■[ラノベ]正にタイトル買い「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」1巻
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる (GA文庫)
著者/訳者:裕時 悠示
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2011-02-15 )
文庫 ( 288 ページ )
絵師サイト:白と黒の境界線 Black and White Gorge
絵師twitter:るろお (llo) on Twitter
いやー、これはもうホントにタイトル買いでして。
作者の評判やら表紙のイラストとかそんなもんは全部、脳裏をよぎることすらなく、
ただただタイトルの魅力にやられて買い求めた次第であります。
修羅場って良いですよね。(ただし二次元に限る
しかも学校一の美人の彼女と、隣に住む幼なじみとの修羅場とかもう最高じゃないですか。
万が一自分が争われる立場になったら心労で倒れる自信は120%ありますが、
それが二次元で行われることに限って言えば最高にニヤニヤするのです。
敢えて言おう! 二次元の嫉妬イベントは甘露であると!
えー、この話は家庭の事情で恋愛アンチな主人公の鋭太が、
同じく恋愛アンチだけどその容姿のせいでほぼ毎日告白される真涼に脅されて、
恋人のフリをするも、それにまんまとノせられた体育会系の幼なじみの千和が、
二人に噛みついてドタバタするというドタバタラブコメになります。
とはいえ、ラブ要素はありながらも実はJOJOオタで毒舌全開な真涼だったり、
脳筋な千和のあり得ないかっ飛んだ言動だったり、
鋭太の黒歴史の痛い思い出だったりとコメディ成分過多になってて、
ちょっぴりアンバランスな気もしますが面白いのは間違いないです。
個人的にはこのままの長閑な雰囲気が続くのも吝かではないのですが、
東京皇帝☆北条恋歌みたいに「この泥棒猫!」なビンタの応酬が来るのも、
有りじゃないかなー、というか是非見てみたいなー、と思う次第であります。
>修羅場って良いですよね。(ただし二次元に限る
な、何という圧倒的な説得力……!?(ゴクリッ
>脳筋な千和のあり得ないかっ飛んだ言動だったり、
脳筋ヒロイン……、そういうモノもあるのか……!
……というくらい私には新鮮、とういか寧ろ脳筋ヒロイン初体験は、立花姫子に定評のある茶菓山しん太氏の作品「チェリーブロッサム!(芳文社)」であります(恐らく星の数ほど数多に存在するヒロインで確実に脳筋としてテーマ付けしたキャラクターは彼女が初なのでは……? 求む情報)。脳筋ヒロインにはまだ色々な切り口があると思うので、大いにぶっ飛んだ脳筋ヒロインを皆様、生み出して下さい。つーか流行ると嬉しいです個人的に。そしてフランさんのレビューでまたもや書籍代が増え増すゼワハハハ。……買うッス!
しかし、個人的に同人時代から存じている源五郎さん(「ましゅまろ×タイフーン」一巻発売済。二巻も刊行は固そう)と平つくねさん(「ラッキー・ブレイク」一巻三月発売)が失礼ながら、此程までに卓越した四コマ漫画才能を所持していらっしゃるとは思わず余りに嬉しい誤算でした。お父さんのセクハラに対して照れ隠し所かやや殺気を孕んだ笑顔で顔面を壁にめり込ませるような拳をぶち込むかのちーのお母さん萌えス。いっくんさんも可愛すぎますわー。
更にホットドックチャックのひらふみさん著作単行本も「つくねちゃん+30」に続いて来月に「でり研」が発売されます。同人誌を購入している方がどんどん商業誌でデビューなされていき、しかも波に乗るというのが此程までに嬉しいとは思いませんでした。感涙……。
そしてリサリサさんの新連載「だいすき♥」連載開始万歳です。長期連載になりますよう祈りを込めて!
コメント by Mya — 2011/2/20 日曜日 @ 2:12:48