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:: 2023/4/24 月曜日::

■[漫画]必殺剣の完成「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王」7巻

勇者アバンが”凍れる時間の秘法”によって魔王ハドラーを封印し、
束の間の平和を甘受している人間たち。
しかし、時間はいつまでも凍ったままではいてくれず、
魔界の神の手引きによって封印は破られようとしていた…

マトリフが厳重に封印されたハドラーを守っていたというのに、
ザボエラが見付け、クロコダインが潜入するという、悪の連携で強奪されるのは、
魔王軍ながら見事と思いました。
ただ、まさか解呪の方法をミストバーンがガンガディアの手を操って教えたとは思いませんでした…w

天使の自動筆記ならぬ、悪魔の自動筆記だな…!
もっとこう、古文書をさり気なく置いておくとか、
そういった方法で手助けするもんだと思ってましたが、文字通り手を助けるとは…
これが神の見えざる手か…w

ハドラーと同時に復活したアバンは、
直後に襲われるも、無刀陣の端緒となるような技の切れを見せるだけでなく、
勇者アバンもダイの時と同じようなアバンストラッシュの完成形を見せてくれ、
更にマトリフ師匠もポップと同じようなメドローアの見せ方をしてくれて…
本当に、往年のファンとしては感動に打ち震えてしまいます。

それと最後にもう一つニヤリとしたのが、ハドラーの根城を攻める時の拠点ですね。

これはかつてヒュンケルに一度敗れたダイとポップが、
バダックさんに匿われた場所ですね。
ということは、アバン先生がライデインを覚える可能性もあるのだろうか…
8巻が今から楽しみです…!

:: 2022/12/5 月曜日::

■[漫画]凍れる時間の秘法「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王」6巻

空烈斬に開眼し、アバンストラッシュの完成に一歩近付いたアバンだったが、
それを極めるのは難しく、命中率も中々上がらずにいた。
しかしハドラーの進行は待ってくれず、世界中で危機が陥る中で、
レイラのお腹の中に命の息吹を感じたアバンは秘法をもってハドラーを封じることにして…

ついに”凍れる時間の秘法”が使われる場面になりましたね…!
本家ダイでブロキーナ老師が過去の回想で語られてましたが、
今回、その全貌が明らかになるのです…!

日食の日時を知るのは学者のジュニアール家ならわかるだろうけど、
どうやってハドラーをおびき寄せたのか疑問だったのですが…
まさか鏡通信をやり返して挑発するとか、アバン先生も良い趣味してますよ…w

マトリフ師匠がこの時点ではメドローアを習得していないのは分かってましたが、
その兆しを師から教えられ、ガンガディアとの戦いでコツを掴んでいたとは…!
こういった展開の熱い妙味は、とてもダイの大冒険っぽくて最高ですよね。

そしてアバンが齎した束の間の平和の恩恵を受けたロカですが…

とてもロカらしいすがすがしさと誠実さが感じられましたね。
アバン先生との何気ない約束を覚えてるだけでなく、
きちんと履行するとか、気持ちの良いバカっぷりでしたよ。
流石はアバン先生とマトリフ師匠の親友だな、と感じ入りました。

それとパプニカの危機に駆けつけて空列斬を放つアバン先生が、
鬼岩城の時に駆けつけたダイの対比になってたし、
この時に倒したキラーマシンがその後レオナを危機に陥らす伏線になってたり、
本家ダイの大冒険との繋がりが感じられる描写が多々あって面白かったです。

次巻ではハドラーとアバンの封印が解かれるはずなので、
そこから空烈斬の完成、無刀陣の習得、があるんでしょうね。
まだまだ面白くなりそうです…!

:: 2022/7/15 金曜日::

■[漫画]マトリフの故郷「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王」5巻

アバンの修行のためマトリフの故郷ギュータへやってきたアバンたち。
伝説の賢者バルゴートが開いたと言われる隠れ里のような修行場で、
アバンは空を斬るための修行を自らに課すのだが…?

