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:: 2012/12/8 土曜日::

■[漫画]限界突破の頂上決戦!「弱虫ペダル」26巻

弱虫ペダル 26 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-12-07 )
コミック ( 173 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

かつてない程に肌率が高い弱虫ペダル26巻の表紙ですが、
今回は真波が表紙になるのも納得の真波尽くしですね!
箱根学園が福富を差し置いて3日目の頂上を目指すエースとして出してきた、
一年生の若きエース、真波の少し壊れた速さに注目です!

そしてそれを追うのは我らが主人公、小野田坂道!
一日目に東堂と巻島の二人が競い合う様を見て、
いつか勝負をしてみたいと語っていた二人が、
まさかその二日後に優勝を賭けて争うことになるとは…!

みんなの想いと願いに後押しされてペダルを回す坂道に対して、
ある意味どこまでも自分の為に走る真波は好対照ですね。
ギアを軽くして回して駆け上る坂道に対して、
逆にギアを重くして加速する真波のスタイルも対照的でした。

ゴールまで間近に迫り、チームメイトや家族たちの願いをその背に、
次の27巻で遂にその死闘に終止符が打たれるわけですが…
いやー、チャンピオン本誌で読んでいても今から楽しみでなりません。
早く27巻が読みたいです!

:: 2012/10/11 木曜日::

■[漫画]因縁の対決! 御堂筋vs今泉!「弱虫ペダル」25巻

弱虫ペダル 25 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-10-05 )
コミック ( 187 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

遂にインターハイ3日目も終盤戦。
坂道も御堂筋と真波の二人にちゃんと追いついて先頭集団に合流。
今泉とのジャージの絆を確かめ合う感動の場面だが、
御堂筋はそんな情景にお構いなく攻め立ててきて…

今回は遂に御堂筋と今泉との一対一の因縁の対決が決着!
初登場の頃からずっとライバル視して、インターハイ中に二度も敗北を味わった今泉だけど、
先輩と友人たちに支えられ、遂に真っ向からの対決でも引けを取らないまでに成長し、
敗北を知るが故の太さと頼り甲斐のある走りを見せてくれます。

対して御堂筋ですが、走る姿は確かにキモいの一言なんだけど、
勝利への飽くなき執念には感心させられるものがあっただけに、
全力を出しきっての結末には寂寥感と同時に満足感があります。
最後の最後で石垣のことを思い出すとか、
何だかんだ言いながら心の底では仲間のことを考えてるのかも…?
と思いますね。

しかしクライマックスという事もあるけど、坂道のおかんと、
箱学の委員長ちゃんが出てくるだけでも驚いたというのに、
3巻に出てきたヒロくんが再登場するには驚きましたね。(笑
緊迫感のあるインターハイの中で一時の休息を見せてくれる、
結構いいキャラだと思います。(笑

:: 2012/9/11 火曜日::

■[漫画]お久しぶり!「みつどもえ」12巻

みつどもえ 12 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:桜井 のりお
出版社:秋田書店( 2012-09-07 )
コミック ( 121 ページ )
作者サイト:のりぺぃじ

約一年半の沈黙を経て、騒がしいあいつらが帰ってきた!

アニメも2期まで放映されて人気が高かった「みつどもえ」ですが、
急遽本誌での連載が休止されて心配でしたが、先日無事連載が再開されまして。
久しぶりだったので作風がどう変わるか心配だったんですが、
全く変わらず、以前通りで大いに安心しましたよ。
ただ、本紙連載はこの巻までで、13巻から収録されるのは移籍先の別冊少年チャンピオン連載分になります。

もうねー、宮なんとかさんがウザイのにも安心しちゃうし、
みつばがいつも通りに太ましくて食い意地張ってるし、
誰かさんはみつばのパンツを盗撮するのに一眼レフ買ってるしで、
全っ然変わってない面子を見てるとそれだけで嬉しいんですよね。

それにしてもみつばは相変わらず色々とヒドイなぁ。(しみじみ
闇鍋の回のオチもチャンピオンらしいヒドかったし、
ルンバの回でもその役回りが本当に弄られキャラで不憫なんだけど、
懲りることのない食い意地とデブっぷりであまり可哀想に思えないから不思議です。(笑

ひとはとオカルト少女な松岡さんの話も、
何だかんだでひとはが松岡さんのことを友達だと思っているのが伝わってきて、
読んでてニヤニヤしてしまいますよね。
やはりひとはは可愛いなぁ!

