■[漫画]損得勘定こそ我らが共通の言葉「まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」」5巻
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (5) (カドカワコミックス・エース)
著者/訳者:石田 あきら
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2012-12-22 )
コミック ( 164 ページ )
原作者サイト:m2lade JAM
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作者サイト:Life Like Love
作者twitter:石田あきら (Akira_Ishida) は Twitter を利用しています
来月から”狼と香辛料”スタッフがメインに据えられたTVアニメも始まりますよ!
まぁ、氷菓と同じ放送局なのでうちは映らないんですけどね!(つД`)
いいもん、石田あきらさんのまおゆうは超面白いから満足できるんだもん…
4巻ではメイド姉の演説が大いに盛り上がりましたが、
その影響は計り知れないモノがあり、同盟の小麦買い占めの効果もあって、
遂に南部諸王国に中央は宣戦布告を叩き付けることに。
しかし魔王は未だ冥府宮から帰還せず、残った人たちでこれに当たることになるんだけど…
今回は表紙になっている通り、青年商人さんが大活躍でしたね。
火竜公女という人物を一人の”取引相手”として見据えて動ける器の大きさ。
そして小麦を疑似通貨として二大通貨体制を築き上げようとしている策謀と、
肝の据わった所を見せてくれて引き込まれてしまいますね。
しかし農産物を疑似通貨と見なすとか初めは驚きましたけど、
よく考えたら江戸時代の日本とかだと加賀百万石みたいな風に米が疑似通貨になってましたし、
案外そういうのはアリなのかもしれないなー、と思わされます。
作中で青年商人が言ってたように信用の源泉は”大地の恵み”なのですし。
そしてこの5巻では若い頃の魔王も出てくるんですけど、
それほど駄肉が駄肉じゃないんですね。(笑
それと今まで名前だけは何度も出てきていた女魔法使いも出てます。
神秘性があって結構可愛いですよね。
世界の秘密が一つ明かされ、魔王の帰還と人間界の戦争の帰趨も気になる所ですが、
以下は6巻のお楽しみですね。
ただ、刊行ペースはかなり早いので割りと早く読むことが出来ると思いますので、
そこは安心かな、と思います。
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