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:: 2017/11/28 火曜日::

■[漫画]夢で会えたら「とある科学の超電磁砲」13巻

とある科学の超電磁砲13巻とある科学の超電磁砲13巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:鎌池和馬
作者名:冬川基
Kindle版:とある科学の超電磁砲 (13)
DMM電子書籍:とある科学の超電磁砲 (13)

学園都市で流行っている、相手に自分の夢を見させられるカード”インディアンポーカー”
その発信源である操歯涼子は自らの身体を二分割してまでサイボーグ研究をしている少女だった。
その研究の副産物として生まれたドッペルゲンガーの魔手が彼女に伸びようとしている時、
食蜂から操歯がサイボーグ研究を推し進める真の理由を聞いた御坂美琴と、
研究機関からドッペルゲンガー捕獲依頼を受けた暗部”屍喰部隊”がかち合って…

いやー、面白かったですね!
主に”屍喰部隊”のリーダーの胃痛的な意味で!(笑
暗部とはいえ実力的にはまだまだな”屍喰部隊”が第3位に敵うはずもなく、
想定外の機能を持った操歯涼子のドッペルゲンガーを相手に、
嘘で嘘を塗り固めて依頼達成のために御坂さんと上手いこと共同戦線を張るリーダー…
ちょっとチビるくらいに頑張る彼女が面白かったです。(笑

あと、目的を達成した後はもう逃げても良いはずなのに、
御坂さんのお人好しさと、寄せられた信頼に応える形で、
ツンデレ的に協力し、目的達成後も協力しているところは良かったですね。

暗部だなんだと言っても、根は良い子なんじゃないかなー、と思うわけですよ。
そこが可愛いと思っちゃうんですよね。
何よりマスク外した素顔も可愛いですし!

ドッペルゲンガーの望みも破滅的ではあるけれど、破壊的ではなく、
彼女が彼女なりの苦悩を持っているからこその事件だと考えると、
ちょっと同情的になってしまいますね。
最後の展開も、これはこれで良い終わり方じゃないかなー、と思います。

あ、もちろんのことですがこれで「とある科学の超電磁砲」は完結じゃありませんよ。
既に電撃大王本誌では新章が始まってますので、
次巻も楽しみにしておきましょう!
初っ端からラブでコメる御坂美琴さんは必読ですから!

:: 2016/12/9 金曜日::

■[漫画]ドッペルゲンガーの魂「とある科学の超電磁砲」12巻

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(12) (電撃コミックス)
著者/訳者:冬川 基 はいむら きよたか
出版社:KADOKAWA( 2016-11-26 )

11巻で絹旗最愛が出てきたと思ったら12巻ではフレンダが登場だ!
今は亡きフレンダがサバカレーのお礼にハイエースされた佐天さんを助けるため、
「スクール」の先代スナイパーと対決とか胸熱!
そんな12巻でした。

いやー、しかしこう言うと語弊があるけど…
佐天さんとハイエースって相性良いよね…

こう、何というか凄く薄い本が似合うというか。
レベル0なところとか、古風なセーラー服で黒髪ロングなところとか、
こう…ね…?

そんあ佐天さんを狙い、フレンダと戦うことになる弓箭猟虎ちゃんも魅力的でしたね。

学園ではぼっちとか、スナイパーらしい個性だと思いますよ!
本人は友達に飢えているあたりが可愛らしかったけど、
結構サディスティックな本性を持っているから、
多少学園で交流を持てたとしても、
余程相性の良い相手じゃないと友達できなかったんじゃないかな…

相性は良くないけど利害関係から絡むことが多い御坂さんと食蜂さんですが、
何度となく絡んできたからかついに肉体的スキンシップを取るまでに…!

こうね、下から鷲掴みつつ持ち上げることが出来るボリューム。
中学生らしい瑞々しさと張りを持ち合わせながら、
おっぱいが本質的に持つ圧倒的な弾力と柔軟性。
そして人体だからこそ持ち得る体温という名の温かさ…
それらを薄い布越しに体験できた御坂さんが超羨ましいわけですよ!
ちなみに読者的にはこの瞬間の食蜂さんの表情もグッドですね!

