■[ラノベ]表紙と本文に関係ないけど、これはこれで良し!「アクセル・ワールド10 ―Elements―」
アクセル・ワールド 10 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:角川グループパブリッシング( 2011-12-10 )
文庫 ( ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (himapo) on Twitter
今回は短編集でそれぞれが時系列がバラバラだし、
最後の「バーサス」に至ってはお祭り企画なわけでかなり無茶やってるんですが、
そのどれもがいつも通りに面白くて満足できましたよ。
まぁ、表紙から内容をちょっと期待したら見事に肩透かし食らった訳なんですが。
Oh…、フーコさんのわがままボディの水着姿を堪能したかったデース。
一本目の「遠い日の水音」はまだ黒雪姫が入院していた頃、
タクムに教導されてレベル2になれるだけのポイントが溜まったハルユキが、
うっかりレベルアップしてしまって残りポイントが8にまで落ち込んだ話。
そして加速世界でただ一人「用心棒」というロールプレイをしている人に、
ポイントが安全圏まで上がるまで護衛してもらうんだけど、
その「用心棒」のアクア・カレントはカラー不明でしかもレベル1で…
という、MMOをやった人ならたまに見かけたと思うスーパーノービスな人が登場。
しかもハルユキの女性遭遇率の高さからご本人ともまさかのご対面。
まぁ、性別不詳だけどハルユキが出会うんだから女性に違いない!(キリッ
途中で「もしかして?」と思ったけどフーコさんたち同じエレメンツっぽいので、
バッチリ再会フラグが立ってるのは美味しいですね。
それにレベル1といことは「四神」のレベルドレイン攻撃食らってる可能性が高いですしね。
そして二本目の「最果ての潮騒」は翼を失ったハルユキと離れ、
沖縄に修学旅行に来ていた黒雪姫が沖縄で奇跡的に遭遇した加速世界の住人たちの話。
都心の小学生の間から広がったバーストリンカーの発祥からして、
僻地ではありえないと思っていたバーストリンカーの存在に驚き、
そして純真な2人の少女の在り方にジュースを噴き出す程に驚く黒雪姫が新鮮でしたね。
しかし、2人の少女の師匠のクリムゾン・キングボルトは美味しいキャラだなぁ。(笑
名前からして「トゥルル…」な二重人格のボスの能力かと思いきや、
ネジ版グレンラガンなのには笑わされましたよ。(笑
あれで結構強いのはちょっと反則じゃなかろうか。
それにしても加速研究会ってのは色々やってるんだなぁ。
神獣テイムは9巻で出てきたアレの伏線でもあろうけど。
まぁサルファ・ポットに関しては結構小物臭が強いですけどね。
うーん、これは如何にも子供な予感。
最後の「バーサス」はまさかのSAOの主人公キリトとのクロスオーバー
キリト VS シルバークロウという時空を越えた主人公同士のデュエル!
いやー、お互いよく判ってないけど認め合い熱く戦うのは面白いですねー
どちらの主人公もキャラ立ってるし満足の内容でした。
アニメ化も決まったし今後の展開が楽しみですよ。
うおー、早く来年の春よ来い!
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