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:: 2022/10/20 木曜日::

■[漫画]穢れた偶像「【推しの子】」9巻

【推しの子】9巻【推しの子】9巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
紙書籍通販:【推しの子】 (9)
Kindle版まとめ買い:【推しの子】
DMM電子書籍:【推しの子】 (9)

最愛の母と初恋の先生を実父に殺されたと知ってしまったルビー
完成したMVとMEMちょの内助の功で着実にステップアップするB小町だけど、
アクアが正式にあかねと付き合うことになり有馬かなは失恋し、
ルビーとは違った暗い瞳をするようになってしまったのだった…!

私も有馬かなが言う通り、てっきりアクアが誠実だから距離を取ったのかと思ってたけど、
MEMちょに内心を吐露したように、アクアにはアイドルとの恋愛スキャンダルに対して、
とても巨大なトラウマがあったんですよね…

ということは有馬かながアイドルである限り、
アクアと付き合うことが出来ないわけで…
彼女をB小町に誘ったのは本当に罪深いんだな、と思う次第です…
うーん、残酷すぎる…

そしてルビーちゃんは壱護元社長に知恵を借りて、
業界の中へ食い込もうと動き始めたわけですが、
中々にエグいことをやろうとしていて、
純真だったルビーちゃんをこんな風にするだなんて、
本当に実父へのヘイトが溜まりますよ。

目的のためなら友達も利用するとか、以前のルビーちゃんなら考えられなかったわけで…
もちろん、友達への利益もちゃんと誘導しているし、
殆どの人は不幸にならないように立ち回ってるんだけど、
それでも人を操るという手腕を見せつけちゃってるのがね…

ルビーたちの実父も悪質なファンを誘導して二人殺させてるわけで…
そう考えると、実父に似ているともとれるわけで…
とても悲しい気持ちになりますね…

次の10巻ではルビーちゃんの企みの全貌が明かされるわけですが、
純真なルビーちゃんのことが好きなファンにはちょっとショックかもしれませんね。
心してお待ち下さい…!

:: 2022/6/18 土曜日::

■[漫画]祝! アニメ化決定!「【推しの子】」8巻

【推しの子】8巻【推しの子】8巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
紙書籍通販:【推しの子】 (8)
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DMM電子書籍:【推しの子】 (8)

推しの子、アニメ化決定でめでたい!
面白いから当然だよね!
でも、どこまでやるんだろう…?
キリが良いのはこの8巻だけど、わりと絶望感半端ないからなぁ…

さて、2.5次元編が終わり、アクアの復讐も心の中で一区切りが付いたんだけど、
概要を聞いたあかねはすぐに抜け穴に気付いてしまうんですよね…

7巻の感想で書いたけど、スケープゴートの可能性にすぐに思い至るとか、
流石は偏差値がとても高い良家の子女ですよ。
アクアも自分のことじゃなければすぐに気付けたんでしょうけども…

しかし、今回意外だったのはルビーですね…
てっきり綺麗なまま、アイドルだった母への憧憬を昇華して売れていくものだと思っていたのですが、
まさか彼女が持っていた儚い希望を絶望で塗りつぶす展開になるとは…!

堕天したアイドルって感じで、とてもゾクゾクきちゃいましたね…

アクアが解脱したと思ったら、ルビーが復讐の輪廻に囚われるとは…
鍵を握るオカルトチックな幼女の存在も気になるところですが、
あかねも鍵を握りそうな気がするんですよね…
何となく、そんな予感がします。

それにしても重曹ちゃんこと有馬かなは純粋に恋してて可愛いなぁ…
デートするだけであれだけドギマギするとか青春ですよ、青春…!
それだけに失恋しちゃったのは可哀想なんだけどね…

このピュアなアイドル役はルビーじゃなくて有馬かなが担うことになるのかな?
どちらにしろ色々と板挟みになりそうなMEMちょは大変だろうな、と思います。
唯一の成人メンバーだから、頼りにしてるぞMEMちょ…!
胃痛には気を付けてね!

:: 2022/2/21 月曜日::

■[漫画]才能の連鎖反応「【推しの子】」7巻

【推しの子】7巻【推しの子】7巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
紙書籍通販:【推しの子】 (7)
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DMM電子書籍:【推しの子】 (7)

2.5次元編クライマックス!

