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:: 2014/5/10 土曜日::

■[漫画]脳天直撃! スコップガーン!「実は私は」6巻

実は私は 6 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田 英二
出版社:秋田書店( 2014-05-08 )

Kindle版1巻:実は私は (1)
Kindle版2巻:実は私は (2)
Kindle版3巻:実は私は (3)
Kindle版4巻:実は私は (4)
Kindle版5巻:実は私は (5)
Kindle版6巻:実は私は (6)

ラブ:コメ比率が2:8

基本的に比率が変わることはないんですが、
今回に限っては比率が3:7くらいになってましたね!
未来でみかんに告白されて一念発起した朝陽が学園祭の後夜祭に、
白神に告白しようとする展開はラブいものがありましたよ!
まぁ、その流れが色々とコメディすぎましたが。

藍澤さんがテンパってしまったがための展開でしたが、
朝陽的にはご愁傷様というか何というか…
まぁ、無自覚とはいえ藍澤さんと学園祭デートしてましたからね!
それに対する対価がアレというのも等価交換になってない気がしないでもないですが。

それにしても白神のアホの子っぷりが無双してたなぁ…
いや、ある意味可愛らしいんですが。
まだまだ恋に対してはお子ちゃまな所が露呈しちゃったけど、
藍澤さんと二人で少しずつ成長していけば良いのではないかと。

ちなみに今回結構頑張ってたのは5巻に引き続きみかんでしたね。
朝陽を励ましに来た時の気合いの入りっぷりと空回りっぷりはコメディでしたけど、
何だかんだで恋するヒロインしていてニヤニヤ度が高かったです。

しかし折角のバレンタイン回を100%コメディで使い潰すとか、
ある意味贅沢だなぁ…(笑
それがこの作品らしいと言えばらしいんですけどね!
今後もこのテンションでいって欲しいトコであります。

:: 2014/4/10 木曜日::

■[漫画]才能なき凡人の戦い「弱虫ペダル」33巻

弱虫ペダル 33 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2014-04-08 )
コミック ( 167 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

Kindle版1巻:弱虫ペダル (1)

Kindle版32巻:弱虫ペダル (32)
Kindle版33巻:弱虫ペダル (33)

連覇を狙う総北が早々にレギュラーメンバーを決定し、
インターハイに向けて練度を高めようと恒例の1000km合宿に臨む中、
そこには長い雌伏から再起をかけて挑戦しようとする一人の男が居た。
それはかつてインターハイに出場し、将来を嘱望されていた男…
古賀公貴であった…

32巻は凡人だった杉元が一念発起し、全力全開で挑んで叶わなかった展開でしたが、
この33巻では愚直に努力してきた凡人にかつての天才が挑む展開です! 熱い!
挑むのはかつて1人だけ一年生にしてインターハイに出場した体力バカの”轟音の古賀”
迎え撃つのは弛まぬ努力を愚直に積み重ねてきた”自称・凡人”のキャプテン・手嶋純太。
まさかの三年生同士の戦いが熱い!

正直言って古賀先輩がこんなに強い選手だとは思いませんでした。
今まではずっとコマの隅っこに居て自転車を扱ってるだけだったり、
せいぜい「体力バカ」と言われているくらいでしたからね。
とはいえ、「体力バカ」なのに昨年の合宿に欠席したというのは確かに変です。
それに一年生の頃にインターハイを経験したというのは舞台版での設定だったとか。
渡辺航先生はキャラクターのバックボーンをしっかり考えていらっしゃるらしいので、
今回の古賀先輩に関しても後付けではなくて、伏線回収なのかもしれません。

まぁ、そんな細かいことよりも古賀先輩の設定がね! 熱い!
かつて総北を背負って立つ者として金城から信頼を寄せられていたからこそ、
金城が福富に転倒させられ怪我したことに対して気負ってしまった故の事故、そして怪我。
昨年のインターハイに来なかったこと自体も切なくさせ、
今までメカニックに徹してきたことすらも熱く感じさせるじゃないですか!
渡辺航先生はキャラクターの物語の魅せ方がべらぼうに上手いなぁ!

