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:: 2014/4/11 金曜日::

■[ラノベ]思惑が交錯する九校戦「魔法科高校の劣等生 13 スティープルチェース編」

魔法科高校の劣等生 (13) スティープルチェース編 (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-04-10 )
文庫 ( 360 ページ )

ついにアニメが始まった「魔法科高校の劣等生」!
小説家になろうからアニメ化するのはログホラに続いて2作目ですね。
両作品ともWebで連載されていた頃からのファンなので感無量です。

で、原作の方はWeb版の先の話である2年生編に入っています。
今回は達也たちにとって2回目の九校戦になるんですが、
昨年と同じく九校戦に外野からちょっかいが掛かってくるんだけど、
それが国防軍から、というのが時代背景の面倒くささを感じさせます。

魔法師を兵器として扱うことを止めさせたい九島烈と、
大亜連合と開戦して叩きつぶしたい強硬派と、
日本、ひいては四葉に恨みを抱く大漢の亡霊ヘイグとその手先の周公瑾と、
周公瑾と共謀している七草と、
「ある方」の思惑で動く四葉と、
佐伯少将率いる第一〇一旅団と独立魔装大隊の風間と、
大人達の独善的な思惑が複雑に交錯し、結果として若者…
もとい達也に負担を強いている構図は救われない感じがしますね。
まぁ、達也にとっては深雪さえ守れれば問題ない、という思いを再確認出来たから、
今回の騒動も無駄じゃなかったのかもしれませんが。

それにしても深雪さんのブラコンは留まることを知りませんね…
目の前で見せつけられる水波ちゃんはたまったもんじゃなさそうだけど。(笑
しかし寝惚けた深雪さん、まさか半裸で添い寝されるとは。
これは薄い本が厚くなるな…!

それと七草真由美先輩が卒業しても登場頻度が落ちなくてホッとしています。
しかも今回は水着姿まで披露して下さるとは眼福やで…
次回以降も登場してくれることを願っております。
お色気要員でも良いのよ?

■[漫画]いざ、九校戦へ!「魔法科高校の劣等生 九校戦編」1巻

魔法科高校の劣等生 九校戦編(1) (Gファンタジーコミックススーパー)
著者/訳者:佐島 勤 きたうみ つな
出版社:スクウェア・エニックス( 2014-04-10 )
コミック ( 152 ページ )

Kindle版:魔法科高校の劣等生 九校戦編 (1)

Kindle版:魔法科高校の劣等生 入学編 (1)
Kindle版:魔法科高校の劣等生 入学編 (2)
Kindle版:魔法科高校の劣等生 入学編 (3)
Kindle版:魔法科高校の劣等生 入学編 (4)

入学編を描かれていたきたうみつなさんがそのまま九校戦編も担当!
今回は九校戦が始まる前、会場に行く途中までしか描かれてませんが、
これからの盛り上がりを感じさせてくれるものになってました。

それにしてもこのコミカライズは本当に原作に忠実ですね。
また、原作だと文字媒体での説明が多いので理解に時間が掛かるアレコレも、
イラスト込みで説明してくれるのでスッと頭に入ってくるのが良いですね。
特に九校戦の競技種目とか独自性が強いのでイラストがあると判りやすかったです。

イラストと言えばやっぱりアレですね、エリカのブルマ姿。(笑
原作でも描かれてましたがビジュアルインパクトありすぎでしょう。
ブルマ姿で赤面するエリカは中々にレアで良いものでした。
もちろん、ヒロイン度は深雪さんの方が高いんですけども、エリカも有りだよね!
ブラコン妹だし!

アニメでここら辺に入るのはもうちょっと先になると思います。
というかアニメって何クールでやるんでしょうね。
1クールだと短すぎるし2クールで横浜騒乱編までかな?
まぁ、アニメともども楽しみにしていきたいです。

:: 2014/2/7 金曜日::

■[漫画]魔法科高校少女探偵団「魔法科高校の優等生」3巻

魔法科高校の優等生 (3) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:森夕
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-02-08 )
コミック ( 162 ページ )

4月からTVアニメが放映開始の「魔法科高校の劣等生」のスピンオフ第3巻。
深雪さん視点が基本なんですが、ほのか、雫、エイミィといった、
一科生の少女たちの活動も描いているのでタイトルの「優等生」とは、
そのまま深雪だけでなく、一科生の面々を指しているのかもしれないですね。

