本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2011/1/29 土曜日::

■[ラノベ]工藤愛子の純情「バカとテストと召喚獣」9巻

バカとテストと召喚獣9 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2011-01-29 )
文庫 ( 254 ページ )
作者サイト:始まりは謝罪から
絵師サイト:FOX_TALE ENTRANCE
絵師twitter:葉賀ユイ (hagapon) on Twitter

5ヶ月ぶりの新刊となったバカテスですが、面白さは相変わらずで笑いまくりですよ。
前回、C組の策略で内部分裂を引き起こしたF組が辛うじて持ちこたえた1日目、
姫路さんと仮の同棲生活を過ごす明久が風邪を引いたと思ったら、
姫路さんからのまさかのキスをされて…
と、ラブコメ的な絶妙な所からの始まりで俄然期待が高まる訳ですよ。

とはいえ、今回は姫路さんとのラブコメ展開が大きくある訳ではなく、
C組との試召戦争がメインで、次回以降への伏線も多くあった回でした。
明久とのキスで吹っ切れてヤル気MAX状態の姫路さんたちの雄二サイドと、
遅刻してきて何故かA組の面子と遊撃隊的に動く明久サイドの両面から、
試召戦争が描かれていて中々に面白いです。

特に明久サイドから垣間見えるA組の面白さが最高でした。(笑
変態で露出狂的でありながら、意外と純情な所を持っている工藤愛子とか、
そのギャップからしてもう最高に萌えでしたね!
オタでショタな木下優子さんも久しぶりにメインで絡んできて、
その化けの皮の下に見える素顔には笑わされました。
しかし優子に餌付けされる明久の図は中々に興味深いですな…

全体的に見て、流石はバカテスという面白さで安心しましたね。
あとがきにもホント笑わされましたし、井上堅二さんの才能はまだまだ枯れそうにないです。(笑
今回登場したリンネくんや名前だけ出てきた髙城とかも気になりますし、
早く10巻が待たれますが次回は短編集の9.5巻とのこと。
まぁ、姫路さんとの同棲生活を堪能したいし焦らしプレイだと思えばこれはこれで!

それはそれとしてロリ巨乳の姫路ママンが非常に気になるので是非ビジュアル化して欲しいです。(キリッ

:: 2010/8/28 土曜日::

■[ラノベ]魅惑の同棲生活…!?「バカとテストと召喚獣」8

バカとテストと召喚獣8 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2010-08-30 )
文庫 ( 254 ページ )
作者サイト:始まりは謝罪から
絵師サイト:FOX_TALE ENTRANCE
絵師twitter:葉賀ユイ (hagapon) on Twitter

両親が空港のストが原因で帰国できない姫路さんを慮って、
しばらく一緒に住むことを提案した玲姉さんのお陰で同棲生活がスタートですよ!
巻を追う事に当初な清楚なイメージから乖離していた姫路さんですが、
ここで一挙にメインヒロインの面目躍如となるかの8巻でございます。

しかし初っ端から明久の寝顔を見詰める姫路さんですが、
まぁ、それはアリっちゃアリなんですが、干すために預かった明久の布団を抱きしめるとか、
割りとギリギリな気がしないでもないですけど、恋する乙女ですから仕方ないですよね!
誤解と噂があったとはいえ色仕掛けをするのもアリですよね!
でも何だかんだでラストは思い切った行動をしたなぁ、と。
果たしてどうなるんでしょうか。

そして姫路さんの病んだ部分を引き継いだかのような新ヒロインの玉野さん。
三つ編みの可愛い玉野さんは食べちゃいたいくらいアキちゃんのことが大好きで、
アキちゃんを目の前にするとイっちゃって裸に剥いちゃうくらいなの!
…うーん、明久、もといアキちゃんも凄い相手に好かれちゃいますなぁ。
これも業か…

そんな訳で相変わらずハイテンションで楽しい文章のノリと、
エクセレントな葉賀ユイさんのイラストで十二分に楽しませてくれる内容でした。
今回もまた次が気になる終わり方でしたが果たして鈍い明久は姫路さんの気持ちに気付くのか!?
そして井上堅二さんは会社にバレずにこのまま続きが書けるのか!?
いやー、ホント気になって仕方がありませんね!(笑

:: 2010/3/3 水曜日::

