■[漫画]これはSAOであってもシリアスではない「そーどあーと☆おんらいん。」1巻
そーどあーと☆おんらいん。 1 (電撃コミックス EX 176-1)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-09-27 )
コミック ( 128 ページ )
原作者サイト:WORD GEAR
原作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:風の生まれる場所
先月発売の本作ですが良い評判が聞こえてる頃にはどこも完売で、
結局はツテを使って何とか入手した次第であります。
で、実際読んでみたら確かにこれは面白い!
それなのに何故私が知らなかったというと、
連載誌が電撃文庫マガジンというラノベ雑誌だったから…!
うーん、せめて公式サイトで第1話の試し読みとか出来たら良かったんだけどなぁ…
さて、SAOの公式コミカライズですが4コマということでコメディ要素がふんだんに盛り込まれており、
アインクラッド編を忠実になぞりながらもコミカルな可愛さが随所に散見されます。
特にアニメでは削られていたリズ編でのアスナの萌えポイントは、
原作とはまた違った味わいがあって非常にニヤニヤ出来ましたよ!
というかこのコミカライズでは全般的にリズは良い仕事してますよね。
本人の失恋イベントはナリを潜めていますが、
アスナという正妻を輝かせる役目を見事に果たしているのです!
新婚アスにゃんの可愛さは空前絶後やでー!
ちなみに少しだけオリジナル要素というか新キャラを足しているんですが、
そこもまた絶妙に良い塩梅で笑いを堪えることが難しい!
なんだよ! 剣士「ああああ」って!
いや、私も初めてやったドラクエ3で同じ名前を勇者に付けたことあるけどさ!
こんなふざけた名前で無駄に強かったり、予想通り変態だったりと、
妙に笑いのツボを突いてきて口惜しいけど笑ってしまうんですよねー(笑
そしてオリキャラだけではなく、原作のキャラの扱いもよく心得てまして、
恋するアスナのテンパり具合に、ユイへの子煩悩っぷりを見ていると、
アスナという女の子への感情移入とか、そういったものがより刺激されるんですよね。
とはいえ、個人的に一番感情移入出来たのは
エギルがリアルで妻帯者ということを知っていじける独り身なクラインだったりするのですが…orz
さて、こんなに面白い本作ですがまだ書店ではどこも完売状態です。
ですがそろそろ重版分が出回ってくるみたいで、更に三版も刷ってるとか。
SAO好きなら読む価値は充分あると思いますので是非どうぞ。
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