本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2017/4/17 月曜日::

■[ラノベ]特攻の狼「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」8巻

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア8巻ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア8巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:大森藤ノ
絵師名:はいむらきよたか
Kindle版:ソード・オラトリア 8
Kindle版まとめ買い:ソード・オラトリア

人造迷宮クノッソスに根を張るイヴィルスの残党の周到な罠の手にかかり、
フィンは傷つき、下級の団員からの死者も出たロキ・ファミリア。
だが、敵討ちのためにも一致団結する必要がある中、
仲間の死の間際にも悼まず、暴言を吐き捨てたベートに対して反感が高まっていく。
フィンの命令で本拠地から一時出たベートは独自に調査を開始するが、
何故かベートに惚れたアマゾネスのレナが求愛してきて…

今までのソード・オラトリアの中で一番面白かった!
よりによってベートが主人公の巻が一番面白いとかちょっと複雑ですけど、
面白いと思ったんだから仕方ない!
ベートは悪役なんだけど、悪ではないですからね。
悪役が真の悪を問答無用でぶっ飛ばす展開は、
昭和の不良漫画のソレに近い爽快感がありましたね!

それに、悪役のベートが天真爛漫なレナに振り回されてるところも面白かったです。
敵意は平気だけど、純粋な好意には弱いベートさんマジツンデレ。
不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったベートの過去は辛いモノがありましたが、
何だかんだで良い女に出会っているのがちょっと羨ましいというか…!
うん、貴様にはアイズたんはやらんぞー…!

しかし今回の読後感はとても良かったですね。
悪が見事に成敗されるという王道的な展開も良かったけど、
7巻のリーネの死がショックだっただけに、今回はそのギャップで特に良く感じました。
あとがきを読んで「編集長グッジョブ!」と心底思いましたね!(笑

ちなみにドラマCDですが、ラウルがメインでかなり新鮮でした。(笑
レフィーヤたちに催促されてロキ・ファミリアの昔の話をしてくれたんだけど、
割りと辛辣なロリロリアイズたん…
良いと思います…!

:: 2016/12/24 土曜日::

■[ラノベ]人造の悪意「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」7巻 小冊子付き限定版

本編でベルくんがアマゾネスたちに貞操を狙われていた頃、
ロキ・ファミリアは敵のアジト調査の目星を「ダイダロス通り」に絞っていた。
しかしイヴィルスもただ黙ってやられるのを待つ訳はなく、
執拗な罠を仕掛けてきて…

ロキ・ファミリアは何だかんだで都市最大の派閥であり、
何よりLv.6冒険者を多数抱えているから大丈夫だと思ってたんですが…
まさかここまで苦戦、というか敗走を強いられるとは…
リーネちゃん… 可愛い子だったのに…

しかしイヴィルスの狂信的な理由だけど、これには納得というか…
来世を約束された信者ってはどこの世界でも怖いよなぁ…
そもそもイヴィルスの残党が恩恵を授かっていたことから、
主神の誰かが生き残っているのは分かっていましたが、
よりによってその神かー、と。
ある意味一本筋が通ってるところは超常の神らしさはありましたね。

それにしてもラウルくんの奇策は中々痛快でしたね。
敵にやられて一番嫌なことを自分たちがやり返すとか、意外と良い性格してますね。(笑
敵の首魁のトドメを刺しきれなかったのは残念だし、
被害を考えると忸怩たるモノがありますが…

それと小冊子の方ですが、矢樹貴さんってばノリノリすぎる。(笑
個人的にはリヴェリアの衣装も見てみたかったかな!
そして書き下ろしの短編ですが、
これはあとがきからするとボツになった案の一つなのかも。
ラブコメ好きとしてはこれはこれでアリだと思いますが、
最後の牛さんとの決戦もまたアリだと思うので結果オーライじゃないかな、と思いました。

:: 2016/6/22 水曜日::

■[ラノベ]姉妹の絆「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア」6巻

祝! アニメ化決定!

本編のアニメ化につづいてこの外伝までアニメ化とか凄いなぁ。
名実ともにGA文庫の主力級の作品ですよね、ダンまちって。
このままの勢いで今後も突き進んでいって欲しいですね。

大規模遠征から帰還したロキ・ファミリア。
アイズたちも多少はゆっくりするかと思いきや、
ロキがいきなり慰安旅行という名目でオラリオ近郊の汽水湖に湖水浴に行くことに。
しかし単なるバカンスではなく食人花の調査の目的もある上に、
港にはアマゾネスの国からやってきたカーリー・ファミリアがやってきて…

今回は表紙にもなっているティオナとティオネのアマゾネス姉妹の物語です。
二人が過ごしたアマゾネスの国における蠱毒な儀式とか、
結構殺伐というか退廃的なものには驚かされますが、
前半はかなり楽しい内容なのでコメディ好きも安心です。

というかアイズたんが可愛すぎるだろう…(笑
弱点が全くないと思っていたアイズがまさかカナヅチだとは…
カラーピンナップで怯えているアイズたんが萌えに萌えますよ。
それとロキが用意した際どい水着を手に石化しているリヴェリアも可愛かったです。(笑
はいむらきよたかさんはいい仕事をするなぁ…!

