本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2018/9/17 月曜日::

■[ラノベ]それぞれの日常「はたらく魔王さま! SP2」

はたらく魔王さま! SP2はたらく魔王さま! SP2
出版社:KADOKAWA
作者名:和ヶ原聡司
作者twitter:和ヶ原聡司@はたらく魔王さま! (@wagahara211) | Twitter
絵師名:029
絵師サイト:仕事情報 | KONGARI
絵師twitter:029 (@o2929) | Twitter
Kindle版:はたらく魔王さま!SP2
Kindle版まとめ買い:はたらく魔王さま!
DMM電子書籍:はたらく魔王さま!SP2

このSP2もBD/DVD特典の2.8巻の加筆バージョンです。
原作2巻までをアニメ化しているので、
原作読んでなくてもアニメ版を見ていただけで楽しめる内容になっています。
まぁ、いきなりこのSP2だけ読み始める人はレアだと思いますけど。

元々が2.8だったということからわかるように、
原作2巻と3巻の間の時系列の短編集です。
真奥と芦屋が如何にして日本の生活に馴染もうとしていたのかとか、
恵美が聖法気と肉体の相関を調べたりとか、
それぞれの日常が垣間見えます。

特に芦屋に散髪してもらう真奥とか、
あまりの節約っぷりに涙を誘いますね。
会社の同僚の一人に給料の大半をゲームに注ぎ込むため、
散髪は自前のバリカンでやってる人がいましたが、
そういった節約ができるのは男性ならではですよね。

鈴乃のはじめてのメイクとかもそうだったけど、
女性の身だしなみにかける労力を考えると、
男性はわりとなんとでもなるよなぁ、と思ったりも。
それはそれとして、メイクして浮かれる鈴乃は可愛かったです。

今回の書き下ろしの短編は18巻に近いソレなんですが、
鈴乃と漆原の成長が感じられて、時の流れを感じます。
一番成長したのはちーちゃんだと思いますけど、
他のみんなも成長してるんだなぁ、と感慨深いですね。
それが実感できる19巻を早く読みたいところです。

:: 2018/9/16 日曜日::

■[ラノベ]性癖特盛り「ゴスロリ卓球」

ゴスロリ卓球ゴスロリ卓球
出版社:KADOKAWA
作者名:蒼山サグ
作者サイト:
蒼山サグのつくば日記

作者twitter:Sag Aoyama(蒼山サグ) (@SagAoyama) | Twitter
絵師名:マナカッコワライ
絵師twitter:マナカッコワライ (@Mana_Wara) | Twitter
Kindle版:ゴスロリ卓球
DMM電子書籍:ゴスロリ卓球

「ロウきゅーぶ!」「天使の3P!」の蒼山サグさんの新作は、
卓球少女たちがゴスロリ服を着て行う闇卓球!?
大富豪たちの賭けの対象となった美少女というだけでもアレなのに、
ゴスロリだし幼馴染み属性ありだし、性癖盛り沢山です。

親の借金を肩代わりして卓球で稼ぐとか、
シチュエーションとしては「Happy!」に近いけど、
ヒロインである羽麗が天然クールなので悲壮感はないですね。
むしろ主人公であり、羽麗の幼馴染みである修の方が緊迫感あります。

闇卓球にゴスロリ服と、かなり奇抜な要素があるけれど、
それでもそれなりに理由付けされてるのは流石に上手いな、と。
まぁ、単にゴスロリ服着させたかっただけな気がしますが。
美少女たちがゴスロリ服着てる時点で萌えだしね。

それにしても羽麗が可愛かったですね。
天然クールで卓球は天才だけど、それ以外が全然というか。
あと、修に対する独占欲が強いのも良いですね。
これ、多分、子供の頃に結婚の約束をしてて、
ずっとその約束を大事に守ってる系ですよ。

巻数表記がないのは、多分売れ行きが良かったら続く、ということなんでしょうね。
結構面白い作品だとは思いますが、
卓球を題材にした作品は稻中以外長続きしないというジンクスがあるので、
どうなるか心配ではありますね。
できれば修の妹が出てくるまでは続いて欲しいものです。

:: 2018/9/15 土曜日::

■[ラノベ]赤紫の神託「アクセル・ワールド 23 -黒雪姫の告白-」

アクセル・ワールド 23 -黒雪姫の告白-アクセル・ワールド 23 -黒雪姫の告白-
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫 (@kunori) | Twitter
絵師名:HIMA
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (@himapo) | Twitter
Kindle版:アクセル・ワールド 23 ―黒雪姫の告白―
Kindle版まとめ買い:アクセル・ワールド
DMM電子書籍:アクセル・ワールド 23 ―黒雪姫の告白―

