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:: 2011/1/21 金曜日::

■[雑記]アメリカドラマラノベ風「コップクラフト」3巻

コップクラフト 3 (ガガガ文庫)
著者/訳者:賀東 招二
出版社:小学館( 2011-01-18 )
文庫 ( 228 ページ )
作者サイト:GATOH.COM blog style
作者twitter:賀東招二 (gatosyoji) on Twitter
絵師サイト:村田蓮爾公式HP-PSEWEB-

フルメタ完結で他のことにも力を割けるようになった賀東招二さんの最新作。
2巻まではドラグネットミラージュの焼き直しでしたが、
この3巻からは完全書き下ろしの新作となっています。
つまり今現在の賀東招二さんの全力投球が見られる訳ですね!
ヒロインはロリに限る、と主張する賀東招二さんの本気がここにある!

という訳で読み始めたら転入生が曲がり角でぶつかってパンチラだよ! 縞パンだよ!
しかも本作独特の見開きで挿し絵を使ってご披露だよ!
こ、これが賀東招二さんの本気というモノなのか…!
スゲ、賀東招二さんマジスゲー

今回はティラナがヒロインにして主人公といった立ち回りで、
金持ち学校に蔓延る麻薬ルートを調べる為に潜入捜査官として活躍します。
しかし、セックス、ドラッグ、銃、ジョックスとアメリカのドラマそのままというか、
そりゃ色々と寛容なガガガ文庫でしか出来ないよなぁ…
と思わせるだけのファッキンな内容が盛り沢山でした。

爽快な終わり方なんかじゃない、世の無常を感じさせられるやるせないラスト。
本当の悪はのうのうと生き残り、純粋な人間が死んでしまう哀しみしか残らない、
そんな中でのティラナの葛藤や苦悩諸々が切なくて、
それを受け止めるマトバの男っぷりが格好良かったです。

しかし一番笑ったのはあとがきだなぁ。
モンハンすぎるでしょう、JK…(笑

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