■[ラノベ]決戦! 大祓!「ほうかご百物語」8巻
ほうかご百物語〈8〉 (電撃文庫)
著者/訳者:峰守 ひろかず
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-06-10 )
文庫 ( 313 ページ )
作者twitter:峰守ひろかず (Minemori_H) on Twitter
絵師サイト:INFINITY DRIVE
絵師twitter:京極しん (shin_kyogoku) on Twitter
出てから半年くらい経っちゃいましたが今更感想カキカキ。
クライマックスだし9巻で終わりなのが判ってたから、
どうせなら一緒に書きたいなー、と思ってたらずるずる延びちゃった次第。
旬とか関係ないオールタイムな面白さだから大丈夫大丈夫。
イタチさんのおへそやいつの間にか春が来てた滝沢さんの話もありますが、
やはり今回のメインは今まで長々と伏線が張られていた妖怪一掃イベントの大祓です。
いや、イタチさんのおへそはかなり重要なのは確かなんですが、
比重的にやっぱり大祓かな、と。
予想通り巫女の血筋の新井輝(notテル)を媒介に顕現した所謂神様が、
妖怪を一掃する大祓が始まるんだけど、予言された現象だろうとすんなり受け入れる訳もなく、
ニコやガレーに八雲ちゃんたち半世紀カップルも参戦した文字通り総力戦に!
一応バトル展開なのに何故かやたらほのぼのとした雰囲気が抜けきらずに、
緊張感が微妙に足りないのが何ともこの作品らしいです。(笑
ラストは新井さんが恋する女の子の精一杯の勇気で押し切っちゃってハッピーエンドでしたが、
いやはやそうなるとは思ってましたが実際そうなってみると本当に微笑ましいですね。
それにしても人間と妖怪の垣根を軽く越えまくる面々ですなぁ。
頼もしい限りです。(笑
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