本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2013/5/25 土曜日::

■[漫画]ずっと一緒にいたいよ!「オシエシラバス」6巻

オシエシラバス(6)(完) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:スクウェア・エニックス( 2013-05-25 )
コミック ( ページ )

えー、残念ながら「オシエシラバス」はこの6巻で完結です。
いやもう、本当に残念なんですけどね!
ラブコメ要素も入ってきてこれからって時なんですけどね!
もうねー、高尾じんぐさんの作品はこれからまだまだ!
ってトコで終わってばかりなのが残念でなりませんです。

最後だからまとめに入ってて、今までずっと伏線が張られていた、
まといが約束した「はるみちゃん」ことまとい父が登場!
そしてまといが抱えてきた意固地な事情が語られ、
一歩前進するキッカケになるんだけど、
それに伴って教恵さんもまた家庭教師の範囲から逸脱することに。
そして本の中では問題が勃発して…

途中から教恵を取り戻すために必死に勉強するまといを見てると、
何だかんだ言いながら、教恵という存在がまといにとって重要になってたんだなぁ、
と心の底に伝わってくるようでしたね。
特に最後の号泣シーンは真に迫るモノがありましたよ。

しかしあそこで安易に10位以内に入らなかった展開は驚きでしたけど、
「日頃の勉強が大事」という一貫した主旨が感じられましたね。
いくら必死に努力しようとも、たった2週間で何とか出来るほど勉強は甘くない、
いざという時の為に、普段からの不断の努力こそが大事であある、という事なのでしょう。

色々と伏線張りつつ終わったので少々不完全燃焼なのは確かですけど、
家庭教師モノとしては曲がりなりにも最後に伝えるべき所は伝わったのかなぁ、と思います。
ちなみに高尾じんぐさんは今月のビッグガンガンから「BAMBOO BLADE C」を連載開始します。

ビッグガンガン 2013年 Vol.06 6/23号

充分オリジナルで出来る作家さんなんだけど原作付きとはなぁ…
まぁ、見守っていければと思います。

:: 2013/4/25 木曜日::

■[漫画]運命の再会と宿命の準決勝へ「咲-Saki-」11巻

咲-Saki-(11) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:小林 立
出版社:スクウェア・エニックス( 2013-04-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:dreamscape

取材先での怪我で単行本の発売が一ヶ月延びて今月発売になりましたが、
「咲-saki-」の11巻が今度こそ発売ですよ!
また、現在本編でやっているこの全国編がTVアニメ化ということで、
ファン的にもまだまだ盛り上がるってなもんですね!

そしてこの11巻では全国編のインターハイ2回戦の大将戦が遂に決着…!
ってまだ2回戦なんですよね、ええ…
果たしてこのペースだとTVアニメにはいつ頃追いつかれるのか戦々恐々ですね!
まぁ、じっくりやっても充分に濃い面白さがあるのは確かなんですけどね!

というかキャラの一人一人が本当に濃い上に魅力的なんですよ。
2回戦敗退となった宮守女子の姉帯さんとか超存在感ありましたしね!
いや、身長的な意味だけではなくて!
ちなみに宮守女子で一番好きなキャラは鹿倉胡桃ちゃんです。
小っちゃいのに毒舌家なトコとか超萌えましたし!

そして後半ではスピンオフの阿知賀編とクロスオーバーな展開が!
両方読んでると面白さが倍増どころか二乗されて最高にハイってなもんですね!
そして決勝戦に対する期待もうなぎ登りってなもんですよ。
まぁ、清澄は今からやっと準決勝なんですけども…

ちなみに和がインタビューされてる所ですがコメディとして普通に笑えますよね。
個人的に一番の見所は憧ちゃんだと思います!
劇的ビフォーアフターなのはそうなんだけど、
アフターで連想した憧のビジュアルが何というかJKらしいエロさがあるというか…
うん、やはり憧はエロ同人要員だなぁ…(ぉ

