■[漫画]くじびきでアンバランス「げんしけん 二代目の十」19巻
げんしけん 二代目の十(19) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:木尾 士目
出版社:講談社( 2015-12-22 )
Kindle版:げんしけん (19)
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クッチーの卒業旅行兼斑目のハーレム旅行なわけですが…
ここにきて波戸くんとのフラグがビンビンに立ちまくっており、
まるで漫画のようなイベントも起こって股間もビンビンに!?
この作品は漫画であり、作中でも漫画好きが集まっており、
そして漫画のような展開があるんですが、
時に凄くリアリティをもって読者に訴えかけてくるものがあります。
それは恵子の現実的な告白に対する斑目の反応を見て悟る恵子だったり、
アンジェラの肉体的アプローチに対する斑目の視線の先を見て悟るアンジェラだったり、
どうしようもなく現実を感じさせてくれるんですよね。
波戸くんという現実ではあり得ないクオリティの男の娘がいるけれど、
今回の舞台は日光東照宮という明確すぎるリアルがそこにあるわけですよ。
現実と非現実が交錯するからこそのリアリティが生まれていると言いましょうか。
これこそがげんしけんの魅力の一つなのかなぁ、と今更ながらに思ったりします。
しかし作中では長い間出てこなかったくじアンの要素がここにきて出てくるとは…
描き下ろし漫画によると吉武さんはくじアンを知らなかったみたいだけど、
くじアンは笹原や斑目の共通言語でしたからね。
このシリーズのクライマックスだと思わされますよ。
それにしても…
本当にこのルートで行くんだろうか…
早まるな斑目!
スーはこれからおっぱいも大きくなるんだぞ…!
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