■[ラノベ]殺人鬼たちの饗宴「ケモノガリ」3巻
ケモノガリ 3 (ガガガ文庫)
著者/訳者:東出 祐一郎
出版社:小学館( 2011-02-18 )
文庫 ( 312 ページ )
作者サイト:From dusk till dawn of the dead – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:東出祐一郎 (Higashide_Yu) on Twitter
自称CIAのシャーリーを旅の道連れとして人狩り”クラブ”を狩るケモノガリ赤神楼樹。
今度のターゲットは”クラブ”創設の地と目されるドイツに立つ「苦痛の城」に住む、
マクシミリアン・ルートヴィヒ伯爵。
しかし、今回の難敵は殺人鬼ではなく人でもなく、何と獣…!
冒頭のシャーリーの挿し絵を見て真っ先に思ったのが峰不二子ですが、
不二子ちゃんみたいな悪女ではなく、結構役立ってるシャーリー
むしろ巻を追う事にヒロイン不足に陥る本作においては、
結構重要な役回りをやってくれてるように思えます。
しかし金と権力がある”クラブ”の会員だけど今回は殊更に狂ってる敵でした…
マッドサイエンティストという訳ではなく、一定の目標がある伯爵の、
想像を絶するクレイジーな実験によって生み出された獣たちを相手に、
そして”クラブ”調停者のアストライアを相手にケモノガリが挑む!
いやー、萌えとかほぼ0でアクションシーンで、
萌えラブコメばかり読んでいる私としては珍しいチョイスなんだけど、
やっぱりこの手の作品も面白いんですよね。
今回の引きでまだまだ続きそうな感じですし続きも読んでいきたいですよ。
まぁ、多少は萌えヒロインが出ても良い気がしますけどね…!
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