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:: 2023/6/20 火曜日::

■[漫画]学校祭スペシャル!「オタクに優しいギャルはいない!?」4巻

4巻は学校祭スペシャル!
コスプレ喫茶の衣装もバッチリ準備できた瀬尾くんたちですが、
ギャルな二人はクラスメイトからも期待されているので、
活躍することになるんだけど、
輝く二人を見て瀬尾くんは何を思うのか…!?

と、今回はちょっと瀬尾くんが勝手にグルグルと思い悩むシリアス展開もあるんだけど、
瀬尾くんが自分で立ち上がってくれたのでご安心ください。
令和の今となっては悪役がいない気持ちが良いシリアス展開もアリなんですよね!

令和と言えば令和スタイルのギャルな天音さんと伊地知さんの二人ですが、
今回は平成スタイルのギャルコスプレもしています。

ですが、私の年代からすると令和と平成の違いはわかるけれど、
どちらも同じギャルにしか見えないという哀しさがあります…
そっかー 私ももうそんな年齢になっちゃったんだなぁ…

それはそれとして、自分で凹んで自分で立ち直った瀬尾くんですが、
相変わらずナチュラルに口説いてて最高でしたね…!

かー!

既に天音さんも伊地知さんも瀬尾くんが居ないとダメなくらいにメロメロなのに、
そこに口説き文句を言われたらそりゃこんなになりますよ!
もうライクどころじゃなくて、限りなくラブでしょう!

問題は三人とも誰が欠けても嫌だと思ってるくらいなので、
どちらか一人を選ぶというのは難しいだろうな、と思うのです。
これはもう重婚エンドしかないのではないだろうか…

そんな三人ですが、次巻では弟妹たちも含めたお泊まりイベントですね。
どんなラブコメ展開があるのか、今から楽しみです。

:: 2023/2/24 金曜日::

■[漫画]オタクくんはナチュラル口説き魔「オタクに優しいギャルはいない!?」3巻

夏祭りデートで「ライク」とはいえ告白した伊地知さんが一歩リードしたと思ったら、
天音さんもやりましたよ…!

まさかの結婚式を…!

おいおい、もうゴールしちゃってんじゃん!?

と思ったけど、天音ママから頼まれたモデル仕事なんですね。
まぁ、仕事とはいえお互い結婚式の衣装を着ちゃうとか…
これはもう、伊地知さんのリードを奪い返したと思って良いのではないでしょうか…!?

そんな楽しい夏休みが終わって2学期に入ったら、
席替えで今度は天音さんの後ろの席になったので距離感も縮まる訳ですよ。
まぁ、伊地知さんも負けてないんですけどね!
陽キャっぽいからかい方をしちゃって、ニヤニヤしちゃうなぁ、もう!

さて、2学期といえば文化祭。
コスプレ喫茶をやることになったので衣装作りで3人 (with 弦一郎)でお泊まり会が開催!
文化祭準備よりも他のことで盛り上がってしまうとかあるあるなんだけど、
それ以上にお泊まり会ということはシャワーを浴びることもあり、
すっぴんを見られることになるんだけど…

かー!

瀬尾くんは本当に口説き魔だよね!
ナチュラルに言ってるから困るよね!
好感度が上がる効果音が聞こえてくるかのようだよ…!(ティラリラリン

徹夜するつもりが健康的で寝ちゃった伊地知さんだけど、
その間に天音さんは瀬尾くんと少し心の交流が進んでいるので、
3巻ではちょっと天音さんリードかな、と思います。
でも、天秤がどちらかに大きく傾くのはまだまだ先っぽいですね。

肝心の文化祭は4巻に持ち越しですが、そちらも面白いことになるみたいなので、
とても楽しみですね…!

:: 2022/9/27 火曜日::

■[漫画]ライク or ラブ?「オタクに優しいギャルはいない!?」2巻

女児向けアニメのキラモン大好きな瀬尾くんと、
そんな瀬尾くんのことが気になる黒ギャルの伊地知さんと白ギャルの天音さん。
少しずつ仲良くなっていく3人だけど、
ある日、会話の流れで天音さんの家に誘われた瀬尾くんはちょっとテンパるのだけど…

それ以上に天音さんがテンパるのだった…!

いやー、初っ端から天音さんの可愛さが炸裂した2巻でしたね!
ギャルの部屋で二人きりとかドキドキものでしたが、
キラモンの話で盛り上がるのは二人らしいかな…!w

そんな天音さんと対抗して瀬尾くんと放課後デートをする伊地知さんですが、
B級映画観てゲーセンで遊んでとこの二人らしいノリのデートでしたね。
何だかんだで着実に瀬尾くんにトキメキを感じてる伊地知さんが可愛らしかったです。

球技大会やカラオケとかも学生らしさを出しつつ、
友人以上恋人未満のトキメキを感じさせつつ、
三角関係にまでは至っていない微笑ましさが最高なんですよ!
この三人の関係はしばらく維持して欲しいものです。

そんな三人が保護者同伴とはいえ夏の海に遊びに行く、というのが青春でしたね…!

趣味の話で盛り上がりつつ仲を深める天音さんも良いし、
ハプニングでドキッとしたり、不意にロマンチックになってときめいたりする伊地知さんも良い…!
これは難しい二択だなぁ…!

