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:: 2014/5/23 金曜日::

■[漫画]めんどくさくて逃避行「イエスタデイをうたって」10巻

イエスタデイをうたって 10 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:冬目 景
出版社:集英社( 2014-05-19 )
コミック ( 222 ページ )

祝! 冬目景初のシリーズ単行本2桁達成!

いや、あんた20年近く漫画家生活やっていながらやっとかよ!
後輩の沙村広明なんか全30巻とかやっちゃってるじゃん!
というか15年かけてやっと10巻かよ!
とかもうツッコミ所は多々あるけれど、
巻末描き下ろしの10巻刊行に喜んでいるハルを見ていると、
まぁ、良いかな、と思ってしまう今日この頃です。
というか、ハルに「あと少しの辛抱だからもう少しつきあってお願いっ」とか、
割りと卑怯だと思います!
くそぅ! つきあってやろうじゃないか!

しかしその張本人であるハルは面倒くさい人間模様にオーバーヒートして、
大好きなおばあちゃんに会いに伊勢の方まで逃げて行ったのであった…
いや、まぁ、バイト先のフォローをタカコちゃんに頼んだりと、
最低限のケアはしてるけど、リクオや雨宮さんには連絡なしとか…
いや、でもまぁ、みもりに宣戦布告とかされて気圧されたのもあるだろうし、
何より自分が榀子に宣戦布告して負けたのを思い出したり、
もう色々とテンパってたのはわかるんですけどね!
引き金をひいたのがみもりだというのは判るんですが。

とはいえ、一番ヒドイのは榀子ですよ!
浪が独り立ち(?)して莉緒と同棲しているのを本人の口から聞かされて泣くとか!
もうね、榀子さん、あんたは何がしたいんだと。
あー、面倒くさい、本当に面倒くさいよ…!
これはリクオも大変だよなぁ…

柚原さんも言ってたけどレンアイに支配されているのは10代くらいなので、
誰もが中途半端に大人になっちゃったんでしょうね。
そんな中でみもりはまだ若いからストレートに行っちゃったせいで人間関係が動いたんだろうけど…
動いた結果が逃亡というのもまた草食動物的すぎる…

私もこの15年で好みが変わってきたのか、
昔は榀子とかバッチコーイだったけど、最近は柚原さんや莉緒のような、
割りとサバサバしている系の女性の方がアリなような気がしてきました。
まぁ、ハルのことはまだ好きですけどね!

しかし…、いつになったら完結するんだこれ…
恋の結末よりもそっちの方が気掛かりだ…(笑

:: 2014/3/20 木曜日::

■[漫画]THREE PIECE「王様の仕立て屋 サルトリア・ナポレターナ」6巻

隠居したジジイにやっと絡まれなくなったと思ったら、
そろそろ隠居しそうなジジイが飛び込んできましたよ!
店を構えてもジジイどもにばかりモテモテの織部…
カムバック4巻の頃の女子率…!

とはいえストーリー自体は相変わらずよく出来ていて面白いです。
今回はロンドン、サヴィル・ロウの顔役とも言えるパウエル親方が、
新興国の成金に予約の横車を押されて賞金まで懸けられたので、
織部の所に避難してきた所から始まる珍道中と特急仕事のお話です。

頑固な職人の姿を体現したかのようなパウエル親方ですから、
ナポリの流儀とは中々相容れなくて、織部も織部で自分のスタイルを曲げるはずもないので、
しょっちゅう衝突はしつつも仕事となったら早いのは流石と言えましょう。
しかしどんどん増えていく仕立て屋パーティーは何だかRPGやってるみたいでしたね。
正直、最後の面子だけは登場を読めませんでした。(笑

そういえば久しぶりに白鳥さんことシモーネが再登場してましたが、
やはり白鳥さんが出るとコメディっぷりが前面が出てきて面白いですね。(笑
最後の「これ 僕のせいじゃなくねえ?」には同情を禁じ得ませんが、
白鳥さんだから仕方がない。(笑
それはそうと戦車と自治体ネタという現在の萌えブームもちゃんと把握しているのは、
流石だなぁ、と思ったりも。

それにしてもラウラたん、しばらくはロンドンかしら…
描き下ろしで出てきた時は復帰エピソードかと思ったんだけど…
頑張れラウラたん、早く戻って女子率を上げてください…!

