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:: 2016/8/20 土曜日::

■[漫画]問おう、貴女が私の女騎士か「メイデンス・オーダー」1巻

ひっさびさのすたひろさん商業誌連載作品ですが、
その内容は昨今の「小説家になろう」で流行っている異世界転移モノ!
しかも内容がクッ殺系女騎士モノとか盛りに盛って&ノリにノッてますね!
すたひろさん、お主も好きよのぅ…

主人公はクッ殺系女騎士という性癖をこじらせたせいで仲間と喧嘩別れして、
一人売れないサークルを主宰する同人作家の結城悠久(トワ)。
ある日コミケ会場で膨張したコミケ雲に飲み込まれ、気が付くとそこは見知らぬ森の中。
そこでいきなり巨大蜘蛛に襲いかかられた絶体絶命のピンチを、
トワが妄想していた女騎士にそっくりのイルカことイルスフィカに助けられる。
しかしイルカはまだ新米であっという間にやられそうになり…

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イルカの「クッ 殺せ…」のフレーズを聞いたトワは秘めたる力が炸裂し、
イルカがパワーアップするのであった!

すたひろさんはあかり姉さんの頃からトコトンギャグの人だったので、
果たしてエロさが必要なクッ殺系女騎士とか大丈夫なのかと、
失礼ながら思ってたんですが大丈夫でしたね!

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よく考えたら当時から琴音ちゃんとかエロ担当要員もいたっけなぁ…
色々と懐かしい…

しっかし、女騎士だけでは飽きたらず猫耳美少女とか…

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すたひろさんってばあざといほどに攻めてきますね!
良いと思います!

それにしても煩悩がそのまま魔力に直結するとか、
お前はどこの横島忠夫だとツッコミを入れたくなるトワといい、
中々に濃いキャラばかりなので読んでいて楽しいですね。
闇人の正体とかちょっと重たそうな設定があるみたいだけど、
そこからは目を逸らして現状を楽しもうと思います!(ダメ人間

余談ですがイルカの眉毛の太さは100%すたひろさんの趣味だと思います。(笑

:: 2016/2/17 水曜日::

■[漫画]お色気アリ! ラブコメアリ! 妖怪もアリ!?「鬼が出るか蛇が出るか」3巻

何故か理不尽な理由で女の子に嫌われてばかりの松原優が、
母方の実家に連れ去られて半人半妖だったことが明かされて始まるラブコメの第3巻!
妖怪の女の子たちと唯一子供を作れる存在ということで、
少子化で困る村では歓迎されて子作りを奨励されるんだけど、
素直にうんと言えない男心。
しかし周りは悠長に待ってくれなくて次々と同居女性が増えてきて…

良いですね! この漫画の面白さ!
まず、2巻から続いて少しずつみんなとの溝を埋めて仲が良くなっていく様子が面白い。

例えば初心なくせに子作りをしろと説教してくる悠理。

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これに反感を抱いてどうしても心理的な壁を感じる霞と優が、
しろに指摘されて二人がまだ心情的に人間なことに気付くことで、
悠理に歩み寄ろうという展開が中々にナイスでした。

そういった種族的な問題を扱った物語的な面白さだけでなく、
各ヒロイン個別ルート的なラブコメエピソードによって、
それぞれの仲を深めていく展開は典型的なラブコメの面白さがありますよ。

美来とのデートでは彼女がなぜ優に対して好意的ななのかわかった上に、
3PもOKというちょっとエッチなノリも素晴らしかった!
悠理も濡れ透けイベントでお色気要員としての活躍はもとより、
普通にラブコメ的にフラグを順調に立てているのはニヤニヤしますね!

でもラブコメ的に一番輝いていたのはやっぱり霞でしょう!
表紙になっているのも納得なラブコメっぷりでしたね!
まず、一緒にお菓子作りをするために優を自宅に誘った時の霞が可愛い!

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そもそも人間の世界で生まれ育ったという共通点から、
価値観が似通っているというアドバンテージがあったのに、
お菓子作りに少女漫画好きといった、
趣味が同じという共通点までできちゃいましたからね!
ただでさえ、妖怪の姿を見ても女の子扱いしてくれる優への好感度が高いというのに、
これは恋愛フラグがニョキニョキと立ちまくりで最高ですよ!

