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:: 2014/2/18 火曜日::

■[漫画]青春のセントラルドグマ「ゴールデンタイム」5巻

ゴールデンタイム (5) (電撃コミックス)
著者/訳者:梅ちゃづけ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-01-27 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:YUuEMUIi

コミカライズを読み始めて一番印象が変わったキャラが誰かと言えば、
私の答えとしてはリンダに決まっています。
それくらいリンダの印象、というか思い入れが深くなりました。
正直、香子エンドよりもリンダエンドが見たくなるくらいに。

4巻ではリンダに記憶喪失前の万里と知り合いだったことを指摘…
というよりも糾弾したことで気まずくなった二人を、
この5巻では万里のお隣さんであるナナ先輩が取り持つことになったんだけど…
この時のリンダを見てると切ないんだ、ホント。

「恋愛感情はお互いになかったの」と言った時の瞳といい、
万里に対する想いが溢れに溢れまくっているんですよね。
原作の行間からの想像を見事に落とし込んでいると思います。
それに後ろ姿で「好きなら離れたらだめだよ 絶対に」と語るシーン。

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これはバカだった自分が犯した過ちをしてほしくないという思いと、
自分のエゴをさらけ出したくない、という相反する思いを見せたくないんじゃないかと、
色々と想起させる、絶妙なシーンだと思うんですよね。
他にも万里が記憶を失う前の高校時代、
雨の中号泣しながら謝まるリンダも切なさと愛おしさがこみ上げてくるんだよなぁ…

もちろん香子も可愛いんですけどね、うん。
コンドームを見て真っ赤になった香子なんかは特に可愛いです。
あんなにイケイケなのに性的なことに初心なトコは可愛いとしか言えないじゃないですか。
他にも雨の中涙を流す香子とか、原作では読み取ることしか出来ない表情を、
見事なまでに表現していて素晴らしいんですよね。

とはいえ、やはり少なくとも5巻に関してはリンダに軍配が上がるかなぁ…
いや、香子も可愛いんだけどね!
リンダはもうちょっと報われても良いと思うんだよね。
まぁ、光央では役者不足だと思うのでどうなるのか判らないのですが。
うーん、何とかならんですかいのぅ…

:: 2014/2/9 日曜日::

■[漫画]ゲームを楽しもう!「アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン」3巻

アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン 03 (電撃コミックス)
著者/訳者:笹倉綾人
出版社:アスキー・メディアワークス( 2014-01-27 )
コミック ( 194 ページ )
作者サイト:イミ毛
作者twitter:笹倉綾人 (sasa_ayato)さんはTwitterを使っています

AWスピンオフ マギサ・ガーデンの3巻は中高生が買いにくい表紙ですね!
クラスメイトに買うところ見付かったらからかわれること必至ですよ。
この表紙を普通にレジの若い女性に出せるようになったら、
大人になったということなんだぜ、ボーイ…

AWは膨大な設定がありながら消化しきれてないものが幾つもあり、
その一つにバーストポイントを消費してアイテムを買う「ショップ」があります。
その「ショップ」がこのマギサ・ガーデンでは描かれているんですが、
想像以上に「ショップ」がお店っぽくて驚きました。
まさか試着まで出来る上に普通にファッション雑貨を扱ってるとはなぁ…
ラプターがそういった「ショップ」を選んだのかもしれないけど。
あ、スカイ・レイカーの帽子とかはこの「ブルローネ」で買ったんでしょうね。
女性バーストリンカー御用達なのかな「ブルローネ」…

今回はBBがゲームであり、ゲームの楽しさを前面に出してきた感じがしましたね。
最近の本編は重い話が多かっただけに、初心を思い出させてくれます。
そうだよなー、ゲームでは性能よりも見た目で色々装備選んだりしますよ。
モンハンでもスキルが少なくてもコスプレ衣装を作ったりとか当たり前だったし。(笑
それにレベルアップでスキルを何にするかとか本当にあるあるだわー
ラグナロクオンラインでどの方向性に育てるかとかシミュレータ回して悩みまくったっけなぁ…
でも、それが楽しかったというのを思い出させてくれますね。

リーリャのいじめ問題は意外な展開から終息したけど、
新しい面子が増えるような増えないような微妙な展開に。
それとは別に演武研でレギオンクエストを目指すみたいだけど、
これも本編ではすっ飛ばされた設定なので気になる所であります。

しかし、レギオン名称を決める際の胡桃さんマジヒドイ。
ちあきは本気で考えたのに自分の感性と合わなかったからって静かに激怒するとか…
まぁ、ラプターこと優子はお仕置きされても仕方ないと思うけどね!
でも案外「PUNCH☆LOVE」は有りな名前だと思うんだ…!
私も昔、ラグナロクオンラインで「ブルーレット奥田家」とかいうギルド名見掛けたし…(笑

何にしても次の4巻でのレギオンクエストも楽しみです。
本編以上にゲームを楽しくプレイしているのが伝わってきて面白いよ!

