想のツンデレも個々人色々あると思いますが、
「先輩とぼく」でもそうでしたが、惚れた男を相手する時だけデレるという、
そんなツンデレも全然アリだと思うわけですよ。
ちなみにデレた時の大神さんボイスはアマガミ森島先輩補正で脳内再生余裕でした。(キリッ
まぁ、最初からハッピーエンドが確定していましたから盛り上がりには欠けますが、
この作品はそういったアクション部分よりも変態でラブコメな所を楽しむモノだと思っているので、
こういったラストも全然アリじゃないかなー、と思う訳です。
後日談で大神さんのデレっぷりも更に堪能できそうですし、
もうちょっとだけ楽しむことが出来るようで何よりです。
しかし今回一番笑ったのはあとがきでしたね!
バレンタインを2/24と書いた作家ってモロ自分のことじゃないですか…(笑
「先輩とぼく」1巻とか懐かしいなぁ。
続きを書いて完結させてくれないもんでしょうか。
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