才能豊かでも必要以上にプレッシャーを背負い自滅してしまった古賀。
それに対して凡人の手嶋が食らいついていくというのも熱いです。
しかし、凡人の手嶋が同じ凡人の杉元をレギュラーに選ばず、
天才肌の鏑木を贔屓をせずに選んだというのも中々に感慨深いですね。
鏑木も天才肌故に古賀とは違った方向で自滅しそうになってましたが、
段竹という友人が居たから立ち直ったことを考えると、
自滅する前に古賀を救えなかった友人の手嶋という対比は中々に興味深いです。

そしてそんな総北に比べて箱学の面子は盤石なのが伺えますね。
1人謎の仮面をしている男が居ますけど、その素顔は今週のチャンピオンで見ることが出来ます。
かなりビックリするので是非読んでみることをオススメしますよ。
まさかなぁ… ○○の×だったとは…!

:: 2014/3/9 日曜日::

■[漫画]連載300回達成!「侵略!イカ娘」16巻

侵略!イカ娘 16 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:安部 真弘
出版社:秋田書店( 2014-03-07 )
コミック ( 160 ページ )
作者サイト:The Longest Runway Ver.6 – Mlracle Pot Style –
作者twitter:安部 真弘 (masahiro_lemon)さんはTwitterを使っています

Kindle版15巻:侵略!イカ娘 (15) [Kindle]

いつの間にかイカ娘も16巻だし、連載300回も達成です。
アニメ化もしたし、正直何故ここまで人気が出たのかファンである私にも分かりませんが、
何はともあれめでたいから良しとしましょう。

単行本恒例の巻頭カラーはひな祭りと節分のハイブリッドネタ。
時期的にはひな祭りが正解なんですけど節分と勘違いしたイカ娘の、
ちょっとアホなトコが妙に可愛らしいです。

登場人物が多くなってきたけど、キャラがブレずにずっと来ているのが良いですね。
イカ娘は変わらずアホだし、千鶴さんは相変わらず得体の知れない人だし。
しかし、そんな千鶴さんのレアな水着姿が見られたりする展開もあったりと、
油断が出来ないのがイカ娘という作品なのです!
というか結構大胆な水着姿ですね、千鶴さん。
まるでイマドキの若い女の子みたいだ…(←うかつな発言

従来の登場人物だけでなく、最近出てきたキャラも面白いですね。
婦警の蛍子さんなんか最近だとよく出てきますけど、
今回は救護室の元ヤンの留夏さんと高校時代の友人だった設定が出てきたりと、
キャラクターの奥行きが出てきて面白いですね。
また水着姿見せてくれないかなー(←下心

肝心のイカ娘も渚の策略がモロハマリしてニヤケるのをこらえている表情だとか、
セーラー服でランドセルを背負ったハイブリッド学生姿だとか、
結構色々と見せてくれるのでまだまだ飽きませんね。
というか、いつになったら飽きるんだろう…
飽きる気がしなくて怖い…(笑

:: 2014/2/11 火曜日::

■[漫画]50年後の私は…「実は私は」5巻

実は私は 5 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田 英二
出版社:秋田書店( 2014-02-07 )
コミック ( 190 ページ )

Kindle版:実は私は (5) [Kindle]

みかんみかんみかーん!

キマシタワー!
アホの子いっぱいのラブコメディが5巻目にして遂に愛の告白がキマシタワー!
今まで心の中だったり、うっかり間違って福の神が代弁したりはあったけど、
ガチで真正面からの告白はこれが初めてじゃないでしょうか。
これはみかんさん、真ヒロインフラグですか?

しかし、そのシチュが50年後の未来というトンデモっぷりは、
流石はこの漫画だなぁ、と思わざるをえません。
朝陽の孫である黄龍院凛のうっかりアホっぷりは加速しているような気がします。
カリスマ痴女二世に勝てないのも仕方ないですね、これは。

今回は運動会があってアホコメディも加速してますが、
それにしても白神のアホというか鈍感っぷりは痴呆を疑うレベル。(笑
白神のオトンに動揺がないことからして今までずっとこうだったんだろうなぁ…
正直ちょっとオトンには同情しちゃうし、朝陽のこれからの道のりの苛酷さが予想されて、
もう色々と大丈夫なのかと心配してしまいますね。

それにしても50年後の未来ってどうなってるんでしょうか。
みかんがマジで朝陽の嫁になっているのか、母方の祖母がみかんなのか。
それとももしや法律改正されて一夫多妻制になっているのか!?
何しろカリスマ痴女二世が世界に君臨しているくらいだから何でも有りな予感…!

