本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2016/10/18 火曜日::

■[ラノベ]たわわ(な良田さんのバレンタイン告白)チャレンジ!「のうりん」13巻

のうりん 13 (GA文庫)
著者/訳者:白鳥 士郎
出版社:SBクリエイティブ( 2016-10-14 )

作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎 (nankagun)さんはTwitterを使っています
絵師サイト:ticketchan
絵師twitter:切符 (ticketchan)さんはTwitterを使っています
Kindle版:のうりん 13
Kindle版まとめ買い:のうりん

久しぶりの「のうりん」本編の続きだー!
メインヒロインである林檎ちゃんが何も言わずに姿を消し、
一体どうなるのかとヤキモキしてましたが、
意外と耕作が冷静でびっくりしました。
前と違うのは林檎ちゃんと一緒に過ごした記憶があるからなのかなー

林檎ちゃんが居なくなり、何か決定的なモノが欠けた感がありますが、
それでもいつも通りのネタのオンパレードを見せてくれます。
初っ端からとうらぶのクラウドファンディングな話や、
「NEW GAME!」といった時事ネタまで使って笑わせにきているところは、
やっぱり「のうりん」だなぁ、と思いますね。
それでも何か足りないと思ってしまうあたり、
やっぱり林檎ちゃんは必要な人なんだなって思いますね。

そして使うだろうなぁ、と思っていたネタ筆頭である「みのりフーズ」問題。
産廃横流しの現場が舞台となる岐阜の近隣だったし、
名前が名前だからやるだろうと思ってましたが、
予想以上に真っ向から切り込んできましたね。
食を扱う作品なだけに避けては通れないんだなぁ。

そしてもう一つ真っ向ストレートだったのが継を巡る三角関係ですよ。
まさか怜ちゃんがあんなに面と向かって告白するとは…
残念ながら当て馬という言葉がぴったり当てはまることになったけど、
彼女の勇気は褒められるものだったと思いますよ!
大丈夫、振られ属性ヒロインは一定の需要があるから!(←妙な励まし方

継と良田さんの決着はこれでついたけど、
耕作と農と林檎ちゃん(あと金上も)の正妻戦争はまだ決着していないので、
完結巻である次巻が楽しみでなりません。
正直、完結してしまうのは残念で仕方ないのですが、
「りゅうおうのおしごと!」も面白いので笑って見送りたいですね。
できれば早めに出てくれると嬉しいけど、
いつまでも終わってほしくないからしばらくインターバル取って欲しい気持ちも…
うーん、複雑だなぁ…

:: 2016/10/16 日曜日::

■[ラノベ]前前前世「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」11巻 ドラマCD付き限定特装版

待ちに待った「異端児」編のラストです!
前回、九死に一生というかそれ以上の奇跡で命を繋げたウィーネだが、
事態はまだまだ楽観できない最悪一歩手前な状態。
「異端児」たちの安息の地はまだ地上にないので、
ダンジョンに戻るしかないんだけど入り口にはギルドとロキ・ファミリアが立ちはだかる。
「異端児」を統率する賢者はその状況を打開するために再度ベルに救援を求め…

物語の英雄というものは次々と試練が課されるものですが、
ベルくんには精神的にも物理的にも試練が襲いかかりまくりですね!
でも、それを支える主神のヘスティア様に家族のヴェルフたちに、
信じてくれるリューにシルさんといった友人がいるのは心強かったです。

そして連続する試練に対して折れない心の強さを持つようになったベルくんを見ると、
本当に成長したなぁ、と思いますよ。
そんなベルくんの姿を直視してしまったら、
そりゃエイナさんも本格的に胸が高鳴っちゃうよね!
ちょっと前までは手のかかる弟のように思っていたのに、
連絡がなかったら怒るとか、まるで恋人のように振る舞い、
遂には自分が知らない「男」の部分を見て惚れてしまうとか、
エイナさんってばマジ可愛い…!
ラストでベルくんに守られるポジションといい、
今回のメインヒロインはウィーネではなくエイナさんだったのかもしれないな!
いや、そうに違いない!(←エイナさん好きの妄言

それにしてもまさかと思ってましたが、アステリオスの前世が彼だったとは…
確かにオッタルに鍛えられた上にベルくんとの激戦を繰り広げたことを考えれば、
魂に記憶が残ってても不思議ではないのかもしれない。

それと、ベルくんとアステリオスの戦いの熱量はいまだかつて無い程でしたが、
まさかああいった結末を迎えるとはなぁ…
アステリオスは一勝一敗と言ってましたがアイズに助けられた時のことを考えれば、
ベルくんにとっては一勝二敗でしょうね。
ただ、アステリオスの本来の強さを考えると再戦は結構先のことになりそうな予感。

ちなみに特装版のドラマCDですが、本編とは打って変わってコメディ色がかなり強かったですね!
もうね、声優さんのテンションが凄いことになっているというか。(笑
アイズお姉ちゃん… 良い…

:: 2016/9/19 月曜日::

■[ラノベ]女流棋士のお仕事「りゅうおうのおしごと!」4 ドラマCD付き限定特装版

りゅうおうのおしごと! 4 ドラマCD付き限定特装版 (GA文庫)
著者/訳者:白鳥 士郎
出版社:SBクリエイティブ( 2016-09-16 )

作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎(@nankagun)さん | Twitter
絵師サイト:Life is free
絵師twitter:しらび(@shirabii)さん | Twitter
Kindle版:りゅうおうのおしごと! 4
Kindle版まとめ買い:りゅうおうのおしごと!

