本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2016/1/23 土曜日::

■[漫画]抑えきれない本能の発露「実は私は」15巻

実は私は(15)(少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田英二
出版社:秋田書店( 2016-01-08 )

痴女の獅穂が友を作り、恋を知り、奈落の底へ転げ落ちる「実は私は」15巻!
前半は獅穂の魅力が詰まった内容なんですが、
後半からは本来のヒロインである白神さんがちゃんとヒロインしてますよ。
もっとも作品の性質上ギャグ要員としても活躍しているんですけどね!

正直ね、私の中では獅穂は痴女だからヒロイン枠ではなかったんですよ。
14巻で急に恋する乙女の表情を見せてからヒロインとしての魅力が開花し始め、
花火大会で黒峰くんに告白する流れはもう最高にヒロインしてましたね!

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そう、好きな人に告白するのってそれくらい緊張しちゃうんだよ!
あぁー、正に青春だわー…
まぁ、こんなに良い話の次に容赦なくギャグ回を持ってくるあたり、
「実は私は」らしいなぁ、と思ってしまうのですが。(笑

そして後半からの白神さんのターン!
恋人二人が海にデートとかいかにも青春じゃないですか!
二人きりの浜辺で花火とか最高のシチュエーションじゃないですか!

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くそぅ、こいつらイチャラブしやがって! 羨ましいぞコンチクショウ!
ギャグだけじゃなくてこういった話もやっちゃうから「実は私は」は油断できない!

しかし、白神さんの想いが高まりすぎてまさかの吸血。
校長の迫力ある登場でこの漫画にもついにシリアス要素が…!?
はたして吸血鬼にとっての吸血にはどんな意味があるのか…!?
白神さんの父、源二郎が隠してきた事実がいま詳らかに…!?

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性行為だ(ぶっちゃけ)

な、なんだってー!

チャンピオンではかつて「バキ」が性行為シーンだけヤングチャンピオンで連載するという、
ウルトラCを繰り広げてましたが、
吸血で代替することで堂々と少年誌でやっちゃってるじゃん 性行為…!
「実は私は」はある意味「バキ」を超えたのかもしれない…

アニメ放映が終わって大人しくなるかと思えばこれですよ。
「実は私は」からはまだまだ目を離せませんね!

:: 2016/1/9 土曜日::

■[漫画]イカ娘セミファイナル!?「侵略!イカ娘」21巻

侵略! イカ娘(21)(少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:安部真弘
出版社:秋田書店( 2016-01-08 )
作者サイト:The Longest Runway Ver.6 – Mlracle Pot Style –
作者twitter:安部真弘(@masahiro_lemon)さん | Twitter

Kindle版:侵略!イカ娘 (21)

Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 侵略!イカ娘

イカ娘が終わってしまうとか嘘やん…
毎度言ってますが私はイカ娘が妙に好きでして、
気が付けば全巻揃ってるしたまに読み返してるし、
雑誌で読んでるはずなのに単行本で読んで爆笑してるしと、
自分でも意外なほどにイカ娘を好きなんですよね。
それだけにイカ娘が完結するというのが残念で仕方がないです。
まぁ、チャンピオンのことだから「侵略!イカ娘道」とか改題して続く可能性もありますが。

それはともかく21巻ですが、
相変わらず私のツボを妙に刺激してきます。
早苗の料理修業とそこからのエビ炒飯を調理する姿も面白いし、
マジカル少女星子ちゃんショーでのエビの着ぐるみといい、
わけのわからない所で笑ってしまいます。

実は今回一番爆笑したのは三バカの回でして。
透明になった三バカが座っている椅子を千鶴が発勁(?)で押し出して、
三バカが見事に空中で大回転している絵を見た瞬間に比喩抜きで噴きましたよ!
自分でも何故こんなに受けて抱腹絶倒になっているのかわかりませんが、
これこそがイカ娘の魅力なんだと思うんですよね。

単行本描き下ろしの各話のエピローグ1コマも面白いし、
結論としてはやはりイカ娘は名作だと思うのです。
それだけに次巻で完結するといのは寂しいものがありますね。
まぁ、ギャグ漫画なので最後まで笑って読みたいと思います。

:: 2015/12/8 火曜日::

■[漫画]ぬるっとお届け「木曜日のフルット」5巻

木曜日のフルット 5 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:石黒正数
出版社:秋田書店( 2015-12 )
作者サイト:おかんの家4
作者twitter:石黒正数(masakazuishi)さん | Twitter

Kindle版:木曜日のフルット (5)
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 木曜日のフルット

デレステのせいでフルートは振るっと音が出るの?
というネタを連想してしまう「木曜日のフルット」ですが、
この作品は主人公たちはアイドルではありませんし、
もちろんきらびやかな舞台があるわけではありません。

この5巻では気のせいか今までよりも、
現代日本の世相は斜めにぶった切るネタがあって面白かったです。
電車内で急病患者が出て医者を呼びかけられても、
訴訟リスクから名乗りでないようなお医者さんだったり、
現代的なインターネット上での電子葬儀だったり、
映画に注釈が入りまくりだったり…

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昔だったら久米田康治さんが描いてそうなネタだなぁ…
とか思いながら読んでました。(笑

