本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2014/5/17 土曜日::

■[ラノベ]進撃のゴライアス「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」5巻

我々は二年以上待った…!

ダンまちがまだWEB小説だった頃、書籍化が決まって連載が止まった箇所がこの5巻の一章部分。
つまり、「大爆炎」で止まって二年以上放置されていた訳ですよ!
これはもうレイニー止めじゃなく、大爆炎止めという言葉が出来てもおかしくないな!

さて、そんな待望の5巻だった訳ですが…
長い間待たされたということをさっ引いても面白かったなぁ…!
Lv.2になり、更にヴェルフという新たな仲間を得て意気揚々と中層に至ったベルたちだけど、
遠距離攻撃をしてきて、群体としての攻撃をしてくるようになったモンスターを相手に、
一進一退のギリギリの戦いをしていたら他所のパーティーにモンスターの群れを押しつけられ、
更にダンジョンの執拗な悪意によって仲間は傷付き、装備を失い上層に戻ることも難しくなり…

序盤の絶望的な展開には嫌な汗が出まくりでしたね!
初めての中層ということで多少は楽しみもあったはずなんだけど、
そんな余裕はあっという間に無くなり、全滅直前の決死行になるだなんて…!

それでも、そういった危機的状況でも冷静な意見を出せるリリ。
ヴェルフが持つ対魔力魔法。
ナァーザから貰った回復薬。
エイナさんから必ず装備するように言われた精霊の護布。
ベルの絶対に仲間を見捨てない想いと【英雄願望】というとっておきの切り札。
どれか一つでも欠けたら全滅していたギリッギリの綱渡りは最高に盛り上がりました!

それに比べて中盤の展開は一気に弛緩したものになって驚きました!
心配でたまらず助けに来たヘスティアたちも交えて和やかな展開になるだけではなく、
まさか男神ヘルメスのいたずらで水浴びの覗きイベントが発生するとは…!
それにしても憧れのアイズだけでなく、エルフのリューさんの裸まで見ることが出来るなんて…
これがベルくんの発展アビリティ【幸運】の恩恵というものなのか…!(笑

それにしてもまさかここでリューさんの過去を知ることになるとは思わなかったなぁ。
事情があるのは知っていたし、酒場のウエイトレスにしては強すぎたけど、
まさかあんな壮絶な過去があったとはなぁ…
そんなリューさんに気を許されるベルくんの人誑しスキルは半端ないな!
ちなみにWEB版だとベルくんの師匠はアイズではなくリューさんだったので、
それを知っているとより感慨深いです。

そんな緩んだ空気だった中盤に比べて、一気に緊迫した終盤の展開も凄かった!
ヘルメスやヘスティア、神々の言葉から裏付けられたけどダンジョンの意思。
その憎悪による安全地帯であった第18層ではあり得ないはずの【階層主】ゴライアスの出現。
Lv.4のリューさんでさえ足止めしか出来ないダンジョンの中ボスとも言える巨人を相手に、
絶望的な戦いを繰り広げる冒険者たちの混成軍の中にあって、
仲間たちが切り拓き、希望を一身に背負って駆け抜けるベルくんはマジ格好良かったですよ!

本当に5巻も最高に面白かった!
ベルくんの育ての親の意外なようで納得の正体に、
更にベルくんに興味を持つようになった神と、
まだまだ波乱の要素があるので先の展開が気になりますね!
続きが気になりますが、次に出るのはアイズ視点の外伝2巻です。
【Amazon.co.jp限定】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア2 書き下ろしSS付き4Pリーフレット付き (GA文庫)

こちらは来月発売なので楽しみです!
あぁ…、でも本編の続きも早く読みたい…!

:: 2014/5/16 金曜日::

■[漫画]小さな英雄の一撃「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」2巻

ダンまちコミカライズの2巻が発売!
原作1巻のクライマックスが圧倒的画力で大迫力で描かれているので、
読んでると否が応でも盛り上がるってなもんですよ!

迷宮都市オラリオで民衆の娯楽として行われる「怪物祭」
ひょんなことからそこに出かけたベルとヘスティアの二人だけど、
そこにフレイヤが仕掛けた事件が起こり、二人の前に凶悪な怪物が出現!
執拗に狙われるヘスティアを守るためにベルは奔走するが…!?

