本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2018/2/12 月曜日::

■[漫画]この体は、無限の包丁で出来ていた「食戟のソーマ」28巻

食戟のソーマ28巻食戟のソーマ28巻
出版社:集英社
原作者名:附田祐斗
原作者twitter:附田祐斗 (@tsukudayuto) on Twitter
作者名:佐伯俊
作者twitter:佐伯俊 (@Syunsaeki) on Twitter
Kindle版:食戟のソーマ (28)
Kindle版まとめ買い:食戟のソーマ
DMM電子書籍:食戟のソーマ (28)

連隊食戟で叡山と対決することになったタクミ・アルディーニ。
しかし叡山はまともに美味しさを競おうとはせず、
アーティチョークを使った相手を貶める方法を取ることに。
タクミは絶体絶命の窮地に陥るかと思われたが…

いやー、気分爽快ですね!
既に一度、創真がやってくれていたとはいえ、
卑怯な手を使う敵を正々堂々とぶち破った上で、
相手を悔しがらせる時のカタルシスの快感たるや最高ですよ…!

また、それを打ち破る手段もまた心地いいんですよね。
かつて美作に敗れた時に経験した相手の思考をトレースする手法、
そんな美作に協力して貰って情報収集と対策をする友情、
自分の故郷と誇り、そして弟との絆を感じさせる料理。
全てが揃った上での撃破は超気持ちよかったです!

十傑の地位にあぐらをかき相手を貶める手段ばかり取り、
自らの研鑽を怠っていた叡山を相手に、
今まで幾度となく敗北したけれど、
そのたびに立ち上がってきたタクミが勝ったというのも気持ち良かったなぁ…!

無論、そんな金星ばかり出るかというとそんなことはなく、
純朴ヒロイン田所ちゃんはもも先輩に敗れてしまうんですよね…
自分が今まで培ってきた経験と、コーチに特訓してもらった技術で挑むも、
叡山以外の十傑の実力は本物で、太刀打ちできないのが辛い。
みんなの前では気丈に振る舞うも、えりな様の前では悔し涙を流す田所ちゃん尊い…

そうだよね、劣等感の塊だった頃ならいざしらず、
今ではみんなに協力して貰って成長したんだもんね…
悔しくないはずがないよ…

創真は流石の主人公っぷりを見せてくれましたね。
足りてなかった実力を一年間を通して培ってきたものを総動員して、
斎藤先輩を打ち破る姿は泥臭くも格好良かったです。

さて、次はついにえりな様が出てくるわけですが…
彼女も色々と成長していますからね。
その活躍に期待したいと思います。

:: 2018/2/6 火曜日::

■[漫画]みんな可愛く、みんな良い「ぼくたちは勉強ができない」5巻

私が今一番好きなラブコメ漫画がこの「ぼくたちは勉強ができない」です。
特に桐須先生の萌え度がアップしてから私内部でフィーバーでして、
4巻の汚部屋回を読んでからKindleでまとめ買いしたほどであります。

ジャンプラブコメ作品だけどエロ成分は控え目ですね。(ゆらぎ荘比較)
主人公の唯我成幸が苦労人&努力な人なお陰で好感度も高く、
読んでてストレスが溜まらないどころかストレスが解消するのも素晴らしいです。

唯一ストレスが溜まるというか悩ましいのがどのヒロインを選ぶか、
ということでしょうか。
正直どの子も可愛いので本当に悩ましいですね。
5巻でもみんなに見せ場があるだけに、本当に悩ましいです。

まずはロリ巨乳の緒方理珠
91のGカップという時点で私のストレイクゾーンに入ってましたが、
ここに来て実は怖がりという属性が追加されましたよ。
夏祭りでは餌付けみたいな感じでとても可愛いのです。

小動物系の可愛さがあるんだけど、たまに切れ味が鋭い。
でも言動が一々可愛いくらいに天然なあざとさがある理珠たま。
親父が過保護になるのもわかってしまうわー

次はスレンダー(気配り)な古橋文乃
友達の理珠とうるかの恋の板挟みに悩む恋愛回路実装済みの乙女。
他人の恋模様を察する能力がある所は流石「文学の森の眠り姫」
でも本人は自分の気持ちを自覚しないようにしているのが魅力的ですね。

一歩引いているけど5巻では何かとイベント多めでしたね!
カレー作りだけでなく、一緒にお泊りとか!
これはもう薄くてエロい本を期待せざるを得ないというか。
ゆうべはお楽しみでしたね的なね!

