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:: 2018/8/13 月曜日::

■[ラノベ]久々の新井輝「忘却のカナタ 探偵は忘れた頃にやってくる」1巻

新井輝さんの新作、久しぶりに読んだなぁ…

新井輝さんの作品は好きなのでROOM NO.1301以降のやつは大体読んでるんですけど、
まさかのその新作が富士見ファンタジア文庫であり、
しかもカクヨム連載作というのが自分でも驚きというか。
まぁ、富士見ファンタジア文庫の方針でKindle版が一ヶ月遅れだったので、
更に待たされたという感じはありますが。

新作の内容は困った人を助ける、忘却社を舞台にした少し不思議な物語です。
主人公は恐らく探偵の岬翼ことカナタであり、
ヒロインはお嬢様JKの三倉咲夜なんだろうけど、
どこか群像劇的な書かれ方をしているので必ずしもそれが正解ではないのかもしれません。

で、ですね。
それなりに長い間、新井輝作品を読んでいるソコソコの新井輝ファンとしては、
超常能力系の作品というのは普通にアリですし、
存在しない13階にある探偵社という設定もROOM NO.1301を連想してニヤリとするんですが…
ぶっちゃけ「エロいことがないなんて日和ったか!?」とか思ってたんですが、
きちんと杞憂に終わってある意味安心した次第であります。
うんうん、これでこそ新井輝作品だよね!(←めんどくさい新井輝ファンの意見

それにしてもヤスダスズヒトさんのデザインは素晴らしいと思いますが…
その… 咲夜さんはちょっとエロすぎじゃないですかね。
JKにしては肉感的にもエロすぎるというか。
うーん、これはこの先の展開が楽しみです。

:: 2018/2/18 日曜日::

■[ラノベ]祝! 劇場アニメ化&TVアニメ2期製作決定!「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」13巻

まさか劇場アニメだけでなくTVアニメ2期があるとは…!
GA文庫の稼ぎ頭だとはいえ、これにはびっくりですよ。
原作5周年ですが、まだまだダンまちワールドは盛り上がれそうですね!

前巻では初の『遠征』任務で下層に赴いたベルたちヘスティア・ファミリアと、
タケミカヅチ、ミアハ・ファミリアの合同パーティー
『強化種』というイレギュラーとの遭遇&戦闘もありながら、
成長したベルたちが打ち破って18階層で休息を取るのも束の間、
リューさんと思しき人が殺人事件の容疑者として騒ぎになり…

まさかの上下巻構成…!

SAOPも上下巻構成でしたが、まさかダンまちまでそうなるとは…
大森さんは中学生の頃にWeb版SAOを読んでこの世界に入ったと言ってましたが、
そんな所まで影響を受けなくて良いんですよ!
確かにこのボリュームなら仕方ないとは思うのですが、
5ヶ月の発売延期からのこの仕打ちはかなり辛い。(笑
まぁ、Web版からのファンからすればこれくらい慣れたもんですけども…!

前巻のヒキからこの13巻ではリューさんがヒロインになると思ってましたが…
うーん、まさかこういった展開になるとは…
リューさんが殺人事件の容疑者という時点で闇派閥の残党が、
アストレア・ファミリアの仇なんだろうな、という所までは読めてましたが、
その残党の悪党が、ここまで周到な準備をして厄災を呼ぶとは…!

それと、リューさんの真意が判らなくて戸惑うことはあっても、
リューさんの言葉は即座に信じるベルくんはとても主人公してると思いました。
何故そんな簡単に信じられるかというと、
リューさんが女の子だから、というわけではなく、
リューさんだから信じられるんでしょうね。
色々と成長したベルくんだけど、根っこの所は変わってなくて安心しました。

そんなベルくんが大苦戦する厄災には戦慄せざるを得ませんでしたね…!
如何にトラウマがあるとはいえベルくんよりもステータスが上のリューさんすら翻弄され、
次々とリヴィラの街の冒険者が屠られていく中、
格上の相手に挑むベルくんが格好良すぎてたまらない…!
これはリューさん、マジ惚れしちゃうんじゃないかしら…

そしてマジ惚れといえばカサンドラさんですよ。
予知夢を見ることができるけれど、誰にも信じられない呪い持ちで、
そんな呪いを跳ね返すことができる『幸運』を持つベルくんに惹かれるはわかる…
でも、まさかヒロインに昇格することになるとは…
ただ、予知夢の内容からしてまだまだ安心はできないというか、
むしろ絶望しかないので14巻の内容は不安しかないです…!

14巻ー! 早く出てくれー!