いやー、熱いですね! バトル展開が超盛り上がりますね!
自分よりも格上の怪物・シルバーバックを前にして恐怖に震えながらも、
守るべきヘスティアを前にすれば奮起しちゃうベルくんはマジで男の子だな!

danmachi_comic02_01

最大のピンチも二人の絆と、精一杯の勇気で乗り切っちゃうクライマックスは最高でしたね!
これぞダンまちの真骨頂やで!

もちろんヘスティアが可愛いってのも見所の一つですね。
シルバー・バックを前にして怖くて震えるヘスティアも可愛いし、
死ぬかもしれない逃走劇の最中だというのに、
最愛のベルくんにお姫様抱っこされたら幸せを感じちゃってるトコとかおもしろ可愛すぎる。(笑

そしてそんな盛り上がった後は原作2巻のエピソードに突入する訳なんですが、
ギルド職員のエイナさんとのデート回ですよデート回!
それにヘスティアの巨乳を活かした衣装も拝めるので大変素晴らしいですね!

ちなみに巻末には原作者の大森藤ノさんが短編を書き下ろしてますので、
原作ファンも必見の一冊になっていますので是非読んで欲しいです。
面白いよ!

:: 2014/1/19 日曜日::

■[ラノベ]剣姫の物語「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア」1巻

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア (GA文庫)
著者/訳者:大森藤ノ
出版社:SBクリエイティブ( 2014-01-15 )
文庫 ( 320 ページ )
絵師サイト:rainbow spectrum

小冊子付き限定版を2ヶ月前にAmazonで予約したのに未だに届かないので通常版買ってきたよ!
Amazonェ…

ダンまち外伝となってますが、本編と同じ時間軸で、
視点をロキ・ファミリア、その中でもアイズ・ヴァレンシュタインを中心に据えた物語です。
イラストレーターがはいむらきよたかさんということもあり、
新キャラ魔法使いのレフィーヤが傷つきながらも頑張る姿を見てると、
上条さん的な熱血さを感じましたね。(笑

それにしてもアイズの立場で書かれたからよく判ったんだけど…
ロキ・ファミリアが強すぎてヤバイ。
特にアイズの強さが突出しまくっててヤバイ。
これは確かにベルくんと一緒に冒険が出来ないよなぁ。
この強さに到達するのは、いくらベルくんに”憧憬一途”の効果があれども、
かなりの時間が掛かりそうです。

先月発売された4巻でロキ・ファミリアのリーダーであるフィンが、
自分たちは堅実な戦いに慣れてしまったと言ってましたが、
確かに、新種の手強いモンスター相手でもパニックにならず、
あっという間に迎撃体制を整えて殲滅するとか凄いですよ。
フィンたちとベルくんの間に如何に経験と手札の数の差があるか如実に分かりますね。
そして、未知の脅威を前にしたら撤退を簡単に決断出来るところも堅実さなのでしょう。

フィンやアイズ以外のロキ・ファミリアの面々も個性が強いよなー
アマゾネスの姉妹はその性格と戦闘スタイルも独特だし、
リヴェリアがお母さんしてて微笑ましいし。(笑
レフィーヤはアイズたちに比べてレベルが劣っている事がコンプレックスみたいだけど、
それでも一発逆転のスキルを持っているし、Lv.3なんですよねー
そう考えるとやっぱりロキ・ファミリアの層の厚さが伺え、
そしてベルくんの強さは本当にまだまだなんだな、と感じます。

本編1巻と同じ時間軸なので、アイズがベルを見かけたのは3回です。
つまり、ミノタウロスからの救出、酒場での遭遇、フィリア祭での目撃ですが、
たった3回ながらも、しっかりとアイズの記憶にベルが残っているを感じられて、
ベルの気持ちを考えると我が事のように嬉しいです。(笑

外伝はこのまま本編と同じ時間軸で行くなら、
2巻はアイズの膝枕でしょうか。
うん、楽しみだな!

