本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2018/11/12 月曜日::

■[ラノベ]古竜は友達!「我にチートを」4巻

我にチートを4巻我にチートを4巻
出版社:ホビージャパン
作者名:温泉卵
作者サイト:温泉卵
絵師名:植田リョウ
絵師サイト:FancyFantasia
絵師twitter:植田亮 (@ueda_ryo) | Twitter
Web版:我にチートを
Kindle版:我にチートを 4
Kindle版まとめ買い:我にチートを
DMM電子書籍:我にチートを 4

人形師のダンジョンでサブロウを庇って壊れてしまったニーナさん。
修復のためにゼノムさんの知り合いの錬金術師を訪ねるも、
助けるためには莫大な金額が必要と言われてしまい…

素直に金額を稼ぐ方向に行かずに、
その金額の内訳を聞いて原料調達に行くのはサブロウらしいですね。
一番難易度が高いのもドラゴン素材ということで、
ウノを嫁に貰っていたことが良い方向に作用しているのに縁を感じるというか。
あのハーレムも無駄ではなかったんだなぁ…

それにしても精神的に小学生男子な古竜のシュルツくん。
扱いを間違えると天災級なんだけど、
サブロウみたいに上手く付き合うと福音も大きいですね。
まぁ、普通はそんなのは無理だと思うんですけどね。
隔絶した力を持つ相手を恐怖で脚がガクガクになって手が震えず、
普通に友達として付き合うとか凄すぎですよ。
誰を相手にしても素直に自然体で付き合えるのがサブロウの強みな気がします。

今回も一応エロ小説らしく助けた女性二人による逆レイプからの和姦がありましたが、
官能小説的なエロさは相変わらずなかったです。
イラストはエロ可愛いんですけどね!

しかしレベル差による腕力差が性行為に効いてくるとは…
面白い設定だし、妙に納得しました。
なるほどなぁ…
そう考えるとウノたちはかなり加減が上手かったということなのかしら…
これも床上手といえるのかな…?

:: 2017/7/25 火曜日::

■[ラノベ]身の丈に合った冒険を「我にチートを」3巻

我にチートを3巻我にチートを3巻
出版社:ホビージャパン
作者名:温泉卵
作者サイト:温泉卵
絵師名:植田リョウ
絵師サイト:FancyFantasia
絵師twitter:植田亮 (@ueda_ryo) on Twitter
Web版:我にチートを
Kindle版:我にチートを 3
Kindle版まとめ買い:我にチートを
DMM電子書籍:我にチートを 3

くされ病に冒されたアニタちゃんを助けるため、
治療することができる竜神草が手に入る試練の谷ダンジョンに挑んだサブロウ。
圧倒的に足りないレベルを機転を利かせて戦闘を全回避することで、
ラスボスの間まで到達したはずがそこにはラスボスではなくて美少女がいて…

やっと18禁らしい内容が入ってますが、それでも結構控えめな3巻です。
まぁ、この作品の面白さの肝はエロではないですからね。
等身大の主人公がちょっとした機転を利かせて、
身の丈に合った小さな冒険を繰り広げていくのが面白いのです。

とはいえ、今回は小さなとはいえないくらいの冒険でしたけどね。
竜のウノ様だけじゃなく、精霊に愛されて結婚しただけではなく、
試練の谷ダンジョンで手に入れた天文学的熟練値を湯水の如く使って手に入れたエディタスキルで、
色々と出来ることが増えたりとかしましたからね。

それにしても高レベルによるチート的な強さを手軽に得るよりも、
身体感覚がクリアなままでいたいから低レベルでいるとか、
「我にチートを」というタイトルと全く逆なことになってますね。(笑
エディタスキルはチート的なことを出来る可能性を秘めていると思うけれど、
一番役に立っているのが7人の嫁との初体験を動画&感覚保存なあたり、
等身大だなぁ、という感じがして面白いのです。(笑

しかしそれだけに、人形遣いのダンジョンの結果は辛いものがあったなぁ。
試練の谷とかで上手くいったから、結果として備えが足りなくてあんな結果になったのも、
ある意味では因果応報なのかもしれないけれど…
ラーケンさんや勇者ジャスティスの顛末も含めて、
この3巻は因果応報という言葉を噛みしめる内容でしたね。

このラストはあまり引きずりたくないので、
できれば4巻は早めに出て欲しいところであります。

:: 2017/4/25 火曜日::