:: 2017/5/29 月曜日::

■[ラノベ]僕らはいつも正念場!「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」12巻

好敵手アステリオスとの死闘を経てLv.4に昇格したベル・クラネル。
それに伴いヘスティア・ファミリアのランクも上がり『遠征』の強制任務が課されることに。
交流のある派閥に協力を依頼して一緒に下層まで冒険することになるんだけど、
そこは文字通り『新世界』で…

1~3巻を思い出す、とってもダンジョンダンジョンした面白さに満ちていましたね!
未知の階層に未知の敵、予測不可能な事態の連続の中で、
何度も折れたり、挫けたりしながらも立ち上がるベルくんとその仲間たちが格好良かったです。

もちろん主人公はベルくんだし、最高に活躍してくれてましたが、
影の主人公は表紙にもなっている通り、リリだよなぁ、と思いました。
まだまだレベルは足りないけれど司令塔としてしっかりと踏ん張り、
みんなに適切な役割を振り、窮地でも耐えきるところには成長を感じましたね…!

それにしても今回の敵は中々に強かったなぁ。
もちろんステータス的な意味でもそうでしたが、
人間の知恵を凌駕する策を講じて、ハメてくるしたたかさが手強かった!
でも、それすらも凌ぐベルくんの成長には目を見はりましたよね。
それでこそ主人公であり、英雄だよなぁ、と思いました!

それとエイナさんがすっかり恋に堕ちているのが個人的に最高でしたね!
もうね、本編で一番ラブコメしてるのは間違いなくエイナさんですよ!
弟みたいに思っていたのに、いつの間にか男の顔をするようになったベルくんにメロメロで、
もう完全に頭がやられちゃってるエイナさんにキュンキュンしちゃいますよ!
あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~

しかし最後のアレはどういった事態が起こっているんだろう…
リューさんも好きなだけに、私、気になります!

:: 2016/10/16 日曜日::

■[ラノベ]前前前世「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」11巻 ドラマCD付き限定特装版

待ちに待った「異端児」編のラストです!
前回、九死に一生というかそれ以上の奇跡で命を繋げたウィーネだが、
事態はまだまだ楽観できない最悪一歩手前な状態。
「異端児」たちの安息の地はまだ地上にないので、
ダンジョンに戻るしかないんだけど入り口にはギルドとロキ・ファミリアが立ちはだかる。
「異端児」を統率する賢者はその状況を打開するために再度ベルに救援を求め…

物語の英雄というものは次々と試練が課されるものですが、
ベルくんには精神的にも物理的にも試練が襲いかかりまくりですね!
でも、それを支える主神のヘスティア様に家族のヴェルフたちに、
信じてくれるリューにシルさんといった友人がいるのは心強かったです。

そして連続する試練に対して折れない心の強さを持つようになったベルくんを見ると、
本当に成長したなぁ、と思いますよ。
そんなベルくんの姿を直視してしまったら、
そりゃエイナさんも本格的に胸が高鳴っちゃうよね!
ちょっと前までは手のかかる弟のように思っていたのに、
連絡がなかったら怒るとか、まるで恋人のように振る舞い、
遂には自分が知らない「男」の部分を見て惚れてしまうとか、
エイナさんってばマジ可愛い…!
ラストでベルくんに守られるポジションといい、
今回のメインヒロインはウィーネではなくエイナさんだったのかもしれないな!
いや、そうに違いない!(←エイナさん好きの妄言

それにしてもまさかと思ってましたが、アステリオスの前世が彼だったとは…
確かにオッタルに鍛えられた上にベルくんとの激戦を繰り広げたことを考えれば、
魂に記憶が残ってても不思議ではないのかもしれない。

それと、ベルくんとアステリオスの戦いの熱量はいまだかつて無い程でしたが、
まさかああいった結末を迎えるとはなぁ…
アステリオスは一勝一敗と言ってましたがアイズに助けられた時のことを考えれば、
ベルくんにとっては一勝二敗でしょうね。
ただ、アステリオスの本来の強さを考えると再戦は結構先のことになりそうな予感。

ちなみに特装版のドラマCDですが、本編とは打って変わってコメディ色がかなり強かったですね!
もうね、声優さんのテンションが凄いことになっているというか。(笑
アイズお姉ちゃん… 良い…

:: 2016/5/22 日曜日::