:: 2013/12/17 火曜日::

■[ラノベ]新たなる仲間、紡がれる絆「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」4巻 小冊子付き限定版

B L 要 員 参 戦 !(ぉ

この4巻ではベルにとっては頼り甲斐のある仲間となる鍛冶師ヴェルフ・クロッゾが登場!
【ヘファイストス・ファミリア】に所属する、ベルが愛用した兎鎧(ピョンキチ)の製作者!
Lvはまだ1だけどステータスはそこそこ強い!
ただし、星皇十字剣は使えません!(笑

一ヶ月半で【ランクアップ】を果たすという、快挙を成し遂げたベルくんだけど、
そんな面白そうな人間を放っておくわけがない神々&冒険者たちに注目されてトラブルも増えることに。
そんな中、ベルくんはLv.2になり【英雄願望】というスキルも得て実力は増したけど、
エルフのリューさんに致命的にパーティーメンバーが足りないと指摘される。
ベルが悩みながら、まずは全壊した鎧を新調しようとバベルの店を訪れたらそこで頼もしい仲間と出会い…

ベルくんのピュアさに起因する人たらしスキルは同性だろうと効果を発揮しますね!
先天的に魔剣を作ることが出来る家系に生まれ、そのスキルが発現して魔剣作成を嘱望されながら、
鍛冶師の本懐を愚直に突き進もうとするクセの強いヴェルフ。
ベルくんより年齢が上ということもあって、良い兄貴分してくれてますねー
これからもベルくんとリリの二人と良い関係を築けそうで大変喜ばしいです。

そんな頼り甲斐のあるヴェルフは神々と同等かそれ以上のネーミングセンスを持つのが玉に瑕。(笑
神々が【神会】でランクアップした冒険者に中二病ネームを付けるという、
クレイジーなノリでアホをやってるのも面白いですね。
Web版と違って同じGA文庫の俺修羅から「暁の聖竜騎士(バーニング・ファイティング・ファイター)」
出してきたのには笑わされました。(笑

Web版といえば今回細かい所が色々変わってましたが、
一番驚いたのは「ここで区切るんだ」というトコでしょうか。
Web版ではもう少しいったトコで区切ってるんですよねー
というか、そこでGA文庫大賞を受賞したから止まったというか。
もう2年以上もレイニー止め状態ですよ…!
「大爆炎」の後、どうなったんだー!

あ、それと男ばかりじゃなくて女性陣も相変わらず魅力的です。
ミノタウロス出現の報を聞いて、ベルくんが無事かどうかが心配していたエイナさんマジ可愛いです。
ベルくんに適切な助言をするだけではなく、ベルくんが欲しい言葉をきちんと察して掛けてあげるとか、
いい感じですよねー、ホント。

さて、この4巻には巻末に短編2つと、小冊子付き限定版には更に短編が1つあります。
ベルくんが女神ヘスティアと出会った直後、冒険者として初めてゴブリンをやってきた頃の短編は、
ヘスティアがベルくんに惚れるのも納得な微笑ましさがあって良かったです。
それに【ミアハ・ファミリア】の騒動に関しても、ベルくんがお人好しすぎるトコが魅力的です。
小冊子は短編だけでなく、ほぼ同日発売の漫画版作者の九二枝さんの漫画に深崎暮人のイラストがあり、
結構お買い得なので、手に入るならそちらをゲットすべきだと思います!

■[漫画]ダンまち初心者にオススメ!「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」1巻

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (1) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:大森 藤ノ 九二枝
出版社:スクウェア・エニックス( 2013-12-13 )
コミック ( 172 ページ )
作者サイト:92ブログ
作者twitter:九二枝 (92eda92)さんはTwitterを使っています

「このライトノベルがすごい! 2014」の総合4位にして新作部門1位の「ダンまち」コミカライズ第1巻!
担当するのは九二枝さんという作家さんで、申し訳ないけれど私はこれまで存じ上げませんでした。
でも、始まってみれば凄く面白くてビックリなんですよ!
原作の持ち味を十二分に把握出来ている上に、
ヤスダスズヒトさんのデザインを上手に活かしてるんですよね!

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それでいて漫画としてホントによく出来ているんですよ!
これは「ダンまち」を初めて触れるに当たって自信を持ってオススメ出来る漫画です!

物語の舞台は天上の神々が娯楽を求めて地上に降り立った世界。
その世界でダンジョンを有する世界で一つだけの迷宮都市。
数々の英雄譚で語られるように、窮地の美少女を颯爽と助けたり、
頼れる美少女の仲間を得たりしたい、という願望を抱いてやってきた駆け出し冒険者のベル・クラネルが、
窮地を絶世の美少女剣士アイズ・ヴァレンシュタインに助けられる所から物語は始まります。

ただの凡百な冒険者にしか過ぎなかった少年が、
本気で一途な恋をすることで、一気に成長していく少年漫画的展開が面白い!
神々が下界の子供たちを眷属に迎え入れることで、
子供たちが戦いで得た経験値を掘り起こして劇的に成長していく仕組みが上手いんだよなぁ。
しかも、主人公のベルくんが恋をすることで【憧憬一途】という早熟スキルを手に入れたことで、
その成長を加速させていくのが熱いんですよね!
そういった原作が持つ熱さを上手く漫画として表現していて最高に面白いです!

