本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2023/2/6 月曜日::

■[漫画]フレイヤの神威「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeフレイヤ」3巻

隣国ワルサが招き入れたラシャプ・ファミリアにより蹂躙されるシャルザード。
隠し砦で雌伏の時を待っていたアリィの腹心ダグラスを討たれただけでなく、
身を潜めていた可能性があるというだけでリオードの街も襲われて、
奴隷から助けてくれたフレイヤ様を慕っていた子供たちすら殺されてしまい…

うーん、フレイヤ様のお怒りが半端ないですね。
美の女神の本気の魅了によって傀儡と化し、自死する者たちを見ても、
ざまぁ、という感情よりも先に恐怖が先に来てしまいます。
確かにこれは反則だよね…

しかしオラリオで最も強いファミリアの協力は欲しいから、
願い出るアリィの気持ちもわかるけど、フレイヤ様は慈悲深い女神じゃないですからね。
自らその魂の輝きを見せないと力を貸してくれないのです。
めんどくさいですね!
でも、そこがフレイヤ様らしいと思います。

何だかんだで協力してくれるフレイヤ・ファミリアだけど、
知将のヘディンが打ち出した策が…

フレイヤ・ファミリアの幹部8人による8万人の虐殺という雑すぎるプラン…!
でも、文字通り万夫不当だから出来ちゃうのがこの世界の恐ろしいところです。
それにベルくんと違って甘っちょろいことは言いませんからね。
ヤルなら確殺です。
いやはや恐ろしい…

恐らく次の4巻で一区切りが付くと思います。
大軍を描くのは大変だろうけど頑張ってほしいですね…!

:: 2023/2/5 日曜日::

■[漫画]自由奔放で純真無垢で残忍酷薄な女神様「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeフレイヤ」2巻

伴侶を求めてオラリオを出て砂漠へと赴いたフレイヤ様が出会ったのは、
奴隷に身を落として逃れてきたシャルザードの王子、もとい王女のアリィ。
彼女に興味を持ったフレイヤ様はアリィと行動を共にすることにして、
ワルサに蹂躙されたシャルザードの隠し砦までの旅に同伴することになるんだけど…

アリィとのお買い物デートを楽しむフレイヤ様がとてもお可愛いですね。

傲岸不遜なところもあるけれど、
純真無垢な乙女のような可愛らしさもあったり、
フレイヤ様の多面性には驚かされるばかりです。

特にオアシスでの全裸での沐浴姿は、
エロさと美しさ、そして可憐さがあって見蕩れてしまいますね。
カラー口絵にもありましたが、
とても魅力に溢れていると思います。

そんなフレイヤ様に魅了しておきながら、
最後にその残虐なところの片鱗を見せて終わるとは…
中々にエグい落差が感じられますよね。
ただの可愛いだけの女神様じゃないんだよ…

それと表紙カバー下のイラスト…
ヘスティア様の衣装を着たアリィはボリューム不足でしたね…w
これはこれで可愛らしいですけども。
フレイヤ様の「控え目ねぇ」という言葉の選び方がとてもフレイヤ様らしいと思いましたw

:: 2023/2/4 土曜日::

■[漫画]女神 meets 伴侶?「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeフレイヤ」1巻

ダンまち18巻で大暴れするフレイヤ・ファミリアですが、
彼らのことを知るにはこのファミリアクロニクル episodeフレイヤシリーズは必読です。
リュー外伝を描かれた桃山ひなせさんなのでクオリティー的に安心ですし、
とても納得の出来になっています。

この物語はフレイヤ様がベルくんと出会う前、
伴侶を捜し求めて煩悶としていたフレイヤ様が自由奔放に動き出すところから始まります。

オラリオ内で騒動を起こしたら怒られるから、
オラリオの外、カイオス砂漠に出かけたフレイヤ様。
もちろん過保護な眷属たちが放っておくはずがなく、
陰ながら守ることになるんだけど、フレイヤ様はそんなことを気にしない。
どこまでも豪快に、自由に、傲慢に、奔放に下界を謳歌するのです。

そんな中で出会ったのは奴隷の少女。

他の奴隷たちとは違い、死んだ目をしていない。
美の女神の魅了に抗う姿勢を見せた少女、アリィ。
彼女に興味を示したフレイヤ様が色々とやんちゃをし始めるところまでがこの1巻に収録されています。

それにしてもフレイヤ様は本当に美の女神ですね。
特に大胆に見せるおっぱいが蠱惑的で視線が吸い込まれまくりでした。
これはオッタルたちが魅了されるもの仕方ないな…
あと、オッタルはやはり脳筋という扱いなんですね。
まぁ、むべなるかな…w

:: 2022/9/13 火曜日::

■[漫画]朴念仁と食いしん坊「エリスの聖杯」7巻

エリスの聖杯7巻エリスの聖杯7巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:常磐くじら
原作者サイト:常磐くじら
作者名:桃山ひなせ
作者twitter:桃山ひなせさん(@mokibidango) / Twitter
紙書籍通販:エリスの聖杯 (7)
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DMM電子書籍:エリスの聖杯 (7)

コニーはランドルフ卿と婚約しているから、
閣下という呼び名はおかしい、と指摘されたので、
考えに考え抜いて、最大限の勇気で出てきた呼び名が…

コニーは本当に可愛いなぁ。
こんなに可愛いコニーを目の前で見て何も動じないとか、
ランドルフ卿は少し朴念仁がすぎると思うの。

オブライエン家に訪ねた時も、
ルチアちゃんとアビゲイルさんの関係が気になっている時の表情も、
スカーレットじゃなくても考えていることがわかるくらいに色々と明け透けなんだけど、
そこがコニーの魅力だと思うのです。

