■[漫画]ボーイ・ミーツ・競技クイズ「ナナマルサンバツ~7○3×~」1巻
ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4)
著者/訳者:杉基 イクラ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-05-02 )
コミック ( ページ )
作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ (iqura_s) on Twitter
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」に続き「サマーウォーズ」で見事なコミカライズをやり遂げた、
人気赤丸急上昇中の作家、杉基イクラさんのヤングエースでの新作は、
TVでも人気シリーズである「高校生クイズ」に代表される競技クイズもの。
TVでは脳内にウィキペディアでもマウントしてるのではないかと思われるくらい、
江戸川コナン並にチートな高校生達が鎬を削ってますが、その内容を描くという形です。
主人公の越山識は高校に入学したばかりの根っからの本の虫で引っ込み思案な男子生徒。
部活説明会でのクイズ研究会こと通称クイ研のクイズ大会にたまたま出場し、
難問を大勢の前で解いて賞賛された感動と、ヒロインでクイズオタクの深見真理の勧誘で、
徐々にクイズの世界に入っていく、というのが作品の流れです。
子供の頃から、司書の母の影響で図書館に入り浸りで知識量は抜群の識が、
その知識を活かすことができるクイズという世界にハマっていく姿が面白いんですよね。
勿論、初心者がためにクイズの初歩的なことを知らないが故にまだまだな所はありますが、
ダイヤの原石を感じさせる箇所が多々あり、この先の展望を感じさせてくれてワクワクしてしまうのです。
まだまだ序盤ということでクイズの事を含めて導入部分ですが、
2巻以降の面白さを十二分に感じさせてくれ、名作の匂いを嗅ぎ取ることが出来ます。
ヒロインの深見さんも残念美人な所はありますが、十分萌えるキャラクターですので、
彼女のこれからの行動も含めて期待していきたい所存であります。
最近のコメント