本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2011/5/4 水曜日::

■[漫画]ボーイ・ミーツ・競技クイズ「ナナマルサンバツ~7○3×~」1巻

ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4)
著者/訳者:杉基 イクラ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-05-02 )
コミック ( ページ )
作者サイト:†††††いくら亭†††††
作者twitter:杉基イクラ (iqura_s) on Twitter

「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」に続き「サマーウォーズ」で見事なコミカライズをやり遂げた、
人気赤丸急上昇中の作家、杉基イクラさんのヤングエースでの新作は、
TVでも人気シリーズである「高校生クイズ」に代表される競技クイズもの。
TVでは脳内にウィキペディアでもマウントしてるのではないかと思われるくらい、
江戸川コナン並にチートな高校生達が鎬を削ってますが、その内容を描くという形です。

主人公の越山識は高校に入学したばかりの根っからの本の虫で引っ込み思案な男子生徒。
部活説明会でのクイズ研究会こと通称クイ研のクイズ大会にたまたま出場し、
難問を大勢の前で解いて賞賛された感動と、ヒロインでクイズオタクの深見真理の勧誘で、
徐々にクイズの世界に入っていく、というのが作品の流れです。

子供の頃から、司書の母の影響で図書館に入り浸りで知識量は抜群の識が、
その知識を活かすことができるクイズという世界にハマっていく姿が面白いんですよね。
勿論、初心者がためにクイズの初歩的なことを知らないが故にまだまだな所はありますが、
ダイヤの原石を感じさせる箇所が多々あり、この先の展望を感じさせてくれてワクワクしてしまうのです。

まだまだ序盤ということでクイズの事を含めて導入部分ですが、
2巻以降の面白さを十二分に感じさせてくれ、名作の匂いを嗅ぎ取ることが出来ます。
ヒロインの深見さんも残念美人な所はありますが、十分萌えるキャラクターですので、
彼女のこれからの行動も含めて期待していきたい所存であります。

:: 2011/5/3 火曜日::

■[漫画]うか様の萌えっぷりは神「いなり、こんこん、恋いろは。」2巻

いなり、こんこん、恋いろは。 (2) (角川コミックス・エース 326-2)
著者/訳者:よしだ もろへ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-05-02 )
コミック ( ページ )
作者サイト:よしだもろへHP
作者twitter:もろへ (yoshidamorohe) on Twitter

うか様 My Love…

いやー、2巻になってきて盛り上がって参りました!
うか様の恋模様が!

…いえね、主人公であるいなりのラブコメ具合は確かに重要ですよ?
丹波橋くんとの関係もちょっとだけ積極的になることで少しずつ増えてきて、
自分の想いが多少なりとも届いて丹波橋くんの中でいろはのスペースが少しずつ増えてきて、
それに喜ぶいなりは微笑ましいほどです。

ですが! それでもやはり、うか様こそがメインヒロインだと主張したい!
女たらしな上にシスコンの実兄を持つうか様が、ご自分の立場から他の神々から言い寄られることに辟易し、
たまたま出会った二次元の男性にハマるというダメっぷりすらも愛おしい。
そんなダメなうか様が実兄に追い回されていなりの兄のベッドに潜り込んで、
一緒に楽しくゲームしたり、おっぱいを揉まれたりと、
本人たちは意図していないけど、端から見てると正にラブでコメな二人を見ていると、
ただただニヤニヤしてしまいます。(笑

そういった展開的な面白さもそうですが、キャラクターが本当に面白いんですよね。
お嬢様な感じだった墨染さんが意外と天然キャラだったり、
いなりの恋のライバルになるかと思いきや、まさかのキャラに赤面してたりと、
一筋縄ではいかないキャラクター性に興味津々ですよ。

それにしても神様に対する畏敬なんてバシルーラで飛ばしたかの如く、
清々しいまでの変態的な神様達のキャラクターにはホント笑わせられますよね。
作者の職場に天罰が下らないように願っております…(笑

:: 2011/4/2 土曜日::

■[漫画]アバウトな神様でラブコメディ「いなり、こんこん、恋いろは。」1巻

いなり、こんこん、恋いろは。 (1) (角川コミックス・エース 326-1)
著者/訳者:よしだ もろへ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-04-04 )
コミック ( ページ )
作者サイト:よしだもろへHP
作者twitter:もろへ (yoshidamorohe) on Twitter

ヤングエースでのイチオシ作品「いなり、こんこん、恋いろは。」の1巻が遂に発売となりました。
連載自体は去年の夏からやってたんですが、単行本出るまでが長かったですからねー
一応2ヶ月連続刊行ということで、来月に2巻も続いて出ますので、
ストック自体は結構あるので、来月まで待って一気に買うのも良いかもしれません。

で、この作品は恋する女子中学生の伏見いなりがドジっ娘属性を存分に発揮し恋路は厳しくて、
しかも思い人の丹波橋くんは学年一の美少女の墨染さんと良い雰囲気で…
と、厳しい現実の前に涙ながらに慣れ親しんだ神社で神頼みしたら、
登校途中に助けた神のお使いの狐のお礼にと、
お稲荷さんこと宇迦之御魂神が一つだけ望みを叶えてくれると言ってくれるんだけど、
頼んだお願いが「墨染さんになりたい」というもので…

という、ちょっと不思議系の要素も合わさったラブコメ作品なんですが、
ラブコメ要素は勿論のこと、緩くてアバウトな神様たちがかなり面白いんですよね。
韓流スター好きの天照様に、二次元大好きで巨乳な宇迦様と、
大層な罰当たりっぷりがコメディとして一役買っているのです。
いやー、キャバ嬢な宇迦様の巨乳っぷりは良いもんですなぁ…