勇者のレベルアップのために魔法使いの故郷に来て、
魔法使いがボコられるという展開が本家ダイの大冒険そのまんまでしたね。
物語の展開まで含めて本家を彷彿とさせるものがありますが、
直接的に関わっているものもあります。
それがこれです。

凍れる時間の秘法。

古文書を頼りに研究を重ねてきた、
と言っていたのでアバンの実家に伝わる古文書かと思ってたんですが、
マトリフの師匠が持っていたんですね。

アバンが凍れる時間の秘法を使ったのは、
アバンストラッシュが未完成の時だったはずなので、
空裂斬を身に付ける前にハドラーとの決戦があると思ってたんですが…
空裂斬がキギロの核に当たらなかったことからまだ極められていないのか、
それともAタイプとBタイプの使い分けが出来ていないのか…
はたまた無刀陣を習得する前、という意味があるのかもしれませんね。

そして偽勇者たちとパーティーを組んでいたまぞっほ。

彼が若い頃にマトリフと兄弟弟子だったことは本家でも語られていましたが、
それがこのギュータの地だったということには納得です。
厳しい修行とおのれの本質を突きつけられ、
乗り越えられずにドロップアウトしてしまったんだなぁ…
これを乗り越えられるのが数十年後、極北の地というのは数奇な運命だと思いますよ。

それにしてもマトリフとカノンさんの話はなぁ…
悲しいけれど、最期に会えたのは幸せなのではないかな、とも思いますね…

:: 2022/7/14 木曜日::

■[漫画]大地を斬り、今、海を斬る…!「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王」3,4巻

アバンの次の目的地は海破斬の修行が出来る場所。
ダイたちとは違って目標となる技が見えてない状態なのに、
次に目指す技を掴めているあたりがとても天才なんですよね…
暗中模索の状況で要件定義が的確にできるのは天才以外の何者でもないですよ。

そんな状況の中でもエロを忘れないマトリフってばマジエロ親父ですね…!

あぶない水着とか、ドラクエシリーズでは必須級のアイテムですし!
それを躊躇無く着てしまうあたり、レイラってばデンジャラスですわー

もちろん元祖ドラクエへのリスペクトではありません。
本家ダイの大冒険へのリスペクトもしっかりあります。
アバンが海破斬を会得した時のポーズがダイと全く同じなんですよね。

こういった細かいところから、
ザボエラとザムザというわかりやすいところまで、
色々とダイの大冒険へのリスペクトが詰まっているからとても興奮するのですよ。

4巻ではアバンと戦いにハドラー自らがやってきてましたが、
確かにダイの大冒険でアバンがキルバーンに言ってましたもんね。
ハドラーはアバンとの戦いの最前線にやってきていた、と。
とはいえ戦場になったサババの港は可哀想でしかないのですが…
ダイの大冒険でもヒムとダイたちの戦場になっていたからなぁ…
そういう運命なのかもしれない…

そしてハドラーはハドラーなりに自らを強化していて、
それでもアバンに破れた結果としてバーンからの声を聞くことになるんですが…

ハドラーはこの時点では魔界のことは知っていても、
大魔王バーンのことは知らない、ということなんでしょうね。

魔界を知っていてもそれは表層に近いところでしかないのか、
それとも魔界が想像以上に広くて深いのかはわかりません。
まぁ、幽遊白書の朱雀たちが雷禅たちを知らなかったみたいなものかもしれない…

それはそうとレイラとロカですが、
もう少しラブコメするかと思いきや、案外さっくりとまとまりましたね。
二人の仲が深まるのは微笑ましいんだけど、
ロカはどこかの時点では亡くなってしまうのがわかっているからなぁ…
それが今からツラいです。

:: 2022/7/13 水曜日::

■[漫画]アバンとその仲間たち「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王」1,2巻

ダイの大冒険のスピンオフにして、勇者アバンの冒険譚。
TVアニメ版では4月にアバン復活とハドラーとの別れがありましたが、
二人の因縁の始まりがこのスピンオフには描かれているのです…!