■[ラノベ]10冊目にして遂に男キャラが表紙に登場!「バカとテストと召喚獣 7.5」

バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上堅二
出版社:エンターブレイン( 2010-02-27 )
定価:¥ 588
Amazon価格:¥ 588
文庫 ( 252 ページ )
ISBN-10 : 4047263133
ISBN-13 : 9784047263130
作者サイト:始まりは謝罪から
絵師サイト:ハガブログ

女性キャラが一周して姫路さんになったので次は美波かと思いきや、
ついに作者と絵師と(一部)読者待望の男キャラが表紙に登場!
流石は女装が似合うアンケート第1位を獲得したアキちゃんですね!
顔の造形とか間違いなく明久なのに可愛いとか最高じゃないですか!
ちなみに秀吉はアンフェアなので除外するのが統一の見解です。

アニメ版バカテスが好評なのは嬉しいと言えば嬉しいのですが、
ガンダムSEEDだけ観た人が「ガンダムって面白いね!」と言ってるのを見たガノタ的葛藤に似たモノが…
せめて「逆襲のシャア」とか観て欲しい的なノリでせめてこの短編集を読んで欲しいというか。
でもこの巻の姫路さんはキャラが暴走しまくってるので初心者にお勧めするのは難しいかも。
でも姫路さんがまともなのって初期だけだからこれが正しいと言えるような気もします。(笑

純情可憐で才色兼備だけど料理だけが殺人的に下手な子だったはずの姫路さんが酔ってるとはいえ、
脱衣ダウトで「自分が最後の一枚になってもおりる気はない」という最高に漢らしい宣言をした上に、
明久に執拗に女装させようと迫ってきたりとか、姫路さんはっちゃけすぎだな、と。
闇鍋の回では明久や雄二の思惑を軽々と凌駕する殺人料理スキルを披露してくれたりと、
本当に恐ろしいヒロインに育ってきたと感心しまくりです。

召喚獣が本音を自動的に喋ってしまう回はハチャメチャで楽しかったですねー
こういう兎に角楽しい話は読んでてひたすら楽しいです。
これも主人公がバカだからできる面白さだと思います。

そして姫路さんの猛攻の影に隠れていた美波が最後にきて盛り返しましたよ。
まだ帰国してまもなく、誤解とすれ違いで孤独になっていた時に、
明久のバカで不器用だけど、底抜けに優しい所に触れてしまったら、
そりゃ惚れるのも仕方ないよなぁ、と感じ入ってしまいました。
次巻では姫路さんが寄せ寄せの展開になるみたいですが、
美波も是非とも明久争奪戦に遅れを取らないように奮闘して欲しいと思います。

あ、それと巻末のムッツリーニのメイド姿は良いご褒美でした。(笑

:: 2010/1/4 月曜日::

■[ラノベ]聖典という名のエロ本の為に!「バカとテストと召喚獣」7巻

バカとテストと召喚獣7 (ファミ通文庫 い 3-1-9)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2009-12-26 )
定価:¥ 651
Amazon価格:¥ 651
文庫 ( 347 ページ )
ISBN-10 : 4047261955
ISBN-13 : 9784047261952
作者サイト:始まりは謝罪から
絵師サイト:FOX_TALE

今期から待望のアニメが始まるバカテスですが、
相変わらずタイトルに恥じないバカっぷりを披露してくれてます。
具体的に言うと夏休み明けの不意打ち持ち物検査で没収されたエロ本奪還の為、
体育祭での教師混合召喚獣野球大会で熱戦を繰り広げるのです。
うーん、バカだ。

物語としては特に進展しないし、フラグ状況も横ばい推移なのですが、
作品の面白さは変わらず、気軽に読んで爆笑する展開目白押しです。
美波は兎も角、姫路さんもFクラスに毒されてきたのか、
むしろ美波より重度の明久ラブっぷりが傍から見てる分には楽しくて仕方ありません。

また、天然で一生懸命だかど火力抜群な姫路さんの投球により、
敵味方問わず召喚獣がザクロになる展開はグロさ控えめな演出もあり楽しかったし、
天然という意味では野球の知識が全くない高橋先生もギャップ萌えでしたね。
普段が堅物な才媛だからこそ、たまに見せる門外漢故のミスが愛らしいんですよねー

ラスト付近では主人公が雄二でヒロインは霧島さんでしたが、
本編通してのヒロインはやはり秀吉ですね!
明久とハイタッチする姫路さんも可愛いしノーブラな美波も可愛いけど、
やはり軽く嫉妬して明久の頭を叩く秀吉の魅力には敵わないと思うんだ!

