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:: 2013/2/17 日曜日::

■[漫画]エーちゃん VS 体育会系!「ベイビーステップ」25巻

ベイビーステップ(25) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2013-02-15 )
コミック ( 163 ページ )

復活した天才、緒方との結末が描かれた25巻!
新たにジャンプショットをモノにしようとするエーちゃんが、
緒方に全力を出させる前にチェンジオブペースで必死に勝とうとする姿が熱い!

そして準決勝の相手は一学年下の神田。
こいつが所属する鹿梅工業というのが超体育会系で…
少し間違うだけで現在体罰問題で炎上中の桜宮高校みたいなとこで!
実際神田に対する特訓も身体と心をボロボロにしてから言うことをきかせるという洗脳の手法そのもので、
日本スポーツ界の悪しき伝統そのままなんですよね!

確かに神田みたいな軟弱な精神で逃げ癖のある現代っ子はそうしないと矯正が難しいかもだけど、
もうそういう手法は時代遅れなんですよね。
もっと合理的で理知的な方法があるはずなんだけど、
旧態依然の悪習を伝統(笑)で続けるてるとかかm9(^Д^)プギャーですよ。
この方法で神田は確かに強くなったかも知れないけど、
エーちゃんみたいな才能の持ち主が鹿梅に行けば間違いなく才能が潰されていたでしょう。
リターンはあるかもだけど、リスクが多すぎなんですよね、伝統(笑)の体育会系的手法ってのは。

そんな胸くその悪くなる神田相手に押され気味なエーちゃんですが、
是非とも痛快に勝利を決めて欲しい所でありますよ!

それとこの25巻は表紙にあるように地味に女子分が高くてですね!
ナっちゃんの勢い余ったキスシーンは元より、
失恋のショックで調子を崩している清水さんも可愛いし、
こちらも失恋した姫子ちゃんが影山に絆されてデレ始めている所が、
番外編と描き下ろしに描かれていてウハウハでしたよ!
いやー、やっぱりベイビーステップは面白いですね!
最高!

:: 2013/1/9 水曜日::

■[漫画]何がなんでも勝つ!「ベイビーステップ」24巻

ベイビーステップ(24) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2012-12-17 )
コミック ( 192 ページ )

引き続きエーちゃんと緒方との対戦が続いていますが、
実はこの24巻では終わらず決着は25巻に持ち越しになっています。
相変わらず予断の許さぬ一進一退の瀬戸際の攻防が続いていますので、
この24巻だけだとかなりもどかしいことになると思われます。

故障前は池とライバル関係だったという前歴からも分かる通り、
エーちゃんにとって緒方は自分よりもポテンシャルが高い相手。
現状の持ち札では勝てないので、新しい手を打つ積極性が求められ、
ハイリスク・ハイリターンな状況での試合展開には手に汗握るものがあります。

恐らく試合前の二人だと10回対戦したら3回くらいしかエーちゃんは勝てないと思うんですよね。
でもその3回を本番に引っ張ってこようとするエーちゃんの飽くなき勝利への執念が凄い。
決してダーティなことはしないんだけど、天候の変化すらも利用する遮二無二さと、
弱点を突くことへの躊躇いのなさに必死さを感じるんですよね。

既存のスポーツ漫画とかだと「相手の100%に対して正々堂々ぶつかって勝つ」作品が多いけど、
エーちゃんは「相手の本領が発揮される前に勝利を拾う」のを良しとしている所が特徴的だと思います。
そしてそこが魅力的でもあるので今後もエーちゃんの試合には興味が尽きないですね。
まずはこの試合を勝つことですが、その結果は25巻に持ち越しになるので、
単行本派の人は首を長くしてお待ちください。

:: 2012/9/18 火曜日::

■[漫画]圧倒的な緒方の実力「ベイビーステップ」23巻

ベイビーステップ(23) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2012-09-14 )
コミック ( 192 ページ )

表紙はなっちゃんですが、実は殆ど出てきておりません。
まあ、前巻で最高に萌えな展開を見せてくれたので、
その余韻が味わえるとも思えますが…

遂に準々決勝に進んだエーちゃんですが、
今回の相手はかつて池くんのライバルであった緒方!
腰椎を故障してしばらく表に出てこなかったけど、
そのポテンシャルは既に世界レベルな池と同等と言われる相手に、
エーちゃんは果たして勝つことが出来るのか…?

突出した得意な決め球があるわけではなく、オーソドックスにただただ強い。
今まで積み上げてきたモノを駆使しても勝てない相手に、
昔からそうであったように、新たなチャレンジを試すエーちゃんの姿に、
強くなっても変わってないのを感じられて少し安心しましたね。

しかし緒方のキャラは意外だったというか珍しいというか。
圧倒的な実力を持ちながらも、何というか草食系と言いましょうか…
そこら辺がつけ込めるトコなのかもしれないけど、
しかしながらその壁は高くて割りと絶望させられますね。

ただ、その絶望を乗り越えてきたのがエーちゃんですし、
次巻での逆転劇を楽しみに待ちたい所であります。
ただまぁ、今まで逆転できるかも? という所で何度か負けてきたので、
そう簡単に安心できないのがこの「ベイビーステップ」なんですけどねー
あー、ホントハラハラするわー…

:: 2012/8/19 日曜日::

■[漫画]残念ですが、ご臨終です…「さよなら絶望先生」30巻

さよなら絶望先生(30)< 完> (講談社コミックス)
著者/訳者:久米田 康治
出版社:講談社( 2012-08-17 )
コミック ( 162 ページ )