■[ラノベ]Dの妄執「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」10巻 小冊子付き限定版

理知を備え、人語を解するモンスター「異端児」のウィーネと出会い、
情を育んだベルたちヘスティア・ファミリアだったが、
ウィーネは同じ「異端児」とダンジョン内の里を転々とする生活になり、
ベルたちとは別れることに。
別離したけれど再会することを願うベルたちだったが、
「異端児」を密猟するイケロス・ファミリアのディックスたちは、
最悪の方法でウィーネたちを手に入れようと策謀して…

9巻から続く下巻に相当する10巻がやっと発売です。
まぁ、ヤスダスズヒトさんは仕事が忙しいので仕方ないといえば仕方ないのですが。
それにしても400ページ超でもまだもっと読みたいと思わせられましたね。
半年以上待っていただけに渇望もより大きくなってしまったから当然かもしれませんが。

それにしてもベルくんも大変な選択の連続だなぁ…
ディックスの欲望の悪意の結果、
憧憬と約束の狭間で揺れ動くベルくんを見てると本当にハラハラさせられましたよ。
どれだけ頑張り悪名を被ろうとも手の平から希望が滑り落ちた時の絶望感が半端なかったですが、
賢者のお陰で一握りの希望が残ったのには安堵しました。

とはいえベルくんに待ち受けるこれからの苦難を考えると辛いモノがあるなぁ。
エイナさんという嘘をつかれてもベルくんという一人の少年を信じてくれる存在が、
ファミリア以外にもいるのは本当に得がたいモノですがそれでも辛いだろうなぁ。
ヘルメスには上手いことフォローして欲しいところです。

それにしても作者の大森藤ノさんは本当に牛が好きですね。(笑
ベルくんの因縁の相手だからというだけではなく、
ここで猛牛が猛威を振るうとは思いませんでしたよ。
彼の出番もまだあるみたいだし、そちらにも期待したいですね。

それと特典の小冊子の方ですが、フェルズさんによる観察日誌も面白かったけど、
九二枝さんによるリリの短編漫画も良かったですね!
本編での出番が減っていただけに良いリリ分の補給になりました。
ありがとうございます。

:: 2015/9/22 火曜日::

■[ラノベ]ダンジョンの秘密「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」9巻

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか9 (GA文庫)
著者/訳者:大森 藤ノ
出版社:SBクリエイティブ( 2015-09-12 )
絵師サイト:suzuhito.com
絵師twitter:ヤスダスズヒト(@suzupin)さん | Twitter

Kindle版:1巻
Kindle版:2巻

Kindle版:8巻
Kindle版:9巻

ダンジョン19階層「大樹の迷宮」
とあるクエスト中にベルがそこで出会ったのは、
人間からも怪物からも襲われる理性ある怪物・竜女(ヴィーヴル)だった。
傷付き迷える少女を見たら放っておけないベルは思わず助けてしまうが、
人語を解する怪物はとあるファミリアに狙われている上に、
ギルドの上層部も何か秘密を握っていて…

今回は上下巻構成ということになってますが上巻であるこの9巻の時点で300ページ超です。
この分だと上下巻と思わせておいて上中下巻構成になるのではなかろうか…
そんな雰囲気がありますね!
というかめっちゃそうなりそう。(笑

ベルくんがお人好しなのは今更ですが、
まさか怪物にまでそれが適用されるとはなぁ…
ある意味、ベルくんらしい純真さが出ていると思います。
だからこその葛藤を抱えて普通の怪物への攻撃に躊躇しちゃうのも、
ベルくんらしいといえばらしいですね。

新キャラであるウィーネですが、
純真無垢なところは保護欲をそそりますね。
だからこそ、彼女が傷付くところは居たたまれないし、
最後の別離には辛いモノがありました。
下巻では更に試練が待ち受けてそうなのが辛いというか怖いですね。

辛いといえばエイナさんも辛かったなぁ…
今まで何度も相談に乗ってきて、背中まで見せてもらっていたのに、
ウィーネのことを話して貰えないエイナさんとベルくんの間に溝が出来たのが辛い…!
下巻ではエイナさんにも救いがあって欲しいのですが…
うーん、どうなのかな…

エイナさんと言えば挿し絵がどうして妄撮みたいになってんでしょうか。
いや、まぁ、嬉しかったんですけどね! お色気要素があって!
身を切るような辛さを表現していたのか、
ただ単に他のヒロインたちがカラーピンナップで全裸になっていたから、
それに合わせただけなのか。
ダンジョンの謎よりも謎だ…

アイズの出番も殆どなかったけれど、
下巻では出番があることを願ってます。
ヒロイン同士のかつてない修羅場というのが、
ラブコメ的な意味なのか、文字通り血が飛び散るものなのか。
色々と心配であり、楽しみです。

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