バカテス最萌えキャラは秀吉。
これは間違いないです。

:: 2009/8/31 月曜日::

■[ラノベ]女装率が異様に高い「バカとテストと召喚獣」6.5

バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫 い 3-1-8)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2009-08-29 )
定価:¥ 588
Amazon価格:¥ 588
文庫 ( 254 ページ )
ISBN-10 : 4757750404
ISBN-13 : 9784757750401
作者サイト:始まりは謝罪から
絵師サイト:FOX_TALE

4つの短編中3つ、つまり75%という圧倒的な女装率を誇り、
更に空気を読んだかのようにそこに葉賀ユイさんの本気のイラストが入るという、
性差の垣根を取り払った自由な世界がここにあります。
というか作者は病気でしょう。(容赦ない断罪
ですがまぁ、読者も病気なので(決めつけ)ワッホイワッホイと喜ぶばかりなのです。

今まで秀吉にそっくりという説明文だけで出番が無かった姉の優子メインの短編では、
この作品の女性キャラらしく普通にバイオレンスなだけでなく、
BL好きという属性が追加され、何とも残念なことに。
もっとも一部の人にはご褒美でしょうけど。(私含む

前回からの続きで、夏の海辺に泊まりがけの旅行に来た明久たちだけど、
相変わらずというか本当にバカでバカでバカで。
でもそのお陰でアキちゃんたちが浴衣ミスコンにエントリーして、
アキちゃんの天然男殺しのキュートな姿を拝めたので結果オーライかな、と。
ちょっとツリ目だけど、花の髪飾りを付けてるのがポイント高いですよね。

最後の1本はいつものバカテスらしくない、しっとりとしたお話。
坂本と霧島さんの二人の幼い日の思い出。
神童と呼ばれていた坂本が腕っ節が強いバカになり、
霧島さんが坂本に生涯恋するエピソードは普通に良い話でした。

それにしても秀吉の浴衣姿をもっと見たかったなぁ…
それだけが心残りです…

:: 2009/5/8 金曜日::

■[ラノベ]下手の一念想いを通す「バカとテストと召喚獣」6巻

バカとテストと召喚獣 6 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2009-04-30 )
定価:¥ 609
文庫
ISBN-10 : 4757748272
ISBN-13 : 9784757748279
作者サイト:始まりは謝罪から
絵師サイト:FOX_TALE

TVアニメ化も決定、少年エースでのコミカライズも開始!
と色々と順調なバカとテストと召喚獣も6巻目。
工藤愛子が表紙に来たりと意外な人選に驚きを隠せなかったりします。
次に来るのが葉月か高橋先生かで作者側がロリか年増好きかが判ると見た。(ぉ

相変わらず軽快にバカで、読んでて非常に楽しい作品です。
コメディの面白さは人前で読むには危険な領域に達しており、
自宅で誰もいないのを確認してから読むことを推奨します。(笑
という訳で書店で立ち読みとかは以ての外なんだよ?

今回は夏期補習のFクラスと夏期講習のAクラス+αの面々が、
試召戦争システムの不備で召喚獣がオカルト風味なったのをキッカケに肝試しをすることに。
そこに常夏コンビを含めた3年が絡んできて思わぬ肝試しバトルになる訳ですが、
Fクラスは良い感じにバカだし、明久はそれに輪を掛けて大バカで鈍感なんだけど、
女の子が泣かされたら一念発起せざるを得ない主人公らしさを見せてくれてカッコイイです。

今回は美波が召喚獣のビジュアルといい、チンパンジーといい可哀想で、
どちらかというと姫路さんのヒロインとして躍進した感じでした。
料理がアレだったり、ヤンデレ度が高まってきた昨今なだけに良いバランスかと。
次回は玲お姉さんも本編で再登場な短編集ということで、
ラブコメ展開がどういったものになるのか気になりますねー

しかし今回、一番フラグが立ったのは秀吉なのではないかと思ったりも…

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