■[漫画]決戦! レベロント!「ユーベルブラット」12巻
ユーベルブラット(12) (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:塩野 干支郎次
出版社:スクウェア・エニックス( 2012-09-25 )
コミック ( 220 ページ )
作者サイト:塩野干支郎次のサイト ethereal shine
作者twitter:塩野干支郎次 (etoroujishiono) は Twitter を利用しています
3冊同時刊行とか塩野干支郎次さん死ぬんじゃないかと!
まぁ、内一作は今回がラストなんで問題ない…、のか…?
「ユーベルブラット」はこの12巻からがビッグガンガンでの復活した分が収録されています。
初っ端からカラーでエルサリアさんの全裸が見られたりとサービスシーンもありますが、
表紙の黒さから分かるようにダークファンタジーっぷりは相変わらずです。
帰還したケインツェルと城攻め屋”無敗”のベッツェガルムとの再会は熱いよなぁ。
こういった「姿が変わっても一目で分かる」「十年以上前の約束を忘れず違えない」
というシチュエーションが私は凄く好きなのでこの12巻では一番好きな場面です。
例えベッツェガルムがずんぐりむっくりなおっさんだろうと関係ないですよ。
再会を果たせた男泣きの顔は最高に格好いい!
対して選帝侯に攻め寄せるレベロントの息子、グエルードはコンプレックスの塊であるが故に、
ケインツェルを討つという妄執に囚われて自分だけではなく部下もろとも自滅する道に…
レミングの行進の如きグエルードの暴走と死、そしてレベロントにも宿る復讐の炎と、
復讐の連鎖が生み出す暗黒の流れはある意味ダークファンタジーらしいです。
そしてそんなレベロントVSケインツェル&選帝侯の対決の最中、
沈黙を守っていたイシューディーンの参戦とまさかのグレンの参戦。
死んだはずのグレンが何故復活できたのか。
そしてどうやって若返った姿でいるのか。
謎が謎を呼ぶクライマックスが近いと感じさせる物語の臨界点なだけに、
続きも凄く気になります。
うーむ、楽しみだ…
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