本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2018/8/12 日曜日::

■[ラノベ]これまでと、これから「フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記」4巻

突如タカヒロの前に現われた幼馴染みのれんちゃん。
かつてフリーライフの一員であり、一緒に地球世界から飛ばされてきた面子が、
何故今目の前にいるのか…?
そんな謎を孕みつつ、タカヒロがこの世界にやってきた頃からの過去編が語られます。

今回は第一部ラストということもありちょっとシリアス要素多めですね。
それでも飄々というか軽いテイストはちゃんとあるので、
読んでて重いという感じがしないのがこの作品の良い所です。
緊迫した戦闘の後にキャバクラ行ったりしますからね!
ちょっとお色気要素があるのもアリかな! と思いますよ、ええ。

タカヒロだけがこの世界に残った理由とかはツラいものがありますが、
現在のタカヒロがそれなりに楽しそうに生きているのを知っているだけに、
それほど悲壮感を感じることがなかったのは良いですね。
その後に出てくるユミエルに癒されるというのもありますが。

しかし髪がロングだった時代のユミエルもこれはこれで…
表紙のユミエルとか料理の仕方も全然わからない感じが出ていて、
この頃にしか出せない可愛さがあって良いと思う訳ですよ。
いや、別にロリコン的な意味ではなくて。

さて、次の第二部ではまた元のノリに戻ります。
エピローグでちょっと不穏な雰囲気を出していますが、
懸命な読者ならヒロインが追加されるフラグだとわかると思いますので、
そういった意味では期待できるかと思います。
うーん、かにビームさん、あの子をどんなデザインにしてくれるんだろう…
楽しみだなぁ。

:: 2018/3/4 日曜日::

■[ラノベ]惚れ惚れられ「フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記」3巻

フリーライフも3冊目。
週休二日になったけどタカヒロは相変わらず忙しそうな気がします。
まぁ、厄介なヒロインたちに気に入られちゃってるからね。
モテ男だから仕方ない。

ヒロインたちの中で一番正統派なのはカオルだと思うんですよね。
正統派というか普通というか、他が濃すぎるというか。
普通に恋する女の子してるのが可愛いというか。
こう、癒やしになっているよね。
待ち合わせでドキドキで、間違えてハラハラとか、
最高に可愛いじゃないですか。
まぁ、タカヒロ争奪戦に勝てるかといえば不安しかないんだけど。

今回は惚れ薬ならぬ惚れられ薬というベタなアイテムが出ましたけど、
アプローチにもそれぞれの個性が出てて面白いですね。
ひたすら舐めてくるクルミアは大人なのか子供なのか…
いや、子供なんだろうけど体は大人で行動も捉えようによっては大人という…
うん、我ながらちょっとダメな大人になったなぁ、と思いました。

さて、次巻で第一部が完になりますね。
Web版の時は割りとダラダラ続いてた気がするんですが、
書籍版だとやはりそこら辺はテンポ良く展開している感じですね。
カオルのお祖父さんの里帰り編とか好きなので、
早くそこまで読みたいものであります。

:: 2017/11/4 土曜日::

■[ラノベ]働きたくないでござる…!「フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記」2巻

プレイしていたネトゲと酷似した世界に飛ばされて3年。
今では王都グランフェリアで何でも屋を営みつつ自堕落に生きたいタカヒロが、
メイドのユミエルに尻を叩かれつつ働く日常モノの2巻目です!

1巻で顔見せが終わったからと、早速の日常編です。
神剣を持つ王子様が出てきたり、年越しイベントをやったりしてますが、
それらもひっくるめて日常編であります。

今回一番好きなエピソードはやはり孤児院でのお世話編でしょうか。
気がつけば毛玉さんは子供の愛らしさを書くのがとても上手いと思うんですよね。
タカヒロに群がる子供たちの何と愛らしいことよ…
特にトカゲっ子のリラードの洗顔シーンとか超可愛いと思うんですよね。
うーん、ずっとお世話したい。

あと、書籍化でだいぶ変わったのはユミエルの印象でしょうか。
かにビームさんの愛らしい挿し絵の影響も大きいのでしょうが、
だいぶマイルドになったように思えますね。
これくらいの塩梅が丁度良い気がします。

ちなみにWeb原作は本編完結しましたが、後日談編も始まってます。
こっちも面白いですけど…
ゲイリー・ベイン編はちょっと下品すぎるから、
書籍化は難しいんじゃないかな、と思いますね…(笑

:: 2017/8/5 土曜日::

■[ラノベ]待望の再書籍化!「フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記」1巻

元々は「小説家になろう」ではかなり好評を得ていた作品なんですよね。
「ダンまち」や「このすば」が書籍化された頃に一度書籍化されたんですが、
よりによってレーベルが悪名高き林檎プロモーションのフリーダムノベルで…
正直、ファンとしても買うのを躊躇うような酷い書籍化で…
Web原作も終盤で止まってしまって完結を絶望視していたんですが、
何をどうしたのか角川スニーカー文庫が作者を拾い上げて別作品でデビューさせ、
この度「フリーライフ」を角川スニーカー文庫から再文庫化してくれた次第になります。
いやー、「このすば」といい最近の角川スニーカー文庫ってばやるじゃん!