女流棋士への最短ルート”マイナビ女子オープン”
そのアマチュア枠で出場することになったあい、天衣、桂香の三人。
これから忙しくなり弟子に構ってられなくなりそうな八一は、
二人の弟子のサポートをしようと気合いを入れるが、
いつの間にか二人とも危なげない強さを身に着けていて…

今一番勢いのある(個人の感想です)ライトノベル「りゅうおうのおしごと!」最新刊が発売!
今回は女流棋士とはなんぞや、という根本的な疑問に対して、
具体的に、そして赤裸々に答えを出してくれます。

女流棋士のトップを長年勤めている”エターナルクイーン”釈迦堂里奈曰く「晒し者」
女流棋士に将棋の才能以上に求められている才能「ルックス」
そしてニコ生でも人気の鹿路庭珠代女流二段が持つ属性「巨乳女子大生」
そういった現実的なモノをまざまざと見せつけてくるからこの作品は凄いと思います。

ただ、そんなイロモノみたいな女流棋士だけど、
戦う騎士たちの本気具合もビシビシと伝わってくるんですよね。
あいや天衣といった煌めく才能を持つ子供たちだけでなく、
将棋人生を賭けてかつての戦友と涙ながらに指す桂香さんや、
本気だからこそ孤独になる鹿路庭さんとか最高に熱いんですよ。
可愛いだけで乗りきれるほど、将棋界はぬるま湯じゃないんだよなぁ。

また、3巻で名前だけ出ていた祭神雷は予想以上にネジが飛んでましたが、
この4巻の銀子は読者のネジが飛んじゃうほどに可愛くてヤバかったですね!
将棋界は女流棋士が可愛いだけで乗りきれないと言いましたが、
ラノベ界はヒロインが可愛いことは必須事項ですからね!

釈迦堂さんの手によってドレスアップされた銀子は見た目だけでなく、
八一を罵倒する台詞も「…しねぇ」とか可愛いものになってる上に、
馴れないヒールで不安定だからと八一に頼りきりになっちゃったりと、
もうとにかく、マキシマムに可愛かったです。
やはりね、銀子は尖ったツンがあるからこそ、デレが輝くんだな!
と、そう思わざるをえないわけですよ!
まぁ、一番可愛いのはシャルちゃんだな、とも思うのですが!(ぉ

それにしてもあいと天衣の二人は本当に強かったですね。
その強さの原動力になっているのが師匠である八一のためというのが、
師匠そっくりだな、と思うんですよね。
あいに無様なところを見せてられないから頑張った八一の姿を見てきたからこそ、
あいも頑張ったんだなぁ、と思うと胸の奥からあたたかいものが溢れてくるようです。

そんな風に将棋に関して詳しくなくても面白かったですが、
将棋に関して詳しい人もニヤリとするネタも多かったかと思います。
終盤の歩夢と名人との勝負で千日手となった6六銀は、
第60期王座戦5番勝負の第4局の羽生名人のソレが元ネタでしょうし、
リップクリーム投了も佐藤天彦八段のソレが元ネタでしょうね。
そういった細かい将棋ネタも拾ってるところも評価されたからか、
ライトノベルで将棋ペンクラブ大賞を受賞という快挙も成し遂げられたのでしょう。
いやはや凄い。

しかし、そんな受賞をした直後にこの限定版に付属したドラマCDで、
JSだらけの海水浴な内容を収録するのが一番凄いと思います。(笑
うーん、小倉唯ボイスのシャルちゃんマジ可愛いな…
今からアニメ化が待たれる…!

:: 2016/9/17 土曜日::

■[ラノベ]メメタァ!「異能バトルは日常系のなかで」12巻

異能バトルは日常系のなかで 12 (GA文庫)
著者/訳者:望 公太
出版社:SBクリエイティブ( 2016-09-14 )

作者twitter:望公太(@nozomikota)さん | Twitter
絵師サイト:KONGARI -http://029-oniku.com/-
絵師twitter:029(@o2929)さん | Twitter
Kindle版:異能バトルは日常系のなかで 12
Kindle版まとめ買い:異能バトルは日常系のなかで

本編の続きかと思った?
残念! アニメの円盤特典小説のまとめでした!