まぁ、まだ霞は恋愛経験値が低いから好きだという自覚が薄いみたいなので、
まだまだこれからだとは思うんですよね。
とはいえ現時点でも嫉妬したり赤面したりと最高に萌えますからね。
それにヒロインの中で一番エロい身体してますし今後が本当に楽しみですよ。

3巻も本当に面白かったです。
次の4巻も今から楽しみです。

:: 2015/9/12 土曜日::

■[漫画]人外ハーレム拡充中「鬼が出るか蛇が出るか」2巻

半人半妖だったことが判明し、人間の女の子に嫌われる理由がわかった松原優。
ただ、半人半妖だからこそ妖怪少女たちと子供を作ることができる唯一の男性であり、
だからこそ、妖怪の母の実家に連れ去られてある意味歓迎されるんだけど、
本人は女性たちに嫌われるトラウマが克服できない上に、
好意抜きで行為を望まれるのは承服しかねない真面目な性格で…

化け蛇の鈴、女郎蜘蛛の平坂美来、半人半妖の牛鬼である坂上霞と既に3人揃ってるのに、
今回は更にアカナメの悠理に正体不明のロリ系少女のしろまで追加されて、
松原優包囲網が出来上がって正にハーレムラブコメといった状態になってきたんですが…

いやー、素晴らしいですね!
何が素晴らしいって悠理にはちゃんと恥じらいがある所ですよ。
恥じらいながらも妖怪の本能には勝てずクンカクンカしたり、
優の指を舐めているところが大変によろしいと思います。
まだ好感度はそれほど上がってないようだからラブコメ要員としては弱いけれど、
彼女の場合はエルフの姫騎士並みにあっという間に好感度MAXになりそうな予感があります。(笑

妖怪の本能と言えば今回は鈴のエピソードがメインに入ってましたけど、
優は自分の過去と重ね合わせて考えることが出来る子なので、
ちゃんと優しく接することが出来るあたりが良い主人公してますね。
まぁ、乙女心の理解度はまだまだな気がしますが。

乙女心といえばやはり霞ですね!
優のことはまだ恋愛的に自覚するほどに好感度は高そうだけど、
既に嫉妬というか、そういう感情はあるみたいですね!

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優に鈴のことで感情を荒げて諭したりと、
恋愛的な意味で一番の乙女はやはり霞のような気がするなぁ。

ラブコメ的には逸材が揃いまくっているので、
彼女たちの好感度がMAXになってからのアレコレが今から楽しみでなりません。
今の所MAXなのは鈴一人ですけど、
霞の好感度が突き抜けてからが今から楽しみで仕方ないですね!

それにアレですよ!
彼女たちは妖怪だから重婚しても問題ないよね!(希望

:: 2015/1/19 月曜日::

■[漫画]連れ去られて妖怪村「鬼が出るか蛇が出るか」1巻

ファミレスバイトの勘違いラブコメディの傑作「据次タカシの憂鬱」作者のあどべんちゃらさんが、
次に連載したのは同じハーレムラブコメでもヒロインが全員妖怪という、
ちょっと(?)変わったストーリー漫画です。
今度は4コマ漫画じゃないので単行本サイズが普通のサイズなのです。
ですので、書店で探す場合は少々気をつけないといけません。
私は必死に4コマ漫画のスペースを探して「ないなー?」とか言ってました。(笑

主人公は理不尽な理由で何故か女子に嫌われてしまう松原優

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嫌われるならいっそのこと、と思って高校は男子校を志望して見事合格するも、
帰宅したら父親に母の実家に無理矢理連れ去られた上に、
そこには祖母と、結婚相手とされる和服の可愛い少女が待っていた!
女性に対するトラウマがあるので嫌われるのでは…
と、心配するも予想に反して嫌われずむしろ積極的に迫ってくるんだけど、
実はこの少女、鈴ちゃんには秘密があって…

人外にのみ好かれまくるとかお前はどこの横島忠夫だと思わなくもないですが、
この作品の主人公である優くんは煩悩まみれじゃないし眼鏡男子らしい真面目さがあります。
それに人外にのみ好かれる理由とかもあるんですが、
そこは読んでみてのお楽しみということで。

今回のヒロインは化け蛇の
女郎蜘蛛の平坂美来
半人半妖の牛鬼である坂上霞
この3人が1巻の時点で登場していますが、
前作と同じくメインヒロインの鈴よりも巨乳キャラの霞に人気が集中しそうな予感!

