■[漫画]斬島切彦編クライマックス!「紅 kure-nai」7巻
紅 kure-nai 7 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:山本 ヤマト
出版社:集英社( 2011-06-03 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:SOYBEAN
原作では2冊目だった「ギロチン」編が漫画版では7冊目にしてやっとクライマックス!
話の大筋自体は原作と変わってないのですが、細部で色々と変わっているし、
何より終わり方がより綺麗に、そして感動的になっているのが一番の違いと言って良いでしょう。
具体的に言うと切彦ちゃんマジ良い子。
真九郎と同じ空港爆破テロに巻き込まれ両親を失っただけでなく、
自分のエゴにまみれた本心を痛感してしまった理津が辿り着いた悲しい結末。
そこで巻き起こる紫と切彦ちゃん、二人の友だちの間での葛藤。
そして紫からの助けを求める声で覚醒する真九郎はやはり主人公でありロリコンでした。
刃物を向けられても怒声をあびせられても頑なに切彦ちゃんを信じ続け、
揺るぐことのない純粋で苛烈な瞳を持つ紫は小さくてもカリスマの塊でしたね。
また、切彦ちゃんの殺害シーンを全面カットすることでヒロイン性を高めた上に、
ラストでの泣き顔と笑顔は反則級でした。
そういえばリンさんも切彦ちゃんと切り結ぶ理由も剣士のソレとしてではなく、
あくまで主である紫の為、という所も変わってましたね。
真九郎ハーレムフラグを維持したまま、何とか生き残ったみたいだし、
切彦ちゃんともども今後の再登場に期待したいトコですね。
何しろ原作では両腕切断の上、首チョンパだもんなぁ…
いやー、ホント生き残ってくれて良かったよ…
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