本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2019/11/11 月曜日::

■[ラノベ]かつての悲劇と栄光「インフィニット・デンドログラム 11.栄光の選別者」

今までもフィガロの特典装備として出てきたし、会話でも出てきていたSUBM「三極竜グローリア」
管理AIたちに回収&改修された完成されたデザインのボスモンスターに対して、
アルター王国はどのような被害を受けたのか。
そして、どのようにしてその圧倒的な脅威を撃退したのか…?

今回は管理AIたちの回想という形での過去編です。
ナンバリングは連番ですが、主人公のレイは出てきません。
デンドロ時間ではレイが初ログインする1年前の出来事とのことですが、
こんな悲劇が1年前に起こってて、よくアルター王国はまだ滅んでないもんですね…

というか、グローリアがもたらした被害がとんでもなさすぎて悲劇すぎる…
バビロニア戦闘団のフォルテスラなんてその最たるものですよ…
彼が居たからこそグローリアを討伐できたのに、
彼が失ったモノは大きすぎて、ツラすぎる…
これは引退になってしまうのも仕方ないですわ…

それにしてもグローリアの能力はエゲツないなぁ…
これが普通のゲームに実装されたらクソゲーの烙印が押されるのもやむ無しですよ。
極まった超級が3人… もとい4人が居なかったらどうしようもないというか。
むしろ、フィガロ、月夜、シュウ、ゼクスでもよく勝てたなぁ。
それぞれの考察力と決断力と実行力が凄まじすぎるわ…

結局管理AIが望んだ新たな超級は出なかったですね。
少年漫画的なピンチで覚醒ってのを望んでいたみたいだけど、そんな簡単にはいかないですね。
むしろ1年後にログインするレイがカンフル剤となって、
超級がポコポコ生まれそうな気がします。

さて、1月からTVアニメが放映されるとのことですが…
この物語の内容からして、とてもゲームに向いていると思うので、
ソシャゲ化とかとてもされそうですね。
TVアニメ→ソシャゲ→映画化の流れるに乗れるかどうか?
1月からのTVアニメに期待ですね。

:: 2019/6/8 土曜日::

■[ラノベ]それぞれの冒険「インフィニット・デンドログラム 10.嵐の後、嵐の前」

カルチェラタンでの騒動も一段落して少し落ち着いたレイ。
しかしインフィニット・デンドログラムの世界は広く、色々なところで騒動は起こっていて…

今回はレイ以外の視点で語られることが多い短編集ですね。
Web版の短編に書き下ろしエピソードを添えられています。
Web版読んでいた時に脳内で補完していた情報を、
見事に埋めてくれる書き下ろしばかりだったので、
ちょっとお徳な感じがありました。

今回はガーベラが色々と面白かったですね。
意外なお菓子作りの才能を見せるだけでなく、
ゼクスに一から鍛え直されたお蔭でかなり強くなってたし、
この前ルークにメンタルフルボッコされていた人とは思えません。
これはもう一度ルークと戦ったら良い勝負をするのではないでしょうか。

もう一人重要な女性としてはハンニャさんがいますね。
デンドロを始めた動機もかなりアレでしたけど、
デンドロ内で繰り広げる凶行もクレイジーで…
ホント、凄いヤンデレさんでした…
そんなハンニャさんに惚れられたフィガロですが…
まぁ、その顛末は次巻をお楽しみに、ということで。

あと、<ソル・クライシス>のダムダムとブルースクリーン氏ですが、
彼らの顛末を聞いてると自業自得とはいえちょっと同情しちゃいますねw
レイとの和解もすんだ上に良好な関係になれたことだし、
彼らには頑張ってほしいものですが…
どちらかというとバックアップ要員として活躍しそうな気がします。

それと、ビースリー先輩とエースリー、もといアズライトの関係ですが、
こちらも自業自得とはいえちょっとビースリー先輩には同情しちゃいますねw
こちらも良好な関係になれると良いですね!
若気の至りがどこまでビースリー先輩の足を引っ張るのか…
ちょっと楽しみかもしれない…

:: 2019/5/22 水曜日::