何しろ霞には巨乳という武器はもとより、恥じらいがありますからね!
そりゃー、鈴のスキンシップに美来のはいてないは魅力的だけど、
やはり恥じらいというのが重要なファクターだと思うわけですよ。
それに今がツン期だからこそのデレ期への期待もありますしね!

まだ1巻ということでヒロインの顔見せくらいしかできてないので、
2巻以降のラブコメ展開に期待したいですね。
カバー下漫画にあるように2巻では霞のパンツが拝めるようにお願いしたいです。

それはそうと女郎蜘蛛の平坂美来の名字の由来は、
どう考えても「アトラク=ナクア」です。
本当にありがとうございました。

:: 2014/11/17 月曜日::

■[漫画]末永く爆発しろ「ぼっちな僕らの恋愛事情」2巻

ぼっちな僕らの恋愛事情 (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者/訳者:志摩 時緒
出版社:芳文社( 2014-11-12 )
作者サイト:SCARECROW
作者twitter:志摩時緒(@shimaso)さん | Twitter

自分以外全員恋人持ち。
そんな末期的状況に舞い降りた一人の転校生とはウマが悪く、
生来の歯に衣着せない言葉のせいで喧嘩ばかり。
でも、そんな転校生から告白されて「好きになれ」と言われて…

余り者同士だって良いじゃない、好きになったんだもの。
1巻の時点で既にぼっちじゃない状態だった二人ですが、
この2巻ではあっという間に結ばれて大団円で完結ですよ! 早!
まぁ、あんだけ可愛い娘に真っ正面から好き好き光線を浴びせられて、
口の悪さすらも許容されちゃったらそりゃ好きになりますよ。
だって男の子だもの。

口が悪いとはいえ、それは自覚してるならまだ治すことが出来るだろうし、
何より隣にはちとせちゃんが居ますからね。
愛想尽かされないように早めに治すようにした方が良いと思うよ!
この果報者め!

他にもクラスメイトの2組の恋愛事情も描かれていて、
それによってはじめとちとせの二人がくっつく事になってますけど、
それが無くてもはじめはいつか落ちたんじゃないかな、と思います。
だって、ちとせちゃん可愛すぎるんだもの。
他に好きな子がいない限り、あれで落ちない男子は居ないね!

全2巻というのはちょっと短すぎたような気もしますが、
この短さだからこそ綺麗に纏まってるような気もします。
次回作にも期待です。

:: 2014/4/14 月曜日::

■[漫画]ぼっち一巻の終わり「ぼっちな僕らの恋愛事情」1巻

ぼっちな僕らの恋愛事情 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者/訳者:志摩 時緒
出版社:芳文社( 2014-04-12 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:SCARECROW
作者twitter:志摩時緒 (shimaso)さんはTwitterを使っています

一巻にしてぼっち終了のお知らせ。

何だよ! タイトルからして非モテ男子の不器用ラブコメかと思ったら、
一巻の時点で非モテ卒業しているじゃないですか!
タイトル詐欺にしても程があるぜ!
まぁ、面白いんだけどね!

夏休みが補習とバイトで潰れた一条はじめが新学期に登校すると、そこはリア充の巣窟だった…
自分以外クラス全員が恋人持ちという、地獄以外の何ものでもないんですが、
そこに割りと可愛い転校生の二宮ちとせがやってくるんだけど、
歯に衣着せないというか脳味噌と口が直結しているはじめは、
相手の気持ちを考えない言葉を吐いてしまい出会って早々に売り言葉に買い言葉で…

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いやー、うん、この一巻の時点では9割以上はじめが悪い!
何というかね! 全体的にデリカシーがないというか、無神経すぎるんだよね!
ちゃんと悪いと思って後で謝っているのでまだ救いようはありますが…

そんな第一印象からして最悪だったはじめと何故かコミュニケーションを取ってるちとせが、
ある日たまたま手を握られて下の名前で呼ばれるだけで赤面してフォーリンラブとか、
ちとせさんチョロすぎるにも程があるでしょう!

bocchirennai01_02

お前はISのヒロインか!

まぁ、好きになって即付き合う訳ではないので、
厳密にはぼっち終了ということではないんですが…
それにしたってこれは非リア充とは言えないし、
やっぱりぼっちとは言わないんじゃないかなぁ…(笑

ぼっちというのはね誰にも邪魔されず自由で…
なんというか救われてはダメなんだ…
独りで静かで豊かじゃない…
それがぼっちなんじゃないかと、僕は思うんだ…

何にしても面白いラブコメ模様になってきたので2巻以降も楽しみであります。

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