Another World Onlineというネトゲをしていたタカヒロがある日唐突にゲームと同じ世界観に転移して、
何だかんだでして3年経った頃には王都グランフェリアで何でも屋フリーライフを構え、
愛想なし容赦なし勤労精神溢れるメイドのユミエルに尻を叩かれながら、
できるだけ自堕落に、ちょっとだけお節介にのんびり生きていく…
という、そんな日常系の物語です。

Web版からかなり改稿されているはずなんですけど、
それでもあまりWeb版から印象が変わっていないのが凄いですね。
Web媒体だと一巻の区切りとか考えずにそれこそ自分の自由なペースで連載できるけど、
文庫媒体だときちんとまとめないといけませんからね。
ちゃんとレギュラーヒロイン全員のエピソードを入れつつ、
それぞれのキャラクターが把握しやすく、魅力にも溢れるという、
そんな1巻になってて素晴らしいと思います。

ちなみにヒロインの中で好きなのはカオルとクルミアですね。
カオルは由緒正しき報われない幼馴染み系ヒロイン属性がするというか。
いや、全然幼馴染みじゃないんだけど、雰囲気的にね。
そしてクルミアは9歳の幼女的な天真爛漫さが可愛いんですよね。
身体はもうバインバインで全然幼女じゃないんだけども。

昨今はWeb小説の書籍化も打ち切りとかあって世知辛いですが、
どうやらフリーライフは重版もしたりと順調っぽいのでこのまま完結まで出して欲しいですね。
あわよくばアニメ化とか…!
できればそこまでいって欲しいなぁ。

:: 2016/12/18 日曜日::

■[ラノベ]魔王がモテないのはどう考えてもお前が悪い「勇者一行ぶらり旅」3巻

虎太郎たちが次にやってきたのは結婚の聖地で有名な南の島ブライダル!
幸せいっぱい新婚さんばかりの島々で恐れられる魔王の正体は未婚王オクタン!
神速の逃げ足を持つ三百年間喪女にして処女というタコの化け物を倒すため、
虎太郎たちはおとり捜査をすることになるんだけど…

喪女をこじらせすぎると魔王になるのか、魔王だから喪女をこじらせたのか…
そんな鶏と卵問題が頭をよぎりましたが、まぁ、結局は性格… かなぁ…
こうなってはおしまいだと思いつつも未婚の私は笑い飛ばせないでいます。
良いもん、一生独身でも漫画とラノベがあれば良いもん…

まぁ、それはそれとして今までで一番ラブコメでしたね。
まさか新ヒロインが出て来るとは思いませんでしたけど、
大精霊メルティアは名前とは裏腹にヤンデレ風味とかマニアックな…
それでもリアとの正妻戦争には勝てなかったよ…
とはいえ、その後の割り切りっぷりには笑いましたけどね。
現代日本だと難しいけど異世界だと問題ないよね!

基本的にコメディ作品なのでラブ要素は薄めでしたが、
それでもリアは可愛くて萌えましたね。
まぁ、それ以上にかなり笑わされましたけど。(笑
それと今回は南の島ということで必然的に水着イベントがありましたが…
うん… モニカさんはおっぱい大きいよね、ホント。
バブみもあるし、ヒロイン力は割りと高いと思うんだ…!

:: 2016/5/10 火曜日::

■[ラノベ]賭博黙示録コタロー「勇者一行ぶらり旅」2巻

幼少の頃から数多の異世界を救ってきた召喚勇者ベテランの虎太郎。
今回300年ぶりに魔王が再来したアイリスガーデンに女神によって召喚されるも、
魔王がいるのに非常に牧歌的で平和だったために、
人生で初めてのぬるま湯にだらけにだらけてしまった…
それでも異世界で知り合った少女たちとともに魔王を退けるも、
実はこのアイリスガーデンには300年前の魔王の遺児が複数いるらしく…

美食の国フランセーズの次に訪れたのは新大陸ニューワールド。
荒野ばかりの大地で今度こそ過酷な試練が始まるかと思いきや、
そこに待っていたのは全ては賭け事で決まる享楽の街ゼノベガス。
街の支配者であるゼノスが魔王と判っていながらも、
賭け事で勝負をつけないといけないため虎太郎たちはギャンブルに手を出すが…

いやー、ギャンブルって怖いですよね!
私はドラクエ6のカジノで破産→リセットを何度もやって以来、
自分は賭け事に向いてないと気付いてのめり込んでいないのですが、
近年のソシャゲのガチャ問題を考えるとギャンブルの危険性はよくわかります。
しかも虎太郎たちは殺伐とした世界で生きてきたギャンブル初心者ですからね。
そりゃー、カモられるだろうと思ってましたよ!

しかしリリエルの導きの力にこんな利用法があったとは…
カジノでも無敗を誇れる脅威の力ですよね。
でもそれ以上の力を備えるゼノンも凄かったけど、
それすらも粉砕する虎太郎たちの経験と火力こそが一番の脅威でしたね。
戦闘は火力!

カジノにつきもののバニーガールもあったし、
サービスシーンもあったしで大変によろしいと思いました。
次の魔王も一筋縄ではいかないと思うけど、
虎太郎たちの火力で全て解決する気がしますね。
やはりレベルを上げて物理で殴るのが最適解だな…(笑

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