■[ラノベ]200人斬りの門番「王国へ続く道」4巻

王国へ続く道4巻王国へ続く道4巻
出版社:ホビージャパン
作者名:湯水快
作者サイト:年齢確認
作者twitter:湯水快 (@yumizu_kai) on Twitter
絵師名:日陰影次
絵師サイト:光陰矢の如し
絵師twitter:日陰影次@ (@hikage_eiji) on Twitter
Kindle版:王国へ続く道 4
Kindle版まとめ買い:王国へ続く道
DMM電子書籍:王国へ続く道 4

恫喝外交をしていたアークランドに対して、政権交代したゴルドニアは強気に出る。
まずはいつもの前哨戦を叩き潰したエイギルたちは、
本格的にアークランドに対して侵攻することに。
ただ、軍事国家としてきて君臨してきたアークランドは一筋縄ではいかなくて…

清々しいまでに力こそパワーなエイギルの活躍が読んでて楽しいんですよね。
特に今回は戦闘シーンが多めなので大活躍でしたが、
中でもダトロンの門で立ちはだかっての200人斬りは圧巻ですよね。
三国志の張飛や、鉄拳チンミのナジル編とかもそうだけど、
圧倒的な武力で並み居る敵を叩き伏せて守るという展開は熱いものがありますよ。

そしてエロの方も良かったですね。
王都の女たちの乱交パーティーも良かったし、
ダトロンで出会ったメイド長リタとの情愛溢れるエロシーンはそそりますよ。
新キャラで言えばイリジナとのエロシーンもあったけど、
イリジナは脳筋というか抜けているというか、基本バカなので、
そそるというよりも笑うというかね…(笑

そう言えばダトロンでフルールのエピソードが追加されましたが、
あとがきを読んで納得です。
Web版では回収するのを忘れた伏線をきちんと回収するための新規エピソードなんですね。
良い感じの新規エピソードだったので、
今後も回収忘れの伏線があったら書籍版で回収していって欲しいものであります。

:: 2016/9/27 火曜日::

■[ラノベ]この異世界の片隅に「我にチートを」2巻

我にチートを2 (HJ NOVELS)
著者/訳者:温泉卵
出版社:ホビージャパン( 2016-09-23 )

作者サイト:温泉卵
絵師サイト:FancyFantasia
絵師twitter:植田亮(@ueda_ryo)さん | Twitter
Kindle版:我にチートを 2
Kindle版まとめ買い:我にチートを

強力な魔族と戦うわけでもなく、
凶悪なダンジョンを攻略するわけでもなく、
美女を集めたハーレムを作るわけでもない。
平凡以下の能力を持つ召喚勇者のサブロウが、
世界の片隅で地味な冒険を繰り広げる淡々とした物語の2巻です。

一応ジャンルとしてはエロ小説なんですが、
1巻に引き続きエロ要素はかなり薄いので、そういった需要には応えられません。
というか今後もそういった期待はしない方が良いと思います。
植田リョウさんのイラストは美麗なのですが、
そもそもエロシーン自体が極端に少ないですからね。

とはいえ男爵夫人のフロリア先生との睦言とかは中々に良いモノがありました。
教えられた異世界での男女の機微とか正に異文化で興味深かったですし、
自分から勧めてきたくせに不機嫌になるニーナさんが可愛かったです。
この作品の女性は嫉妬するところも可愛いんですよね。

たまたま美しい奴隷を手に入れても人馬族だったり、
エルフのホーさんから譲られたのも蟻人だったり、
美女に縁があっても人外だらけなのがサブロウらしいというか。
まぁ、シアちゃんという人間のヒロインにも惚れられたけど、
そこはかとなく地雷臭が漂うのがなんとも…

今回、凶悪なダンジョンは攻略しないけど、
人命救助のため試練の谷という中級者向けダンジョンに挑戦することになったけど、
その攻略方法が何とも特異的で面白いですね。
レベルを上げて物理で殴る攻略方法ではなく、
レベルを上げずにプレイヤースキルで攻略するとか割りと乙なものがあるというか。
こういった変なところもこの作品らしいと思います。

相変わらず非常に地味な内容だし作風だと思いますが、
私は好きです。

余談ですが小悪党な肉屋のチャーさんが奴隷の女性二人に翻弄されるとこはちょっと可愛かったです。
手玉に取られて改心してまともになりそうな予感…

:: 2016/9/23 金曜日::

