■[漫画]成長を実感するコンクール「天にひびき」7巻
天にひびき 7 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:少年画報社( 2013-03-30 )
コミック ( 203 ページ )
先月末に発売された「天にひびき」の7巻ですが、
今回は秋央たちがコンテストに出る話がメインとなっております。
如月先生の計らいでコンクールに出ることになった秋央、南条、波多野さんの3人だけど、
マイナーなコンクールで自信を付けさせようという如月先生の思惑とは裏腹に、
その賞金の高さから実直と奔放という対称的ながら実力派な2人も参加してきて、
秋央と南条の2人は飲まれそうになるんだけど…
南条くんは残念でしたねぇ…
でもまぁ、性格に根ざしている所があるからよほど頑張らないと根治は無理かも。
逆に秋央は美月とひびき、二人のヒロインから励まされることで、
度胸を持って演奏に臨み、コンクールを楽しんだことで実力を100%発揮出来て、
見事な結果を残せたのには、成長が感じられて良かったです。
ただまあ、本人は自分の実力に無自覚っぽいですが。(笑
というか、生徒の結果に大きく一喜一憂する如月先生が可愛い。
また、コンクールの上位者ということで秋央と波多野さんが、
病院に慰問演奏会に行き、そこに美月が引っ付いてきたのはラブコメ的に面白かったですね!
まぁ、秋央本人はどこのラノベ主人公だよ、ってなぐらい鈍感なので全く気付いてませんが。
ライバルに同情される波多野さんが不憫でなりませんよ。
しかし面倒見良いなぁ、美月って。
秋央は美月に尻にしかれるのが一番幸せな気がしますよ。
でも美月も油断してたらひびきという名の鳶に油揚げもとい秋央を攫われる予感も…
秋央もそうですが、ひびきも一歩ずつだけど着実に前進しているのが判りますね。
地道で一足飛びではないですけど、それもまた面白いと思いますので、
今後もじっくりと描いていって欲しいものです。
ちなみにやまむらはじめさんのもう一つの作品である「神様ドォルズ」ですが、
完結巻の12巻が本日発売です。
小学館 (2013-04-19)
完結ということで限定版もありますので検討するのもアリかと思います。
小学館
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