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:: 2016/10/15 土曜日::

■[漫画]ベルとヴェルフと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」7巻

原作4巻から5巻のエピソードに突入したダンまちコミカライズ7巻!
という訳で待望のベルにとっての兄貴分、ヴェルフ・クロッゾの登場だー!
原作やアニメでイメージは掴んでいたつもりですが、
九二枝さんが描くヴェルフの気持ちの良い笑顔にはキュンッとさせられますね。
そりゃー、ベルくんもあっさり信用しちゃうはずだよ!

今回はヴェルフの登場がメインでしたね。
ヘファイストス・ファミリアに所属する呪われた魔剣鍛冶師の末裔のヴェルフ。

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彼が持つ鍛冶師としての矜持とその熱意が、
鍛冶をしている姿からビシバシと伝わってきましたよ。
男が一つのことに打ち込む姿はそれだけで格好いいですよね。
だからこそレベルではベルに負けてるけど、
精神的に頼れる兄貴分なんだと思います。

あと、ヴェルフ以外の見所としてはやはりリューさんでしょうか。
酒場でベルをバカにした冒険者を冷徹に痛めつけるところが良かったですね!
こう、立ち姿からして気品というか気高さといか、そういったものが感じられて!
それでいてベルにクロッゾに纏わることを語った後にケロっとしている所とか、
ホント魅力あるお人ですよ。
まぁ、人じゃなくてエルフだけど。

さて、この後は原作読者ならご存知の通りの冒険という名の修羅場です。
仲間の命を背負った、今までとは一味違ったベルの活躍を、
九二枝さんがどう描いてくれるのか、今から楽しみですね!

:: 2016/9/24 土曜日::

■[漫画]異世界ロボットファンタジーの開幕「ナイツ&マジック」1巻

ナイツ&マジック(1) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:天酒之瓢 加藤 拓弐
出版社:スクウェア・エニックス( 2016-09-24 )

Web版:Knight's & Magic
原作者サイト:絵師空域 — Index
原作者twitter:天酒之瓢(@Amazake_Write)さん | Twitter
作者サイト:RP 新しきかな篇
作者twitter:いしゆみ/加藤拓弐(@isiyumi)さん | Twitter
Kindle版:ナイツ&マジック (1)

崩壊直前のデスマーチを支える「最終防衛ライン」として活躍する凄腕プログラマーの倉田翼。
彼は仕事以外にも没頭できる趣味を持つ趣味人だった。
それは…

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重度のロボットオタクであり、モデラーということ。
だがししかしそんな彼は大量のプラモを買った帰りに泥酔した車に轢かれて死んでしまう…

ロボットという未練を残したまま死んだ倉田は異世界に転生することになる。
そこは文明レベルが低くプラモもない場所だったが、魔法が存在し、
何よりも人類の天敵である魔獣に対抗するためにあるもの存在した…

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幻晶騎士。
鍛冶と魔法と錬金術の集大成である人類の護り手。
それを目にした倉田翼あらため、エルネスティは興奮しながら運命に感謝する。

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前世日本ではプラモデルでしか体験できなかったロボットへの情熱を、
今世では等身大で味わえるのだから…!

小説家になろうで連載された原作をヒーロー文庫で書籍化され大人気になりながらも、
出版社の体力的な問題からかメディアミックスがされなかった本作ですが、
この度コミカライズが始まった上にTVアニメ化も決まったようです!
いやはやめでたい!

異世界転生で日本の知識でチートという、ある意味小説家になろうらしい作品ですが、
そこにロボットものという要素が入るだけでこんなに独自性が強い作品になるんですよね。
ラノベではロボットものは忌避されるので、それが試せるWeb小説の強さが出た結果でもあります。

そしてこのコミカライズですがよく出来ているんですよね。
エルネスティ(♂)の見た目の可愛らしさは元より、
ロボットの迫力がよく出ているんですよ。
漫画界ではラノベ界隈よりもまだロボットものが普及しているとはいえ、
下手な人には描けないジャンルなだけに、
しっかり描ける人がこれほど漫画として面白くしてくれるのはファンとして嬉しい限りです。

エルネスティがロボットという死んでも直らなかった趣味のために、
あらゆる努力を厭わず、手段も選ばずに爆走するところが面白いんですよね。
ロボットの知識を得る度に興奮する表情とかもとても面白いです。

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作者の加藤さんはエルネスティのことをよくわかってらっしゃる。(笑

原作のエピソードをわりと端折ってますが、
要点となる幻晶騎士に関するエピソードはそのままどころか、
イラストで描かれているので分かりやすいですよ。
そういった意味でも原作未読の人にも優しいコミカライズだと思います。

割りと早い展開だからこそ、序盤のラスボスであるベヘモス戦がもう迫ってます。
まだ中等部の学生であり、自分の幻晶騎士がない状態でエルネスティがどのように暴れ回るのか。
そこら辺は2巻に期待です!