■[ラノベ]聖剣の姫騎士「インフィニット・デンドログラム 9.双姫乱舞」

インフィニット・デンドログラム9.双姫乱舞 インフィニット・デンドログラム9.双姫乱舞
出版社:ホビージャパン
作者名:海道左近
作者サイト:海道 左近
絵師名:タイキ
絵師サイト:LUSTER
絵師twitter:タイキ / taiki (@taiki99) | Twitter
Kindle版:インフィニット・デンドログラム 9.双姫乱舞
Kindle版まとめ買い:インフィニット・デンドログラム
DMM電子書籍:インフィニット・デンドログラム 9.双姫乱舞

カルチェラタンにある遺跡が煌玉兵だけでなく決戦兵器もあることが皇国にバレて、
バルバロス元帥の判断で超級の魔将軍がカルチェラタンを攻め立てることに…
無辜の民をただの経験値の美味しいNPCとしか見做してない行動をする魔将軍に対して、
レイは大死霊メイズ以来の激甚な怒りを覚えて…

魔将軍はガキっぽいなぁ、と思ってたけどリアルでもガキだったか…
何というか「スゴイぞーカッコいいぞー!!」というセリフが似合いそうなお子様ですよね…!
あの自己顕示欲の強さとリアルでの魔将軍の部屋の作りを見る限り、
どう考えてもご両親が教育の失敗しているとしか思えませんが、
それによる被害が無辜のティアンたちの命だと考えるとやるせないです…
それだけに格下のレイに格好悪くデスペナされたのにはスカッとしましたね。

後半のアクラ・ヴァスター戦ですが、こちらの方がやはり見応えがありましたね。
空間固定と空間希釈というギミックも面白いし、
それを瞬時に見抜くレイの観察眼の鋭さには驚かされるし、
それを攻略するのにレイとアズライトが協力するというのも熱かったです。
マリオ先生が協力しているのも目頭を熱くするものがありました…

世界観設定も垣間見えてかなり面白くなってきましたけど、
個人的にはアズライトのラブコメヒロイン度が高まったのが嬉しかったですね。
アズライトの正体がわかっても変わらないレイの好感度は上がってると思いますよ。
生き方というかマスターへのスタンスもレイのお蔭で変わったみたいだし、
レイは良い仕事してるな、と思いました。

蛇足というか余談ですが、アズライトの名前は略すとエースリーですね。
ビースリー先輩の上位互換な響きがあるな…!w

:: 2019/5/21 火曜日::

■[ラノベ]仮面の姫騎士「インフィニット・デンドログラム 8.遺された希望」

モノクロームとの激戦を経て聖騎士のジョブをカンストしたレイ。
新たなジョブを獲得するために調べてみたら煌騎兵というロストジョブが出て…
どうやら最近の地殻変動でカルチェラタンにて遺跡が発見され、
そこに転職用のジョブクリスタルがあるらしく…

真ヒロイン登場…!
8巻にして、まともにラブコメイベントをするヒロインが登場ですよ!
いえ、今までもネメシスはヒロインしてましたけど、
ヒロインというよりも相棒といった感じが強いですからね。

マリーもビースリーも頼れる先輩という感じはしたけど、ヒロインではないというか…
扶桑月夜は何をか言わんや…
それに比べてアズライトはティアンとはいえ同年代だし、
初対面はアレだったけど、いい感じの関係を築けているし、
何より温泉で全裸でバッタリというラブコメイベントしてるし!
いやはや、ヒロインとしての風格は充分にあると言えましょう。

物語としては古代の先々期文明とか管理AIや化身の設定が色々と盛りだくさんだし、
皇国との因縁とか察することができることが多くて面白かったですけど、
バトル的には序盤というか前哨戦未満だったので、
そういった意味では不完全燃焼だったかもしれません。
そこは9巻に期待って感じですね。

:: 2019/5/19 日曜日::

■[ラノベ]奇跡の価値は「インフィニット・デンドログラム 7.奇跡の盾」

インフィニット・デンドログラム7.奇跡の盾インフィニット・デンドログラム7.奇跡の盾
出版社:ホビージャパン
作者名:海道左近
作者サイト:海道 左近
絵師名:タイキ
絵師サイト:LUSTER
絵師twitter:タイキ / taiki (@taiki99) | Twitter
Kindle版:インフィニット・デンドログラム 7.奇跡の盾
Kindle版まとめ買い:インフィニット・デンドログラム
DMM電子書籍:インフィニット・デンドログラム 7.奇跡の盾