:: 2014/2/7 金曜日::

■[漫画]魔法科高校少女探偵団「魔法科高校の優等生」3巻

魔法科高校の優等生 (3) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:森夕
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-02-08 )
コミック ( 162 ページ )

4月からTVアニメが放映開始の「魔法科高校の劣等生」のスピンオフ第3巻。
深雪さん視点が基本なんですが、ほのか、雫、エイミィといった、
一科生の少女たちの活動も描いているのでタイトルの「優等生」とは、
そのまま深雪だけでなく、一科生の面々を指しているのかもしれないですね。

ストーリーは原作1,2巻の入学編のクライマックスが近付いてきましたが、
原作では言及されなかったほのかたちの行動や、
ブランシュの実行部隊の暗躍などが描かれているので新鮮さがありますし、
達也の説明も判りやすいので、何故達也が率先して動くのか判りやすくなってます。

まぁ、それはそれとしてこのスピンオフの見所は深雪さんですよ。
キャストジャミングを無効化するほどの事象干渉力を見せつける活躍も惚れ惚れしましたが、
やはり深雪さんの魅力は重度のブラコンにあると思うので、
このコマには萌えと笑いをビンビンに感じました。(笑

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達也の写真を力強く「でも… 欲しい!!」とか実に良いですね!
ちょっとキャラ崩壊してる気がしないでもないですけど、
実にブラコンしてて素敵だと思います!(笑
達也とバイクでタンデムしてる時の表情とかも実に良いですからねぇ。
深雪さんの魅力が細かい所まで丁寧に描かれているのは素晴らしいの一言ですよ。

ほのかたち少女探偵団もやる気が空回りしてちょっとピンチに陥ってたけど、
この頃はまだ九校戦や横浜事変も経てないから経験値がまだ足りてないんだなぁ、と感じます。
これから一年近く経ったらほのかが第一線で活躍しまくるのかと思うと、
中々感慨深いものがありますね。(笑

ちなみに原作ですが、新刊がアニメ放映に合わせて4月発売らしいので、
そちらも楽しみであります。

:: 2014/1/27 月曜日::

■[漫画]恋の自覚騒動「エバーグリーン」3巻

エバーグリーン (3) (電撃コミックス)
著者/訳者:カスカベアキラ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2014-01-27 )
コミック ( 162 ページ )
作者サイト:カエル有人飛行new
作者twitter:カスカベアキラ (caskabe)さんはTwitterを使っています

穂高と仲良くしたいけど、穂高と後輩の温ちゃんが良い仲っぽいから尻込みするという、
豪放磊落な性格とは正反対な恋する乙女回路の持ち主な阿波谷仁希。
というか3巻で明確に判明するんだけど、仁希ってば穂高のことが好きだという、
自分の気持ちにすら無自覚だったとは…
女子高校生とは思えない鈍さだな…!

穂高は穂高で自分の事を避けている仁希にせめてひと目会おうと、
穂高なりに頑張ってるトコは恋する青春野郎なんだよね。
対して仁希は自分の気持ちにすら向き合わず逃げまくりという、
何とも情けない姿を見せるんだけど、それもまた一つの青春模様っぽく思えます。
自分の気持ちを考えると心臓が早く脈打ちまくるとか、どう見ても恋だってば!
まぁ、結果オーライですよね、結果オーライ!

しかしお互いの気持ちが通じ合っても変な感じになっちゃうのが、
何とも竹宮ゆゆこ作品だなあ、と思わせられますね。(笑
例えば朝二人が会ったらいきなりコレですよ…

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穂高が寄せたら仁希は後退り、
それでも以前のように一目散に逃げることはせず、
一定距離を保ったままお互いの距離感を探りあうという…

evergreen03_02

ホント、なんだこれ。(笑
でも、それもまた竹宮ゆゆこっぽい。

ちなみに温ちゃんも自分の恋が色々とバーストしてるんですけど、
そこもまた蘇我のよくわからん面倒くささでアレなことになってて、
もうホントこいつら面倒くさいな!
くそぅ、見ててハラハラするぜ!

隔月連載なんで割りとヤキモキしながら読んでるんですが、
今月は第0話的な時系列だったので、まだこの3巻から先に進んでおりません。
うおー、早く読みたいんですけどー!