夏コミデートする天音さんがポイントを稼いで一馬身リードしたかと思いきや、
夏祭りで気持ちが溢れちゃった伊地知さんの告白で一気に逆転した感じがありますね…
伊地知さんはライクだと誤魔化してたけど、
彼女が自分の心を誤魔化せなくなってからが本当の勝負が始まりますよね…!
私は「きまぐれ☆オレンジロード」を最後まで読んでいるから詳しいんだ!(キリッ

:: 2022/9/26 月曜日::

■[漫画]昭和の女学生さん「うちのちいさな女中さん」3巻

翻訳家の令子さんと14歳黒髪三つ編み眼鏡女中のハナちゃん。
仲睦まじいという感じではないけれど、
働き者のハナちゃんと、ハナちゃんを可愛がる令子さんという、
微笑ましい主従の物語の第3巻です。

今回は新キャラが登場するんですが、
それは令子さんを慕う女学生の萬里ちゃん。

三つ編みセーラー服とか昭和スタイルですが、
この当時はスカーフがとても大きかったのかな…?

萬里ちゃんは令子さんのことを慕うからこそ、
令子さんと同居するだけでなく、
休日に一緒にお出掛けをするハナちゃんのことを嫉妬して、
ツンデレってしまうのだ…!
うーん、可愛いな…

ハナちゃんはハナちゃんで生真面目だから、
嫉妬されているというのにそれに気付かず、
貴重な助言をされたと受け取っているのも面白いですねw
萬里ちゃんが良いスパイスになってくれるんじゃないかな、と期待です。

そしてハナちゃんの昭和な日常ですが、
冷蔵庫や冷凍庫が一般的でない時代の高温多湿な日本で、
いかに女中さんたちの台所仕事が大変だったかというのが伝わってきますね。
冷蔵庫が三種の神器と言われた所以がわかるというものです。

生真面目なハナちゃんのコミュ力が心配でしたが、
生真面目だからこそ、好感を持たれるというのがあるんですね。
先輩女中さんたちに家事のイロハを習った時もそうだし、
ご近所さん付き合いもしっかりしていて安心しましたよ。

ご近所さんから頂き物を貰うとか、それこそ昭和あるあるですね。
私も子供の頃には普通にあったし、
今でも田舎の方では残っていると思います。

それにしてもハナちゃんは令子さんの笑顔のためなら色々と頑張っちゃう子ですね。
実際に令子さんが笑顔になった時のハナちゃんの表情を見ると、とても微笑ましいです。

まだ舞台が夏ですが、これから秋や冬になった際は、
その季節の昭和スタイルが見られると思うので、
今からとても楽しみです。

:: 2022/5/26 木曜日::

■[漫画]初めての洋食、初めての休日。「うちのちいさな女中さん」2巻

翻訳家の令子さんと14歳黒髪三つ編み眼鏡女中のハナちゃん。
ハナちゃんが住み込みで仕事を始めたばかりだけど、
十歳の頃から鍛えた家事の腕と生来の生真面目さから、とても優秀なのであった!

ただ、ワーカホリック気味というか…
日記を付けたら業務日誌みたいになったり、
そもそも休日を与えられても何をすれば良いのかわからないのであった…!

ハナちゃんがお仕事を真面目にするのは美点だと思うし、
できればずっとその真面目さを保っていて欲しいんだけれど、
もう少し「気の抜き方」というのも見付けて欲しいな、と思うんですよね。

そう考えると令子さんは良い雇い主だと思うわけですよ。
休日の過ごし方がわからないハナちゃんを都会に連れて行ってあげて、
映画やデパート、そして新しい食事を楽しませてあげたんだもの。
それにしてもクリームソーダ初体験のハナちゃんはとても可愛かったです…w
お仕事は真面目にして、休日はまだ知らないことを楽しんで欲しいものですね。

それと昭和初期はまだまだ和食全盛なんだけれど、
洋食も市民権を得始めている時期ではあるんですよね。
令子さんと二人でカレーを作って食べる回も良かったですね。

自分が初めて作った洋食を前にキラキラしているハナちゃんも良いし、
初めて体験するカレーの美味しさに感動しているハナちゃんも微笑ましかったです。

次の3巻では夏に入ることになるけれど、
夏の女中さんのお仕事がどうなのかも興味がありますね。
3巻も楽しみです。

:: 2022/5/24 火曜日::

■[漫画]和風シャーリー「うちのちいさな女中さん」1巻

昭和初期、翻訳で生計を立てる蓮実令子さんは一人暮らし。
通いの女中だったトクさんが引っ越して来られなくなるので、
おじに新しい女中の紹介を頼んだところ、
やってきたのは三つ編み眼鏡の十四歳の少女、野中ハナちゃんで…

ざっくりと言うなら、日本版「シャーリー」です。
一人暮らしの女性のところにやってきた14歳の住み込み女中ですよ。
もちろん性格とかは諸々違うのですが、
寡黙で真面目なハナちゃんは、これはこれで大変に可愛らしいのです。

ハナちゃんは表情の変化が乏しいけれど、
それでも喜怒哀楽は読み取れるんですよね。
3年間の女中の経験はあれども田舎のお屋敷での経験なので、
東京の都会っぷりに驚くところがとても可愛らしかったです。

言われて見れば瓦斯コンロってとても手軽ですよね。
私も祖父母の家が昔は五右衛門風呂だったので、
薪での火付けの面倒さは多少なりとも知っているので、
初めて瓦斯コンロに触れたハナちゃんの感動も多少なりともわかる気がします。

ハナちゃんが触れる昭和初期からすると新しいモノに触れる驚きや、
女中として身に付けた着物の仕立て直し方とか、
当時の文物を知ることができるのも面白いですね。

唯一の心配は戦前の東京が舞台ということですね…
大丈夫かなぁ…

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