本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2020/10/22 木曜日::

■[漫画]ましましJKよりも可愛いお嫁さん「トニカクカワイイ」13巻

トニカクカワイイ13巻トニカクカワイイ13巻
出版社:小学館
作者名:畑健二郎
作者twitter:畑健二郎さん (@hatakenjiro) / Twitter
紙書籍通販:トニカクカワイイ (13)
Kindle版まとめ買い:トニカクカワイイ
DMM電子書籍:トニカクカワイイ (13)

女子高での臨時講師のお仕事をはじめたことで女子高生の知り合いが増えたナサくん。
それでも一番可愛いのは司さんで固定されているんだけど、
知り合った女子高生たちはJKなので姦しいので色々とワチャワチャ出てきて、
色んな騒動に巻き込まれていくのであった…!

今月からTVアニメが放映されましたね。
私は現在「鬼滅の刃」を劇場版を観る前に復習しているところなので、
今期アニメは全然観れてないのですが、あとでOculus Quest2でゆったりと観る予定です。
VRで観ると劇場で観ているような迫力で鑑賞できるからお勧めです。

それはともかく13巻では生徒のJKたちが色々と出てくるため、
司さん登場頻度は相対的に低くなっているのですが、
司さん萌え濃度は高いので満足度は高いままなのです。

例えば今回は綾さんが相変わらずアホなことを言い出したせいで、
ナサくんが肉体労働をすることになったんですが、
そんなナサくんの姿に胸キュンした司さんがとっても可愛いのです!

肉体スペック的には圧倒的に司さんの方が高いのは確かなのですが、
それはそれ、これはこれというか。
むしろだからこそ気付かなかったナサくんの汗をかく姿に惚れ直すというか。
いやー、これはとても良いモノを見せてもらいました。

とても良いモノと言えば描き下ろし漫画が最高でしたね。
ナサくんもやはり男の子なので色々とエッチなことをしたいお年頃ですもんね!
司さんが早寝すぎてエッチなことができなくて、
ついつい暴走しておっぱい揉んじゃうのは仕方ないと思うのですよ!!!
というか、夫婦なんだから子作りとかもしたいだろうに…
司さん… 生殺しですよ…!

これはもう、TVアニメ化もされたことだし、エッチな薄い同人誌に期待するしかないですね…!w

:: 2020/8/30 日曜日::

■[漫画]名探偵メイド「よふかしのうた」4巻

よふかしのうた4巻よふかしのうた4巻
出版社:小学館
作者名:コトヤマ
作者twitter:コトヤマさん (@cot_510) / Twitter
紙書籍通販:よふかしのうた (4)
Kindle版まとめ買い:よふかしのうた
DMM電子書籍:よふかしのうた (4)

セリちゃんの眷属となったメンヘラさんに会ったり、
メイドしている吸血鬼に会ったり、
担任教師とバッタリと会ったりと、
今日も夜の街は刺激でいっぱいだ!

表紙にあるようにメイドさんですよメイドさん。
深夜にメイド喫茶とか風営法的に大丈夫なのか心配ですが、
夜とは言っても19時とかそんくらいなのかもしれない。

まぁ、そんな無粋なツッコミはともかく、
メイド喫茶で働く吸血鬼のミドリさんに、
頼まれて助っ人メイドになったナズナちゃんですが…

ふむ…
これはこれで悪くないな…

無愛想なメイドも属性としてアリ。
貧乳なのも属性としては一般的でアリ。
ミドリさんのような典型的な萌えメイドも当然アリのアリ。
メイドさんだから全てオールオーケーなのだ!

そんなメイドのミドリさんが巻き込まれた盗撮事件ですが、
コウくんが男の直感で解決したのは流石でしたが、
その後に犯人を断罪するのではなく、赦すミドリさん良いよね…

青少年にはこの言葉は響いて欲しいんだよなぁ。
みんな病気だよ。
普通なんてものはないんだよ。

そんなほんのりとした良い話で終わっていれば良いんですが、
深夜にアキラとマヒルの3人と学校に行って出会った吸血鬼ですが…
女探偵さんの登場といい、わりときな臭くなってきましたね…

コウくん…
大丈夫かなぁ…?

:: 2020/8/20 木曜日::

■[漫画]嫉妬はラブコメのスパイス「トニカクカワイイ」12巻

トニカクカワイイ12巻トニカクカワイイ12巻
出版社:小学館
作者名:畑健二郎
作者twitter:畑健二郎さん (@hatakenjiro) / Twitter
紙書籍通販:トニカクカワイイ (12)
Kindle版まとめ買い:トニカクカワイイ
DMM電子書籍:トニカクカワイイ (12)

恩師の頼みで女子高にボランティアのプログラミング講師をすることになったナサくん。
頼れる旦那さまの周りに若くて可愛いJKがいるという事実を、
司さん本人よりも周囲の人間が囃し立てたせいで、
あの司さんの心に嫉妬という可愛さスパイスが追加されて…!