有馬かなにかつての演技を取り戻して貰いたいあかねだけど、
生き残るために長年染みついたものは抜けない有馬。
しかしアクアが支えることによって、
かつてのスター性を取り戻すのだった…!

あかねが覚醒し、連鎖的に有馬が覚醒した時点で面白かったけれど、
更にあかねの名演がアクアが抑制していた感情演技を爆発させたのには驚きましたね…
直前で描かれた子供時代の「そうあってほしかった過去」もあって、
アクアの心情が痛いほどに伝わってきて切なさで胸が張り裂けそうでした…

それだけにこのまま復讐を忘れて普通の高校生をやって欲しくはあるんだけど、
同じ父親を持つことが確定した姫川の父親が死んだのって今から15年前なんですよね…

20歳の姫川が5歳の時だから15年前。
アクアはアイが16歳の時産み20歳で死んだから当時4歳。
アクアが今16歳だからアイの事件は12年前。
つまり、15年前に死んだ姫川の父親が事件を画策できるはずがないので、
死んだ姫川の父親は真の父親のスケープゴートだった可能性が高いんですよ。

それにアクアがどこかの時点で気付くんだろうなぁ…
まだまだ地獄は終わってないですよ…!

そしてアクアの地獄と言えば有馬かなと黒川あかねのどちらを選ぶのか問題ですが、
これはこれで地獄ですね!
あかねの方が負けそうな気配が濃厚だけど、
あかねの方がアクアのことを理解して支えてくれそうではあるんだよなぁ…
うーん、どう転ぶんだろう…
わからん…! 気になる…!

:: 2021/11/25 木曜日::

■[漫画]バチバチなヒロインたち「【推しの子】」6巻

【推しの子】6巻【推しの子】6巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
紙書籍通販:【推しの子】 (6)
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DMM電子書籍:【推しの子】 (6)

2.5次元の舞台で共演することになったアクア、あかね、有馬かな。
アクアの的確な後押しの甲斐もあって脚本問題も解消されたんだけど、
出来上がった脚本は役者の感情演技に全投げの無茶振り内容だった!
アイの殺害現場に居合わせたトラウマから感情演技が苦手なアクアは、はたして…!?

あかねちゃん、辿り着いちゃったかー

確かに演技のためにプロファイリングを重視するあかねちゃんですし、
以前アイのことを詳細に調べていたことから、
わずかなヒントから真相に至る可能性を考えてはいましたが、
かなり早い段階である程度察しちゃいましたね。

あかねちゃんはアクア並みに勉強が出来るし、
料理も上手いし、秘密の事情も察してるし、
共犯者になってあげるくらいに愛情が重たいし…
これは有馬かなちゃんとしては厳しいライバルですよ!
まぁ、口喧嘩ではどうしてもあかねちゃんの方が劣勢だけどね!

二人の因縁も語られていたけれど、
あかねちゃんは人の気持ちを考えるのが得意なだけあって、
有馬かなちゃんの気持ちもしっかりと理解できてるんだけど、
それでも、長年染みついた演技のクセみたいなのは抜けないみたいで…
そこを解放しちゃうのはやっぱりアクアなんですよね…
そこは次巻を待つか、今週のジャンプ+を読みましょう。

それと今回の舞台で唯一のヘタクソ役者のメルトくんですが、
彼も結構頑張ってましたね。
見た目という才能だけで何とかなってしまっていたため、
何でも適当にやってしまって、やらかしてしまった過去は拭えないけれど、
彼は彼なりに後悔と反省をして、そこから努力を積み重ねようとしている姿勢は評価したいですね。

あとはアクアだけど…
どうやってトラウマを乗り越えるのかな…?
気になってヤキモキが止まらないです。

:: 2021/8/23 月曜日::

■[漫画]2.5次元の困難「【推しの子】」5巻

【推しの子】5巻【推しの子】5巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
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DMM電子書籍:【推しの子】 (5)

ルビーのB小町アイドル編は重曹ちゃんこと有馬かなの活躍もあって一区切りが付いたけれど、
この5巻ではアクアがメインの2.5次元編が開幕です。

2.5次元の舞台はテニミュでその存在を知り、
一つの有力なコンテンツに育っているのは聞いてはいましたが、
一度も体験したことがなかったのでどんなのか知らなかったので色々と新鮮でしたね。
ステージアラウンドとか、そんなのあるんだ…