変身能力の神通力を授かってしまったいなりがどのような騒動を巻き起こすのかという、
往年の変身魔女っ娘モノとしての面白さと、俗っぽい神様たちの愉快さが両立した、
読んでいて非常に楽しい作品なので是非とも読んで欲しいですね。
絵柄的にもすっきりしてて入りやすいと思いますのでお勧めです。

:: 2011/3/7 月曜日::

■[漫画]海江田ミホがヒロインの「O/A」3巻

O/A (3) (角川コミックス・エース 216-6)
著者/訳者:渡会 けいじ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-03-04 )
コミック ( ページ )
作者サイト:Upper Ground
作者twitter:渡会けいじ (watarai) on Twitter

連載開始当初から下ネタ炸裂しまくりで、
それが面白さの源泉の一つではあるんですが、今回は凄いです。
もう何が凄いってタイフーン級ですよ、人類驚愕ですよ。
まさか1話丸々うんこの話になるとは予想外だったんだぜー…

とはいえ、「アイドルはうんこなんてしない」とも言われますので、
本編ではうんこという単語は誰も言ってないし、明確に描かれていません。
ですが紛れもなくうんこでありますし、うんこ以外何物でもありません。
まさか見開きでうんこが流れたのを喜ぶ主人公が見ることが出来るとは、
連載当初の下ネタっぷりを知っていても想像することすらできませんでしたよ…

まぁ、そんな訳で主人公のゆたかとはるみはうんこネタばかりでしたが、
この3巻のヒロインはむしろゆたかのライバル、海江田ミホその人です。
ミホがどうしてアイドルになったか、そして本当はどういう性格なのか、
また、ゆたかへの感情についても丁寧に描写されており、
うんこネタばかりのゆたかよりよほどアイドルらしくてヒロインでした。

何はともあれ、今回も笑わされたのは間違いありませんでした。
まさかこんなにうんこで笑うだなんて、小学生に戻ったみたいですよ。
というか今回、何度うんこと書いたのか自分でもよく判りません。
やはりO/Aは侮れない漫画だなぁ。(ぉ

:: 2011/1/14 金曜日::

■[漫画]一巻の終わり。「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん とっておきの嘘」

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん とっておきの嘘 (角川コミックス・エース 317-1)
著者/訳者:佐藤 敦紀
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-01-07 )
コミック ( ページ )
作者サイト:real
作者twitter:As-Special/AI/(゚ω゚) (AsSpecial) on Twitter

実写版と原作文庫版の和洋折衷的な内容だと思われるコミカライズ。
恐らく実写版のストーリーと設定に沿ったと考えられる本作は、
全一巻であると同時に、幾つか細かい所が原作と異なっていますが、
基本的なストーリーラインは一緒ですし、面白さも同質です。

原作と異なる点ですが、細かい所を挙げると誘拐した池田兄妹が、
池田姉弟になっている所であったり、
大きな違いとしてはみーくんが学校に通っていない、
つまりまーちゃんとクラスメイトではない所です。

とはいえ話の筋は同じだし、みーくんたちも壊れています。
ただ、漫画にすることで壊れ方がマイルドに感じられるかもですね。
まぁ、血が出たりする描写がビジュアル化されている分、
そういった刺激が若干強い方面に出ているかも知れませんが、
クレイジーさの表現では原作に軍配が上がると言えましょう。

コミカライズとして不満に思うところは特にないどころか、
恋日先生や奈月さんの可愛さも存分に出ていただけに、
実写版のタイアップとしてだけでなく、文庫コミカライズとして、
長瀬や伏見柚々を読んでみたかったと残念に思うほどです。

雑誌のカラー的にヤングエースはマッチしていると思うので、
続きをやってくれないかなぁ。

:: 2010/12/6 月曜日::

■[漫画]長門有希ちゃんマジ可愛い「長門有希ちゃんの消失」2巻

長門有希ちゃんの消失 (2) (角川コミックス・エース 203-7)
著者/訳者:ぷよ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2010-11-26 )
コミック ( ページ )
作者サイト:TOPIA
作者twitter:ぷよ(H5、Y2、11/26発売) (puyotopia) on Twitter

消失長門の世界をモチーフにリビルドされた物語「長門有希ちゃんの消失」
キョンに恋する長門がゆっくりじっくりと恋心を募らせていくかと思いきや、
原作にある通り、光陽園に通うハルヒとそこに転校してきていた古泉が登場。
ハルヒの傍若無人っぷりが長門たちに迫る!?

今回の見所は何と言っても長門の可愛さですっ!
っていうのはまぁ、前回から変わってないのですが、
2巻では1巻より更に可愛くなっていると言いましょうかね!
具体的に言うとバレンタインイベントでの長門がマジ可愛い。

前半はハルヒたちが合流するのがメインでしたが、
後半からはバレンタインですよ、バレンタイン!
朝倉さんと一緒にドキドキしながらチョコを作る長門さん超可愛い。
そして自分が渡す直前にハルヒがキョンにチョコを渡してるトコを見た時のリアクションと、
そこから意外な強さを見せてくれるのが最高なんですよね。

少しずつだけど確実に、でも胸に顔面を埋められたらパニックになってしまう恥じらいを持つ、
一挙手一投足に可愛さがある長門有希ちゃんが超絶に可愛いのです。
うーん、本当に庇護欲をそそるなぁ。
ハルヒという恋敵相手に頑張ってキョンを勝ち取って欲しいですね。

しかしキョンのポニテ好きは半端無いので、
ポニテという武器があるハルヒ相手だからちと心配かも…(笑

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