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:: 2016/8/18 木曜日::

■[漫画]巨人の歩みへ「ベイビーステップ」41巻

ベイビーステップ(41) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2016-08-17 )

Kindle版:ベイビーステップ (41)
Kindle版まとめ買い:ベイビーステップ

池の言葉に発奮し、ウィンブルドンの予選にエントリーするだけでなく、
逞に頼み込んで旅費を浮かすことでロンドンに来たエーちゃん。
外国遠征で鍛えた度胸で世界のトッププロたちの練習相手として自分を売り込んでたら、
世界ランキング8位のサンチェスが相手をしてくれることになって…

ランキングの桁が3つ違うとはいえ同じプロ選手なんだから、
ある程度は相手になると思ってたんですが…
軽い練習試合だとはいえまさかこれほどの差があるとは…!
練習している間にエーちゃん自身が感じてましたが、
公式戦デビューしたばかりのエーちゃんと大林くらいの差があるんですね…
これは実際に対戦してみないとわからなかっただろうなぁ…

また、池がランキング1位のレヴィナ・マックスと対戦する様子を見て、
更に色々と実感したみたいですね…

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百聞は一見に如かずとは言いますが、
こういったものは肌で感じないと実感できないということでしょう。
そして、そこで得たものは今のエーちゃんにとってはとても大事なもので、
エーちゃんがより成長するための必須栄養素だったんですね。

壁にぶち当たっても歩みを止めず、
そこを乗り越えることができたエーちゃんだからこその、
チャレンジャーでの飛躍的な成長を見せての活躍は爽快感がたまらなかったです!

まだまだ世界のトッププロとの差は大きいと思いますが、
それでもかつて惜敗した相手を圧倒できたことから、
エーちゃんの成長は確かなものだと思います。
成長したエーちゃんがチャレンジャーでどこまで活躍できるのか。
次巻もとても楽しみです。

:: 2016/6/19 日曜日::

■[漫画]世界の壁「ベイビーステップ」40巻

ベイビーステップ(40) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2016-06-17 )

Kindle版:ベイビーステップ (40)
Kindle版まとめ買い:ベイビーステップ

ついにプロとしての第一歩を踏み出したエーちゃん。
スポンサーも自力で獲得し、初の海外遠征をすることになったんだけど、
気候や風土も違うし、何より相手は英語を流暢に話す外国人ばかり。
身体面と技術面では向上しながらも精神面で壁にぶつかったエーちゃんは、
池くんのアドバイスからウィンブルドンを見に行くことにして…

プロになってからもちゃんと続いて一安心ですが、
エーちゃんにとっては一安心どころではないプロの序盤戦ですね。
まさかテニス先進国であるオーストラリアの試合会場が、
強風が吹きすさぶ屋外な上にコートが傾いているとは…

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確かにグランドスラムはともかく下位だとそんなものかもしれませんね。
そしてそんな地の利を活かしまくる相手もプロだなぁ、と思いましたよ。
流石のエーちゃんも順応する前にやられちゃうんだものなぁ。

そして世界と言えば中国の試合も試合前から始まっているというか。

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外国人を狙った窃盗が多いとは思ってましたがここまで堂々した盗人が出るとは…
それもこれもエーちゃんが典型的な日本人だから狙われたんだろうなぁ…
荒谷とか逞だったら相手も躊躇しただろうけどエーちゃんだしなぁ。
そういう意味だと緒方くんも危ない気がする。(笑

でも、そういった経験をいろいろ積むことで度胸がついて、
ウィンブルドンでも積極的に声を掛けられるようになるんだから、
エーちゃんはやはり何事も糧にできる良い選手だと思いますよ。
結果として世界トップレベルの選手と練習できてるんですしね。
これは遠征した甲斐もあったってことでしょう。
そのために迷惑を掛けられる逞は大変だなぁ、とは思いますが。(笑

次回は世界トップレベルの試合と、それを肌で感じたエーちゃんの脱皮回ですね。
今から楽しみです。

:: 2016/3/22 火曜日::

■[漫画]プロとしての第一歩「ベイビーステップ」39巻

ベイビーステップ(39) (講談社コミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2016-03-17 )

全日本選手権で不戦勝とはいえベスト4まで進んだエーちゃん。
しかし相手はプロになる決意をしたばかりのエーちゃんには厳しい、
全日本四連覇中の日本最強の門馬歩夢。
門馬に負けたことがないという浅野さんのアドバイスは貰うも、
その隔絶した実力差にエーちゃんは攻略の道筋すら見えなくて…

うーん、エーちゃんは残念でしたね。
まぁ、現時点のトップとの差を考えると当然とも言えますが、
逞を相手に辛勝とはいえ勝利を収めただけにもう少し行けるかと思ったんですが…
やはり何度も対戦した逞と同じようにはいかないということでしょうね。
経験値の差がここにきて如実に現れたようにも思えます。

そして日本のトップ対決である池vs門馬!
準決勝で門馬に言われたことを目の前の戦いで実感することで、
エーちゃんが今後どのように変わっていくのか楽しみでもあります。
とはいえ道のりはかなり遠く辛いものになりそうですが…

そんなテニスの試合も見所たっぷりでしたけど、
今回一番注目したいのはプロになりたてのエーちゃんが、
遠征資金を稼ぐためにスポンサーを募るためにプレゼンをするところですね。

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池のように才能が溢れて注目度が高かったら必要はないんだけど、
多くのプロってこういう泥臭いことをする必要があるんでしょう。
「capeta」でも源奈臣がレース後にスポンサーに結果報告したりしてましたけど、
スポンサーを獲得するために選手自らがプレゼンするというのは新鮮だったなぁ。
でもまぁ、マネージャーを雇えない新人プロだとこれくらいしないとだし、
何よりエーちゃんらしくて良いと思います。(笑

ついにプロとして歩き出したエーちゃんですが、
プロになるのは最終目標ではないので、これからもまだまだ続いていきますよね。
今後プロの世界をどう描いていくのかが楽しみです。

:: 2015/10/25 日曜日::

■[漫画]人生を賭けた一球「ベイビーステップ」37巻

逞戦もついに決着…!

