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:: 2011/9/5 月曜日::

■[漫画]音大生のイベントラッシュ「天にひびき」4巻

天にひびき 4巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:少年画報社( 2011-08-30 )
コミック ( ページ )

現在TVアニメ放映中の「神様ドォルズ」作者による別作品「天にひびき」
この4巻では音楽祭、音大の試験、音大の学祭、というイベントが目白押しで、
普通の大学生にはない、音大ならではのモノが多く、
知らない人には新鮮な驚きをもって見せてくれます。

まぁ、最近だとのだめの影響で多少は見知っていますがそれでも一般的というモノではなく。
特にひびきの担当講師である須賀川によるスパルタ方式の指揮はキツそうで、
性根が怠け者な私は絶対に指導されたくないというか、見てるだけでも辛いですね。
人というものは怠惰である、という性悪説に基づいて指導を行う須賀川と、
探求心や好奇心で楽しく先を目指したい、という性善説なひびきの対立構造。
しかし、それでいて求める先は同じというのは音楽の複雑さと深淵さと共に、
読者に何か語りかけているような気がします。

また、音大の試験ではヴァイオリンの人は伴奏者を頼むことから始めたりと、
一般的な試験とは異なる点はありながらも、一発勝負の真剣さは同じで、
ビッグネームの試験官相手に緊張して実力を発揮できない秋央を見てると、
如月先生と同じくヒジョーにヤキモキしてしまいましたね!
何というか、秋央は雛鳥を見てるような気にさせる主人公と言いましょうか。
アレですな、「恋愛ディストーション」の大前田を彷彿とさせる犬っぷりと言えましょう。
もしくは小向井が例えていたように迷える子羊が当てはまるかも。

今回は音大ネタが多くてラブコメ的な展開が少なめでしたね。
一応学祭を病欠した秋央のお見舞いイベントで波多野さんが可愛かったけど。
というか波多野さんのロケットおっぱいが活用される日は果たしてくるのでしょうか。
次巻からは秋央の幼馴染みで一番距離が近い美月が本格的に参入してくるし、
ラブコメ的な展開も多くなりそうで私としては中々に興味深いと思います!

:: 2011/7/24 日曜日::

■[漫画]日々乃さんの巫女姿キター!「神様ドォルズ」9巻

神様ドォルズ 9 (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:小学館( 2011-07-19 )
コミック ( 216 ページ )

やまむらはじめ作品の中で初のアニメ化となった「神様ドォルズ」9巻。
ただ、内容は平穏無事とは正反対で空守村を舞台に爆発銃撃の嵐で、
未だ人死にが出ていないのがおかしい大騒動。
そんな中、次々と村の老人たちの醜悪な事実が明るみになって…

何というか、空守村ってのは本当にどうしようもなく閉鎖した村で、
その中で御山の大将をあーだこーだとしているのは非常に滑稽で。
今回の騒動の発端となった日向のジジイが抱える妄執もくだらないし、
そのジジイに対するコンプレックスを持つ原因となった枸雅のジジイの若い頃の失敗も、
本当にくだらなくて、匡平が反吐が出ると言うのも判ろうと言うモノです。

そんなジジイどもに翻弄される幼い桐生が可哀想で、
何とか無事に助け出されて欲しいのですが、案山子の隻もてんでバラバラで、
実力を発揮した匡平も詩緒に譲り、枸雅と日向の隻も協調性がないし、
まともな勾司朗も銃弾に倒れてるしで桐生の不幸もしばらくは続きそうで不憫です。
詩緒に頑張って欲しいトコなんだけど、どうなることやら。

天照素の謎や、三種の神器のコトや、謎の案山子やら、阿幾の真の実力はどうなのか、
更に言うと匡平が本気を出すときは来るのかと色々と気になることが多すぎるので、
10巻が出るのが今から楽しみなんですが、サンデーGX本誌は今月号に9巻の続きが載っているので、
しばらくは単行本が出そうにないので本誌で追っていこうと思います。
うーん、どんな結末になるのかなぁ。

それはそうと日々乃さんのおっぱいのでかさに驚いている紫音も十分でかいと思いました。
流石はやまむらはじめ作品。

:: 2011/2/20 日曜日::

■[漫画]そして空守村へ「神様ドォルズ」8巻

神様ドォルズ 8 (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:小学館( 2011-02-18 )
コミック ( 216 ページ )

まひるが引き起こした騒動が一段落して、思いを通じ合わせた匡平と日々乃さんだけど、
玖吼理の隻を詩緒から奪い取ってしまっていた匡平がそれに思い悩み、
女心に鈍感なのもあって早くも一波乱ありそうな二人の仲。
しかし、そんなことを事態は悠長に待ってくれず日向のお館様は桐生たちを呼び戻して、
野望を成就しようと動きだし…