余談ですが、この回が載ってた電撃大王5月号では、
このページの直後に「この島には淫らで邪悪なモノが棲む」第二十三話の扉絵があって、
そっちも美少女が巨乳をしたから持ち上げる構図で、
台割り作った人に感嘆した次第であります。

本題のインディアンポーカーから辿って出てきた問題ですが、
魂の生成とか大きな事態になってきた上に、
暗部組織が暗躍しまくる展開で緊迫感が出てきましたね。
割りと血生臭い展開が続くかもしれませんが、
食蜂さんのおっぱい分も忘れないようにお願いしたい所存であります。

:: 2015/10/28 水曜日::

■[漫画]夢の中へ行ってみたいと思いませんか「とある科学の超電磁砲」11巻

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (11) (電撃コミックス)
著者/訳者:冬川基
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-10-27 )

10巻が素晴らしく綺麗に終わったので最終回かと思った人もいたかと思いますが、
超電磁砲はもうちょっとだけ続くんじゃよ。

という訳で物語の第四章はドリームランカー編です。
いつもの如く佐天さんが新たな怪しげな情報を仕入れてきてから始まるんですが、
それはとあるカードを使った夢の共有ができるカードというネタで…

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これだけ聞くとドリーミーでほのぼのな話だと思うだけで、
実際序盤はその通りの展開だったんですよね。
食蜂操祈派閥の縦ロールさんの夢とか凄くほのぼのだったし。
Sクラスの夢カードを作り出すことができるBLAUさんの件にしたって、
常盤台のレベル5二人からすれば看過できるものではないとはいえ、
思春期男子たちからすると当たり前のことでほのぼのできるものでしたね。

ただ、カードの中に情報を入れるということができるという事実が、
新たな問題を巻き起こすようで…

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貧乳なレベル5とレベル4の二人にとって垂涎の情報がそこにはある…!

絹旗最愛が出てきたことから察することができるかもですが、
今回のドリームランカー編は原作キャラが多数出てきます。
この11巻だけでもショタ萌えお姉さんとか、
影が薄い吸血鬼殺しのCカップJKとか、
義妹にメイド服を着せる兄とその妹メイドとか、
もう色々と出まくりで原作ファンにとっては嬉しいサービスがいっぱいです。

そんなドリームランカーの話と平行して展開していた、
小4男子の予知能力者、美山写影と黒子の話が今後どう絡んでくるのか。
他にも原作キャラがどれだけ出てくるのか。
このドリームランカー編がどういった物語を見せてくれるのか今から楽しみですね。

ちなみにBLAUさんが見せてくれる夢の内容ですが、
裏表紙カバーの下にその断片を見ることが出来ます。
これは…、薄い本のネタにできるな…!(笑

:: 2014/7/27 日曜日::

■[漫画]大覇星祭編、完結!「とある科学の超電磁砲」10巻

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (10) (電撃コミックス)
著者/訳者:冬川基
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-07-26 )

7巻から続いた大覇星祭編もついに大団円!

序盤は『不在金属』の捜索というほのぼの展開だったのに、
後半からは食蜂操祈と木原幻生の思惑が入り乱れた大混戦になり、
遂には御坂美琴を素体とするレベル6へ至る実験が始まってしまい…!

いやー、終わってみれば大覇星祭編は食蜂操祈の贖罪の物語でしたね。
原作では『心理掌握』という能力だけが先に出てきて、
その人格とかは判らずに、その能力から冷酷な策謀家というイメージが合ったんですが、
9巻で少しずつその普通の女の子らしさが見えてきてましたけど、
この10巻で確信できましたね。
食蜂操祈は泣いたり笑ったりする人間味溢れる魅力的な女の子だということが。

まず、事態に勘付いた上条さんを見付けた時の食蜂さんのとろける笑顔がヤバイ!

railgun10_01

元々記憶を失う前の上条さんと食蜂さんの面識があったというのは有名ですが、
この笑顔はただ面識があったというだけではすまされない笑顔ですね!
食蜂操祈さんマジ可愛い。

そしてドリーの悲劇を繰り返さないため、『妹達』のために、
生存率が高い策を放棄して、自分自身をも賭けにして幻生に挑む覚悟力!
これは緊迫感のある心理戦だった!