11巻でも相変わらず素晴らしく面白かったので、
怪我をしないように今後とも頑張っていただきたいものであります。

:: 2013/1/16 水曜日::

■[漫画]真涼の膝枕に萌える「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる4コマ」2巻

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる4コマ(2) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:裕時 悠示 まりも
出版社:スクウェア・エニックス( 2013-01-12 )
コミック ( 111 ページ )

本作は現在TVアニメ放映中な「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」のスピンオフ4コマで、
原作のキャラたちが自演乙の部室で繰り広げる他愛のない日常を描くだけという、
まったりゆるゆるな萌えな面白さが凝縮されている4コマ漫画です。
そしてそれはこの2巻でも全く変わらずに安定しております。

4人のヒロインが部室で水着を着てビニールプールで遊んだり、
体操服(もちろんブルマ)を着て身体測定をしたりと、
4人のスタイルが如実に分かるお色気展開が割りと多めなのには、
「萌え作品としてアピールというものをよく判っているなぁ」
と感心せざるをえません。

しかしスタイルに関してはチワワがいじられまくりで不憫です。(笑
完璧スタイルの真涼も料理が不得手だったり、
愛衣ちゃんは料理が得意だけどスタイルに自信が無かったり、
姫香はルックスは良いけど中二病だったりとみんな欠点はあるんけれど、
チワワは他のみんなみたいに長所が見付からないから更に不憫で…(ヒドイ

真涼の嫉妬が可愛いですし、他の3人のキャラも可愛らしいので、
本編のシリアス展開なシーンに疲れた人は是非ともこの4コマで癒されて欲しいですね!
しかし鋭太の鈍感っぷりはどう見ても無自覚なんだけど、
無自覚にしてもここまで鈍感なのはある意味凄いと思います。

:: 2013/1/6 日曜日::

■[漫画]精神的に向上心がないものは馬鹿だ「オシエシラバス」5巻

オシエシラバス(5) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-12-25 )
コミック ( 184 ページ )

何か表紙が教恵さんのコスプレシリーズになってきた感じがしますけど、
今回はテニスルックになっているのも一応重要な意味を持っているので、
必然性が高い衣装だといえるのですけど…
まぁ、ストーリーの必然性云々の前にテニスウェアな教恵さんは可愛いですよね。
何よりポニテですしね!(←重要

いつもケンカばかりの教恵とまといの二人ですが、
今回は定期テストの順位が落ちたことを発端として、
まといの向上心の無さを改めて痛感することでマジ喧嘩になり教恵が家出する事態に…

確かに一定以上の領域は天賦の才というのはどのジャンルでも必要になってきますが、
ぶっちゃけ大学入試レベルだと東大合格までなら向上心と効率的な努力があれば可能なんですよね。
教恵はそれを知っているからこそ落胆と怒りが臨界突破してしまい、
そしてそれを実感出来ていないまといは努力を放棄してしまい、
二人が平行線になるんだけど…

まといの友人である小豆沢さんの後押しもあって文化祭で教恵とまといの二人が協力し、
特にまといが中学時代に情熱を持ってやっていたであろうテニスに触れることで、
「負けて悔しい」という向上心の端緒を見て取れたことが教恵的には得がたいモノであったでしょうし、
何より今後の展開で重要な所だと思います。

また、他にも奥村のバカのせいで教恵のことが気になりだした善が、
将来に対する目標と、それに向かっての努力で教恵に認められて喜んでいるシーンは、
真実を知っているだけに割りと切なくなってしまいました。(笑

それと臣さんとちほさんの二人は本当に仲が良いですよね!
というか臣さんの振り回されっぷりが凄くて、
恩師が嘆くのもむべなるかなといった所ですね。
好きでやってるんでしょうけど、頑張れ臣さん。

:: 2012/12/4 火曜日::

■[漫画]母来たりなば恋遠からじ「WORKING!!」11巻

WORKING!!(11) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高津 カリノ
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-11-24 )
コミック ( 144 ページ )
作者サイト:うろんなページ

さらば山田フォーエバー

とか思った? 残念、山田はまだまだ現役でした!