そして唯一恋心を自覚しているヒロイン、武元うるか
好きだけど、相手のことを思って一歩引いている健気さが良い…
まぁ、ヘタレってのもあるんだろうけど、
相手のことを想うという姿勢が魅力的だと思うんですよね。

快活スポーツ少女だけど中身は恋する乙女というギャップも良いんだよなぁ。
おっぱいのサイズもそこそこあるのもポイント高いですね!

マイフェイバリットな桐須真冬先生も最高です。
表面的には怜悧で堅物なんだけど中身はポンコツだということが判ってから、
私の中での高感度がうなぎのぼりであります。
今回もそのポンコツさが際立ってて最高ですよ。

制服プレイの準備も万全ですね、桐須先生!
年上の先生なんだけどポンコツというのが最高ですよ、桐須先生!
これからも不覚を取りまくってほしいです!

最後にあしゅみぃ先輩こと小美浪あすみ
年上ロリ属性持ちのからかい上手のあしゅみぃ先輩って感じですね。
そんな先輩がもし本気になったら、と考えると今からワクテカが止まらないです。

父にメイド喫茶でバイトしているのを誤魔化すために、
成幸と付き合ってることになってるから故のイベントの数々!
今のところ理珠たまだけがなし得ているキスイベントに最も近いと言えましょう!
からかってるけど、間違いなく未経験の乙女なので今後がとても楽しみです!

いやー、本当に誰を選べば良いのか難しくて悩ましいですね…
でも、それこそがラブコメの妙味なので今後も楽しみですね。

唯一のネックが受験生なので決着が大学受験の結果だと思われるので、
各種イベントが一回しか行われなさそうということでしょうか。
「ラブひな」みたいに浪人したり合格したりしても物語が続く可能性はあるけれど…
成幸の家庭環境から考えてそれはなさそうだしなぁ…
一度限りの受験シーズンを勉強とラブコメ、両方頑張って欲しいであります。

:: 2018/2/5 月曜日::

■[漫画]男クロムの正念場「Dr.STONE」4巻

Dr.STONE4巻Dr.STONE4巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) on Twitter
作者名:Boichi
Kindle版:Dr.STONE (4)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (4)

ルリの病を治すため、万能薬サルファ剤合成に必要な材料や設備を作る千空。
クロム、コハク、スイカといった科学王国民の協力もあり発電施設まで作り、
あさぎりゲンの協力も取り付けて司に欺瞞情報を送って時間を確保し、
サルファ剤合成へ向けて邁進していくことになるんだけど…

私は大学までは化学を専攻していたのである程度理解できるんですけど、
それにしたって試薬とかはメーカーから買ってので、
0から作ってしまう千空のDASH根性には頭が下がります。

ガラス合成とかは「小説家になろう」とかでもよくやるネタですし、
鉛入りのクリスタルガラスとかも雑学レベルだと思うんですよね。
ただ、硫化水素という天然の毒ガスとかは化学あるあるのネタなんだけど、
防毒マスクの作成からやるとなると緊迫感が半端ないです。
これ、自分で作ったモノに信頼をおくことが前提ですからね。
科学は信じられても自分の力量を信じられない私には絶対に無理です。
そういった意味でも千空は男だなぁ、と思います。

そんな千空に負けず劣らずな男前っぷりを見せるクロムが格好良かったです。
ルリのことを想い、彼女の幸せを願うクロムさんがカッケーんすよ。

腕っ節が評価される御前試合では役に立たないけど、
科学使いとして彼女のために役立てるならそれが本望と言わんばかりですよ。
男前だなぁ。

そして硫酸採取のために千空一人で行かせず、
自分も命をかけて挑むところもカッケーんすよ!