:: 2016/3/28 月曜日::

■[漫画]運命の決戦…!「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」6巻

ダンまちは外伝はTVアニメ化で本編はOVAらしいですね。
しかしどちらの放映を待たずにこのコミカライズの面白さは最高潮を迎えています!

私がダンまちに惚れ込んだのはまだArcadiaでWeb連載をしていた頃に、
ミノタウロスとの決戦のエピソードを読んだ時なんですよね。
それだけにアニメでも一番注目していたシーンですし、
このコミカライズでも凄く注目していたんですよ。

で、そんな面倒くさい原作厨の私からしても最高の決戦でした!
まずリリから魔剣を奪ったカヌゥがミノタウロスに殺される序盤から良かったですが、
驚いたのがベルくんがミノタウロスへの恐怖に震えるシーンを見開きで描いたことです。

贅沢なページの使い方をすることにも驚きましたが、
この見開きがあることでベルくんがどれほどミノタウロスを恐れているか…
そのトラウマの強さと絶望感がビシビシと紙面から伝わってくるんですよね。
そしてだからこそ、その恐怖を克服して決戦を挑むベルくんの姿が輝くんですよね

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恋し憧れる相手に格好悪いところは見せたくない。
そんな単純だけど、だからこそ強くて熱い理由で立ち上がり、
前へと進むとベルくんが本当に格好良かったです!

それに戦闘シーンも圧巻の一言!
特にラストのファイアボルト3連続のシーンは最高だったなぁ…!
原作でも一番盛り上がるシーンだったし、期待していたんですけど、
その期待に120%で応えてくれましたよ!
そうだよ! これだよ! これが見たかったんだよ!
と思わず読みながら叫んじゃないましたよ!

そんな風に原作を忠実になぞりながら漫画として非常に上手くまとまっていたし、
ベルくんが勝利した時のアイズたちの表情や、
ヘスティア様の慈しむ表情といった場面描写の補完も完璧だし、
本当に最高のコミカライズですよ!

次巻からはベルくんの兄貴分であるヴェルフが本格的に登場します。
仲間を得ることで更なる面白さを見せてくれることでしょう。
今から楽しみです。

:: 2016/3/26 土曜日::

■[漫画]そして決勝へ…「咲-Saki-」15巻

咲-Saki-(15) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:小林 立
出版社:スクウェア・エニックス( 2016-03-25 )

作者サイト:dreamscape
Kindle版:咲-Saki- (15)
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 咲-Saki-

のどっちが繋いで遂に準決勝も大将戦へ…!
ただ、咲も戦く姫松の末原だけでなく、
アイヌのカムイを呼ぶ有珠山の獅子原に、
現在トップの臨海女子のネリーがいて一筋縄ではいきそうになくて…

咲の成長を垣間見ることが出来て嬉しい反面、
ネリーの圧倒的な強さには戦慄しましたね。
そして、何の能力も持たないのに圧倒的な強さを見せる末原にも驚きました。

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獅子原のホヤウにより咲とネリーの能力が封じられていたとはいえ、
咲の表情や視線で察して警戒しながら普通に打って普通にあがるとか、
流石に大将を任されるだけありますよ。

能力は相性とかあるんでしょうし、
それによって勝負の行方も変わってくるのでしょう。
そこら辺の細かい考察とかは重度のファンの方々に任せますが、
そこまで詳しくない私にもわかることがあります。
それは…

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パウチカムイはエロい。

これは間違いないな…!

:: 2016/2/15 月曜日::

■[漫画]ネトゲの友人は女の子じゃないと思った?「ゆうべはお楽しみでしたね」2巻

ゆうべはお楽しみでしたね(2) (ヤング
ガンガン
コミックス)

著者/訳者:金田一蓮十郎
出版社:スクウェア・エニックス( 2016-02-12 )

作者twitter:金田一蓮十郎(@ren10ro)さん | Twitter
Kindle版:ゆうべはお楽しみでしたね (1)
Kindle版:ゆうべはお楽しみでしたね (2)