先日、若木民喜さんの「結婚するって、本当ですか」1巻発売を記念したインタビューが掲載れました。
その記事を読むまで知らなかったんですが畑健二郎さんって初婚じゃなかったんですね。
てっきり浅野真澄さんとの新婚生活に浮かれて始まった漫画だと思ってただけに、
結婚の酸いも甘いも味わった上で描いているという事実を知って物語に深みを感じております。

まぁ、そんな情報はなくても面白いのがこの「トニカクカワイイ」という作品です。
司さんが綾さんにノセられてJKの制服を着ているとかコスプレ感はありましたが、
それでもトニカクカワイイのです。

年齢的にも着ているのはおかしくないというか、
むしろナサくんと同級生での学園ラブコメの可能性も見えてきましたが、
今のナサくんの立場からすると教師と生徒の禁断のラブコメになるのでしょうか。
うーん、それはそれで良いな…!

12巻での夫婦ラブコメで一番可愛かったのは激辛ラーメン回でしょうか。
司ちゃんのリクエストで激辛ラーメンを食べに行く、というだけの話なのに、
そこに居合わせた生徒の都さんが客観的な視点を提供してくれることで、
この二人がいかに仲が良いのかというのを見せつけてくれまして…
いやー、司さんの無謀を諌めるのではなく、受け止めてフォローするナサくんってば良い男だわ…
そして司さんが可愛いと即座に褒めるとかナサくん、やっぱり良い男だわ…

それと司さんの可愛さで言えばナサくんと離れて寂しいからと、
職場の近くまで来ちゃったのを見つかって誤魔化すところですね。

バレバレやんけ。
というところまで含めてトニカクカワイイのです!

ラストではちょっとシリアス展開というか物語の核心に関わりそうなネタが出てきましたが、
この作品にはそういった展開は1割未満くらいしか求めていないので、
できれば次巻以降も甘々な夫婦ラブコメを読ませて欲しいな、と思う次第であります。

:: 2020/8/19 水曜日::

■[漫画]苺 ~女性プロ棋士に成る方法~「龍と苺」1巻

龍と苺1巻龍と苺1巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (1)
DMM電子書籍:龍と苺 (1)

中学2年生の女子、藍田苺。
学校での休み時間中にいきなりいじめっ子を椅子で殴る暴行事件を起こす。
その動機は義憤とか復讐とかではなく、命懸けの勝負をしたいというキチガイみたいなもの。

スクールカウンセラーをしている元校長の宮村は、
その異常性と天才性に将棋の対局を通して気付いたため、
翌日にアマチュアの大会に連れて行ったところ連戦連勝で…

「響~小説家になる方法~」のミハルさんこと柳本光晴さんの新作です。
ミハルさんは同人作家時代から少年誌というメジャー誌志向でしたから、
夢の階段を更に踏み出した感がありますね。
今回も響と同じくキチガイだけど天才な女子が主人公ですが、
少年誌なので14歳の中学生にしていますし、
必ずしも不敗ということはないのも前作とは違ってます。

歳を取るとわかるのですが、人と会う経験を積み重ねると、
初対面の人と会ったら、まずどのタイプの人かを型に嵌めて考えるようになるんですよね。

将棋風に言い換えると人の個性という定跡を覚えているので、
それに当てはめるだけで考える必要がなく、とても楽なんです。

しかし藍田苺はそんな定跡をぶっ壊してくれるのですよ。
「暴行事件を起こすくらいヤンチャな80年代にいた生徒」
「女の子の棋士」「子供」「癇癪持ち」
そんな色々な属性を見て個性という定跡に当てはめようとして、
見事に一撃を食らって負けるおっさんたちを見ると爽快感があります。

ただ、どんなに才能があっても誰が相手でも俺TUEEEできるほど将棋の世界は単純ではありません。
実際に宮村には二歩というルールを知らないところを突かれてるし、
定跡を知らないという弱点も突かれてるし、
トッププロには力押しで負けてしまうんですよね。

ただ、それで簡単に諦めるとは思えないんですよね。
普通の少年漫画だとここから奮起して、プロと戦うためにプロになると思うんですよ。
同じサンデー連載の「MAJOR」とかそんな感じだったし。
でも、この作品の作者はミハルさんですからね…
そんな普通の展開にならないだろうし、実際にサンデー本誌ではそうなってないし…
先が読めないだけに、藍田苺がどんな奇想天外なことをしてくれるのかワクワクしちゃいます。

藍田苺は現時点でも奨励会で良い成績を取れそうですが、
単純に既存のルールに則ってプロになるとは思えないので、
何かしらクレイジーな、ルールの盲点をついたプロの成り方を見せてくれると思いますので、
2巻以降の展開が楽しみです。

:: 2020/8/18 火曜日::