で、最後に描き下ろされた第70話「約束」におけるドリーへの懺悔。
懺悔の内容もそうですけどドリーに向ける表情を見れば、
ただそれだけで食蜂操祈という女の子がどういった心を持っているか。
それが心に伝わってくるようです。

それにしても9巻の59話と60話に載ってたドリーとのエピソードって、
ああいった伏線が張られていたとは、この70話を読むまで気付きませんでした。
てっきり操祈だから「みーちゃん」だったんだと思ってたんですよね。
『心理掌握』で自分と友達だという記憶をドリーに植え込んだとばかり思ってたんだけど、
そういうことだったとは…
言われて見れば二つの液体が入った瓶で遊ぼうとしたのも、

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なるほど、それは68話で警策看取がその能力を使ってドリーと一緒に遊んでいたモノだからで…

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これも前の友達が使っていたモノで遊ぼうとしていただけかと思ってたんだけど、
それもこれも『心理掌握』をああいう風に使ってたからなんだなぁ…

そして、その優しい嘘に気付いたのは匂いを嗅いだ時で、
だからこそ最期に名前を聞いたんだなぁ…

うん、この70話の描き下ろしを読んで本当に良かったです。
食蜂操祈という女の子の魅力がこれ以上ないほど伝わってきたし、
そして何より、かつて傷付いた少女たちが怪我だらけになり遠回りしながらも、
幸せな未来を掴み取ったという結末が本当に感動的で素晴らしかったです!

まぁ、お陰で御坂&上条さんの印象が相対的に薄くなってしまったのは否めませんが…(笑
御坂さんの婚后さんへのお見舞いと謝罪という描き下ろしも微笑ましかったし、
何より上条さんと軍覇の二大ヒーロータッグ戦はかなり燃えたんですけどね!
都市伝説の『不在金属』が現出したりと面白かったし!

でもまぁ、やっぱりこの大覇星祭編のヒロインは食蜂操祈だったなぁ、と感じました。
もう一度じっくり読んだら更なる伏線とかに気付けそうだし、
あとでゆっくり読み返して食蜂操祈という女の子の魅力を堪能したいと思います。

:: 2013/8/27 火曜日::

■[漫画]とある少女の心理掌握「とある科学の超電磁砲」9巻

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 (9) (電撃コミックス)
著者/訳者:冬川基
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-08-27 )
コミック ( 242 ページ )

アニメ2期が絶賛放映中の「とある科学の超電磁砲」9巻が発売!
アニメでは序盤に登場しただけの食蜂操祈ですがこの9巻では出ずっぱりです!
彼女が何を考え、どういった計画で動いているのかが判るだけではなく、
その心の内側が伝わってくる食蜂操祈ファン必読の1冊です。

8巻の時点でどうも食蜂操祈だけじゃない勢力が動いているっぽいと思ってましたが、
まさかアニメも含めて色々と暗躍していた木原幻生が『メンバー』を使って介入していたとは…
というか木原幻生って木原一族の中でも妖怪ジジイっぷりが飛び抜けてると思ってましたけど、
この老獪な悪意の塊っぷりはFate/stay nightの間桐臓硯を思い出しますね。
早く死なないかなこのジジイ…

逆に株を上げたのが食蜂さんですよね!
『妹達』を攫っていたのではなく逆に保護していただけでなく、
黒子たちの事もむしろ危険から遠ざけるための処置だったとはなぁ。
まぁ、なんでそんなに美琴たちに気を遣っているのかも物語中で語られる訳なんですが、
『心理掌握』なんてエグい能力に先入観があっただけに予想以上に良い子で驚きましたよ。

というかですね、食蜂さんは見た目(おっぱい)からして中学生に見えなかったけど、
この9巻を読んで確信しましたね! 間違いなくこの子は中学生の女の子だと!
数年前、研究所で僅かな期間だけ一緒に過ごした『妹達』0号との友情が根底にあって動いてるとか、
すっごく少女らしくて可愛いらしいじゃないですか。