:: 2013/11/28 木曜日::

■[漫画]派遣勇者は苦労人「はたらく魔王さま!」4巻

はたらく魔王さま! (4) (電撃コミックス)
著者/訳者:柊暁生
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-11-27 )
コミック ( 162 ページ )
原作者twitter:和ヶ原聡司 (wagahara211) は Twitter を利用しています
作者サイト:Christmas-holly
作者twitter:柊暁生/あきお (102_55) は Twitter を利用しています

この4巻ではアニメ版でも放映された、原作2巻のエピソードのクライマックス直前までが収録!
という訳で、鈴乃の正体が恵美に露見して、
鈴木さんも交えて真奥の職場訪問をした後に、
千穂ちゃんと恵美が天使に誘拐されるまでが描かれております。

しかし恵美ってば結構苦労性ですねぇ…
真奥たちは金銭面で苦労してますけど、
恵美は精神的な意味で苦労してるなぁ、とつくづく思います。
鈴乃の対応しかり、天使に狙われることしかり。
でも、苦労を背負い込みながらもあくまで勇者としての矜持を保つとこはカッコイイです。

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何かこのシーンで、初めて恵美が勇者っぽく見えたかもしれない。

とはいえ、ラブコメヒロインとしてはまだまだ千穂ちゃんの方が一枚上手ですね!
真奥相手には空回ってばかりですけど、
巻末に収録されている地下街へのデート直前の話とか、
年頃の女の子っぽさが出てて超可愛いですよ!

可愛いと言えば鈴乃も忘れてはダメと言いましょうか。
ロリ属性持ちの和風美人で時代錯誤というのは本当に素晴らしいキャラ設定だな、と。
特に恵美相手にちゃんと買い物出来たことを自慢するトコとか超可愛い。
ちなみにここは雑誌掲載時から大幅に描き直されてますね。
それだけ、鈴乃の可愛さを表現するに力を入れたということなんでしょう。

だからこそ、筆頭審問官として真奥を糾弾し、天使に逆らえない姿を見ていると、
痛ましくなってきて辛いので、何とか次巻での巻き返しを早く読みたいとこです。
今月号で2話分溜まったから比較的早く出るんじゃないかなー、と期待です。
そして、早く原作3巻分に突入してアラス・ラムスを見たいです!
ふぉお、まだかなー!

:: 2013/10/3 木曜日::

■[漫画]小竜の譲れない侠気「ログ・ホライズン外伝 HoneyMoonLogs」3巻

遂にログホラのアニメが今週末からNHKで放映されるぞー!

という訳でコミカライズ作品で直近の発売はこのHoneyMoonLogsになりました!
前回が1,2巻同時発売だったのでちょっと間が空きましたが、
アニメ放送に間に合うスケジュールで発売されて安心しました。
まぁ、原作の方が遅れているのは…
アレだ! 主役は遅れてやってくるものだからさ!

という訳で”三日月同盟”視点で描かれるこの外伝ですが、
前半は原作本編でも語られていたヘンリエッタとマリエールの二人による、
資金調達ミッションが舞台裏を含めて描かれています。
お陰様でキャラクターたちの思わぬ一面を見ることが出来ましたよ。
具体的に言うとシロエの顔!

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うーん、これは確かに”腹ぐろ眼鏡”と言われても仕方ない表情してるわー(笑
他にもマリエさんがかなりテンパってたのが伝わってきたりと、
キャラクターの意外な一面が見えて嬉しかったです。

そして後半はマリエに呪いの装備を送りつけた犯人とのバトルなんだけど、
小竜が恋心を原動力に頑張っておりますよ!
2巻巻末の飛燕もそうだったけど、
原作では出番が少ないキャラクターもちゃんと生きてるのが感じられる…、
そんなエピソードが描かれているのが外伝の魅力であり、
そしてそういった余地があるのが橙乃ままれ作品の面白さなんですよねー

しかしこの時期からミナミの方からの干渉があったとか驚愕の事実っすわー…
これは原作では読み取れなかっただけにちょっとビックリであります。
そして原作と言えばログホラ最新話で2巻巻末に出てたナナミちゃんが出ていますよ! やったー!
1,2巻の感想書いた時にままれさんから返答あったけど、本当に出てくれるとは感無量であります。

しかし…、この最新話読んでるとアレですね…
3巻でこんなに頑張ってる小竜の想いが全く報われそうにないのがね…
ドンマイ、小竜…! 君はまだ若いよ…!(←振られると決めつけてるヤツ

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