いや、うん、ビックリだね。
てっきり完結直前のつもりで読み始めたら、
いきなり時系列がおかしいと思った直後に、
「これ、円盤の特典小説だ!」と分かった上に、
更にメタネタのオンパレードで、もうどういうことなのかと。
まぁ、本編の筆が進んでないだけなんでしょうけど。

一応書き下ろしもあって、それは表紙になっている運命子ちゃんの話で…
本編でちらっとだけ言われていた彼女が死ぬ話なんですけど、
円盤特典の一十三の話も相まって中々しんみりするモノがありましたね。
そういった意味では予想は裏切られたけど、期待通りのものは少しあったかな、
という気持ちになります。

それとこの円盤特典を読んだ後はとてもアニメ版を観たくなりますね!
特にOP動画は何度も見返しましたよ。
具体的に言うと彩弓さんのおっぱいがブルンブルンと揺れるところを!
彩弓さんが恥じらいを感じていると思いながら観ると、
何というか、こう、こみ上げてくるものがありますよね!(笑

こうやって文庫の形になったことで挿し絵が付いたので、
円盤を全部持っている人にもお得感があると思います。
具体的に言うと鳩子を相手ににラッキースケベが起こったところのイラストとか!

うん、何というかおっぱい尽くしだった気がする12巻でした。
これはこれで悪くないんですが…
次巻こそは物語が安藤寿来メインで進みますように。

:: 2016/6/22 水曜日::

■[ラノベ]姉妹の絆「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア」6巻

祝! アニメ化決定!

本編のアニメ化につづいてこの外伝までアニメ化とか凄いなぁ。
名実ともにGA文庫の主力級の作品ですよね、ダンまちって。
このままの勢いで今後も突き進んでいって欲しいですね。

大規模遠征から帰還したロキ・ファミリア。
アイズたちも多少はゆっくりするかと思いきや、
ロキがいきなり慰安旅行という名目でオラリオ近郊の汽水湖に湖水浴に行くことに。
しかし単なるバカンスではなく食人花の調査の目的もある上に、
港にはアマゾネスの国からやってきたカーリー・ファミリアがやってきて…

今回は表紙にもなっているティオナとティオネのアマゾネス姉妹の物語です。
二人が過ごしたアマゾネスの国における蠱毒な儀式とか、
結構殺伐というか退廃的なものには驚かされますが、
前半はかなり楽しい内容なのでコメディ好きも安心です。

というかアイズたんが可愛すぎるだろう…(笑
弱点が全くないと思っていたアイズがまさかカナヅチだとは…
カラーピンナップで怯えているアイズたんが萌えに萌えますよ。
それとロキが用意した際どい水着を手に石化しているリヴェリアも可愛かったです。(笑
はいむらきよたかさんはいい仕事をするなぁ…!

それにしてもあの脳天気なティオナにあんな凄惨な過去があったとは…
童話が好きなだけのアホの子かと思ったら、
傷ついた姉のために自ら血腥い傷を負おうことも厭わないとか…
何というか、こう、愛しさが生まれてきますね…!

しかし… フィンってば罪作りな勇者だなぁ…
今度からアマゾネスキラーと呼ぼうかな…(笑

:: 2016/5/22 日曜日::

■[ラノベ]Dの妄執「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」10巻 小冊子付き限定版

理知を備え、人語を解するモンスター「異端児」のウィーネと出会い、
情を育んだベルたちヘスティア・ファミリアだったが、
ウィーネは同じ「異端児」とダンジョン内の里を転々とする生活になり、
ベルたちとは別れることに。
別離したけれど再会することを願うベルたちだったが、
「異端児」を密猟するイケロス・ファミリアのディックスたちは、
最悪の方法でウィーネたちを手に入れようと策謀して…

9巻から続く下巻に相当する10巻がやっと発売です。
まぁ、ヤスダスズヒトさんは仕事が忙しいので仕方ないといえば仕方ないのですが。
それにしても400ページ超でもまだもっと読みたいと思わせられましたね。
半年以上待っていただけに渇望もより大きくなってしまったから当然かもしれませんが。

それにしてもベルくんも大変な選択の連続だなぁ…
ディックスの欲望の悪意の結果、
憧憬と約束の狭間で揺れ動くベルくんを見てると本当にハラハラさせられましたよ。
どれだけ頑張り悪名を被ろうとも手の平から希望が滑り落ちた時の絶望感が半端なかったですが、
賢者のお陰で一握りの希望が残ったのには安堵しました。

とはいえベルくんに待ち受けるこれからの苦難を考えると辛いモノがあるなぁ。
エイナさんという嘘をつかれてもベルくんという一人の少年を信じてくれる存在が、
ファミリア以外にもいるのは本当に得がたいモノですがそれでも辛いだろうなぁ。
ヘルメスには上手いことフォローして欲しいところです。

それにしても作者の大森藤ノさんは本当に牛が好きですね。(笑
ベルくんの因縁の相手だからというだけではなく、
ここで猛牛が猛威を振るうとは思いませんでしたよ。
彼の出番もまだあるみたいだし、そちらにも期待したいですね。

それと特典の小冊子の方ですが、フェルズさんによる観察日誌も面白かったけど、
九二枝さんによるリリの短編漫画も良かったですね!
本編での出番が減っていただけに良いリリ分の補給になりました。
ありがとうございます。

HTML convert time: 0.126 sec. Powered by WordPress