原作が三条陸さんなので納得の「ダイの大冒険」みがありますし、
第一話が既に稲田浩司さんによって描かれてた話の焼き直しなだけあってすんなり入れます。

相棒の戦士ロカと旅立ったアバンがどのような足跡の残していくのかという、
冒険の旅が描かれているんですが、これが面白いのですよ。

ハドラーの部下にバルトスがいるのは納得でしたが、
ブラス爺ちゃんも四天王ヅラしているのには驚きましたね。
デルムリン島にいた理由も説明されててなるほど、と思いました。

アバンたちがまず向かった先がロモスというのに、
ダイたちとの師弟の因縁を感じますが、
ブロキーナ老師に師事しようと思ったという動機には納得です。

そしてロモスと言えば当然ロカの嫁さんとなるレイラが出てくるわけですが…

うーん、これは聖女…
女性に興味がないと言っていたロカが赤面しちゃうのも当然な可憐さです。

とはいえ意外だったのはレイラのもう一つの顔です。

うーん、エッチすぎる…
マァムの母親だと考えると納得のエッチさですね。
ただの優しい僧侶だと思ってたら火傷しそうな女性ですよ…!

更に2巻で仲間となるのはご存知大魔道士!

エロトラップに引っかかっていたところを助けてくれた上に、
気持ちの良い男っぷりを見せてくれたロカ。
彼を助ける為、一緒に戦ってくれることになった頼りになる男、マトリフ…!

てっきりマトリフはアバンとの仲が一番深いと思っていただけに、
ロカとの友情の深さには驚かされました。
でも、脳筋で単純だからこそ、ロカのことは気に入りそうだな、とも思いました。
愚直なバカはマトリフと正反対だからこそ気が合うのかもしれないなぁ…

それはそうとマトリフと会ったヨミカイン遺跡ですが、
伊予みかんのアナグラムですよね。
ということはパプニカの北西にありそうな気がします。

ダイの冒険では何故立ち寄らなかったのか謎でしたが、
まさか魔王軍との戦いで崩壊してたとはなぁ…
貴重な文化遺産を破壊するとは、やはりハドラーは許されざるよ。

アバンの大冒険はまだ始まったばかり。
大地斬を習得しただけなので、アバン流刀殺法の完成はこれからだ…!

:: 2022/4/9 土曜日::

■[漫画]ヒスタリオの思惑「冒険王ビィト」16巻

冒険王ビィト16巻冒険王ビィト16巻
出版社:集英社
原作者名:三条陸
作者名:稲田浩司
紙書籍通販:冒険王ビィト (16)
Kindle版まとめ買い:冒険王ビィト
DMM電子書籍:冒険王ビィト (16)

凶刃のヒスタリオとゾンビ化されたライオに瀕死にされ、
連れ去られてしまったビィト。
脱獄してきたキッスの加勢と翼の騎士の参戦もあり、
ビィト奪還を目前にするが、ヒスタリオ本拠地からの増援があって…

何故ビィトを倒すのではなく攫うのかわかりませんでしたが、
ライオとスレッドのことでわかりました。
ビィトも自分の手駒にしたかったんですね。

ヒスタリオ本人は弾除けだと言ってたけど、
自我を持ったまま、友情を抱くようにするとは、
ヒスタリオは寂しさを持っているのかもしれない…

とはいえ、流石にビィトを倒すのではなく攫って改造しようとするのは欲深すぎで、
嫁のポアラが間に合ったことで窮地に一生を得られるわけです。
そしてビィトが助けられるのを待つだけの男であるはずがない。

窮地だろうと前に進むことを諦めるはずがない。
そして、その行動がキッスたち仲間を呼び寄せるだけでなく、
スレッドの命をも救うことになるとか激アツですね!

スレッドが復活して一緒に戦うことになることで、
ライオの洗脳解除の可能性も出てきたと思うんだけど、
わりと複雑な術式だからどうなるのか心配ではあります。
ハラハラしながら17巻を待つことになりますね…!

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