タイトルにフルットの名前があるように、
フルットの話も多かったですね。
フルットがモテるのは意外でしたが、
珍しく頭を使ってゴミの日をゲットしてたりしたのは感心しましたね。
まぁ、お馬鹿なネタも多数あって安心もしましたけど。(笑

:: 2015/11/17 火曜日::

■[漫画]痴女の目にも涙「実は私は」14巻

実は私は 14 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田英二
出版社:秋田書店( 2015-11-06 )

Kindle版:実は私は (1)
Kindle版:実は私は (2)
Kindle版:実は私は (3)

Kindle版:実は私は (12)
Kindle版:実は私は (13)
Kindle版:実は私は (14)

TVアニメは無事終わったけれど原作のノリはノンストップ。
割りとシリアスっぽい展開があったと思ったら、
唐突にカブトムシ捕りをしようとし始めたり、
全校を巻き込んでの流しそうめん回をやったりと、
読者の心を一箇所に留めずにジェットコースターのように展開していきます。

とはいえこの14巻は全体構成が非常に秀逸というか、
後半からは痴女二世こと紫々戸獅穂がメインでしたね。
みかんが未来に行った時の話が伏線になっているのには無駄に感心しましたよ。

今まで何度も痴女として黒峰くんにちょっかいかけてきたけど、
狼男である自分を怖がらず、自然体に接してくれた黒峰に惹かれつつも、
白神さんの友人として一歩下がったところに居たのに、
未来の知識で自分が黒峰くんの嫁かも? となった時のあの表情!

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いつもはだけてばかりいる獅穂だけど、
全裸よりもこの赤面顔が一番魅力的だよ!

まぁ、この後ふつうにラブコメしないあたりは、
何とも「実は私は」だなぁ、としみじみ思ったものですが、
それにしたってあんなオチがあるとはなぁ…(笑
サブヒロイン三人とも目的は違えども、
頑張って未来を変えようね…!

しかし桃地…
未来を変えたら自分が生まれることはないと思うんだけど…
そこまで思い至れないほどにバカなのか…
哀れな…

:: 2015/11/16 月曜日::

■[漫画]受け継がれる思い「弱虫ペダル」42巻

ついに始まる坂道たちにとって2年目のインターハイ2日目。
しかし2回目なのは坂道たち2年生メンバーだけで、
手嶋たちにとっては選手として初めてであり、
鏑木にとっては正真正銘の初めてなので…

昨年の状況がそのまま引き継がれたかのような総北ですが、
坂道は既にゼッケン1を背負う身。
不調に陥った鏑木一人が置いていかれる状況を助けることができず、
このまま5人で行くしかないかと思ったらまさか青八木が残るとは…

確かに鏑木を今まで導いてきたのは青八木(が書いた神様のメモ)ですが、
今まで2年以上組んできた手嶋とのチーム二人を解散して、
その上で鏑木を救い上げるために待つことを選択するとは…
鏑木もバカだけど、青八木も充分バカだと思いますよ。

そんな総北ピンチの原因となっている鏑木ですが、
確かに言われてみれば一人だけ一年生で初めてのインターハイですからね。
いくらバカとはいえ同情する面もあるのは確かです。
それに気付けたのが古賀だけというのも中々にグッとくるものがありますね。
やはり総北は選手以外全員が一丸となって支え合うチームなんだなぁ。

それにしてもバカを救うために青八木がバカになってますが、
更にバカになる展開になるとは思いませんでした。
田所を救うために残った坂道の想いが、
こんな風に受け継がれることになるとは…
これは来年もヒメヒメするフラグが立ったかな…?(笑

:: 2015/9/13 日曜日::

■[漫画]進路に悩む若人たち「実は私は」13巻

実は私は 13 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田英二
出版社:秋田書店( 2015-09-08 )

Kindle版:実は私は (1)
Kindle版:実は私は (2)
Kindle版:実は私は (3)

Kindle版:実は私は (11)
Kindle版:実は私は (12)
Kindle版:実は私は (13)

現在絶賛アニメ放映中の「実は私は」13巻!
今期はあまりにも粒揃いすぎるので話題性は相対的に低くなってますが、
アニメの出来はかなり良い部類に入っていると思いますよ。
みかんの外道っぷりがかなりマイルドになっているあたり、
良い意味で原作改変しているところも好感度高いですしね。

13巻になり、主人公カップルがイチャラブしたりと、
物語としては成熟期に入ってきている感があるんですが、
ここに来て更に新キャラ登場ですよ。
しかもカリスマ痴女に対抗するサキュバス!

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白神さんと同レベルの痴女力を持つサキュバスとかネタ枠でしかない!
まぁ、この漫画は「実は私は」ですからね!
そりゃまともなサキュバスなわけないよね…(笑

福の神のフクちゃんで一話使う贅沢というかクレイジーなこともありつつも、
今回は三年生らしい進路のことで悩むあたり青春モノっぽさはありましたね。
まぁ、委員長の進路は予想外すぎましたが…

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ホント何言ってんだこの人…(笑
しかし2015年にもなってキラッ☆は若干古いネタ感は否めないな。
でも委員長らしい…

それにしても黒峰くんの嫁が白神さんではないという未来情報が出たり、
まだまだ波乱の展開が用意されているので今後もアニメともども注目しないとですね。

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