■[ラノベ]戦闘から戦争へ「王国へ続く道」3巻

王国へ続く道3 (HJ NOVELS)
著者/訳者:湯水 快
出版社:ホビージャパン( 2016-09-23 )

連載サイト:王国へ続く道
作者サイト:お風呂足つぼ/湯水 快
絵師サイト:光陰矢の如し
絵師twitter:日陰影次@(@hikage_eiji)さん | Twitter
Kindle版:王国へ続く道 3
Kindle版まとめ買い:王国へ続く道

王子の謀反に参加して近衛隊を切りまくったエイギルは新王の覚えめでたく、
次々と武勲を挙げて騎士爵、準男爵と兵員からあっという間に貴族と出世することに。
王都に邸宅も購入し、お気に入りの女を囲ってと順風満帆だが、
隣国のアークランドの例年通りの横暴な態度に新王は毅然として立ち向かい…

貴族になったからといってエイギルは相変わらずエイギルで良いですよね。
具体的には脳筋で女好きなところがブレないところが良いです。
南部貴族の反乱でゲットした新ヒロインのカトリーヌも良い味出してましたよね。
決闘の末に夫を斬ったエイギルに赤子の命を助けて貰う為に慰み者になるとか、
シチュエーションは悲劇なのに淫乱な身体を開発されて、
あっという間に快楽に堕ちていくところは悲劇というより喜劇に見えますね。(笑

新ヒロインは増えても昔からの女であるノンナやカーラとも濃厚にエロいことするし、
むしろお仕置きと称してアナルまで開発するとか、
エロの幅が広がってきているのがエロ小説らしいというか。
まぁ、この後幅が広がりすぎてギャグにしか見えなくなるんですけどね。(笑

貴族になったことで参謀役のレオポルトが出てきたり、
懐かしのクリストフが出てきたりと野郎キャラもそこそこ活躍しますが、
この作品のメインはエイギルとヒロインたちなのは変わらないので安心して読めますね。
個人での戦闘が、大軍同士の戦争になろうとも、
エイギルの胸がすくような活躍は変わらないどころか飛躍していくのも楽しみです。

今回はアークランドとの戦争の前哨戦までなので、
次巻の本格的な戦争編が楽しみですね。

:: 2016/1/28 木曜日::

■[ラノベ]史上最弱勇者のまったりスローライフ「我にチートを」1巻

我にチートを1 (アヴァロンノベルス)
著者/訳者:温泉卵
出版社:ホビージャパン( 2015-12-22 )

作者サイト:温泉卵
絵師サイト:FancyFantasia
絵師twitter:植田亮(@ueda_ryo)さん | Twitter
Kindle版:我にチートを 1

この作品は小説家になろうの18禁版であるノクターンノベルズからの書籍化作品ですが、
エロさは極端なほどに少ないです。
ToLOVEるダークネスどころかToLOVEる無印よりエロくないかもしれません。
植田リョウさんのイラストはエロいんだけど、
本文の方があっさりとしすぎているといいましょうか。
まぁ、エロの比重が極端に少ない作品ですからねぇ…

異世界に召喚されて勇者となって魔王を倒すことを望まれた天田三郎。
しかしそこは年間1000人も勇者が召喚される世界で、
更に三郎は器用さ以外は極端に能力値が低い上にボーナスポイントも運+1だけ。
史上最弱な上に職業をスターゲイザーというかっこよさげなモノにしたら、
実は戦闘職ではなく、戦闘用のスキルも全然覚えられないのでスライムすら倒せない。
それでも根っからの善人である三郎は腐らずにパートナーの人形姫のニーナさんと、
田舎のトヨアタ村でウズラ狩りをして日々を過ごしていて…

この作品は非常に牧歌的というかほのぼのとしています。
ステータスが低くても腐らずに、割りとのんきに過ごしているサブロウが中々にgoodなのです。
あとがきを読むと納得したんですが、
作者の温泉卵さんはTRPGのゲームマスターをしていたんですね。
淡々とした文体の由来が知れて妙に納得しました。

魔王や魔族が居るらしいけれど、
物語の中でもっぱら悪役なのは人間、しかも他の勇者なのは珍しいかも。
異世界召喚されて勇者になったから自分が特別だと勘違いした馬鹿の傍若無人な行いを、
ほぼチートなしのサブロウが小さな力を使って鎮圧するのはちょっとスッキリしましたね。

大きなドラマや派手なバトルや淫猥なエロは全くありません。
淡々とした牧歌的な物語が魅力なので、そういうのが好きな人はどうぞ。

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