もっと先へ… 物語を加速したくはないか、作者。

そんなことを思ってしまう1年弱ぷりの新刊となるアクセル・ワールドの23巻です。

今のままでも充分面白いんですけど、
物語の進行が遅々として進まないのはとてもストレスフルなのです。
電撃文庫の長期シリーズ特有の問題とも言えるのですが、
かつてのジャンプ漫画と同じ傾向だと感じてしまいますね。

今回も白のレギオンとの決戦になるはずだったのに、
オーキッド・オラクル救出までっだったし…
まぁ、黒雪姫とハルユキの一緒にお風呂回があったせいだと思えば、
ちょっと致し方なしかな、とも思ってしまいますけどね!
お風呂回は何より優先すべきですからね、わかります。

それにしてもオラクル救出作戦は中々ハラハラしましたね。
敵が周到に仕掛けた罠をギリギリのところで潜り抜ける展開は、
とても手に汗握るモノがありますよ。
加速世界ではブラック・バイス以外は待ち伏せが難しいため、
アバターが出てくるリスクは少ないとはいえ、
白のレギオンが仕掛けた罠はいつも周到で重厚なので、
とてもドキドキさせられました。

しかし、鍛冶屋まで拘束してたとは流石だなぁ…
ピッコロ大魔王が神龍を殺したようなもんですかね。
自分は利用して、敵には利用されたくないから排除するとか、
やはり白のレギオンは大魔王的な悪辣さがありますよ。

そんな悪辣さを撥ね除けるのがハルユキたちの速攻なわけです。
やはり決断と行動の速さはこの加速世界では重要ですよね。
これからも速攻で頑張って欲しいものです。
もちろん、作者の新刊執筆速度も速攻でお願いしたいですね!

余談というか、蛇足的な感想ですけど…
白のレギオンが強大で王たちが無限EKされているという極限状態なんだから、
ザ・ディスティニーの封印を解いて使えば良いのに、と思ってしまうんですよね…
それをしないのは、感傷的な意味でなのか、
それとも加速研究会に奪われるリスクを怖れてなのか、
はたまたチート性能すぎて作者が扱いに困っているのか…
気になるところですね!

:: 2018/8/14 火曜日::

■[ラノベ]パラサイトの侵攻「魔法科高校の劣等生 26 インベージョン編」

魔法科高校の劣等生 26 インベージョン編魔法科高校の劣等生 26 インベージョン編
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生

パラサイトとなった九島光宣から水波を護ることになった達也。
十師族もそれに協力することになり七草姉妹も出張ることになったんだけど、
光宣の実力は予想を超えていて…
また、USNAでもスターズ部隊がパラサイトに乗っ取られ、
四葉の保護下にあるリーナを暗殺するための部隊を送り込んできて…

リーナ、可愛いですよね…

初登場の時から可愛かったし、映画でも可愛かったですけど、
この巻を読み、やはりリーナは可愛さに特化したヒロインだな、と再認識した次第です。
身体はエロいし、どちらかと言えば顔も美人系なんですけど、
言動がとても可愛いんですよね。
勘違いして下着を着けずにロングTシャツ一枚になって恥じらったり、
暇だからと魔法研究中の達也の所に押しかけて、
うっかりと軽く軍機をポロッとしちゃってるところとかね。
とても可愛いと思うんですよ。

可愛いと言えば裏表紙にあるデフォルメされた七草姉妹ですが、
三人ともとても可愛らしいですよね。
下の二人は十師族としてはまともすぎますが、
それも可愛いというか。
そんな可愛い三姉妹を撃退するとか光宣はとても許されないことをしましたよ。
強烈に自我を保っていたけれど、国外からのパラサイトに汚染され、
更には閣下を手に掛けることで更に心にヒビが入ったことで、
これからどう変化していくのか心配です。

目的を達成するために安易に同族を頼って壊れた光宣と、
図らずも友情を育み、信頼を得た友人を頼っている達也。
本来の人間性から言うと逆になりそうなものなんですが、何とも面白いものです。
達也には深雪がいたけれど、光宣にはいなかったのが大きいんでしょうね。
光宣の傍にもっと早くから水波がいればな…
と、そう思わざるを得ません。
閣下に失敗があるとすれば、そういったケアが出来なかったことでしょうか。

それにしても世界情勢がきな臭くなってきましたが、
最終的にはその尻拭いを達也がやることになるのでしょうか。
現在開発中の戦略級魔法でどうにかしたりするのか…
というかそもそも誰に使わせるつもりなのか…
参考にしているトゥーマン・ボンバの特性上、一条のような気がするけど…
うーん、気になる…!