この男前さは大樹を彷彿とさせるところがありますね。
千空と同じ科学的好奇心を持ち、大樹と同じ心意気を持つ…
クロム… お前ってば本当にカッコイイ主人公体質だな…!

さて、最後のキーアイテムである酒を手に入れるために御前試合になりますが、
このバトル展開は少年ジャンプっぽいですね。
それでもそこで役立つのが科学知識になるのはこの漫画らしいですけど、
熱さに関してはジャンプ漫画らしいものがありますので、
5巻も楽しみですね。

:: 2018/2/2 金曜日::

■[漫画]王位争奪サバイバルレース「HUNTER×HUNTER」35巻

HUNTER×HUNTER35巻HUNTER×HUNTER35巻
出版社:集英社
作者名:冨樫義博
Kindle版:HUNTER×HUNTER (35)
Kindle版まとめ買い:HUNTER×HUNTER
DMM電子書籍:HUNTER×HUNTER (35)

カキン王国の王位争奪戦が始まり、早速護衛の脱落者が出てきた中、
最年少の第14王子ワプルの護衛となったクラピカは「壺中卵の儀」で、
王子たちに念獣が憑いたことを推測する。
誰が敵か、誰が味方かも分からない中でクラピカの頭脳が冴え渡る…!

という訳で久しぶりの「HUNTER×HUNTER」最新巻ですが、
しばらくは王位継承戦が続きそうですね。
頭脳派のクラピカが主人公なのはそれはそれで面白そうですが、
ゴンがどうしているのかも気になるところです…

クラピカが頭脳派で、絶対時間という特殊能力から主人公っぽいけれど、
クラピカ一人だけで何とかなる訳ではないのが面白いところです。
元々クラピカを出し抜いて護衛に抜擢したオイト王妃だけでなく、
シマノ(シマヌ?)の冷静な判断にも救われることがあったりと、
一人で戦い抜く力が欲しいと思っていたけれど、現実は単純ないと感じた通り、
クラピカは仲間に頼らざるを得ない展開が面白かったです。

しかし他の漫画だとこんなに台詞が多いとそれだけで辟易するものですが、
「HUNTER×HUNTER」だとむしろそれが面白くて食い入るように読んでしまうから不思議です。
それだけ「HUNTER×HUNTER」という作品に魅了されているんだろうけど、
だからこそ、完結までいって欲しいものです。

さて、今回の連載再開はいつまで保つのかな…?

:: 2018/1/11 木曜日::

■[漫画]エロコメ伝説 特攻の紫音「ゆらぎ荘の幽奈さん」9巻

ゆらぎ荘の幽奈さん9巻ゆらぎ荘の幽奈さん9巻
出版社:集英社
作者名:ミウラタダヒロ
Kindle版:ゆらぎ荘の幽奈さん (9)
Kindle版まとめ買い:ゆらぎ荘の幽奈さん
DMM電子書籍:ゆらぎ荘の幽奈さん (9)

今日もゆらぎ荘でドッタンバッタン大騒ぎ!
大きな展開はないけれど、大きなおっぱいはある!
もちろん魅力的な小さなおっぱいもある!
それが「ゆらぎ荘の幽奈さん」であります!

初っ端からかるらさんがコガラシのバイト先に、
同じくバイト仲間として京都から通う展開になってましたが、
これは中々に良い手段だと思いますよ。
職場の同僚ってのはクラスメイトとはまた違った絆がありますからね。
以前拉致ったかるらさんにしてはかなり良い考えだと言わざるを得ません。
まぁ、面と向かうことになれない初心さまで見せてくれるとは思いませんでしたけどね!
これは嬉しい誤算だ…!

