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:: 2007/12/28 金曜日::

■[PC・デジタル]有機EL黎明期

31インチ有機EL開発 韓国サムスンSDI
実はSamsung SDIって小型だと有機ELパネル出荷しまくりなんですよね。
今回開発した大型を量産化できる技術を持っているかは未知数ですけど。

液晶パネル 姫路に新工場 松下など、09年度にも
姫路というと東芝のイメージがあったんですけど…(SEDの工場予定地だったし)
しかし関西の都市部にも工場出来るようになりましたねー
姫路を都市部と言って良いのかは別問題ですけど。

ソニー、リアプロ事業から撤退。「液晶と有機ELに注力」
良い物作ってたんだけど売れなかったら淘汰される運命っちゅーか。
時代はより薄型化の方向だから厚みがあるリアプロは不利なんですよねー
利点の安さもプラズマの値下がりでほとんどなくなってきたし…
まぁ、会社の方針、というのもあるんでしょうけどね。

【有機ELテレビ分解その11】サブピクセル当たりのTFTは2個か,画素構造を観察
有機ELはEL素子に流れる電荷量で輝度を調整してますからね。
スイッチとして使う液晶ですら面内のTFT素子特性の分布にセンシティブだから、
有機ELは更に難しいから制御回路が必要ということだったりします。
やっぱり外部で補正しているのか、それとも物凄くTFTを均一に作れる能力を持った工場なのか…
多分前者だろうなぁ…

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 Comments (2)

2 Comments »

  1. TFTが2つあるのは、上のTFTがXYマトリックスのスイッチで下のTFTが青赤緑の輝度調整の抵抗を兼ねたドライブ用でしょう。
    LCDと違って負荷が重いのでドライブ用のTFTが必要だし、駆動用の配線がず太いですね。
    有機EL(OLED)やLEDはVI特性が立ち上がっているので、外部の定電圧源ではなくて定電流源もどきで駆動すると配線抵抗やTFTのバラツキの影響をとても少なくできます。
    ただし、作って動いただけではダメで深い知識を持っていない会社はタイマーが起動するでしょう。

    コメント by ねこわらし — 2008/1/13 日曜日 @ 11:42:04

  2. なるほど、説明ありがとうございます。
    スイッチ選択自体は液晶と同じと考えて大丈夫みたいですね。
    定電流源にして、それをドライブする為のTFTがあるってことなんでしょうか。
    ドライブ用TFTのソース配線は確かに太いっすねー
    Gate配線と同じ層で作ってるっぽいですが、圧膜化とかもしてるのかな。
    デバイス系も深い知識が必要みたいですが、各社液晶の知見があるし大丈夫でしょう。
    勿論ソニーも…?

    コメント by フラン — 2008/1/15 火曜日 @ 12:56:09

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