これは設備がある都市部でしか体験できないコンテンツだなぁ…
そして、体験したらハマるんだろうなぁ、と思います。
弱ペダの2.5次元を体験した腐女子の知り合いもいたけど、なるほど、こういうのだったのか…

それはそれとして舞台化もメディアミックスの一つであり、
メディアミックスと言えば原作者トラブルですよね!
うん、SHIROBAKOとかで散々見たし、Twitterでも過去のアレコレの苦情をよく見る!

変な話、元凶になる悪役がいなくても発生しうるものなんですよね。
ディスコミュニケーションを解消するのは容易ではないんだけど、
良い意味で外部であるアクアがひと押しすることで、
絡まっていた糸がほぐれて、解決に導かれるのは気持ちよかったですね。
まぁ、その結果としてアクアにしわ寄せが行くのは可哀想でしたけども…

というか、感情演技ができないアクアに感情演技を求める脚本になるとかマジ悲惨…
そして、感情演技のコツを教える重曹ちゃん、盛大に地雷を踏み抜いちゃいましたね…

うーん、知らなかったとはいえ、これは超特大地雷…
フラグが立っていた重曹ちゃんも、これはヤバいですよ。
あかねに乗り換えられちゃう可能性もありますよ!

うーん、予想以上に難航しそうな2.5次元編だけど、どうなるんでしょうね…
重曹ちゃんがアクアの真実を知った時に、どういったリアクションをするのかも心配です。

:: 2021/5/21 金曜日::

■[漫画]もう一人の推しの子「【推しの子】」4巻

【推しの子】4巻【推しの子】4巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
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DMM電子書籍:【推しの子】 (4)

恋愛リアリティーショー「今ガチ」でアイを模倣して見せた黒川あかね。
言動だけでなく、内面的な心理すらもプロファイリングして当てて見たあかねを、
アイの死の真相を求めるアクアは逃すはずもなく、
打算から恋人関係を演じることになるんだけど、
それをTV越しに見たアクアに恋する有馬かなは…

とても荒んでしまったのであった…

いやー、この4巻は有馬かな回でしたね!
重曹ちゃん、やっぱり可愛いです!

もちろんMEMちょも良かったです。
まさか「今ガチ」のメンバーから新生「B小町」のアイドルになるとは思わなかったし、
アイドルに憧れるも、なれなかった過去があるなんて知りませんでしたが、
アイドルになれるルートに乗れて良かったですね。
アクアに提示された時の乙女顔、かなり良かったですよ。

そしてルビーも良かったよなぁ。
アイに憧れ、アイの遺伝子を受け継ぎ、純粋にアイドルを目指してきた、アイドルの申し子。

その笑顔は、アイドルというものを知っている者ほど魅了し、
どこまでも純粋だからこそ、停滞している人間には毒となる。
アイドルの美しい面だけを切り出したような、どこまでもピュアなんですよね。

そう考えると重曹ちゃんは酸いも甘いも噛み分けすぎたアイドルなんだけど、
だからこそ魅力的というか。
初登場の時はまさかここまで重要な子になるとは思わなかったなぁ…
MEMちょに語ってたけど、あれは普通に初恋の思い出ですよ。
言ってる本人、全然自覚がないし気付いてないけど。

ぴえヨンに好感持ってたのも中身がアクアだったと知った時の重曹ちゃんとか最高に可愛かったし、
あかねとの関係が仕事のものだと知った時の浮かれ具合もニヤニヤしちゃうくらいに可愛かったです。

まぁ、あんだけあからさまだったらMEMちょも気付くよなぁ…
これ、他の人にも気付かれそうなんだけど…
アイドル的に大丈夫なんだろうか…w

そして次回から2.5次元編ですが、
まさかここで黒川あかね vs 有馬かなが勃発するとは…
演劇上のコトとはいえ恋敵になるわけだけど、
実際に恋敵だからなぁ…
あかねの方は気付いてないけど、その内気付くことになるだろうし…
はたしてどうなるのか…!?
めっちゃ気になります!

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