ホワイトデーではコガラシさんらしい気遣いと、
超絶技巧なチョコでみんなをメロメロにしつつエロコメ演出を多用しており、
これは「食戟のソーマ」で最近減ってきたリアクションエロコメが堪能できて、
大変に満足できました。

そういった既存キャラを大事にしつつ、新キャラも出してくるのが凄いです。
新キャラの轟紫音ちゃんは進級することで出来た後輩キャラなんですが、
劇的ビフォーアフターから見せてくれるサービスっぷり!

ヤンキー形態から美少女になるのは分かってましたが、
ページをめくったらすぐに化けてくるあたり、
週刊少年誌らしいスピード感だなぁ、と思いましたね。
これは悪くないな、と思いました。
ギャップ萌えでもありますしね。

見た目と裏腹に中身が良い子な紫音ちゃんは、
恩ある千紗希ちゃんのためにコガラシとの仲を取り持とうとしてるけど、
どう見てもミイラ取りがミイラになる未来にしか見えないよ!
ゆらぎ荘に来てあっという間にエロの餌食になるあたり、
さっさと諦めて自分の気持ちに素直になったら良いと思います!

あと、とても好きなエピソードが作者がドラクエにハマったとしか思えない、
「超攻略! 呪いのゲーム」ですね。
珍しく雲雀ちゃん活躍回でしたが、
見所はなんと言っても聖なるぱふぱふデュオでしょう!

幽奈さんの大きなおっぱいも、
雲雀ちゃんの普通サイズのおっぱいも、
どちらも尊く、素晴らしいものだと思います!

他にも千紗希ちゃんのパンツになってしまったコガラシの回とか、
エロコメクレイジーすぎて大変に笑わされたりしました。
本当に9巻も楽しませてもらいました!
10巻も楽しみにしています!

:: 2017/12/5 火曜日::

■[漫画]石器時代から飛躍してエジソンへ「Dr.STONE」3巻

Dr.STONE3巻Dr.STONE3巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎(リーチロー) (@reach_ina) on Twitter
作者名:Boichi
Kindle版:Dr.STONE (3)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (3)

3巻からは科学の使徒、千空が主人公です!
石から復活した人間の子孫と思われる原始的な生活をしているの村の住人とコンタクトし、
科学の力でコミュニケーションを積み重ねて人手を手に入れ、
どんどんと科学技術を加速していく様子が非常に面白いです。

はてなでも少し話題になってましたけど、
この手の石器時代からどう科学を発展させるのかというのは思考実験としてはそそるんですよね。
それを真面目にやりつつ、
漫画として面白く見せてくれる「Dr.STONE」はやはり面白い作品だと思います。

もちろん、コハクたちと言葉が通じるアドバンテージは大きいです。
日本人の子孫なら通じてもおかしくないんですが、
外来語を含めてほぼ通じてしまうというのはコミュニケーション上とても便利ですよね。
ただ…

桃太郎をはじめ、色々と言葉が通じる設定も伏線になってそうなあたり、
奥深くて面白いんですよねぇ。
子供だましではなく、しっかりと考察されているので大人が読んでも面白いんですよ。

奥深いと言えば北極星がポラリスから変わっているあたり”上手い!”と思いました。

3700年後ならケフェウス座β星あたりですね。
しかし前巻、箱根までの道のりで迷ったのも伏線だったとは…
ちなみに同じ遠未来を舞台にした作品「海皇紀」でも、
北極星が変わっている設定があるのでこの作品が少年漫画初ではないですね。
でも、そこに気付ける千空を含めて、よく練られている設定だと思います。

それにしても千空は本当に凄いですよね~…
万能薬サルファ剤の合成方法をソラで覚えているのもそうですけど、
そこに至るまでの道筋を根気よく進める気力が凄い。
もちろん、それを助けるコハクやクロムといった仲間がいてこそなんですけどね。
仲間と協力して次々と作り出し、ついにはエジソンが辿り着いた科学の叡智を、
限定的だとはいえ作り出すのはそそりますよ…!

かなり加速してきたとはいえまだサルファ剤まではまだまだですが、
このペースなら辿り着くのもそう遠くないように思えますよね。
続きもめっちゃ楽しみです!

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