ストーリーは原作1,2巻の入学編のクライマックスが近付いてきましたが、
原作では言及されなかったほのかたちの行動や、
ブランシュの実行部隊の暗躍などが描かれているので新鮮さがありますし、
達也の説明も判りやすいので、何故達也が率先して動くのか判りやすくなってます。

まぁ、それはそれとしてこのスピンオフの見所は深雪さんですよ。
キャストジャミングを無効化するほどの事象干渉力を見せつける活躍も惚れ惚れしましたが、
やはり深雪さんの魅力は重度のブラコンにあると思うので、
このコマには萌えと笑いをビンビンに感じました。(笑

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達也の写真を力強く「でも… 欲しい!!」とか実に良いですね!
ちょっとキャラ崩壊してる気がしないでもないですけど、
実にブラコンしてて素敵だと思います!(笑
達也とバイクでタンデムしてる時の表情とかも実に良いですからねぇ。
深雪さんの魅力が細かい所まで丁寧に描かれているのは素晴らしいの一言ですよ。

ほのかたち少女探偵団もやる気が空回りしてちょっとピンチに陥ってたけど、
この頃はまだ九校戦や横浜事変も経てないから経験値がまだ足りてないんだなぁ、と感じます。
これから一年近く経ったらほのかが第一線で活躍しまくるのかと思うと、
中々感慨深いものがありますね。(笑

ちなみに原作ですが、新刊がアニメ放映に合わせて4月発売らしいので、
そちらも楽しみであります。

:: 2014/1/9 木曜日::

■[漫画]テロリスト殲滅編「魔法科高校の劣等生」4巻

魔法科高校の劣等生 (4)(完) (Gファンタジーコミックススーパー)
著者/訳者:佐島 勤 きたうみ つな
出版社:スクウェア・エニックス( 2013-12-27 )
コミック ( 137 ページ )

この春からアニメが放映される「魔法科高校の劣等生」の第一章「入学編」がこれにて完結。
とはいえ、物語全体から言うとまだまだ序章と言えるので、
これから更に展開される「九校戦編」はこのままきたうみつなさんが描かれるので、
そちらも楽しみです。

さて、この「入学編」ラストとなる4巻では第一高校に攻め込んできたテロリストたちを、
一網打尽にするだけではなく、その本拠地に乗り込んで殲滅するという、
およそ高校生とは思えない所業をする達也たちの活躍が描かれています。
まぁ、達也のキャリアを考えればこれくらいは余裕でしょうし、
魔法師全体から見ても世代を重ねる毎に魔法師の能力が上がっていることからして、
達也以外の年が若い高校生でも充分一線級の能力を持っているということなのでしょう。

とはいえ、ブランシュのリーダーである司一の雑魚っぷりは最早ギャグの領域な気がするなぁ。(笑
原作の時点でも充分アレだったけど、コミカライズされてその表情をつぶさに見ることが出来ると、
ピエロっぷりが際立ってしまい本当に雑魚にしか思えない…(笑
まぁ、だからこそ達也のTUEEEっぷりが際立つとも言えるのでしょうが。

ちなみにこの4巻ではエリカが結構目立ってましたね。
壬生さんとの剣劇は結構魅せるモノがありましたよ。
美少女同士の本気の剣劇ってのもありましたしね!
エリカは今後も出番があるので期待したいトコです。
あ、でも九校戦では出番が少ないかな…
横浜騒乱編での活躍に期待!(笑

:: 2013/10/14 月曜日::

■[ラノベ]二年生編開始!「魔法科高校の劣等生 12 ダブルセブン編」

魔法科高校の劣等生 (12) ダブルセブン編 (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-10-10 )
文庫 ( 456 ページ )

アニメ化も決定された「魔法科高校の劣等生」ですが、
Web版からの読者としては感慨深いけど、「まぁ、当然だよね」と思っているのも確かだったり。
それにしてもコミカライズも更に2本追加連載が決まったりと、
メディアミックスがもの凄い勢いですね。
そういった所は流石電撃文庫だと思わされます。