■[漫画]エルフの旅路「葬送のフリーレン」1巻

葬送のフリーレン1巻葬送のフリーレン1巻
出版社:小学館
原作者名:山田鐘人
作者名:アベツカサ
作者twitter:アベツカサさん (@abetsukasa) / Twitter
紙書籍通販:葬送のフリーレン (1)
DMM電子書籍:葬送のフリーレン (1)

10年に及ぶ旅の果てに魔王を倒して凱旋した勇者ヒンメルとその仲間たち。

王への謁見も終わりタイミングよく見られた流星群を見ながら、
50年後に流星群をまた見よう、と別れたヒンメルたち。
魔法使いのフリーレンはエルフのため不老なため全く見た目が変わらないが、
人間のヒンメルは老いには勝てずすっかり老人になり、
約束を果たしたら帰らぬ人になってしまった。

そして亡くなってからヒンメルと10年しか一緒に居なかったことに気付き、
人間の寿命の短さを痛感したフリーレンは涙を流してしまう…

これからは人間を知ろうと決意したフリーレンは多くの人と関わるようにし、
かつての仲間であるハイターに頼まれて弟子を取ることになるんだけど…

少年サンデーで始まった新連載なんですが、面白いです。
派手さはなく、どちらかというと地味なテーマなんですが、
骨太な面白さがあるんですよね。

エルフのフリーレンがその不老が故に気楽に気長に旅をするんだけど、
人間は寿命が短いから色々と齟齬が出ちゃうというか。
弟子のフェルンが生き急いでいるように見えちゃうけれど、
半年も無駄に思えるようなことをさせられたらそりゃ焦れるよなぁ、とも思うんですよね。
ただ、何だかんだでフリーレンは良い仕事をするんですよね…

人間のフェルンとの二人旅になったことで、
フェルンの成長がわかるだけにフリーレンの不老っぷりが際立ちますね。
初めは髪の毛が短かったフェルンがロングになり、
あっという間にフリーレンの背を追い越すほどになって…
これはうかうかしてたらあっという間にフェルンが結婚、妊娠、出産とかしそうです。

背景までしっかりと描かれているので絵を見ただけで世界感が伝わってきますし、
ただの日常の一コマでもフリーレンたちの性格も伝わってきますので、
じっくり読むとじんわりと面白さを噛みしめることができます。

どうしても地味さはあるけれど、滋味溢れる料理のような面白さもあるので、
是非この1巻を手に取ってこの面白さを実感して欲しいです。

:: 2020/5/19 火曜日::

■[漫画]人はなぜ結婚するのか?「トニカクカワイイ」11巻

トニカクカワイイ11巻トニカクカワイイ11巻
出版社:小学館
作者名:畑健二郎
作者twitter:畑健二郎 (@hatakenjiro) | Twitter
紙書籍通販:トニカクカワイイ (11)
Kindle版まとめ買い:トニカクカワイイ
DMM電子書籍:トニカクカワイイ (11)

祝! アニメ化!

 
 
 
祝! YouTubeチャンネル解説!

って先生何やってんすか!
あんた週刊で漫画描いて、毎晩Twitterで漫画描いて、その上YouTubeて。
仕事が早いとか実行力が半端ないとかそんなもんじゃねぇ…
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

さて、10巻でまるで完結かのような見事な大団円っぷりを見せましたが、
ちょっとだけ続くんじゃ、の通りここからが本番ですよ。
早速、時子さんと要ちゃんが頑張って新婚の二人の披露宴をしたり、
一緒のベッドで三密の濃厚接触をしたりと、
独身非モテの自粛警察が出動しそうなイチャラブっぷりですよ!

かー! いやしかー! いやらしかー! うらやましかー!

そんな二人の新居がもう少しで完成するということで、
要ちゃんじゃないけどエッチだと思わざるを得ないわけですよ。
そろそろ薄くてエッチな本が出てもおかしくないのでは!?
とか考えてしまう今日このごろです!

まぁ、それはそれとしてですね。
ナサくんが悩んでいたように良い雰囲気からベッドに誘う言葉とか、
実践的なノウハウ(ただし失敗談)が溢れていますよね。
まぁね! 私は実践以前の問題なんですけどね!
ナサくんは司さんに抱きつき方が下手だと言われて凹んでましたが…

そもそも抱きつける相手がいるサンデー読者が1割以上もいるわけないだろう!(偏見
机上の空論、絵に描いた餅なんだよ!
でも絵に描いた餅って美味しそうだよね!
わかるー!

閑話休題

ナサくんがJKに囲まれることになって心配する司さんが、
とても可愛いな、と思いました。
早くアニメ化して、エッチで薄くてラブラブな本をエアではないコミケで見つけたいと思いました。

それはそうと…

ナサくんは先生にボランティアで仕事を手伝ってあげてますが、
畑先生は自分のお嫁さんに手伝って貰った方が良いのではないかな、と思う次第であります…

HTML convert time: 0.134 sec. Powered by WordPress