トルネ村のリューイに頼まれたマスターの義父シジマ・イチロウ氏の捜索。
リューイの母ファリカ氏より聞かされたシジマ氏の事情から、
リアルでの氏の現状は容易に想像できた上に、月影先輩から真相を聞かされ、
そのツラい現実を伝えようとするレイたちの頭上にUBMが現われて…

はい! 読者にはバレバレだったビースリー先輩の正体が判明しましたね!
<ソル・クライシス>のみなさんはとても良いカマセ犬でした…!
そこそこの実力はあったみたいなんだけど相手が悪かったですね!
ビースリー先輩は上級職だけど、それを補って余りある学力がありますからね。
大学生は暇だとはいえ、廃人みたいに超級職にはなれないけれど、
データを駆使したらここまで圧倒的になれるのかと関心させられました。

そしてレイは相変わらずわずかな可能性を掴みますねー
もちろん、そこに至るまでにはレイだけでなくネメシスの協力もあったし、
後味が悪くならなかったのもシジマ氏が乗機としていたグリンガムとの家族の絆のお陰だし、
何よりビースリー先輩の頼もしい防御力あってこそですけど、
やはりレイ本人の不屈さが勝利の一番の鍵だなぁ、と思わされましたね!

あと、何と言っても最後のオチにやられました。
まさかエイプリルフールという設定がここに効いてくるとは…
いやはや、気持ちよくだまされたというかね。
月影先輩のお陰で後味がよろしかったです。

そしてルークが主役の短編ですが…
ガーベラさんに対して容赦ないっすね、ルークくん…!
まぁ、あそこまでガバガバなバカ相手だと大変かと思いますが…
ユーゴーといい、性格的な苦手なお嬢さんの相手をさせられることが多いですね、ルークくん。
面倒だと思うけど、頑張れルークくん。

:: 2019/5/18 土曜日::

■[ラノベ]リアルアタック!「インフィニット・デンドログラム 6.<月世の会>」

インフィニット・デンドログラム6.<月世の会>インフィニット・デンドログラム6.<月世の会>
出版社:ホビージャパン
作者名:海道左近
作者サイト:海道 左近
絵師名:タイキ
絵師サイト:LUSTER
絵師twitter:タイキ / taiki (@taiki99) | Twitter
Kindle版:インフィニット・デンドログラム 6.月世の会
Kindle版まとめ買い:インフィニット・デンドログラム
DMM電子書籍:インフィニット・デンドログラム 6.月世の会

フランクリンの事件が終わり、フィガロたちと模擬戦を繰り返して経験を積んでいたレイ。
リアルではそろそろ大学入学時期なのでログイン時間が減りそうだと思っていたところに、
アルター王国4人目の超級である宗教法人<月世の会>教主にして女教皇の扶桑月夜の暇つぶしとして、
寝てる間にあっさりと教団本部にまで拐かされて…

ネトゲの知り合いとリアルでも会うとかはネトゲあるあるだけど、
こんなあるあるはやりとぅなかった…
などとレイも思ってるのではないかと愚考する次第であります。
相手が美人とはいえ、中身がアレだと関わりたくないですよねー
まぁ、えげつないことはやるけど、悪人とは思えないのが救いかな…

悪人じゃないけど迷惑なのがK&Rの浪桜さんでしたね!
頭が残念なショタコンとか、かなりアレな属性持ちでしたけど、
まぁ、悪い人じゃないとは思いますよ、うん。
カシミヤが居なければ頭が残念なところを利用されそうだな、とは思いますけども。
というか、初心者PKの時とかモロにそんな感じでしたね!

そして大学で出会ったビースリー先輩ですけど、彼女の正体はすぐわかりましたよね。
初登場時はフレイザードみたいだな、と思ってましたけど、
中身はこんなに世話焼きの年上女性だったとは…
アクセル・ワールドでアッシュ・ローラーという前例があったので、
これはこれでアリなんじゃないかな、とあっさりと受け入れてしまう私です。

察しが良い人は既にビースリー先輩の正体は気付いてると思いますが、
おおっぴらになるのは次の7巻だと思いますので、
6,7巻は連続して読むことをおすすめします。

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