さて、波瀾万丈だった一年生編を経て、達也たちが二年生に進級することになったんだけど、
新入生が達也たちほどではないけど曲者ばかりなのでまた波瀾万丈になりそうな予感が…
また、魔法師たちを取り巻く世界も七草家の暗躍だったり、
アメリカの賢人による手引きだったりで更に複雑なことになっていくみたいで…

新キャラの七宝琢磨くんですが、裏表紙のSDキャラの時点で、
「あ、髪型がワカメだ…」という第一印象だったんですが、正にそのままのキャラでしたね!(ぉ
中途半端に良いとこの坊ちゃんで、才能もそこそこあるし努力もしてるんだけど、
簡単に踊らされた上に実力の差も認識出来ずにボコボコにやられるとか、
ワカメキャラとしてこれ以上ないデビューだったと思います!
Fate/stay nightの間桐慎二くんと良いお友達になれると思うよ!(笑

他の新入生で目立ってたのはやはり七草の双子ですね。
真由美先輩の妹たちなんだけど、これがまたクセが強すぎというか。(笑
まぁ、真由美先輩が激怒する所を見せてくれたりと貴重なキャラだと思いますし、
これからの活躍にも期待したい所です。

それはそうとアニメ化に伴い達也と深雪の声優さんが発表されてますけど、
深雪の声優さんはTARI TARIで沖田紗羽やったり俺妹で新垣あやせを演じた早見沙織さんなんですね!
これはまた罵倒キャラのバリエーションが増えるな…(ぉ

:: 2013/8/16 金曜日::

■[ラノベ]少女たちの献身「魔法科高校の劣等生 11 来訪者編 下」

魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編(下) (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-08-10 )
文庫 ( 392 ページ )

Web原作のこの部分は思えば結構説明不足な感が否めなかったんですけど、
今思えば商業化の話が来て色々立て込んでたのかなぁ、と思う次第です。
で、今回の書籍化に当たって読み返すと説明不足感が一気に解消されていて、
舞台の裏までがはっきりと把握できる内容になってました。
これぞ商業化ってなもんですねぇ。

USNAの無謀な実験の余波で召喚された吸血鬼が日本に侵入してきたことによって、
達也の近辺で起こった騒動と、達也を狙ったUSNA軍の暗闘と、
二つの事態が収束へと向かう来訪者編の下巻にして、
達也たち一年生が進級し、真由美たちが卒業を迎える節目となる11巻!

吸血鬼がUSNA軍から脱走して何故日本に侵入してきたのか疑問でしたけど、
まさか七賢人の一人の華僑がそう仕向けてたとはなぁ…
というかそもそもの原因が達也な気がしないでもないけど、
達也は降りかかる火の粉を払いまくってただけな訳で…
必然的にこのルートしかなかったような…
もはや運命としか言い様がないなぁ。(笑

一年生最後ということで少女たちの活躍がめざましい11巻でしたが、
深雪さんは初っ端からアクセル全開のブラコンっぷりが凄かったですね!
まさかリーナと戦ったことを臭いで判別するとかどんだけだよと。(笑
その後の達也の台詞で完全に色ボケしている所まで含めて深雪さんらしいです。
そしてエリカは達也たちの秘密に気付いてしまったが為に、
どんどん深みにハマっていっている所が何とも…
エリカがハマってしまった所は底なし沼なので今後が心配ですね!

で、ほのか&ピクシーな訳ですが予想以上の大活躍ですよ!
というか雫の後押しがあったとはいえほのかのテンションがMAXすぎて怖い。(笑
母娘の関係に近い二人(?)が協力することで予想外の力を発揮するわと、
今後の展開でも重要になりそうなポジションを得たことで、
ほのかにもワンチャンあるかも!?

最後にリーナですけど… 散々だったね!(笑
本気装備を持ち出して達也に挑んで完敗するわ、
吸血鬼相手に防戦一方どころか藪蛇になるわ、
卒業式でもまさかのハッスルで大活躍だわと、
これがUSNA軍のエースなのかというポンコツっぷりが萌えでしたよ!
立場的に早々の再登場はないかもしれませんけど、
美味しいキャラなので二年生編になっても出て欲しいとこです。

さて、次回からはWeb原作なしの正真正銘の新章ですね。
久しぶりに未知の面白さが体験出来そうなので今から楽しみです!

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