いやー、やっぱり詩緒可愛いですね!
玖吼理と通い合うことが出来なくなって不安そうな表情をするのは元より、
玖吼理の上で七転八倒する様が何とも愛らしくて微笑ましいです。
高速の渋滞でトイレを我慢する時の表情もそうだけど、
詩緒はテンパって赤面するのが一番萌えると思います。

それに対して双子の弟の桐生は波瀾万丈な日常で、
空張恭助との不思議な関係は、彼が刑事であることを知って終わりを告げ、
途方に暮れた所を迎えに来てくれた勾司朗に暖かさを見出し、
勾司朗の家族と良い関係を築けるかと思った途端にお館様によって、
四つ足の案山子こと天照素の贄として捧げられてと希望と絶望の繰り返し。
そりゃー、詩緒に突っかかるわなー、と…

阿幾もまひるも久羽子と下山も空守村に集いだし、更に天照素の登場となって、
物語が佳境に入ったことがよく判り、盛り上がってきました。
匡平と日々乃さんの二人の関係もこのまますんなり上手くいくとは思えないし、
まだまだ波乱がありそうですが、一体この後どういった展開が待つのか。
テレビアニメも含めて気になります。

:: 2011/1/30 日曜日::

■[漫画]前を向いて先を見て「天にひびき」3巻

天にひびき 3巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:少年画報社( 2011-01-29 )
コミック ( ページ )

秋央の幼馴染みの美月がドイツから帰国したのが2巻の終わり。
3巻は勿論冒頭から美月襲来編で始まります。

秋央は「ただの幼馴染み」という意識が完全に根付いているのに対して、
美月は明らかに異性として意識している上に尻に敷いてるのが良いんですよね。(笑
本来はもっと後で登場する予定だったみたいですが、
この時点で出てきてくれたお陰でラブコメとして大変素晴らしくなったのではないかと!

何しろ美月が感じている通りひびきと秋央は男女の仲にはなりそうにないですからね。
鈍感男の秋央と意識している美月の組み合わせが非常にグッドなのです。
また、美月が勘付いた通りに秋央を意識しまくりの波多野さんも勿論可愛いです。
南条が指摘した通り、本人以外にバレバレな波多野さんが可愛いんだよねー

今回は波多野さんメイン回もあったし、ラブコメ好きとしては収穫が多い3巻でしたよ。
特に美月と波多野さんのツートップが素晴らしい!
波多野さんメイン回では暗く重厚なロシア音楽が好きなのに、
秋央に感化されて陽気なサラサーテに手を出して頬を赤らめる所とか、
恋する女の子な波多野さんを思う存分見られてニヤニヤしっぱなしでしたよ。

勿論音楽漫画としても面白く、後半からは秋央たちの恩師である榊先生が出てきて、
脳梗塞でヴァイオリニストの命である右手に障碍が出てしまった榊先生が、
ひびきだけは感じることが出来た、前へ進む意志を持って復帰しようと頑張っている姿には、
勇気づけられるものがあってちょっと心を奮わされました。

ちなみに3巻の続きが丁度先日出たアワーズに載ってますので、
雑誌派に切り替えるには丁度良いと思います。

:: 2010/12/5 日曜日::

■[漫画]さみだれファン垂涎!「惑星のさみだれ 完結記念特別小冊子」

届いたぞやっほい!

OURs本誌でやってた応募者全員サービスのさみだれ小冊子ですが、
昨日無事届きましたよー
多分今日あたりには応募した人はほぼ行き渡ってるんじゃないかと。

完結記念ということで今までの店舗特典や未収録のカラーページな等、
既存の水上悟志さんのイラストだけでなく、
この小冊子だけに描き下ろされた第64.5話が16ページも!

獣の騎士団で最年少だった太陽の軌跡が描かれてるんですが、
これがまた素晴らしくてですね!
太陽が眼鏡掛けるようになったり受験に失敗したり、
地味にアロハシャツの伏線を回収したりと凄くお得感が高い番外編でした。
こりゃー、読まなきゃ損だよなー

他にも色んな漫画家さんからのイラストや漫画が収録されてるんですが、
やまむらはじめさんは予想通りに白道さんでした。
しかも2枚。
いやー、おっぱい大好きなやまむらはじめさんが白道さんというのは予想できましたが、
まさか2枚も描いてくるとは予想以上でしたよ。(笑

それとおがきちかさんが白道さんと風巻さんの短編を描いてるんですが、
二人が付き合うキッカケを補完しているんですが…
無言で写メる白道さんは何度読んでも笑う。(笑
しかしおがきちかさんと水上悟志さんの繋がりが始め判らなかったけど、
そういえばおがきちかさんもOURsやOURs Liteで連載経験があるんでしたね。
すっかり忘れてたよ…

それにしても頼んでおいて良かったよー
これは読まないとさみだれファンとして涙で枕を濡らすこと間違いなしですね!
OURs本誌を購読しといて良かったー

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