:: 2018/7/18 水曜日::

■[ラノベ]長野でのうりん「はたらく魔王さま! SP」

はたらく魔王さま! SPはたらく魔王さま! SP
出版社:KADOKAWA
作者名:和ヶ原聡司
作者twitter:和ヶ原聡司 (@wagahara211) | Twitter
絵師名:029
絵師サイト:仕事情報 | KONGARI
絵師twitter:029 (@o2929) | Twitter
Kindle版:はたらく魔王さま! SP
Kindle版まとめ買い:はたらく魔王さま!
DMM電子書籍:はたらく魔王さま! SP

このSPはBD/DVD特典の5.5巻にエピローグを加筆したものになります。
他に5.5巻からの一番大きな変更点は表紙を含めたイラストですね。

やはり挿し絵があった方が嬉しいので、
5.5巻持ってるけどKindle版で入手した次第であります。

内容は5.5巻と同じく5巻のガブリエルたち天使の騒動の後に、
真奥たちが長野県にあるちーちゃんの父親の実家で農作業バイトをするというものです。
元が特典だからといって手抜きなんてどこにもなく、
むしろいつも以上にコメディ多めでかなり楽しい内容になっています。
正直、エンテ・イスラの面倒な事情が入らないエピソードの方が面白いんですよね。(笑

農業ラノベと言えば「のうりん」を思い出しますが、
流石にあそこまでガッツリと農業を語っているわけではないです。
ですが、夏野菜の話や稲作と稗の話にハクビシンといった害獣と、
そこそこ農業ネタも出てきています。

あと、ちーちゃんの従兄の子供である一志くんが、
アラス・ラムスと同年代で可愛いんですよ。
二人が仲良さそうにしているところがとても微笑ましいです。
あと、芦屋が操縦されてるとことか笑ってしまいます。(笑

事件としては恵美の熊殺しはわりと読み応えあるというか。
まぁ、ガブリエルとかエンテ・イスラの住人に比べると小物なんだけど、
絵面的にはやはり面白いモノがあるというか。
ここらへんはコミカライズ版が上手いこと描いてくれてるので、
そちらも是非読んで欲しいですね。

はたらく魔王さま!(12) (電撃コミックス)

というかコミカライズ版はとてもよく出来ているので、
このエピソードだけでなく、全部読んで欲しいものです。

ちなみに来月発売のSP2もBD/DVD特典の文庫化ですね。
あちらは2.8巻で短編集のような形になるかと思います。

:: 2018/7/16 月曜日::

■[ラノベ]シュバイン修羅場「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」Lv.17

何だかんだで文化祭ではコスプレ衣装展示をすることになったネトゲ部。
衣装の大部分は外注するとはいえそれなりに忙しくなってきた部活動に、
クラスの面々が察してしまい茜がオタバレの危機になったと思ったら、
自業自得でシュバイン様バレの危機にもなって…

シュバイン様こと茜がバカ可愛いくて楽しかったです。(笑
リア充JKの仮面をかぶらないといけないのに、
ついついネトゲ初心者のクラス女子にシュバイン様で助けに入るとか、
読んでて抱腹絶倒というか、爆笑というか、うん、楽しい!

それとルシアンとのデート(嫁公認)でも楽しそうにしてたし、
やっぱりルシアンとの相性は良いんだよねー
アコがいるせいで男女の仲になることはありえないんだろうけど、
これ、普通のラブコメなら普通にカップルになるところですよ。
でも、お互いは相棒という立ち位置が気に入ってるんですよね。
ちょっともどかしくてモヤモヤするところがあるけれど、
この作品だし、これでいいのだ。

そして文化祭でのミスコン!
豚姫モードの茜さん、パないっすね!
Hisasiさんの挿し絵も最高にキマってて、
まさにブヒブヒ言っちゃうところですよ。
本家猫姫さんよりも似合ってるんじゃなかろうか。

メインヒロインのアコですが、イメチェンで予想外の可愛さを見せてくれましたが、
残念美少女と残念超美少女になっただけで、
残念さがいつもと同じだったのが笑えるというか…
茜も杏先輩もそうだけど、ネトゲ部のヒロインたちはピーキーすぎるなぁ…(笑

余談ですが、ネットスラングを使いこなすのに定評のある本作ですが、

「ほら、ヴァーチャルユーチューバー、アコちゃん16歳的な」

◆茜☆:っていうか、何そのクソ雑魚パンチ。やめてくれない?

とか、清楚系委員長なネタをぶっ込んできたのには感心しましたね!
これがネトゲ部なんだよなぁ…(笑

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