:: 2013/11/2 土曜日::

■[漫画]紳士のお供”鞄”編「王様の仕立て屋 ~サルトリア・ナポレターナ~」5巻

王様の仕立て屋 5 〜サルトリア・ナポレターナ〜 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:大河原 遁
出版社:集英社( 2013-10-18 )
コミック ( 184 ページ )

故・マリオ親方の旧友にして名鞄商のクッカリーニさんが、
織部が店に並べる予定の信玄袋が気に入らなくて突っかかってきて、
鞄に合わせるスーツ、というお題で勝負をすることに!
そこに耳敏いオカッパがちょっかい掛けてきて…

老害とは言いませんが、隣の業界の先達にひたすらちょっかい掛けられるとか、
社会とは面倒な物であるなぁ、と思わせられる5巻ですね!
しかし隠居のはずがクッカリーニさん元気すぎるよなぁ、と思ってたら、
案の定なオチで笑わせて貰いましたよ。
まさか通算37巻目にして新レギュラーキャラが登場することになろうとは…(笑

そう言えば今回はクッカリーニさんというジジイがメインで迷走したのか、
織部がスランプになって漫画原稿を描いた上に、
日本の出版社に送って生々しい酷評を受けるという展開になったのは驚きましたね!
何か実体験が入ってそうでちょっと切なかったです。

ちなみに今回の数少ない萌えポイントを担ってくれたのは、
本作きってのツンデレキャラのラウラたんでした!
正直クッカリーニさんは面倒なジジイだと思ってたましたが、
ラウラをして織部に「彼女か?」と聞くという、ナイスアシストには賞賛を送りしたいです、
流石年の功! 良い仕事してますねぇ、と思わされました。(笑

:: 2013/7/23 火曜日::

■[漫画]るろうに連載「王様の仕立て屋 ~サルトリア・ナポレターナ~」4巻

王様の仕立て屋 4 〜サルトリア・ナポレターナ〜 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:大河原 遁
出版社:集英社( 2013-07-19 )
コミック ( 192 ページ )

3巻の感想
「是非とも本誌連載に移る次巻からはラウラたんとか女の子分が補充されることを願っております。」
と書いたんですが、まさにその通りな4巻でした!
まぁ、グランドジャンプ本誌はおっぱい分が豊富になってきましたからね!
雑誌カラーに合わせてラウラやモニカにフェデリカのサービスショットが拝めるのは、
単純に嬉しいですね!(←セクハラオヤジ的発言

ナポリの後継者問題に一区切りが付いたので通常営業に戻った織部たち。
まぁ、通常営業=借金漬けなので毎度の特急料金吹っ掛ける案件も多々ある中、
今回はジラソーレに関係するエピソードも多めになっております。
ええ、もちろん誌面を華やかにするには当然と言えましょう!

この作品で一番可愛いが誰かは人によって意見が割れるかと思いますが、
多分ラウラは上位に入ると思うんですよね。
そして逆に下位に来そうなのは出番が少なめなモニカだと思うんですが、
今回のエピソードを読んで考えを改めましたよ。
やはり自分の貧乳にコンプレックスを持つ女の子は可愛い。
これは絶対的な真理だと思う訳ですよ!

おっぱいと言えばフェデリカの星条旗ビキニも大概アレで素晴らしかったですが、
個人的に推したいのは扉絵のだまし絵トリックネクパイタイの絵ですよ!
本誌だとカラーで素晴らしかっただけに、単行本でモノクロになってるのがちょっと残念。
ちなみにカラーだとこんな感じでした。

うーん、やはりこの漫画は女の子が映えるな。

いや、もちろん紳士服のエピソードはどれも唸る面白さがあったのは確かなんですけどね!
紳士服という漫画の土台がしっかりしているからこそ、こういった遊びが映えると言うか。
アレですよ、作中で言ってた雨降り袖みたいなものですよ!
おっぱいが堅さを中和してくれるんですよ!
という訳で今後もどんどん中和してくださいよう、お願いいたします。

