本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2008/10/12 日曜日::

■[漫画]今明かされる前作との繋がり「マップス ネクストシート」5巻

マップス ネクストシート 5 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2008-10-09 )
定価:¥ 588
コミック
ISBN-10 : 4797350474
ISBN-13 : 9784797350470
作者サイト:スタジオ秘密基地

やはりマップスと言えば欠かせないのが幼馴染みの普通の女の子とビメイダーの女の子。
このダブルヒロインのそれぞれの立場で仲が良いけど可愛く嫉妬するという三角関係が最高で、
前作の頃もそれを楽しんでましたが、このネクストシートでも遂にその為の準備が整いましたよ。
京お姉さまも遂に身内から攻略対象ヒロインとして昇格です!(その表現はどうか

見知らぬ星にワクチンを届ける為にナユタ、ミヤコ、ミュズの三人だけで出かけるんだけど、
地図を手に入れた余波で寝込んでしまうミュズの代わりに京がヘルムに!?
その影響で過去の記憶がミュズに逆流しちゃったりする訳なんですが、
やっぱり過去からの思い出こそが幼馴染みとして最大のアドバンテージな訳で、
ここでぐっと京お姉さまの株が上がった次第。

そしてそんなニヤニヤできる展開から、過去60年の記録を読むことで判る真実。
ナユタの実の両親がゲンと星見という事実…?
いやー、これは何というか面白くなってきたなぁ…
そしてそれを知ることで動き出したジャンバ王がまた…!

遂に前作で英雄だった十の魔物のうち、生き残った六の魔物が動き出し、
そして白銀の支配者エラルードが行動する裏で見え隠れする伝承族の思惑。
いやー、壮大なスペースオペラと巧みな伏線にワクワクしまくりですよ!
あぁ、これこそはマップスだよなぁ。
来月からは愛蔵版が発売されるし、そちらも楽しみです。

:: 2008/6/13 金曜日::

■[漫画]遂に金子が主役に…!?「マップスネクストシート」4巻

マップス ネクストシート 4 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2008-06-12 )
定価:¥ 588
コミック
ISBN-10 : 4797348763
ISBN-13 : 9784797348767

「轟世剣ダイ・ソード」「クロノアイズ」に出ていた金子良雄。
そのぽっちゃりした眼鏡はビジュアル的にインパクトがあり、
愛すべきキャラクターで笑いを振りまいてくれました。
そして本作に登場する金子二輝はそっくりで(兄弟?)ここでも活躍。
ある意味長谷川裕一作品で一番活躍しているキャラクターかも知れません。

そんな金子が主役級の活躍を見せてくれるのがこの4巻。
折角宇宙で冒険で仲良くなろうとした京お姉様にサクっと振られ、
傷心の金子は出家、もとい中性化して宇宙大学に潜入するんですが、
煩悩が取り払われた金子は正に別人。
そのストイックにして万人に対して平等、且つ聡明な姿は「誰だお前」状態。
見開きで金子の賢者風の顔が出てきた時はリアルで噴いてしましました。

しかし京お姉様は予想通りとはいえ萌えポジションですね。
血の繋がらない姉で、七勇太の為に宇宙に付いて行くという最強設定。
やはりマップスシリーズは主人公にはリープタイプと普通人の彼女が居てこそですよね!
しかし心配して貰いたいとかいじらしいなぁ、京お姉様。

それにしても2つめのコンパスを勝ち取る為の重要な冒険なのに、
ハチャメチャな展開でその面白さは正にフリーダム。
シリアスなだけでなくコメディにも定評がある長谷川先生ですが、
今回はそれに磨きが掛かりまくった展開だったように思えます。(笑

:: 2008/2/12 火曜日::

■[漫画]往年のファン感涙!「マップスネクストシート」3巻

マップス ネクストシート 3 (Flex Comix) (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2008-02-12 )
定価:¥ 588
コミック
ISBN-10 : 4797346477
ISBN-13 : 9784797346473

SF漫画の金字塔にしてスペースオペラの最高傑作「マップス」
その続編にして新作の「マップスネクストシート」ですが、
新作の面白さを伸ばしつつも旧作のキャラも徐々に加わり、
旧作ファンにはたまらない内容になっています。

十の魔物の一人である、食えない武器商人ガッハが美味しい場面で乱入!
レインとダインの記憶を引き継ぎ、旧作ではまだ小さかったレニーとデニーも出ただけではなく、
リプミラとゲンが助けた男の子が成長した姿だと思える有能社員Aまで。
旧作ではあまり出番がなかっただけに新作への侵食はあまり起こらず、
むしろ旧作ファンはあの子供たちの成長した姿を見ることができるという幸せ。

それでいて旧作では圧倒的強さを誇った伝承族を軽く撃破する”さまよえる狩人”
黄金の船ネクシート号のスペックの秘密と旧作の戦闘バランスを覆す破壊力も秘めています。
また、眼前で繰り広げられる手の出しようのない戦況に挫けかけるが、
ミュズの想いに応え、がむしゃらに立ち向かう主人公が暑っ苦しいほどに熱いんですよ。
この熱血っぷりが長谷川漫画の真骨頂だよなぁ。

Webコミック誌という新しい媒体での連載ですが、面白さは健在。
むしろ見開きを使うことが多い長谷川先生にとって、見開きが見易いWeb版の方が便利な面も。
それとせっかくだからコンビニに並ぶ廉価版で良いので復刻されないかな。
現状だとMF文庫で出てるんだけど中々見かけないですからね。

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