■[ラノベ]Nice Cream! 「ゼロの使い魔 13巻 聖国の世界扉」
ゼロの使い魔13 (MF文庫 J や 1-16)
著者/訳者:ヤマグチノボル
出版社:メディアファクトリー( 2007-12-20 )
定価:¥ 609
文庫
ISBN-10 : 4840121109
ISBN-13 : 9784840121101
いゃっほう! ルイズ最高!!!
黒歴史となったアニメでしたが、とても大切なものを僕たちに残してくれました。
それは、釘宮理恵です。
ただでさえ、13巻ではデレ度が90%を超え至高のツンデレを見せるルイズ嬢ですが、
脳内登録された釘宮ツンデレボイスで妄想した日には現世に戻って来れなくなるでしょう。
最高に頭が悪い(誉め言葉)12巻の次はルイズの魅力120%の13巻でした。
デレっぷりが極まり、マルコリヌに邪見にされるくらいのバカップルなルイズとサイト。
しかし単にデレなだけではここまでの破壊力はりません。
長く険しいツンの道のりを経て辿り着いた先にあるデレだからこそ至高の味わいがあるのです。
そう、これぞツンデレの真骨頂とも言えよう。
そして物語的には重要な転機を迎えます。
前半のルイズとサイトのバカップルぶりで身悶え、
中盤はバトルがあって盛り上がってきて、
後半でノートPCやガンダールヴの槍といった伏線や虚無の担い手といった伏線が回収され、
そして最後にルイズが見せる楽しそうだけど切なく悲しい行動に涙を流してしまいます。
好きだからこそ優しい嘘をつくお互いの姿は不覚にも感動してしまいました。
良い話だー
好きだから、サイトの為に帰る方法を探してあげたいけど、帰って欲しくないルイズ。
元の世界に帰りたいけど、友人やルイズといった好きな人が出来、心残りがあるサイト。
具体的に帰る方法が提示されたことで揺れるルイズの心の機微がいとおしい。
この二人が終盤に取った行動が丁度7巻と逆になっているのが絶妙ですね。
今まで二人が結ばれるまでの障害を一つずつ取り除いてきましたが、これが最後の壁です。
サイトには舞台と駒が揃っているので、次回は最高に盛り上がることを期待してしまいます。
うーん、14巻が楽しみだー
最近のコメント