熱かったなぁ…
本当に熱かった…
連載初期からずっと大きな壁として立ちはだかった逞を相手に、
それを乗り越えるのではなく、倒すことに意識を切り替えたエーちゃんが、
見事にそれを成し遂げるまでの展開が本当に熱かった…!

この盛り上がりはエーちゃんの頑張りだけではなく、
逞という壁が高くそびえていたからこそでもあると思います。
しかもサーブ&ボレーという一本芯の入った壁だからこそ、
潔さと格好良さがあったんですよね。
サイン会で男のファンが多いのも判るというものです。

それにしても逞のエーちゃんに向けた「プロになんだろ?」という発言に対して、
エーちゃんが答える時の表情は素晴らしかったなぁ。
決意、歓喜、希望、興奮、そういった多彩な感情が見えてくると言いましょうか。
今までのエーちゃんの頑張りが報われる表情だったと思います。

それとプロになるための履歴書を作るエーちゃんも凄いけど、
それに社会人として助言するエーちゃんのお父さんも良かったですね。
これも家族の理解をちゃんと得てきたからこそだよなぁ。
まだプロになるための地盤が出来て、決意を固めただけなんだけど、
これからに期待できるのがエーちゃんというものですよ。

まぁ、それはそれとして…
エーちゃんとナっちゃんのラブコメ展開がまた新たな局面というか…
ナっちゃん… 天然の小悪魔やでぇ…!

:: 2015/8/31 月曜日::

■[漫画]生涯最高のプレッシャーを味方に「ベイビーステップ」36巻

あと1ポイント取られたらエーちゃんはプロになれない…

そんなプレッシャーがかかりまくる土壇場から始まる36巻!
これほど熱いスポーツ漫画は中々無いですよ!
この36巻でも逞戦はラストまで行ってないので、
覚悟をして読んで下さい。

正直、私ならこんなプレッシャーがかかりまくる試合で全力が出せるとは思いません。
でも、エーちゃんは今までプレッシャーを味方につける術を身につけてきたし、
何より積み重ねてきたものが違いますからね!
とはいえノートに書く字が震えてたあたりは、
流石のエーちゃんでも試合の外ではプレッシャーの重圧があるんだな、と思いました。

対する逞ですが…
絶好調の反動がきたことで見事なまでに絶不調になってますが、
そこからの開き直りは流石にプロだな、と思いましたね。
確かに逞は今までずっと格好悪いところばかりでしたからね。
そこから自分は格好悪いと自覚しての猛攻はある意味清々しいと言いましょうか。
一皮むけたな、と感じます。
エーちゃんは無自覚に対戦相手を成長させるからなぁ。
今までも逞を何度となく成長させてきたけど、また更に手強くするとは…
エーちゃんの世代の選手が手強くなったのは、ひとえにエーちゃんのお陰だと思う。

次の37巻で正真正銘の逞戦のラストです。
エーちゃんは連載初期の頃を思い出させる粘り強さで長期戦を狙い、
逞は持ち味を活かした短期戦を狙う。
そんな二人の対決がどうなるのか。
刮目して見よ…!

:: 2015/5/20 水曜日::

■[漫画]自分を…、信じる…!「ベイビーステップ」35巻

第一セットを落とし、後がないエーちゃんだけど、
圧倒的なまでにサーブ&ボレーが決まる絶好調の逞!
やれることを全部やり、今こそ「再検討」の時なんだけど、
もう何も打つ手はなくて…

この読んでる時の緊迫感!
毎週の展開が楽しみであり、怖くもあるハラハラ感!
ページを一枚めくる毎にドキドキが止まらない面白さ!
今、正に「ベイビーステップ」が最高潮ですよ!

それもこれも初期からずっと登場してきた逞というキャラと、
遂に同じステージで勝負出来るという展開もさることながら、
今まで肝心な試合でエーちゃんが勝てなかったからこそなんですよね。
マッチポイントになり、あと一つで敗退決定という緊迫感を、
エーちゃんと一緒に感じることが出来るこの興奮!
あぁ…、これこそがスポーツ漫画の醍醐味ですよ…!

自分を信じるというのは実は凄く難しいんですよね。
これが今まっでサボってばかりだった逞だったら無理だろうけど、
エーちゃんは出来ることを精一杯ずっとやってきたからこそ、
すんなり自分を信じることが出来るんだと思います。
だからこそ、窮地に陥っても踏ん張れることが出来ただよなぁ…
カッコイイよエーちゃん…!

恐らく次の36巻で決着は付くでしょうけど、
マガジン本誌の方でもまだ結末まで行ってないので楽しみで仕方ないです。
不安なのはキリが良いからこの後完結しちゃわないかだけなんですが…
まぁ、流石に大丈夫だと思いたいです。

それと巻末に載っている番外編ですが、
マーシャの乙女っぷりが可愛くて可愛くて…!
電話をかけるのにあんなに緊張するとか、
マーシャってば完全に恋する乙女で最高に可愛かったです。
スポーツ漫画としてだけでなく、ラブコメ漫画としても一級品ですね!

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