:: 2013/7/21 日曜日::

■[漫画]恋の面倒くさい混線模様「イエスタデイをうたって」9巻


イエスタデイをうたって 9 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:冬目 景
出版社:集英社( 2013-07-19 )
コミック ( 226 ページ )

みんなめんどくさい恋ばかりしてるなぁ…

一年で新刊が出ただけでペースが早いと思ってしまう今日この頃ですが、
相変わらずこのキャラたちの恋の混線模様はほどけるどころか、
更に複雑に絡み合う様相を呈してきてます。
流石にそろそろ相関図が欲しいな、と思ったので適当に作ってみました。

相関図

うーん、榀子があぶれてカップル3組成立したら大団円なような気がする…!
というかね、本当に一番面倒なキャラは間違いなく榀子ですよ!
リクオと付き合ってるはずなのに浪のことを心配しすぎだわ、
そもそも浪に気を遣いすぎだわ、もうちょっとリクオのこと考えてあげろよと。
悪い人じゃなくて、むしろ良い人なんだけど、だからこそ面倒くさいんだよなぁ…

そしてハルもハルで面倒くさい…、いや、面倒はないし判りやすいかな?
憎からず思ってる相手に甘えられない自分に不器用なトコはあるけど、
根本的にはリクオが榀子と付き合ってもリクオのことが忘れられない、
未だにリクオのことが何だかんだで好きなだけなんですよね。
とはいえ、半ストーカーみたいな真似はどうかと思うんだけど。(笑

しかしこんなに面倒くさい恋模様が繰り広げられている最中に、
まさかリクオの元カノの柚原さんがまた転がりこんでくるとは…
いやはや、一体どんな結末に向かっていくんですかね。
流石にそろそろ完結して欲しい所なんですが…(笑

ちなみに9巻の一話目は試し読みできます。
イエスタデイをうたって 9 試し読み|集英社マンガネット S-MANGA.net
確認したい人はどうぞ。

:: 2012/7/24 火曜日::

■[漫画]理屈じゃ割り切れない恋心「イエスタデイをうたって」8巻

イエスタデイをうたって 8 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:冬目 景
出版社:集英社( 2012-07-19 )
コミック ( 226 ページ )

「恋愛ディストーション」ほどではないけれど、こちらも約2年ぶりになる新刊です。
しかもこちらも連載誌であるビジネスジャンプが休刊してグランドジャンプへと移籍したのですが、
そのせいか連載ペースも上がってるんですよね。
このまま完結まで順調に物語が運んでいって欲しいんですけど、果たしてどうなるのか…

リクオと榀子が付き合うことになったのを知ったハルを見てると可哀想でならない…!
いやもう、間違いなくハルがこの漫画のヒロインですよね!

榀子さんの方は相変わらずだけど色々考えつつ、
浪くんの方は榀子一筋でいつつも大学で新しい人間関係を築き、
リクオも実家の兄が結婚したりと周りの人間は少しずつ変化していっている中、
強がりながらリクオへの恋心を吹っ切れないハルはある意味変化がないと言いましょうか。

優しくしてくれて、気に掛けてくれる雨宮さんは嫌いな訳じゃ全然ないんだけど、
本人が気付いているのか何かとリクオを引き合いに出してるあたり、
やっぱりハルの心は未だにリクオに囚われているんだなぁ、とモロ判りです。

そしてハルは意外と恋愛のことに関しては生真面目なので、
リクオのことを引きずりながら雨宮さんに甘えるのを良しとせず、
簡単に切り替えられない恋心を持て余していて切ないんだよなぁ…
本当にハルには幸せになって欲しいです。

しかし雨宮さんは雨宮さんで田舎から幼馴染みが出てきて一悶着ありそうで…
うーん、ホントどうなるんだコレ。
展開が分からないだけに、続きが気になってたまらないです。
できれば次巻は何とか1年後くらいには出て欲しい所ですねー…

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