■[漫画]兄来たりなば、恋遠からじ。「実は私は」3巻
実は私は(3) (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田 英二
出版社:秋田書店( 2013-10-08 )
コミック ( 178 ページ )
チャンピオンのコメディ作品は「浦安鉄筋家族」を含め現在過去含め多々有りますが、
個人的に一番好きなコメディ作品は「ゲッチューまごころ便」だったりします。
そして本作はそういったチャンピオンのコメディ作品の遺伝子を今に伝える、
ハイテンションお馬鹿コメディなんですよね。
吸血鬼に宇宙人、人狼に悪魔と次々に人外が出てきた本作ですので、
次は何が来るかと思ってたら、変態の兄が来ましたね!
兄といっても白神さんの兄ではなく、委員長こと藍澤さんの兄なんだけど、
あのカタブツな藍澤さんとは正反対の自堕落なお兄さんでして、
女湯に堂々と入るために女性型ユニットに搭乗とか紛うことなき変態ですよね!
そんな変態と馬鹿たちが織りなすコメディな日常と、
据え膳に手が出せないヘタレな黒峰くんと、鈍感でアホの子な吸血鬼の白神さんの、
全く進展しないラブコメが面白いのですが、この3巻ではラブコメ的に動きましたね…!
まさか外道幼馴染みのみかんがトリックスターになるとは思わなかったなぁ…
こんな事態になるとは、どんどん面白くなっていきますよね!
とはいえこの漫画の基本はお馬鹿なコメディですので、
恋愛要素はたまに入るくらいで充分かと思います。
という訳で次巻も楽しみにしたいです。
ラブコメ的な意味でも!
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