ネトゲの友人にルームシェアを持ちかけたらリア充ギャルだった件について。

そんな風に始まった奇妙な同棲生活モノの2巻ですが、
二人の間にエロい雰囲気は残念ながら全くないので今回もネトゲあるあるコメディです。

今回はネトゲといえば外せないオフ会ネタがありますよ!
私も何度かやったなぁ、オフ会。
会場が東京だと地方民だと交通費的に辛いモノがあったなぁ…
まぁ、大抵はコミケ前後に開催してくれて助かったんですけどね。(笑

私も経験者なだけにパウのドキドキ感はわかりますよ。
リアルで会うのが楽しみで、実際会ったらアバターとのギャップに驚いて。
でもしばらく話してたらやっぱりあの人だなぁ、と思う不思議な感覚。
ネトゲのオフ会に行ったことがある人にはわかるんじゃないかなぁ。

でもこのオフ会よりもその後のゴローさんとの会話の方がもっとドキドキしたね!
ちょっとヤキモチ焼いちゃった? 的なことを言ったらこの反応ですよ!

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ほんのちょっとだけだよ

まだデレというには微かすぎるけれど、
だからこそなのか、メッチャ萌えるね!
ゴローさん可愛すぎる。

ゴローさんは可愛いだけじゃなくてコミュ力が高いんですよね。
ネトゲ内ではパウに付き合ってイベントをずっと待ってくれる上に、
そのまったりしているだけの時間も一緒に楽しんでくれるし。
リアルではスライムのパンケーキを食べたいパウさんに同伴してくれて、
テンション高いパウさんにもドン引きせずに話してくれるし。
こんな友達がいあたら楽しいだろうなぁ、と思うんですよね。
そして友達のままでは満足できなくなるんですよね。
わかるわ…

そんなゴローさんの意外な可愛さを更に見ることができるのが、
同棲、もとい同居モノの醍醐味ですよ。
パウさんが仕事で外出していると思ったゴローさんが、
一人リサイタル&独り言&おならの音を聞かれていたと知った時のリアクション!

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いつから聞いてたのよ~~~~~~~っ

これは破壊力高いな!
パウ相手には笑顔は見せても赤面顔を全く見せてこないゴローさんなだけに、
この恥じらった顔はレアですよ! 萌え!

それとネトゲしていたせいで不在じゃないことがバレるとか、
いかにもネトゲらしいと思いました。(笑

ゴローさんとの生活を始めたことで少しずつ変わり始めたパウさんの日常が、
今後どういった方向に変化していくのか楽しみですね。
もちろん、ラブコメ的な意味で!

:: 2015/7/29 水曜日::

■[漫画]三巨乳と一貧乳の戦い「咲-Saki-」14巻

咲-Saki-(14) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:小林 立
出版社:スクウェア・エニックス( 2015-07-25 )
作者サイト:dreamscape

Kindle版:[まとめ買い] 咲-Saki-

Kindle版:咲-Saki- (1)
Kindle版:咲-Saki- (2)

Kindle版:咲-Saki- (13)
Kindle版:咲-Saki- (14)

準決勝副将戦ということでついにのどっちが登場!
でもその前に有珠山高校の面々のエピソードが語られていたんですが、
阿知賀みたいな昔からの仲良しが集まったというよりも、
少しずつ集まっていき、そして一丸となって目標に向かうのは、
ちょっと清澄と似ているような気がします。

そんな有珠山高校が誇る新星のユキちゃんこと真屋由暉子ちゃんが副将として登場!
一人だけの一年生ながら飛びそうな点数の中で頑張ってる姿は、
健気な小動物なようで、ちょっと応援したくなりますね。
それにしても結構小柄なのにのどっちとタメを張れるくらいの巨乳には驚きですよ。

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私はエトペンになりたい…

小柄と言いましたが、今回は描き下ろしでキャラクターの一覧表が載ってます。
そこで書かれている限りではユキちゃんの伸長は139cmとのこと…!
おぉ…! タコスの143cmよりも小さいとかマジで小柄だな…!
流石に宮守女子の胡桃ちゃんの130cmや衣ちゃんの127cmには及ばないけれど、
それでも139cmは充分小さいし、その小さなボディにあの巨乳とかロリ巨乳すぎて大正義ですよ。
それでいてちゃんと麻雀も強いしで将来有望すぎる子です。

麻雀ですが、それぞれの能力とかも面白かったけど、
のどっちの成長が見えたのが良かったですね。
彼女たちはまだまだ若いんだからこれからも更に飛躍してくれそうです。
そして最後の大将戦ですが…
咲は苦手意識持ってるみたいだしはたして大丈夫なのか…!
流石に勝ってくれるだろうとは思うのですが、
点差が結構開いているだけに心配であります。

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