それにしてもあの脳天気なティオナにあんな凄惨な過去があったとは…
童話が好きなだけのアホの子かと思ったら、
傷ついた姉のために自ら血腥い傷を負おうことも厭わないとか…
何というか、こう、愛しさが生まれてきますね…!

しかし… フィンってば罪作りな勇者だなぁ…
今度からアマゾネスキラーと呼ぼうかな…(笑

:: 2015/10/19 月曜日::

■[ラノベ]エルフたちの苦悩「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」5巻

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア5 (GA文庫)
著者/訳者:大森 藤ノ
出版社:SBクリエイティブ( 2015-10-14 )

絵師サイト:rainbow spectrum
Kindle版:1巻
Kindle版:2巻
Kindle版:3巻
Kindle版:4巻
Kindle版:5巻

アイズ視点で語られる「ダンまち」外伝SOの5巻が発売!
本編の5巻とリンクしているので本編を読んでいると面白さは倍増です!
まぁ、普通に考えて外伝しか読んでないという人は少ないでしょうが、
もし居るとしたら早めに5巻を読んで欲しいですね。

5巻では安全地帯である18階層でベルくんとアイズが再会するエピソードがあるので、
期待はしていましたがここまで面白くなるとは思いませんでした。(笑
アイズ視点というよりもレフィーヤ視点という感じでしたが、
だからこその面白さだったように思えますね。

ベルくんにライバル意識を持つレフィーヤだからこそ、
Lv.1で単独ミノタウロス撃破し、
共闘して間近で無詠唱魔法を連射し、
スキルでチャージして威力を拡大した魔法を放つベルくんの出鱈目っぷりに驚嘆し、
悔しいけれどその凄さも判ってしまうんですよねー
レフィーヤも成長してるんだけど、成長度でいえばやはりベルくんの方が上を行ってるよなぁ。

それにしてもベルくんの成長の衝撃を上回るほどに、
リューさんに出鱈目っぷりが凄かったなぁ。
実際に本編5巻でもその実力を遺憾なく発揮してましたが、
レフィーヤだからこそ実感できるその規格外さには驚きを通り越して呆然としますね!
やっぱりリューさんは素敵なキャラだわー
もっと罵って欲しい。(ぇ

それにしても本編5巻で語られていた戦いだけではなく、
レフィーヤに追われた先でも生死を賭けた戦いをしていたとか、
ベルくんは本当に大変だなぁ。
幸運アビリティの恩恵は一体どこにあるのか。
やっぱり覗きイベントで使いきっちゃったのかな?(笑

それにしてもアイズの勘違いがまだ継続していたとは…
この勘違いが解けることはこの先あるのだろうか…
ちょっと心配かもしれない。(笑

:: 2015/5/16 土曜日::

■[ラノベ]冒険者として「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア」4巻

【Amazon.co.jp限定】 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア4 書き下ろし4PリーフレットSS付き (GA文庫)
著者/訳者:大森 藤ノ
出版社:SBクリエイティブ( 2015-05-14 )
絵師サイト:rainbow spectrum

Kindle版:1巻
Kindle版:2巻
Kindle版:3巻
Kindle版:4巻

アイズ視点で紡がれる冒険譚、ダンまち外伝ソード・オラトリアの4巻が発売!
丁度アニメで放映され始めた本編3巻のアイズ視点ということで、
色々な意味で見所が沢山ありますね。
アイズが昼寝の特訓をした時の気持ちとかは可愛くて楽しいし、
ベルを膝枕するのにハマってしまった所とかはニヤニヤしっぱなしでしたしね!
これは本編、アニメとともに楽しめる1冊ですよ。

この4巻は前後編に分かれていて、前半はベルくんとの特訓風景がメインです。
ベルくんに構っているアイズを目撃したレフィーヤが、
ベルくんに対抗意識を燃やして自分もアイズに特訓して貰う展開もアリアリで良かったですねー
ベルくんとレフィーヤって似た所が多いんだけど、
似ているからこそなのか、レフィーヤはベルくんを許せなさそうだなぁ。(笑

そんな二人に憧れられているアイズですけど、
ベルくんを膝枕するために何度も気絶させたり、
ベルくんが憧れている相手がベートだと勘違い炸裂させたりと、
天然っぷりが詳らかになりまくりで妙に可愛かったです。(笑