「かってに改蔵」の時は唐突に斜め上にかっ飛んだラストを見せてくれて、
多くの読者をポカーンとさせてくれましたが、
「さよなら絶望先生」では第1話から要所要所に伏線を仕込んで、
最後にそれを見事に風呂敷を畳んだ斜め上を見せてくれて、
別の意味で読者を呆然とさせてくれました。
久米田先生マジすげぇ。

という訳で「さよなら絶望先生」はこの30巻で完結です。
全300話というキリが良い数字で纏まっている上に、
最終巻が基本的にモノクロで遺影を思わせる徹底っぷりです。
カバー下の表紙もある意味ラストを飾る内容でした。(笑

それにしても風浦可符香の正体とか、
色々と細かいネタを仕込んでいるのには驚きです。
完結した今こそ、1巻からじっくりと読んでいけばその壮大な伏線に気付き、
新たな感動を噛みしめることが出来るのではないでしょうか。

そしてこの単行本では単行本折り返しのコメントは元より、
第30X話としての描き下ろしもあるので、雑誌しか読んでない人は必見と言えましょう。
紙ブログではああ仰ってますが、やはり今後も久米田先生の作品は読みたいので、
新作も楽しみにしたいと思います。
前前田くんも畑先生以外の仕事が欲しいと思いますしね。(ぉ
参考:ツイッターで漫画の描き手を募集したら 〈あさのますみ×畑健二郎 「それが声優!」1〉(エキサイトレビュー) – エキサイトニュース

:: 2012/7/19 木曜日::

■[漫画]テニスもラブコメも最高潮!「ベイビーステップ」22巻

ベイビーステップ(22) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2012-07-17 )
コミック ( 192 ページ )

全国3位のシード選手、岡田相手の大接戦を描いた22巻!
いやー、熱い! 表紙の赤みが強いのも頷ける大熱戦でしたよ!
スポーツ漫画としての真骨頂を見せつけられるかのような手に汗握る展開でした!

今までエーちゃんと戦ってきた実力ある選手は誰もがそうでしたけど、
エーちゃんに解析されて弱点が浮き彫りにされ、ひたすら粘られたら、
そのせいでスランプ脱出して成長しちゃったりするんですよね。
今回の岡田もそうで、「理想のない挑戦は逃げ」という意識を持てるようになり、
一皮剥けたせいで全国3位の真価が発揮される様は敵ながら天晴れでしたよ!
惜しくも敗れても今後の展望も開けたようで何よりだと思いました。

そんな岡田相手に本当に粘って勝利をもぎ取るエーちゃんは本当に凄いですよね。
諭吉が公式戦でのエーちゃんとの対戦という夢を叶えられたのも、
全てはエーちゃんの今までの頑張りを一番傍で見ていたからというのも頷けるぐらい、
妥協無く質の高い努力を続けられる本当に良い選手だと感じられます。

そしてこの作品のもう一つの魅力であるラブコメ要素ですが、
エーちゃんの試合結果を息せき切って聞きに来るなっちゃんも可愛かったですが、
いきなり&まさかの丸尾家と鷹崎家のご対面イベントが大変ニヤニヤできて素晴らしかったですね!
しかもソコに清水さんが絡んでくるとかどんだけ読者を萌えさせれば気が済むんだと!

しっかし、なっちゃんは清水さんのあの涙だけで気付いちゃうかー
うーん、やっぱりなっちゃんも一人前の女の子なんだなぁ。(←失礼
巻末おまけの女の子らしいことをしたい清水さんを読んじゃっただけに、
清水さんの切なさが凄いことになってるんだけど、恋の逆転は無理っぽいからなぁ…
いやホント、清水さんには幸せになって欲しいです…
エーちゃんを取るのは無理だと思うけど…、ね…

■[漫画]お姉ちゃんが、できました。「生徒会役員共」7巻

生徒会役員共(7) (講談社コミックス)
著者/訳者:氏家 ト全
出版社:講談社( 2012-07-17 )
コミック ( 160 ページ )

7巻は元気でピュアな自覚なき恋する乙女、三葉ムツミが表紙!
ということでムツミの出番が増えるかというとそうでもなくて、
割りといつも通りの登場頻度であります。
ムツミはこの作品では貴重なピュアラブコメ要員ですので、
出来れば今後の出番が増えて欲しいのですが、
ウオミーの出番が増える昨今では難しいでしょうか…

さて、その出番が増えてきている英稜高校生徒会長のウオミーこと魚見さんですが、
タカトシと親類同士が結婚したので縁続きになるというイベントが発生!
ということで「お姉ちゃん」ポジションをゲットできた訳なのですが、
そのイベント単体は勿論のこと、それを聞いた天草会長が嫉妬でムクれるというイベントも発生し、
ラブコメ的に大変よろしい状態になってきましたよ!

というかやはり氏家作品は存外にラブコメが良いですよね。
今回もムツミの空振りに終わったお誘いとかピュアなトコもありますし、
マリアに指摘された通りに気付いてないモテ具合だったりと良いハーレムっぷりを発揮されてますしね!
タカトシに見詰められて赤面度アップなスズとか最高に萌えるじゃないですか!
タカトシだけには触られても大丈夫になった五十嵐さんとかも全然アリだよなぁ。

作品が下ネタ4コマということもあり余りラブコメ作品として認識されていませんが、
実は今の週マガの中では貴重なラブコメ成分を定期的に産出する作品なだけに、
今後とも期待したい次第であります。
次巻に収録されるであろう、ウオミーたちと天草会長とのイベントとか期待できますからね!

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