一度自分の無力さを思い知らされて、その口惜しさをバネに頑張るベルくんがカッコイイんだよなぁ。
「ダイの大冒険」のポップが好きだった人なら面白いと思えるに違いないんですよ!
それにベルくんを担当するギルド職員のエイナさんも眼鏡巨乳で良いですし、
ベルくんの主神である女神ヘスティアもロリ巨乳&ベルくん溺愛っぷりが魅力的です。
この作品はどのキャラも非常に魅力的なんですけど、それがよく表現されていると思います。
また、ヤスダスズヒトさんのデザインですが、漫画になることで動くの要素が加わることで、
そのキャラクターの個性をより光らせているように感じられます。

まぁ、まずは第一話の試し読みを読んでみて欲しいです。
また、既にKindle版も出てますので電子書籍派の人はそちらでどうぞ!

:: 2013/5/16 木曜日::

■[ラノベ]冒険を、しよう。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」3巻 書き下ろし短編小説&ゲストイラスト集付き限定版

冒険を、しよう。
この譲れない想いのために。
僕は今日、初めて冒険をする。

新人冒険者のベルくんが恋した相手は最強の一角【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタイン。
好きな人の背中に追いつきたいが為に努力を重ね、どん底から這い上がり飛躍する英雄譚の第一部クライマックス!

冒険を始めたばかりに出会った理不尽な死という名の圧倒的な恐怖、ミノタウロス。
フレイヤの差し金で再び現れた高すぎる、しかし乗り越えるべき恐怖を前にベルくんは、
まずは恐怖から硬直し、そして仲間を守るために奮戦、しかし及ばない実力と死への諦観へ。
されど恋する女性を前にして、これ以上格好悪いところを見せられないという、
どこまでもオトコノコらしい煮え滾るように沸き起こる恋心という感情をバネに、
一流冒険者が息を呑むほどの熱さで繰り広げるバトルが超絶に面白い!

私がWeb版でダンまちに惚れ込んだのはこの展開を読んだからなんですよね。
特にラストのミノタウロスの突進からの吶喊は手に汗握りまくりで、
私の脳内では漫画のコマ割りどころかアニメーションが再生されるほどで、
「あぁ、この小説は間違いなく商業化されて、アニメ化までされるな」
と思ったものです。

今回はWeb版からは結構変更点が入ってるんですが、
その中でも顕著なのがベルくんを鍛える師匠がリューさんじゃなくてアイズに変更されてる事。
ベルくんの成長を更に加速させる動機付けと、割りと影が薄いメインヒロインのキャラ作り、
そしてベルくんの大剣を使う伏線を組み込んでたりと、小説として洗練させた感じがしますね。
ただまぁ、割りとドS気味なリューさんのシゴキが結構好きだっただけに、
残念な気持ちがあるのも確かなので、次回以降でリューさんが活躍すると嬉しいかな。

また、現時点でのメインヒロインであるヘスティアもちょっと出番が増えてますね。
リリやアイズに嫉妬しながら、ベルくんを掌中の珠のように大事に見守り、
それでいてバトルの時には守られるポジションもしっかりとゲットしてたりと、
流石はロリ巨乳の女神と言わざるを得ないあざとさでしたね。(笑

他にもリリも可愛かったし、エイナさんの妄想とか他のヒロインも相変わらず良いです。
前巻でリリ相手に酷いことした外道なカヌゥたちも因果応報な結末を迎えたのもスカっとしたけど、
やっぱりこの作品の一番の魅力はどこまでも透明なベルくんという主人公でしょうね。
英雄になりたいという子供みたいな願いを抱くところも良いし、
惚れたアイズに対して一直線な一途なトコも良いです。
そして何より、情けない姿を見せながらも一生懸命頑張ってる姿を見てると自然と応援したくなるんですよね。

それと今回の3巻の限定版には書き下ろし短編とゲストのイラストレーター描き下ろしのイラストが収録された、
小冊子が付属しています。

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四季童子さんが描くロリ巨乳なヘスティアとか見所が多いので、
980円とそれほど高くない価格設定なので是非ともゲットすべきだと思います。

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