そして今まで『心理掌握』の能力があったからそんな経験が無かったんでしょうけど、
自分の欠点(運動音痴)を指摘されたらムキになったら怒るとか子供っぽくて可愛いんですよねー

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しかもその指摘されて怒る相手が0号とオリジナルという所が、
何か美琴との縁が感じられてどこか微笑ましいです。
美琴とは仲良く喧嘩する間柄って雰囲気が感じられて実に良いですね。

しかし事件は微笑ましいとは言えない様相を呈してきている訳で…
正直言ってかなりのピンチなんですけど、
学園都市には美少女がピンチになったら駆けつけてくれるヒーローが居ますからね!
前日に面倒な事件を解決したばかりだというのに、
またもやこんな事件に巻き込まれていたとはなぁ…
上条さんなら…、上条さんならきっと何とかしてくれる…!

ちなみにこの続きは本日発売の電撃大王10月号で読めます。
電撃大王 2013年 10月号 [雑誌]

食蜂さんのとろける笑顔がメチャクチャ可愛いので見逃しちゃダメなんだゾ!

:: 2012/11/5 月曜日::

■[漫画]常盤台JCたちの活躍「とある科学の超電磁砲」8巻

とある科学の超電磁砲 08―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
著者/訳者:鎌池 和馬
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-10-27 )
コミック ( 236 ページ )

アニメ2期も決まり、新たな一歩を踏み出した「とある科学の超電磁砲」8巻は、
単行本装丁のデザイナーも変わり、表紙の彩色もキチロクさんが担当されて本当に心機一転という感じに。
食蜂操祈の不敵な存在感と、今回孤軍奮闘にならざるを得ない美琴の心が滲み出ているようです。
そして、それでも支えてくれる友人たちのありがたさも伝わってくるかのようですね。

さて、一大イベントである大覇星祭が始まった学園都市!
原作では上条さんとのラブコメ的な約束や萌えイベントしか見えなかった美琴なんですが、
上条さんが魔術サイドからの攻撃を防ごうと奮闘し、
とばっちりで姫神が死にかけている裏側で美琴も大変な目に遭っていたとは…
学園都市はマジで危険すぎるな…!

7巻では割りとおマヌケなトコを見せていた食蜂操祈だけど、
美琴本人には能力が効かないなら、周りを操作すれば良いじゃない、
というコトで黒子たちの記憶を操作して美琴を忘れさせて孤立させるとかマジでエグいですね!
「うしおととら」の白面の者に記憶を消された麻子を見た時の絶望感を思い出されて、
うしとらのトラウマ持ちとしてはかなり心がエグられましたねー…

しかし、うしとらで鷹取さんが居たように美琴にもまだ味方は居ます。
多分食蜂操祈にとってはノーマークなだけだったんだろうけど、
ここに来て婚后さんが頼れるキャラになろうとは…!
登場初期は単なるネタキャラだと思っててすみません。
エピソードが追加された時も巨乳枠が増えたとしか思って無くて本当にすみませんでした。
いえ、今回も中学生にしては充分素敵なモノをお持ちであることを遺憾なく発揮されておりましたが!

巨乳JC婚后さん

そして婚后さんだけでなく、湾内さんと泡浮さんもまさかの活躍!
ケンカもしたことがないと言っていた二人が友人を傷つけられたから怒り、
下衆な暗部組織「メンバー」の馬場と渡り合うとか、
少年漫画の王道展開で女子中学生たちが主役なのにかなり熱い展開でしたね!

それにしても「メンバー」を使うだけでなく、自身の能力を大っぴらに使ってまで、
シスターズを誘拐した食蜂操祈の思惑がまだよく分からないんだよなぁ…
もしかしてシスターズは偶発的に誘拐しただけで、本来のターゲットは美琴なのかもしれないし。
そもそもこの事件に絡んでいるのが食蜂操祈だけとは思えない複雑さが匂ってきてるので、
今後の展開にも目が離せませんですよ。

それと余談ですが、今回MGP(MostゲスPlayer)だった馬場くんですが、
原作でも出番が殆どなかったのでその存在を割りと本気で忘れてまして、
思い出すのにかなり時間が掛かりました。(笑
まぁ、小者ですし! 仕方ないよね!

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