そんなコニーがお洒落をしてランドルフ卿とデートをする様子はとても可愛らしいものでした。
スカーレットに見立てて貰っても色々と気になってソワソワしちゃうところとか、
まるで恋する乙女みたいでめっちゃキュンキュンするじゃないですか。
それなのに無神経にも前妻の話をしてコニーを暗鬱とした表情にしちゃうとか、
ランドルフ卿は本当に罪深い朴念仁だな! と憤慨したものです。

まぁ、その直後に食べ物を与えて幸せそうにする場面を読めば、
とてもコニーは食いしん坊で単純だな、と呆れちゃいましたけどね…w

ケイトと友達になった経緯から察することができるけど、
コニーってばかなりの食いしん坊さんですからね。

でも、こういったところもコニーの魅力だと思うのです。
原作読んでいた時も可愛いと思っていましたが、
コミカライズでこのように愛らしく表現されたら更に惚れ直しましたw

次巻ではコニーよりもスカーレットの見せ場が増えそうな気配です。
それはそれで楽しみです。

:: 2022/3/22 火曜日::

■[漫画]一番の親友「エリスの聖杯」6巻

エリスの聖杯6巻エリスの聖杯6巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:常磐くじら
原作者サイト:常磐くじら
作者名:桃山ひなせ
作者twitter:桃山ひなせさん(@mokibidango) / Twitter
紙書籍通販:エリスの聖杯 (6)
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コニーを狙った悪漢たちに人質として攫われてしまったケイト。
大切な親友だからこそ傷付けてまで遠ざけたのに、
結局巻き込んでしまって心を痛めるコニー…
何とかケイトを助けようと奔走するも上手くいかなくて…

ケイトが回想するコニーとの出会いですが、心が温まりますね…

大好きな母親と一緒に作ったクッキーを幼い悪意で踏みにじられるという、
普通はトラウマとなりそうな事件なのに、
コニーが天然で助けてくれたお陰で良い思い出となったのには救われます。

それにしてもパメラは子供の頃からパメラなんですね。
幼いながらも底意地の悪さが滲み出すぎる悪女。
これから数年後、より上位の悪女なスカーレットに踏みにじられたのは、
やはり自業自得なんだな、と感じ入る次第です。

それにしても桃山ひなせさんは表情で魅せるのがべらぼうに上手いため、
一番の親友であるケイトが奪われそうになっているコニーを見ていると、
その悲痛さがメチャクチャ伝わってきてしまい、
とても心が痛くてたまらなかったです…

逆にスカーレットが悪漢どもを手玉に取った時にはスカッとしましたし、
スカーレットの兄マキシミリアンが娘にレティシアと名付け、
その意図が伝わった時のスカーレットの表情にはとても感動しました。

あのスカーレットが今にも泣いてしまうのではないかと思うほどに心を揺さぶられてて、
それが伝わってくるのがとても良かったです。

それとおまけ漫画のケイトとコニーの子供時代の話はとても良かったです。
コニーのドジっ娘なところを微笑ましいものにしてしまうケイトの包容力に、
二人の関係が感じられましたね。
コニーにとって、スカーレットとは別の意味での親友だというのがわかるし、
ずっと親友で居て欲しくなります。

次回はコニーとランドルフ閣下の話がメインになるのかな?
多少はラブコメしてくれると思うので楽しみです。

:: 2021/9/19 日曜日::

■[漫画]大切だからこそ言えないこと「エリスの聖杯」5巻

エリスの聖杯5巻エリスの聖杯5巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:常磐くじら
原作者サイト:常磐くじら
作者名:桃山ひなせ
作者twitter:桃山ひなせさん(@mokibidango) / Twitter
紙書籍通販:エリスの聖杯 (5)
Kindle版まとめ買い:エリスの聖杯
DMM電子書籍:エリスの聖杯 (5)

辛くも「口なき貴婦人たちの茶会」から無事帰宅できたコニーだったが、
メイフラワー社の記者アメリア・ホップスに絡まれ、
憶測だけのこたつ記事を書かれて面倒な団体に抗議されてと、
踏んだり蹴ったりになったんだけど、旧友のケイトに助けられて…

この5巻で丁度原作1巻のラストまで描ききりましたので、
恐らく全15巻くらいになりそうですね。
とても丁寧にコミカライズされているので、読み応えがあるので、
じっくりとっぷりと楽しみたい所存です。

コニーとスカーレットのコンビの絆は強固になってきて、
二人の連係プレイもかなり堂に入ってきたように思えます。
何というか、お互いへの信頼がとても感じられるんですよね…

元々がピュアなコニーだけど、
ここまで気の抜けた笑顔を見せるとか、スカーレットは信頼されまくりですよ。

ただ、その反動というか…
逆に旧友のケイトには危険だから説明できないことが多くなり、
友情に亀裂が入りそうになっているのは切ないし、ツラいです。

お互いのことを大切に思っているからこそ、わかり合えない。
わかり合ってしまったら、それは危険なことに巻き込んでしまうから、
心で泣いて突き放したというのに…
ラストの展開は原作を読んでた時も胸を痛めましたけど、
コミカライズではケイトの表情を見たこともあり、
より胸を締め付けられるようなツラさがありました。

物語としてはコニーとスカーレットの活躍もあり、
大国ファリスから来た要人の失踪事件も掴んで、
徐々に事件の輪郭がわかってきましたけれど、まだまだ朧気ですからね。
この輪郭がハッキリわかるのは物語も後半に入ってからなので、
コミカライズを読んでいる人はじっくりとお待ち下さい。
面白いのは保証しますので。

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