巻末描き下ろしに三十路の若かりし頃のモテ時代が収録されていたりと、
長いブランクを感じさせない、面白さが詰まったみつどもえでした。
連載誌は変わるけど、今後も楽しみに読んでいきたいです。

:: 2012/8/20 月曜日::

■[漫画]鮎美ちゃんの人外レーダー「侵略!イカ娘」12巻

侵略!イカ娘 12 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:安部 真弘
出版社:秋田書店( 2012-08-08 )
コミック ( 160 ページ )
作者サイト:The Longest Runway Ver.6 – Mlracle Pot Style –
作者twitter:安部 真弘 (masahiro_lemon) on Twitter

OAD付き限定版も発売されている「侵略!イカ娘」12巻
連載が始まった時は正直ここまで続くとは思わなかったんですが、
12巻まで来てもネタに衰えは見えないので、
まだまだ全然アリだなー、と思う次第であります。

この12巻で一番注目すべきキャラはニセイカ娘の中の人だった鮎美ちゃんですよ。
対人恐怖症気味がある彼女ですが、恐いのは人だけということで、
イカ娘は当然のこと、千鶴や早苗も人外認定しちゃうという、
ある意味恐い物知らずなトコにじわじわくる面白さを感じます。

そんな鮎美ちゃんのキャラの魅力が引き出されていく中、
比較的新しいキャラのたけの担任も渚の姉だったことが分かったりと奥深さを見せたりします。
奥深いと言えば栄子と磯崎も案外面白いカップリングなのかなー、
と思ったりもする第225話でした。
というか殆どイカ娘の出番がない回だったなぁ。(笑

ちなみにカラーページでは珍しく水着でのサービスシーンが!
エロいというよりもえっちな可愛らしさで大変よろしいものでありましたなぁ…
ちなみに夏ネタをやりまくっていることを示唆するメタ的なものもありましたが、
作中ではアイススケートをやったりと偶に冬ネタもやるのも、
割りとアクロバティックだよなぁ、と思ったりもする12巻でありました。

■[漫画]御堂筋、真波、そして坂道。「弱虫ペダル」24巻

弱虫ペダル 24 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-08-08 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

先週から「弱虫ペダルSPARE BIKE」のW連載となった「弱虫ペダル」
「まじもじるるも魔界編」もやってるのに更に週刊を増やすとか、
正気の沙汰とは思えないのに渡辺航さんは更に自転車に乗りまくってるという、
最早人外レベルなんじゃと思う筆の速さですよ。

そんな筆速に負けじと迸るパッションが熱い24巻ですが、
表紙にあるように遂に主人公である坂道が頑張りますよ!
じわじわと上げてきた御堂筋が、巻島と東堂がお互いを牽制して消耗し合う隙をついて、
一気に前に行った所に真波が食らいつき、そして坂道は魂を預かって追走する…!

いやー、熱い! ホント熱いですね!
技術的には圧倒的に御堂筋と真波に負けているから、
簡単なフェイクにすら引っかかるんだけど、
そんな事に心は折られず、みんなから引き継いだ総北のジャージを心に載せて、
ただひたすらに前へ前へと進む坂道が超熱いです!

遂に先頭集団に追いついて、
三つ巴からついに最後のゴールを狙う展開になる訳ですが、
先ずは今泉と御堂筋の因縁の対決が迫っています。
果たしてどういった結果になるのか…
次回も刮目して見よ!

:: 2012/6/12 火曜日::

■[漫画]赤いマメツブ・鳴子章吉「弱虫ペダル」23巻

弱虫ペダル 23 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-06-08 )
コミック ( 194 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

インハイ2日目のゴール直前での身体の酷使が祟り、
これからということで無念のリタイアを喫した金城から思いを受け取り、
か細いながらも繋がった絆で前へ前へと進む総北チーム。
その大半が一年生という構成ながらゴールを狙う執念は本気も本気で…

熱い。
表紙の赤さも納得の熱血でした。
先行する箱学を追うために、三年生から受け取った思いを胸に、
何より派手なのが好きな鳴子が観客を味方にして、
ただただ前へ前へと進む展開は非常に熱かったです。

そしてそんな鳴子の走りを見ることで覚醒し、エースであることを自覚した今泉が、
傲岸不遜にも箱学の福富を試すかのように残り15kmでスパートを掛けたりと、
総北一年生の成長というより飛躍っぷりが凄かったです。
今泉が先頭が好きな設定も久方ぶりに思い出しましたしね。

そんな先頭争いをする総北と箱学の後背で虎視眈々と狙っていた京都伏見、
御堂筋の出陣の不気味さも光っていたなぁ。
その御堂筋を愚直にも少しでもサポートしようとしている石垣くんも、
何というか凡人なりの精一杯の熱さが伝わってきてちょっと感動しました。

次巻では鳴子、今泉に続いて主人公である坂道の覚醒が待っているので、
24巻も楽しみです。

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