後半はロキ・ファミリアの遠征の話なんですが…、
52階層からのダンジョンの変化は正直無理ゲーすぎる。(笑
でも、それを乗り越えるだけでなく、59階層の異変すらも超克するとは…
流石はロキ・ファミリアのリーダーである【勇者】フィン・ディムナだと思いましたね!
心が折れかけたファミリアを奮起させるその勇姿も格好良かったですし、
みんなを焚き付ける材料にベルくんを使ったのは上手かったなぁ。
これはベートに一番効いたんじゃないかな。

今回でダンジョンの異変の元凶の正体が把握出来たんだけど、
まだまだその元凶にまで手が届かないあたりもどかしいですね。
多分、ロキ・ファミリアだけでは解決出来ない問題だと思うんだけど…
果たしてどうなるんだろう。

それと、次回はこの遠征の帰りにベルくんたちと出会う話になるんでしょうか。
ということはまたもや水浴び回を拝めるということなのだろうか。
だとしたら…、楽しみですね…!

:: 2014/12/16 火曜日::

■[ラノベ]熱血のクールビューティー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 3」小冊子付き限定版

アニメ化決定済みの大人気作品「ダンまち」の外伝3巻目!
外伝と言いながら本編以上にダンジョンしていますよ!
この外伝は本編とほぼ同じ時系列をアイズ視点で語られているんですが、
第一級冒険者のアイズですからベルとは違ったスケールでの冒険が待っているので、
本編とは別の面白さがあります。

そういった冒険の面白さもありますが、それよりもまず冒頭のアイズが可愛い!
膝枕をしてあげたベルに逃げられてマジで凹んでいるアイズが可愛くて可愛くて!
これはもう恋しちゃってると言って良いのでは…!
と思わなくもないですが、アイズは女の子である前に冒険者だからなー
たとえ自覚したとしても現時点ではベルくんに芽はないのかもしれない。

そして冒険の物語はアイズがベルくんを助けるために10階層に行ったことから始まります。
ソロの所に2巻に出てきた胎児が眠る宝玉に関係がある依頼を謎の黒衣の人物から受け、
同じ依頼を受けたヘルメス・ファミリアと同行してモンスターが大発生している24層の食料庫に行くんだけど…

いやー、熱いですねー
見た目はクールビューティーなアイズですが、中身はベルくんに勝るとも劣らない熱血ですよ。
2巻で敗北を喫した赤毛の女レヴィスに負けないために偉業を成し遂げたアイズですが、
その偉業の経験値によりLv6にランクアップしたことでレヴィスと同等以上に戦えるように…!
敗北した相手に修行して成長して再戦を挑むとか正に王道の熱血展開!
こういった所はベルくんと似ているというか、
アイズもベルくんと同じ冒険者なんだなぁ、と思わされます。

そしてアイズ以外も面白い面子が揃ってて、中でもアイズの後輩にして成長株の魔法使いレフィーヤ。
今回は口が悪いベートと、別ファミリアのエルフであるフィルヴィスとの板挟みで心労がマッハみたいでしたが、
それが原因というわけではないですが、精神的にまたひとつ成長出来たようで何よりです。
そしてLv.3ながら魔法剣士としてバランスが良いフィルヴィスですが、
彼女もトラウマを乗り越えることが出来たみたいなので、今後の再登場にも期待したい所です。

それにしてもベートが口だけじゃなくてちゃんと活躍していたのに驚きました。(笑
いや、まぁ、流石にロキファミリアで第一級冒険者やるだけはあると思ってましたが、
ちゃんと有言実行なんだねあの犬野郎…
しっかし、何故あんなに口が悪いのか…
そこにも何かドラマがあったりするのかな?

そして物語の謎ですけどアイズの生誕の秘密も含めて「精霊」がキーになっているみたいですね。
今回の悪役であるオリヴァスが行った6年前の27階層の悪夢も絡んで来るのかな。
そして6年前の悲劇は本編5巻でリューさんが語っていたアレなんでしょうか?
うーん、色々気になるなぁ。

それと限定版についていた小冊子ですが…、
これは良いですね!
アマゾネスのティオナが主人公の短編なんですが、そこに出てきた言葉が重要なんですよ!
本の名前の「理想郷譚」ってダンまちが連載していたArcadiaのことですし、
ティオナが名乗った偽名の「エルナ」はWeb版の時の名前なんですよね。
これはWeb版からのファンはニヤリとするサービスですよ!(笑

余談ですが、Web版の時はエルナという名前だったのに、
何故書籍化の際にティオナという名前になったかですが、
私がインタビューした時に「エイナ、エルナ、エルマと名前が似てますよね」とツッコミを入れたからだと思います。(笑

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