まだまだ未来は予測困難なので今後も楽しみであります。

:: 2014/1/17 金曜日::

■[漫画]杉元照文の覚悟「弱虫ペダル」32巻

弱虫ペダル 32 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2014-01-08 )
コミック ( 205 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

Kindle版:弱虫ペダル (32) [Kindle]

熱闘したインターハイも終わったのでしばらくは日常パートかと思いきや、
人によってはインターハイ編以上に熱い1年生レースが描かれてましたよ!
「弱虫ペダル」も何だかんだで30巻以上も続きマンネリ感が出てくるかと思っていましたが、
まさかここまで熱く、興奮する物語を見せてくれるとは思いもよりませんでした。
凄い、「弱虫ペダル」はやっぱり凄い少年漫画だ…!

一年生の頃はピエロみたいだった杉元。
それが、インターハイ最後の坂道の姿を見て一念発起して地道な練習を積み上げてきたことにより、
ここまで熱いレースを見せてくれることになるとは…
一度は折れかけた心を、切れかけた信念を、兄弟の絆によって手繰り寄せ、
もう二度と離さないとばかりにペダルを回す姿には目頭が熱くなりました。
そして、だからこそその残酷なまでの結末には切なくなりました。

恐らく今までの「弱虫ペダル」という作品からするなら、杉元がレギュラーに選ばれるべきです。
チームの絆、6枚のジャージ、諦めないメンタル…
そういった総北スピリッツを受け継いでいるのは間違いなく杉元です。
でも、敢えてそうせず、残酷なまでの実力差から一年生の鏑木がレギュラーを獲得し、
その子供のままな感性を総北の一員として鍛えられていく姿を描いていく所に、
「弱虫ペダル」の新しいことへの挑戦、という名の覚悟を見た気がします。

それにしても杉元は本当に良い漢です。
ここまで印象が180度変わったキャラというのも珍しいくらいです。
その男気を何とか汲み取れないかという坂道に対して、
自分の覚悟を示してみせたシーンを読んでいた時、
私の心は感動で一杯でしたよ。
そしてクールダウンしながら号泣する姿にはこちらまで泣きそうになりました。

でも杉元はまだもう一年チャンスがあります。
そしてもうチャンスがない人が総北には居ます。
果たしてその人は誰なのか、その人にどういった覚悟があるのか。
そこら辺は次の33巻で描かれると思いますが…
まだまだ総北メンバーからは目が離せません…!

:: 2013/12/12 木曜日::

■[漫画]進級、新人、進撃「弱虫ペダル」31巻

弱虫ペダル 31 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2013-12-06 )
コミック ( 183 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

みなさん、アニメ見てますか?
いやー、良い感じですよね!
まだウェルカムレースが終わったくらいなので原作3巻程度ですけど、
Cパートもコミカルで面白いですし、これからにも充分期待出来そうです!
しかし、どこまでアニメ化するのかなー
インターハイ初日の東堂vs巻島のヒルクライム対決は是非とも観たいトコです。

さて、前回の30巻で大体一区切りが付いて、この31巻からは2年生編です。
インターハイで優勝し、上級生になっても相変わらず自分に自信が持ててない坂道ですが、
流石にその実績から後輩たちからは尊敬の目で見られていて、
何というか面映い感じがします。(笑

インターハイで総合優勝したことで新人が多く集まり、
有望な選手も多いけど、問題児も多く含まれているのも確かです。
でも、そんな一年生の中に混じって一緒にウェルカムレースに参加して、
インターハイでのレギュラーになりたいと一念発起した杉元が熱い!

正直、一年生の中では今までピエロ的なポジションだったし、
まぁ、桜井みたいに完全に幽霊部員化してないだけマシかなー、って程度に思ってたんだけど、
まさかこんなに熱いキャラに化けるとは思いもよりませんでしたよ。
でも、確かにあんな間近で坂道の活躍を見せられたら奮起しちゃうよね!
しかも見栄っ張りな杉元が努力しているのをみんなに見られるのを良しとするはずがない。
杉元のプライドから考えると、中学生の時から格上だと認識していた、
今泉に助言を求めた、というのはすごく自然に思えました。

インターハイでは裏方に回っていたとはいえ、
ちゃんと総北の精神を受け継いでいた杉元には本当に熱くさせられます。
衝撃のウェルカムレースの結末が載っている32巻は来月発売です。
是非とも結果を見届けて欲しいです。

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