という訳で本当に長きに渡った山田の家出騒動編は今回で一段落です!
まぁ、住む家がちゃんとした家になっただけでワグナリアには相変わらず出没しますけどね!
しかも兄ともども!

とはいえ、一区切り付いたのは確かな訳でして。
兄妹揃ってウザいのは表紙からもよく分かる通りなのですが、
山田兄のお陰で小鳥遊くんの恋心も順調に嫉妬がギュンギュンで目下成長中な訳でして!
そこに実の母が遂に現れて大変な事態になるですよ!

まぁ、それはそれとして他の面々はいつも通りで、
ちっちゃい種島先輩は相変わらず可愛いですし、
もの凄いスローペースな佐藤さんの恋模様は周りをイラつかせるしで、
相変わらず飽きることはありません。

しかし11巻という長きに渡ったシリーズなだけに山田騒動に音尾さんの夫婦も出会えたしと、
結構動きが多くなってきたのでまとめに入ってきた気がしないでもないです。
果たして小鳥遊くんと伊波さんの恋はどうなるのか!?
というか小鳥ちゃんの出番はこの後あるのか!?

そういった主人公カップルよりも佐藤さんの恋はちゃんと成就するのか!?

わたし、気になります!

:: 2012/7/27 金曜日::

■[漫画]お家に笑がやってきた!「オシエシラバス」4巻

オシエシラバス(4) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高尾 じんぐ
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-07-25 )
コミック ( 192 ページ )

夏休みが後半戦に突入し、まといが帰省から戻って大興奮の教恵さんですが、
まといだけではなく、善たちも帰ってきてそこには更にもう一人トラブルメーカーが付いてきて…

今回は臣さんと善の妹である笑が登場!
姉と兄に似ていない、末っ子であるせいか甘えたがりの中学三年生の女の子は、
まといにまとわりついて教恵をライバル心剥き出しにさせたり、
すうちゃんたちを見付けても動じずに、むしろ一緒に遊んだりと、
割りと奔放で善も苦労してそうだなぁ、と少々同情したり。(笑

今回はビッグガンガンに出張掲載された短編とかも収録されています。
少ないページ数の話が多いですが、夏休みの楽しい一コマを次々堪能できるのはこれはこれで良いかと。
特に臣さんのパーフェクトウーマンっぷりが凄い!
料理裁縫ピアノといった女性らしい事だけでなく、
PC修理に車いじりと男性的なこともこなしながらスタイルも良いとか、
本当にちほさんはいいお嫁さん貰いましたよね!(笑
…というか臣さんとちほさんって本当に仲が良い夫婦ですよね。(女同士だけど
そりゃー、帰省中に臣さんがお見合いしたとなったら修羅場っても仕方ないよね!

新キャラの笑ちゃんも色々と引っかき回してくれたお陰で、
教恵さんの新たな一面や、まといの妹好きという所を見せてくれて面白いですね。
それに教恵さんの水着姿をもう一度見せてくれたのはグッジョブと言えましょう!
教恵さんも休むということを知れたし良い夏休みだったのではないでしょうか。

ただ、良い夏休みだったと感慨深いだけではいられないのが男性陣で、
奥村は軽いスチャラカに見えて(実際そうなんだけど)教恵にマジで告白するまでは良かったんだけど、
そこから教恵の好きな人を誤解することで誤解スパイラルが発生させるのは、
ある意味グッジョブなんだけど…、善の今後が心配ですね!
誤解から生じる恋ってのもアリだと思いますよ!!

どうでも良いけど、奥村を見ているとめぞん一刻の五代の悪友である坂本を思い出します。(笑

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